新型iPhoneでもGoogleアシスタント│便利な理由とおすすめ機能

  • 21.01.17
  • 本記事には広告が表示されます
  • ※本記事は21.01.17に作成された記事です。最新情報は公式ページをご確認ください。

待ちに待った新型iPhone(iPhone XS/iPhone XS Max)が発売されましたね。さらにこれから予約開始となるiPhone XRも楽しみなところです。iPhone XS/iPhone XS Maxに関しては実際にもう手にして使用している、なんて方もいらっしゃるのでは?

Neural Engineを搭載したA12 Bionicチップ更に進化したカメラ見る者を魅了するSuper Retina HDディスプレイと、革新的な新機能を搭載した新型iPhoneですが、ここでiPhoneユーザーにもう一つ嬉しいニュースが舞い込んできました。iPhone版Googleアシスタントが日本語に対応し、新型iPhoneでも利用できるようになったというものです。

そこで今回は新型iPhoneでもGoogleアシスタントが便利な理由とおすすめ機能を情報盛りだくさんでご紹介したいと思います!

auのiPhone15シリーズはこちら!
機種iPhone15iPhone15 PlusiPhone15 ProiPhone15 Pro Max
本体iPhone15のブルーiphone15plusiphone15proiphone15promax
価格70,392円~78,384円~89,880円~112,392円~
特徴iPhone15シリーズを
コスパで選ぶならこれ
低価格で大画面の
iPhoneならこれ
ハイスペックかつ
コンパクトならこれ
大画面でサクサク
使いたいならこれ
購入公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト

新型iPhoneでもGoogleアシスタントが使えるように


2018年9月24日、iPhone版Googleアシスタントが日本語に対応したというニュースが流れました。米国などでは既に試用が始まっていましたが、日本では7月にAndroid端末で対応したのみで、iPhone版のGoogleアシスタントは利用することが出来ませんでした。

そして今回、新型iPhoneの発売と時を同じくして日本語版に対応し、利用が可能となりました。これはぜひ新型iPhoneでも利用してみたいところ。

しかしここで1つ問題点があります。iPhoneにはもともとapple社のパーソナルアシスタント機能の「Siri」が備わっています。

ここでアプリをインストールすると、iPhoneの中で「Siri」「Googleアシスタント」が混在してしまうことになります。はたして一つの端末の中に2つのアシスタント機能が混在してしまっても問題はないのでしょうか?

そこで、GoogleアシスタントとSiriのそれぞれの特徴違いを見ていきながら検証してみたいと思います。

そもそもGoogleアシスタントとは?


画像引用元:Googleアシスタント
そもそも「Googleアシスタント」とは何かをおさらいしておきましょう。「Googleアシスタント」とは、「Ok,Google」のウェイクワード(特定の文言を発することで一定の機能が立ち上がる魔法の言葉)でおなじみのGoogle社が提供するパーソナルアシスタント機能のことです。Android端末であればホームボタン長押し、またはウェイクワードの呼びかけで利用することができます。

Googleアシスタントでできること


Googleアシスタントでは例えば以下のようなことができます。

  • 音声入力
  • Web検索と検索結果の読み上げ
  • スケジュールの確認
  • 電話をかける
  • Gメールを送信する

こうしてみるとSiriや他のアシスタント機能と出来ることは特別変わらないようです。

新型iPhoneでのGoogleアシスタントの利用方法

違いを見ていく前に、iPhone版Googleアシスタントの利用方法もおさらいしておきましょう。新型iPhoneでGoogleアシスタントを利用するにはApp StoreからGoogleアシスタントのアプリをインストールする必要があります。インストールは無料となっています。

また新型iPhoneだけでなく、従来のiPhoneでも利用ができるようになっています。App Storeで公開されている情報では、iOS10以上にアップデートされている端末であれば使用可能とのことでした。

GoogleアシスタントとSiriとの違いは?


「Siri」はApple社が提供しているパーソナルアシスタント機能です。ウェイクワードはおなじみの「Hey Siri」。従来のiPhoneであればホームボタン長押し、iPhoneXや新型iPhoneではウェイクワードの呼びかけで利用できます。

出来ることはGoogleアシスタントと同じく、Web検索タスクの管理アプリの起動などとなっています。

それではSiriとGoogleアシスタントの違いをまとめてみましたので見ていきましょう。

アカウント設定が必要かどうか


画像引用元:Google
Siriを利用するだけならApple IDの設定は必要ありません。ただし、Siriを経由してApp Storeでアプリをインストールしたりする場合は必要となってきます。

対して、GoogleアシスタントはGoogleアカウントの設定が必須となっています。

データの同期が必要かどうか

iPhone版Googleアシスタントはサードパーティ製アプリとなっています。サードパーティ製アプリとは、iPhoneに元から入っている電話やメールのアプリを「純正品」だとすると、「社外品」みたいなものです。

そのため「純正品」であるSiriと違い「社外品」のGoogleアシスタントは、iPhone内のアプリに保存してあるアドレス帳や写真、音楽にアクセスし利用することはできません。それらにアクセスして利用できるのは「純正品」であるSiriの特権となっています。

もしGoogleアシスタントでアドレス帳を使って電話をかけたり、メールを送りたいのであれば、あらかじめGoogleアカウント上に同期をしておく必要があります。

アプリのインストールが必要かどうか

SiriはiPhoneの機能としてOSに埋め込まれているため、アプリとしてインストールする必要はありません。対してGoogleアシスタントは前述したように、App Storeからのインストールが必要となっています。

SiriとGoogleアシスタント、混在しても大丈夫?


結論から言えば、「問題なし」と言えるでしょう。機能としてiPhone本体に埋め込まれているSiriとアプリをインストールして初めて利用できるGoogleアシスタントでは競合する心配はなさそうです。

新型iPhoneでGoogleアシスタントが便利な4つの理由


こうして見てみると、iPhoneでGoogleアシスタントを利用するには、アカウントの設定が必要だったり同期が必要だったりと一見面倒そうです。でもこれだけで「Googleアシスタントを利用しない!」と決めつけるのはもったいないです!

実はiPhoneでもGoogleアシスタントを利用するメリットはたくさんあります。それでは次にiPhoneでもGoogleアシスタントが便利な理由をいくつかご紹介しようと思います。

便利な理由①話しかけずに起動ができる


iPhoneからホームボタンが消えてからSiriの起動がすこし厄介になったと思いませんか?起動するためには「Hey Siri」と話しかけるか、(表示する設定にしていれば)画面上のホームボタンを操作して呼び出す方法の2択しかないからです。

電車の中や駅のホーム、公共施設などの人がたくさんいる場所で、「Hey Siri」と話しかけるのは躊躇われるのが本音だと思います。ホームボタンを操作して呼び出すにしても少々即効性に欠けてしまいます。

その点、Googleアシスタントの場合はウィジェットにアプリを配置することができるようになっています。iPhoneのウィジェット画面を表示させる方法はホーム画面を右にスライドするだけ。難しい操作は必要ありません。

ホーム画面を右にスライドしてウィジェットを表示→Googleアシスタントをタップ、の2ステップでアプリの起動ができるので、ややSiriより即効性があると言えるでしょう。またウェイクワードを必要としない分、声を出したくない・出してはいけないなどの場合はこれが意外と助かります。

さらにアプリ起動後の入力でも、声とキーボード入力の2パターンに対応しているため、場所やユーザーの状況などに関係なく、日常のどんなシーンでも活用できそうです。

便利な理由②音声入力精度が高い


音声入力で、はっきりと話したつもりなのに、まったく検討違いの単語に変換されたり、全然違う機能が立ち上がったり、正しく認識してくれなくてイライラしたことってありませんか?

その点、Googleアシスタントの音声入力は精度がとても高いです。例えば「Google Assistant」などのちょっとした英単語を、バリバリの日本語で発音して話しかけてみたとします。他の音声入力だと変換がうまくいかなかったり聞き返されたりしますが、Googleアシスタントはバリバリの日本語もちゃんと英単語として正しく変換してくれます。

便利な理由③ユーザーの求めている情報を表示してくれる


「Visual Snapshot」という機能で、ユーザーの欲しい情報を自動的にGoogleアシスタントが判断し、教えてくれるというものです。

例えばあなたは毎朝、カレンダーで予定を確認したり、天気を調べたりする習慣があったとします。この習慣をGoogleアシスタントは自動で学習し、次の日からあなたがGoogleアシスタントに尋ねなくても、自動的に情報を提示してくれるようになるというもの。

他にもあなたの位置情報を自動で検知、歩いているのか乗り物に乗っているのかなどを自動で判断し、目的地までの距離や到着時刻までも予想してくれます。

この「Visual Snapshot」という機能ですが、今後、他社のサービスともどんどん提携していくとGoogle社は発表しているので、これからもっと使える機能になっていきそうです。

便利な理由④スマートスピーカーと連動できる


昨年日本でも発売された「Google Home」。「Google Home」はGoogle社が提供しているスマートスピーカーのことで、Googleアシスタントを主動力として動作しています。

つまりあなたがiPhoneでGoogleアシスタントアプリを利用すれば利用するほど、Googleアシスタントはあなたの情報を記録し、その情報を「Google Home」とも共有します。

Apple社でもSiriを搭載したスマートスピーカー「Home Pod」は存在しますが、現在日本では発売されておらず、これからの発売日も未定となっています。iPhoneユーザーとしてはやはりApple製品を使用したいものですが、これは残念です。

今回、iPhone版Googleアシスタントが利用できるようになったことで、iPhoneユーザーのスマートスピーカーの選択肢が広がったんではないでしょうか。

Googleアシスタントのおすすめ機能5つ


便利な理由も分かってきたところで、実際にiPhoneでGoogleアシスタントを利用するときのおすすめ機能をご紹介したいと思います。これを見たらきっとあなたもiPhoneでGoogleアシスタントを利用したくなるはず。

ではいってみましょう!

おすすめ機能その1:音声入力でWeb検索


音声入力の精度の高さについては前述したとおりですが、実際かなり使える機能だと思います。CMでもご覧の通り、ちょっと難しい地名であっても正しく聞き取り、正確な単語に変換してくれます。

音声入力が正確だと、様々なシーンで役に立つのではないでしょうか?例えば、朝の忙しいときにちょっとした調べものをしたい、なんて場合にはキーボードの入力を省くことができるので時間短縮にもなります。英語のバンド名が分からないときは、Googleアシスタントに聞くだけで自動で変換してくれるので、スペルを予想しながら入力する…なんてこともしなくてよくなります。

自分でキーボード入力をするのが面倒なことでも、話しかけるだけで気軽に検索できるとなれば、使わない手はないと思います。

おすすめ機能その2:知りたいことを読み上げてもらう


キーボードでの入力を省いて時間短縮することができたら、今度は知りたい情報を読み上げてもらって作業を効率化させましょう。例えば「今日の天気を教えて」とGoogleアシスタントに聞いたとします。Googleアシスタントなら今日の天気情報を画面に出してくれる他に、音声でも読み上げてくれます。

他のアシスタント機能だと画面に情報を表示させるだけなので、自分の目で見て確認する必要がありますが、Googleアシスタントは読み上げまでしてくれるので、他の事をしながらでも知りたい情報を知ることが出来ます。さらにウェイクワードと共にさらに追加で知りたい情報を尋ねれば、もうiPhoneに触る必要もないわけです。

おすすめ機能その3:大事な情報を覚えていてもらおう


例えば、ちょっとしたことをメモしておきたいときがあると思います。帰りにコンビニに寄る、牛乳を買いに行く、パスワードをメモする…。

Googleアシスタントに「〇〇を覚えて」と話しかけると、その情報をあなたに代わって覚えていてくれます。反対に、忘れてほしいことは「〇〇を忘れて」と話せば情報を消去してくれます。

おすすめ機能その4:iPhoneでもGoogleサービスをフル活用


今の時代、iPhoneを利用しているユーザーでも「Googleアカウントを持っている」という方は多いんではないでしょうか。Gメールを筆頭に、Googleマップ、Googleカレンダー、Googleフォト、Googleドライブなど…今挙げた例の他にもGoogleが提供しているサービスはまだまだたくさんあります。

これらのGoogleサービスをアプリ1つでまとめて操作できるのはGoogleアシスタントだけではないでしょうか。例えば、

  • 「(地名)まであとどれくらい?」と尋ねればGoogleマップで経路を表示してくれる
  • 「今日の予定は」と尋ねればGoogleカレンダーから今日の予定を教えてくれる
  • 「結婚式の写真が見たい」と言えばGoogleフォトの写真の中から探して表示してくれる

など、本来は複数のアプリに分かれているサービスが、Googleアシスタントでは話しかけるだけで検索・閲覧・把握できるようになっています。

おすすめ機能その5:スマート家電と連携する


Googleアシスタントの最大の魅力とも言えるのが「家電との連携」。遠隔操作できる家電製品のことを巷では「スマート家電」と呼び、その数は続々と増えています。

「スマート家電」と呼ばれるものには以下のようなものがあります。

  • 部屋の照明
  • テレビ
  • エアコン
  • 全自動掃除機(ルンバ)
  • 加湿器

これらの対象の家電製品とGoogleアシスタントを連携させることで、オン/オフの切り替えなどの操作が外出先でもできるようになっています。

新型iPhoneでGoogleアシスタントを便利に活用しよう!


新型iPhoneでもGoogleアシスタントが便利な理由とおすすめ機能をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

新機能でさらに革新的に進化した新型iPhoneですが、「Googleアシスタント」が利用できるようになったことでさらに可能性が広がったと思いませんか?iPhoneでのGoogleアシスタントの利用については今後、賛否両論な意見も出てくることでしょう。しかしこうして改めて検証してみると、Googleアシスタントならではの良さがあり、OSの垣根を越えて利用するメリットは十二分にあるんではないでしょうか。

ぜひあなたも新型iPhoneでGoogleアシスタントを利用して新しい可能性に触れてみてくださいね!


この記事を書いた人
スマホのススメ編集部
スマホやケータイの最新情報や、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルに関する総合情報メディア「スマホのススメ」の制作を監修。スマホのレビューやドコモのお得クレジットカードdカード GOLDについても解説しています。スマホ関連の「分かりづらい内容を分かりやすく」することを目標に、誰でも簡単にお得にできるようにユーザー目線で記事を配信しています。