iPhoneで使えるベッドタイム機能は非常に画期的なものです。そんなiPhoneのベッドタイム機能はどのように使えば良いのでしょうか。
今回はベッドタイム機能について詳細に解説すると共に、ベッドタイム機能の設定・使い方をご紹介していきます。
睡眠の質を高めたいという方、これまで以上にベッドタイム機能を使いこなしたいという方は是非目を通して見て下さい。
機種 | iPhone15 | iPhone15 Plus | iPhone15 Pro | iPhone15 Pro Max |
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本体 | ||||
価格 | 70,392円~ | 78,384円~ | 89,880円~ | 112,392円~ |
特徴 | iPhone15シリーズを コスパで選ぶならこれ | 低価格で大画面の iPhoneならこれ | ハイスペックかつ コンパクトならこれ | 大画面でサクサク 使いたいならこれ |
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ベッドタイム機能とは
画像引用元:iPhone でベッドタイムを使って睡眠時間を記録する – Apple サポート
健康を維持するにあたって、睡眠の質は大きく健康を左右する要素のひとつと言えるでしょう。
iOS10から使えるようになったベッドタイム機能はそんな睡眠の管理に特化した機能で、上手に使いこなせば毎日の睡眠の質をグンと高めることが出来ます。
- 睡眠分析
- アラーム
- リマインド通知
- ヘルスケアとの連携
ベッドタイム機能を使いこなすにはこれら4つの機能をしっかりと理解しておかなければいけません。
アラーム機能は名前の通り設定した時間にアラームを鳴らす機能です。機能的には時計アプリに元々備わっているアラーム機能とほとんど同じです。
違いがあるとすれば設定出来るのが時間だけでなく、曜日なども設定可能である点でしょう。
リマインド通知は就寝時間を予め教えてくれる機能で、設定により細かく通知される時間を変えることが出来ます。
ついつい夜更かしをしてしまいがちな方でもリマインド通知を受け取れば「寝なければいけない」と気付くことができるので非常に便利です。
睡眠分析、ヘルスケアとの連携に関しては後程詳しくご紹介していきます。
睡眠分析機能がすごい
ベッドタイム機能の目玉である「睡眠分析」はどのような機能なのでしょうか。
前述のように睡眠分析機能は上手く使うことで睡眠の質を大きく向上させることが可能です。睡眠分析機能の詳細を見ていきましょう。
睡眠時間の計測
ベッドタイム機能を使うと睡眠時間や就寝・起床のタイミングを計測することが出来ます。
これは非常に便利な機能で、詳細な睡眠時間の履歴が残るために、使い続けることで睡眠時間や就寝・起床した時間が乱れていないかを確かめることが可能なのです。
計測した睡眠時間がグラフ化されているのもベッドタイムの利点のひとつと言えるでしょう。
単なる数字の羅列では睡眠の質を一目で判断することは出来ませんが、グラフなら視覚的に分かりやすいため睡眠の質が高いかどうかを瞬時に確認することが出来ます。
ヘルスケアアプリとの連動
画像引用元:iPhone や iPod touch でヘルスケア App を使う – Apple サポート
ヘルスケアアプリは名前の通り健康管理を目的に作られたアプリで、iPhoneにプリインストールされているアプリのひとつです。
ベッドタイム機能はこのヘルスケアアプリとの連動を前提に開発されており、連動させることでより質の高い睡眠管理が可能になります。
使い方は非常に簡単で、ベッドタイム機能のホーム画面から「その他の履歴」をタップするとヘルスケアアプリが表示されます。
また、ベッドタイム機能とヘルスケアアプリは元から連動しているために、設定をする必要はありません。
ヘルスケアアプリでは計測した睡眠時間を見るだけでなく、自分で書き換えを行うことも可能です。
設定した時間通りに起きられなかった時や、眠れなかった時などはヘルスケアアプリから履歴を手直しすると良いでしょう。
長期間継続して使うのがおすすめ
睡眠分析をするのなら長期間継続して使うことをおすすめします。
というのも、前述のように睡眠分析を行うと履歴が残り、履歴を見れば自分が規則正しく眠ることが出来ているかが分かるのです。
逆に睡眠分析を行っているにも関わらず、履歴を一切見ないのはおすすめ出来ません。
いくら睡眠を分析しても見返さないのでは反省をするタイミングも無く、分析をする意味も無いのです。
履歴を見れば、どのタイミングで眠ったのか、どれくらい寝られて、翌日の体調はどうだったのかなどを確認したり、思い出したりすることが出来ます。
そういった機会を失わないためにも、せっかく睡眠分析をするのなら長期間継続して履歴を作り、履歴を振り返ってこまめに反省をするようにしましょう。
ベッドタイム機能の使い方
「スマホアプリの使い方を新しく覚えるのは苦手」という方は少なくないでしょう。
しかし、ベッドタイム機能の使い方は非常に簡単であるため、どんな方でも難しく感じることなく使うことが可能です。
- 時計アプリを開く
- 下部メニューの「ベッドタイム」をタップ
- 「開始」をタップ
- 起床時間を決める
- アラームを鳴らす曜日を設定する
- 睡眠時間を決める
- リマインド通知を送るタイミングを設定する
- アラーム音を設定する
- 「保存」をタップする
以上の9ステップでベッドタイム機能の設定は完了です。基本は指示に従って設定を行うだけなので難しく考える必要はありません。
ただ、設定をする際には無理のない設定になっているかどうかを必ず確認しておきましょう。
というのも、睡眠時間が4時間など極端な設定をしてしまうと、睡眠の質を高めるどころか、逆に体調を壊してしてしまいかねないのです。
せっかくベッドタイム機能を使っているにも関わらず、無理のある設定をしてしまっては健康に悪いので、設定を行う際は充分注意しておきましょう。
アラームとの違い・使い分け
決まった時間にアラームを鳴らしてくれるアラーム機能も非常に便利な機能ではありますが、総合的な睡眠管理の出来るベッドタイム機能に比べると見劣りしてしまいます。
特に睡眠分析が出来るかどうかの違いは大きく、ベッドタイム機能を使い始めると、目覚まし時計の代わりとしてしか運用出来ないアラーム機能の出番はあまりないでしょう。
しかし、二度寝防止をするために複数の時間にアラームを設定する、ベッドタイム機能とは別にアラームを設定したいなどの用途ではアラーム機能の方がおすすめです。
また、短時間の昼寝をしたい時などもベッドタイム機能を使ってしまっては設定を変える手間が生じますが、アラーム機能なら時間をセットするだけで気軽に使えます。
長く、習慣的な睡眠を取る時はベッドタイム機能、短い睡眠を取る時やベッドタイム機能の補助にはアラーム機能、という風に使い分けると良いでしょう。
ベッドタイム機能の設定
睡眠時間を変える
睡眠時間の設定を変える際は時計アプリからベッドタイムを開き、表示されるバーを操作します。
設定はバーの両端を操作すると睡眠時間を、バーの真ん中を操作すると就寝・起床時間を変更することが可能です。
生活習慣が変わった時、設定が生活に合っていないと感じた時は睡眠時間の設定を変更してみると良いでしょう。
ベッドタイム機能を利用する曜日を変える
「ベッドタイム機能の使い方」の項でもご紹介したように、ベッドタイム機能は曜日毎に利用するかどうかを設定することが出来ます。
ベッドタイム機能を利用する曜日を変える際は、ベッドタイム機能のホーム画面左上にある「オプション」から操作を行いましょう。
オプションをタップすると曜日ボタンが表示されるので、ベッドタイム機能を使いたい日をオンに、使いたくない日をオフにして下さい。
リマインド通知や音量の設定
リマインド通知やアラームの音量もベッドタイム機能を利用する曜日を変更する際と同じくオプションから行います。
アラーム音の変更をすることも可能なので、音に慣れてしまい起きられない、などの問題が起きた時はアラーム音を変更してみると良いでしょう。
ベッドタイム機能をオフにする
ベッドタイム機能はオンオフボタンをタップするだけで簡単にオフにすることが出来ます。
オフにしても設定は保存されるので、はじめから設定をやり直す必要もありません。
習慣を忘れて思いっきり眠りたい時、疲れてしまった時などはベッドタイム機能をオフにしてみることをおすすめします。
設定はこまめに変えた方が良い
ベッドタイム機能の設定は一度決めたら必ず厳守するのではなく、こまめに設定の見直しをした方が良いでしょう。
というのも、ベッドタイム機能を初めて使う時は、現実とかけ離れて理想的な設定にしてしまいがちなのです。
例えば、毎日8時間きっちり睡眠を取れるような設定にしたとしても、そもそも仕事の都合で家に帰るのが遅いなどの事情があれば設定通り就寝するのは難しいでしょう。
このようにベッドタイム機能の設定は意外にも難しく、最初の設定では睡眠の質を高めるどころか、無理のある設定によりベッドタイム機能に振り回されてしまいかねません。
そうならないためにも、ベッドタイム機能の設定はこまめに見直すようにして、最適な設定が見つけられるよう研究してみましょう。
ベッドタイム機能の見直しをする際は睡眠履歴を参照するのがおすすめです。
睡眠履歴を見て、最適なタイミングで就寝・起床出来ているか、設定通りに就寝・起床を繰り返して身体への負担は減ったかなどを考えてみて下さい。
もし、履歴を見て直近の睡眠環境を振り返っても問題が無いようなら設定が最適化されています。
逆に体調不良が出た、無理のある設定をしてしまったと感じるのなら、設定を見直すことをおすすめします。
健康的な生活にベッドタイム機能は必須!
ベッドタイム機能は非常に便利な機能で、使いこなすことが出来れば睡眠の質を大幅に上げることが可能です。
これまでiPhoneを使っていてベッドタイム機能を使ったことが無かったという方は是非この機会にベッドタイム機能を使ってみて下さい。
特に睡眠不足を感じている方や睡眠の質が悪い、なかなか決まった時間に眠れないと悩んでいる方にとって、ベッドタイム機能はとても役立ちます。
普段起きる時はアラーム機能に頼っているという方も、せっかくiPhoneを使っているのならベッドタイム機能に切り替えた方が良いでしょう。