iPhoneでは、iCloudやGmailなどのWebメールだけでなく、契約しているキャリアのメールも使うことができますが、自分でiPhoneを操作して設定を行う必要があります。
今回は、ドメインが「@ezweb.ne.jp」であるauのメールをiPhoneで受け取ったり、送信したりする方法をお教えします。
キャリアメールが使える2つのアプリもあわせてご説明します。自分に合ったアプリを見つけましょう。
初めてiPhoneを使う方、他のキャリアからauに変えた方、必見です。
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本体 | ||||
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1. auのメールをiPhoneで使えるように設定
手順を踏めば、iPhoneでもキャリアメールを使用することができます。
auのAndroid端末からiPhoneに機種変更した、携帯電話からiPhoneにしたという方は、これまでと同じauのメールアドレスを使うことができます。
初めてauにした、という方は、こちらの設定の途中でお好きなメールアドレスに変更することもできます。
さっそくお手元のiPhoneでauのメール設定を行いましょう。
1-1. iPhoneのWi-Fiを切る
iPhoneでキャリアメールの設定をするには、Wi-Fiをオフにする必要があります。
Wi-Fiをオンにしてしまうと、機器情報を判別してもらえないため、正常に設定が行えません。
Wi-Fiをオフにするには、「設定」から「Wi-Fi」の項目に行き、スライダーでオフにします。緑ではなくグレーになればオフになっています。
なお、iOS11では、下からスワイプすると出現するコントロールセンターではWi-Fiを完全にオフにすることはできなくなりました。
コントロールセンターは便利ですが、今回は設定からしっかりオフにしましょう。
1-2. iPhoneアプリの「Safari」からメール初期設定へ
メールの初期設定はブラウザから行います。
ChromeやOperaなど、様々なブラウザがありますが、今回はプリインストールされているSafariを使用します。
Safariの「ブックマーク」にある「auサポート」、もしくはURL「https://www.au.com/support/」に移動します。
そこから「iPhone設定ガイド」→「メール初期設定」→「メール初期設定へ」と進みます。
ここからは表示される内容に沿って進みます。
必要となるのは、使用しているiPhoneの電話番号です。
乗り換えなどでauのメールアドレスを初めて取得した方で、メールアドレスを好みのものに変更したい場合は、暗証番号も必要です。暗証番号は、契約時に設定した4ケタの数字になります。
1-3. アプリの設定のインストール
設定を進めると、「設定のインストール」という画面になります。
これは、アプリでメールを使えるようにするためのプロファイルをインストールする確認画面です。
実はキャリアメールを使えるアプリは「メール」と「メッセージ」の2種類あり、それぞれ別のプロファイルが必要になります。
また一度に使えるアプリはひとつだけです。どちらを選んでもあとで変更することができますが、少し手間がかかります。
各アプリの特徴は「2.iPhoneの2つのメールアプリ」で紹介しますので、詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。
どちらのアプリのプロファイルをインストールしようとしているかは、「設定のインストール」の下のアイコンと文章でわかります。
確認したら「次へ」→右上の「インストール」→設定している場合はiPhone本体のパスコードを入力→右上の「インストール」→画面下部の「インストール」と進み、インストールします。インストールできたら「完了」を押します。
これでキャリアメールの設定はすべて完了です。
2. iPhoneの2つのメールアプリ
iPhoneには「メール」と「メッセージ」の2つのアプリからキャリアメールを使用することができますが、どちらか一方を選ぶ必要があります。
2つのアプリがどう違うのか解説していきます。
2-1. メールの特徴
「メール」は、ブルーの背景に白の封筒のマークが描かれたアイコンです。
キャリアメールのほか、iCloudやGmailといったWebメールもこのアプリで操作できます。表示スタイルは一画面に一件という従来のメールアプリ仕様です。
メールはサーバーのみに保存され、最大5,000件までの上限付きです。ただし期限は無期限になっています。
メモやリマインダー、カレンダー、連絡先といった情報もサーバーに保存されますが、一部保存されないものがあるので覚えておきましょう。
サーバーの保存容量やメールのサイズ上限などの条件は「メッセージ」と同じです。リアルタイムに受信ができ、添付ファイルも使用できます。
「メール」のデータの保存先がサーバーという点には注意が必要ですが、長文のメールを扱う方には見やすいアプリです。
2-2. メッセージの特徴
一方の「メッセージ」は、緑の背景に白の吹き出しのアイコンです。
Webメールは使えませんが、代わりにiMessageやSMSを使うことができます。
キャリアメールの表示方法も、受信したメールと送信したメールが吹き出しで同じ画面に表示されるので、メールアプリというよりチャットアプリに近いです。
メールの保存先はサーバーではなくiPhone本体で、保存期間も無期限です。メモなどのデータもiPhoneに保存されます。
「メール」とは反対に、長文のやり取りにはあまり向いていませんが、LINEなどのチャット形式になれている方は「メッセージ」の方がスピーディに使えます。
2-3. アプリの変更方法
メールの設定の際、どちらかのアプリを選んで設定しましたが、あとから変更することもできます。
最初の設定と同じようにWi-Fiを切ったら、通常のSafariから先ほどと同じページを開きましょう。
「製品別各種設定・ご利用ガイド」→「メールの設定を変更・確認したい」→「Eメール設定画面へ」と進みます。
auIDを使ってログインしたら、「メールアプリ(Eメール)でEzwebメールを利用する」もしくは「メッセージアプリ(MMS)でEzwebメールを利用する」を選びましょう。
利用設定に進むと、「メッセージ」にSMSが届きます。「タップしてプレビューを読み込む」というメッセージを選択すると、URLが表示されるので、そこからプロファイルをインストールします。
この先の流れは初期設定と同じです。「設定が完了しました」と表示されれば、選択したアプリでキャリアメールが使えるようになります。
iPhoneでもauのキャリアメールを!
いかがでしたでしょうか?設定というのはいつもいささか面倒ですが、やり方を理解すれば、スムーズに設定できるはずです。
iPhoneに変えても、これまでと同じ「@ezweb.ne.jp」のメールアドレスが使えます。あちこちにメールアドレスの変更届けを出したり、お知らせする手間が省けます。
また、キャリアメールが使えるアプリが2つあることもぜひ知っておいてください。
長文に向いた「メール」、チャットのように使える「メッセージ」、自分の用途に合わせて選んでみてください。