比較|iPhoneがAndroidより優れている点|セキュリティとアプリの完成度

  • 21.01.17
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  • ※本記事は21.01.17に作成された記事です。最新情報は公式ページをご確認ください。

今では、年配者から子供に至るまでみんなが普通に持っているスマホ。スマホ機種の種類は非常に沢山ありますが、そのすべてはiPhoneかAndroid機種かのどちらかに分類されます。

これまでずっとガラケーを使っていた人は、スマホに切り替えようとした時にiPhoneにするかAndroidにするかで迷うかもしれません。また、これまでAndroid機種を使用していたけどiPhoneに興味があるという人もいることでしょう。

この記事では、そんな人のためにiPhoneとAndroidがどう違うのか、特にiPhoneがAndroidよりも優れている点を取り上げます。iPhoneを購入するかどうかの参考にしてみてくださいね。

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iPhoneとAndroidの違い


まずは、iPhoneとAndroidは何が違うのか簡単に見てみることにしましょう。

端末価格の違い


特に気になるのは、やはり金額ですよね。iPhoneは高額なイメージがあると思いますが、実際にはどうなのでしょうか?2018年中に発売された(発売予定も含む)スマホ機種の金額を表にしてみましたのでご覧ください。

なお、端末と価格はドコモオンラインショップを参照しており、価格は一括払いの金額となります。

     価格帯        Android        iPhone
18万円~ iPhone XS Max(512GB)
16~17万円台 iPhone XS(512GB)

iPhone XS Max(256GB)

14~15万円台 iPhone XS(256GB)

iPhone XS Max(64GB)

12~13万円台 iPhone XS(64GB)
10~11万円台 Xperia(TM) XZ2 Premium SO-04K

Galaxy S9+ SC-03K

HUAWEI P20 Pro HW-01K

iPhone XR(256GB)

iPhone XR(128GB)

8~9万円台 Galaxy S9 SC-02K

AQUOS R2 SH-03K

Xperia(TM) XZ2 SO-03K

V30+ L-01K

M Z-01K

iPhone XR(64GB)
6~7万円台 Xperia(TM) XZ2 Compact SO-05K

Disney Mobile on docomo DM-01K

4~5万円台 LG style L-03K
~3万円台 arrows Be F-04K

これを見ても一目瞭然ですが、iPhone機種はAndroid機種に比べて軒並み価格帯が上になります。一番高額な端末はiPhone XS Max(512GB)の184,680円で、もはや高級パソコンと同レベルの価格といえます。iPhoneの一番安い機種であるiPhone XR(64GB)でも98,496円と、ほぼ10万円という金額です。

それに対して、Android機種では最高額がXperia(TM) XZ2 Premium SO-04Kの112,752円、最低価格はarrows Be F-04Kの33,696円です。iPhone中最安のiPhone XR(64GB)に対して3/1の価格です。

結論として、iPhoneがAndroidよりも高いというのは間違いないといえます。

性能の違い


iPhoneはAndroid機種と比較して性能はどうなのでしょうか?スマホの頭脳ともいえるCPUの性能差をみてみましょう。

iPhoneの最新CPUはA12 Bionicチップです。それとAndroidの最高性能チップQualcomm SDM845をベンチマークテストで比較してみました。ベンチマークアプリはAnTuTuを使用しています。

CPU ベンチマークスコア
Apple : A12 bionic 約330,000
Android : SDM845 約260,000

この数値から見ると、iPhoneのチップのほうがAndroidのチップよりもかなり性能が高いことが分かります。

A12 bionicはただ処理速度が速いだけではありません。高い処理能力が求められるタスクをこなす2つの性能コアと、日常的なタスクをこなす4つの効率コアが協同しており、重い3Dゲームアプリなどを動かす時には6つのコアを全て動員するという働きをします。

iPhoneは端末価格が高い分だけ、処理性能はAndroidよりもさらに優れているというわけです。

使い勝手の違い


iPhoneとAndroid機種では、使い勝手に大きな違いがあります。なぜでしょうか?

AndroidというOSはGoogleが開発したものです。それをスマホメーカー各社が自社の端末に組み込んでAndroid機種として世に出ます。それに対してiPhoneのOSであるiOSはApple社が開発しており、iPhone端末も当然Appleの製品です。OSと端末のどちらもApple製のため、OSとスマホ端末の製造メーカーが異なるAndroid機種よりも一貫性があるんです。

そして、iPhoneの基本的な操作性は共通しているため、iPhone新機種に買い替えたとしても使い勝手は変わりません。Android機種の場合はメーカーごとに操作性がまちまちですし、同じメーカーでも以前の機種と最新の機種で使い勝手が大きく変化することもあります。

また、iPhoneは直感的な操作性に優れており、スマホ初心者であってもすぐに使いこなすことが可能です。一度iPhoneに慣れると、後からAndroid機種に乗り換えるのは難しいとも言われるほどです。

ということで、使い勝手の面でもiPhoneのほうがAndroid機種よりも勝っているといえます。

セキュリティ面の違い


この記事の要の部分であるセキュリティ面は、iPhoneとAndroidでどのように異なるのでしょうか?詳細は記事の後半部分で説明しますが、一言でいうとiPhoneのほうが優れていると断言できます。

上記でも挙げたとおり、Android機種はGoogle社製のOSをスマホ各社が端末に組み込んだものですが、iPhoneはオールApple社製です。そのためセキュリティ面でも一貫性が取れているのです。

アプリ面の違い


iPhoneとAndroidでは、アプリも異なります。iPhone用のアプリをAndroid機種で動かすことは不可能ですし、その逆も同様です。iPhoneのアプリはApp Storeでダウンロードしますが、Android機種のアプリはGoogle Play Storeでダウンロードします。ここが重要な部分ですので、詳しくは後述します。

アプリはスマホを便利に使用するのに役立ちますが、それと同時にスマホの動作を重くしたり、ウイルスが侵入する危険性をもたらす可能性もあるため、本当に信用できるアプリを選択するのも大事なことです。

iPhoneのセキュリティはここが優れている


パソコンの場合、ほとんどの人がセキュリティソフトを利用していることでしょう。パソコンウイルス感染やマルウェア、スパイウェアなどのリスクがあることは周知の事実だからです。

でも、ケータイやスマホとなるとセキュリティ面でパソコンほど気にしない人も多いようです。ただし、最近はスマホ向けのウイルスも多く出回っていますし、ケータイから個人情報流出する危険性も高まっています。

では、具体的にiPhoneがセキュリティ面で優れているといえる理由を見てみましょう。

iPhoneは標準セキュリティが万全


Android機種だと、スマホ購入時に月額で数百~千円ほどもするセキュリティアプリを利用することが薦められる場合もありますし、実際に何らかのセキュリティ対策をするほうがいいです。

しかしiPhoneは、特にセキュリティ対策をする必要性はありません。Apple社はiPhoneに標準で強力なセキュリティを施しているからです。ですので、セキュリティ面が不安という人はiPhoneが絶対におすすめできます。有料のセキュリティソフトに年間数千円を支払う必要もありません。

iPhoneの最新OS「iOS 12」の標準セキュリティ機能を紹介してみます。

端末上データの暗号化


iPhoneは、端末上に保存されたデータを独自に暗号化しています。たとえば、Apple payに登録しているクレジットカード情報なども高度に暗号化されており、そのデータを外部から盗み出すことはほとんど不可能です。

その暗号は、アメリカの捜査機関FBIがAppleに難癖をつけるほどの難解さと言われています。天下のFBIですら、iPhoneの暗号を解くのは難しいというわけです。

また、アメリカでは割安なAndroid機種のほうがシェア率は高いのですが、弁護士や司法関係者などにiPhoneユーザーが多いそうです。これも、iPhoneのセキュリティや個人情報保護対策の万全さが関係しているんです。

パスワード保護機能


iPhoneのブラウザSafari上で、あるページにパスワードを入力する際、必要に応じてパスワードが自動生成されます。これによりハッキングされる可能性は非常に低くなります。

広告トラッキングの防止機能


インターネットであるサイトや広告を閲覧した後、全く関係のないサイトを見ているのに以前閲覧したページに関連した広告が表示されるということがありますよね。これが、広告トラッキングです。

一度訪れたウェブページからCookie(クッキー)が残されるため、そのクッキーを辿ってユーザーに広告が届くわけです。この広告トラッキングですが、近年ではかなり進化しており、その人の関心のありそうなものの広告やサービス紹介などが次から次へと届くようになっています。

便利といえば便利ですが、興味や趣味が追跡されるのが嫌な人もいることでしょう。しかし、iPhoneのSafariなら心配はいりません。Safariには追跡防止機能があり、一度も訪れたことのないウェブページの広告が表示されることはありません。

また、問題がないように思えるサイトが追跡していても、それを許可するかブロックするかをユーザーに聞いてくれます。

ハッキング防止機能


もしiPhoneを盗まれたり紛失したとしても、個人情報を盗まれる恐れを万が一にもなくすための機能があります。それは、最後にロックがかけられてから1時間後にはUSBを介したデータ通信制限がかかる機能です。iOS11まではロックから7日後に制限がかかっていましたが、iOS12では1時間後になりました。

ハッカーはUSB接続を通してスマホ端末の情報を盗もうとする場合がありますが、iPhoneのこの機能によってハッキングが非常に難しくなります。

「iPhoneを探す」機能


画像引用元:iPhone、iPad、Mac、Apple Watch を探す – Apple サポート

iPhoneを紛失した場合に、遠隔のパソコンや他のiPhoneから紛失したiPhoneにロックをかけたり、データを消去したり、現在地を確認することが可能です。これにより、もし盗難や紛失した場合でも個人情報が取られたり、勝手にクレジットカード決済を使用されたりすることを防げます。

iPhoneは全機種が最新OSにアップデート可


画像引用元:iPhone と iPad 用の iOS 12 のヒントとコツ – Apple サポート

AndroidはGoogleがアップデートをしますが、そのアップデートに対応するかどうかはスマホ端末のメーカー次第です。メーカーが「この端末はOSをアップデートしない」と決めたらそれまでです。メーカーとしては新たな機種を買ってほしいので、旧モデルのOSをアップデートしないのも販売者側としては理にかなっています。

しかし、OSが最新でないとセキュリティに穴が生じるのも事実です。そのため、Android機種は数年経つと買い替えたほうが無難ということになります。それに対してiPhoneのOSは、何年も前の機種でも最新バージョンのOSにアップデートが可能です。

最新のiOS 12は、セキュリティ面もさらに強化された安心のOSです。そのiOS12が使えるiPhone機種を下記に記載します。

  • iPhone XS
  • iPhone XS Max
  • iPhone XR
  • iPhone X
  • iPhone 8
  • iPhone 8 Plus
  • iPhone 7
  • iPhone 7 Plus
  • iPhone 6s
  • iPhone 6s Plus
  • iPhone 6
  • iPhone 6 Plus
  • iPhone SE
  • iPhone 5s

一番古い機種であるiPhone 5sは発売が2013年9月20日と、5年前の機種なのにもかかわらず、最新のiOS12にアップデートできるというのは、本当にすごいことです。Android機種であれば、5年も前の端末はほとんど使えないといっても過言ではないでしょう。

iPhoneアプリとAndroidアプリの違い

上でも少し触れましたが、iPhoneアプリとAndroidアプリは全く異なります。結論からいうと、iPhoneのアプリのほうが完成度は比較的高いということができます。どのような違いがあるのでしょうか?

Appストアはアプリのチェックが厳しい


画像引用元:App Store – Apple(日本)

iPhoneアプリは、App Storeからのみダウンロードすることができます。そしてApp Storeはアプリの厳しい審査基準があるため、不正なアプリやウイルスを送り込むためのダミーアプリなどが付け込むスキが少ないといわれています。

また、万が一そのような不正アプリが入り込んでいて、ダウンロードしてしまったとしても大丈夫です。一アプリがiOSシステム全体に影響を及ぼすことがないようになっており、不正アプリがiPhone上のシステムに勝手にアクセスしたり書き換えたりすることはできません。

ただし、電話帳などの個人情報にはアクセス可能なので、やはりアプリをダウンロードする際には安全なアプリかどうか他のユーザーのレビューなどを参考にすることをおすすめします。

iPhoneアプリは完成度が高い


画像引用元:App Store – Apple(日本)

iPhoneに最初から入っている標準アプリは、さすがデザインに優れるApple社だけあって、非常に完成度が高いです。基本的にはこの標準アプリだけで普段使いは十分といえます。

Android機種にも便利なアプリはもちろんありますが、メーカーごとにアプリが異なったり使い勝手が違うため、iPhoneアプリのほうが完成度も高くなります。

もし標準アプリ以外にも実用的なアプリやゲームアプリを使用したければ、App Storeで沢山の秀逸なアプリを見つけることができます。GoogleのPlay Storeに比べてもさらに完成度の高い厳選されたアプリが豊富に存在します。

iPhoneは価格に見合ったセキュリティ性能がある

ここまで見てきたように、iPhoneはAndroid機種と比較して端末価格は高いものの、その堅牢なセキュリティ性能は非常に魅力的です。個人情報やデータ保護を重要視する人には、iPhoneが間違いなくおすすめです。

2018年9月にはiPhone XS/XS Max、10月にはiPhone XRという新機種が発売されましたので、以前のiPhone機種の価格が下がるのも狙い目かもしれません。

現在Android機種を利用している人も、iPhoneに乗り換えてみるのはいかがでしょうか?


この記事を書いた人
スマホのススメ編集部
スマホやケータイの最新情報や、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルに関する総合情報メディア「スマホのススメ」の制作を監修。スマホのレビューやドコモのお得クレジットカードdカード GOLDについても解説しています。スマホ関連の「分かりづらい内容を分かりやすく」することを目標に、誰でも簡単にお得にできるようにユーザー目線で記事を配信しています。