iPhoneの標準アラームアプリ「時計」では、アラーム音を「ミュージック」アプリ内の音楽に設定可能です。
朝やちょっとした睡眠休憩の起床アラームを、自分の好きな音楽に変えることで、気持ちよく目覚めることができます。
iPhoneのアラーム音を、好きな音楽に変更する手順を説明します。
機種 | iPhone15 | iPhone15 Plus | iPhone15 Pro | iPhone15 Pro Max |
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本体 | ||||
価格 | 70,392円~ | 78,384円~ | 89,880円~ | 112,392円~ |
特徴 | iPhone15シリーズを コスパで選ぶならこれ | 低価格で大画面の iPhoneならこれ | ハイスペックかつ コンパクトならこれ | 大画面でサクサク 使いたいならこれ |
購入 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
アラームの音楽設定の手順
アラームの音楽設定は下記の手順で行います。
- iPhoneの標準アラームアプリ「時計」をタップして起動
- [アラーム] > 画面右上の[+] をタップ
- アラームの設定時間をセット
- [サウンド] > 曲カテゴリーの[曲を選択] > ミュージックを選択で、好きな音楽を選択
- 選択した音楽が鳴り、曲カテゴリーに選択した音楽がチェック済みで追加される
- [戻る]をタップ
- [サウンド]に、選択した音楽が明記されていることを確認
- [繰り返し]、[ラベル]、[スヌーズ]の設定を適宜行う
- [保存]をタップ
既存のアラームの音楽を変更する場合
既に設定済みのアラームの音楽だけ変更したい場合は、手順②で新規にアラームをセットするのではなく、画面左上の[編集] > 該当アラームをタップして選択して下さい。
その後の手順は、上記④〜⑨の通りです。
アラームの音楽以外の詳細設定について
「時計」アプリのアラームでは、音楽以外の設定も行うことができます。
上記の手順で⑧のに当たる下記の3項目を設定可能です。
- 繰り返し
- ラベル
- スヌーズ
繰り返しの設定について
週ごとにアラームの繰り返し設定が可能です。
繰り返しの設定は、デフォルトでは[しない]となっています。
[繰り返し]の項目をタップして、下記の表示画面で繰り返しアラームを鳴らしたい曜日を選択して下さい。- 毎日曜日
- 毎月曜日
- 毎火曜日
- 毎木曜日
- 毎金曜日
- 毎土曜日
繰り返しの曜日にチェックを入れて、[戻る]をタップします。
[繰り返し]項目に、選択した曜日が明記されていることを確認して下さい。ラベルの設定について
ラベルの名称を設定することができます。
1つのアラームのみを利用している場合は、特にラベリングの必要性はありません。
しかし、複数のアラームを設定して利用したいのなら、アラーム毎を区別するためにもわかりやすい名称でラベル管理を行うことをおすすめします。
ラベルの設定は、デフォルトでは[アラーム]となっています。
[ラベル]の項目をタップすると、名称変更ができるようになります。
例えば、[朝の起床アラーム]、[お迎え時刻]など、なんのためのアラームか分かりやすく設定できます。
ラベルの変更が完了したら、[戻る]をタップします。
[ラベル]項目に、変更した名称がつけられていることを確認して下さい。スヌーズの設定について
アラームが鳴っても気付けない場合に備えて、一定間隔で再度アラームを鳴らすスヌーズ設定も行うことができます。
繰り返しの設定は、デフォルトではオン(緑)となっています。
iPhoneの「時計」アプリのスヌーズは、間隔時間が9分に固定されています。
ちなみに、アラームは1分間鳴り続けます。
1分アラーム+9分間隔のスヌーズとなり、アラームセット時刻に完了タップを押さない限り、10分間隔でアラームが鳴ります。
スヌーズ設定が必要ない場合は、[スヌーズ]項目をオフ(白)にします。
なお、上述の通り、スヌーズ間隔は9分固定です。
スヌーズ間隔を変更することは出来ません。
どうしてもスヌーズ間隔を変更したい場合は、下記の2つの方法があります。
- アラームを複数個セット
- 他のアラームアプリを利用する
①のアラームを複数個セットする方法なら、5分毎、3分毎と自分の好きな間隔でアラームを鳴らすことができます。
ただし、この場合はアラームセットの手間が、必要なスヌーズ間隔毎にかかるため、あまり実用的ではありません。
また、1回目のアラームで無事に気づくことができたとしても、その後もセット済みのアラームが鳴ってしまうことになるため、アラーム終了のチェックの手間も都度かかります。
10分間隔より先に、どうしても気づき忘れをしたくない場合の、緊急的なアラームの利用法といえます。
②の他のアラームアプリを利用する方法は、iPhone標準のアプリではなく、サードパーティ製のアプリでアラームをセットします。
スヌーズ間隔が調整できて、アラーム音を好きな音楽にセットできるおすすめのアプリは「目覚まし2.0」です。
目覚まし2.0
画像引用元:App Stoer公式サイト
イヤホンのみのアラームにも対応した、簡単セットの目覚ましアプリです。
主なアプリの特徴は下記の7点です。
- 無料アプリ
- スヌーズ間隔の設定可能
- アラーム音を徐々に大きくできる
- アラーム音を音楽で再生可能
- イヤホンだけにアラームを鳴らす機能
- バックグラウンド機能有り
- 週間スケジュールに対応
無料で利用できるアプリです。
スヌーズの間隔設定と、アラーム音を徐々に大きくすることができるので、万全の気付き忘れの対策が可能です。
スヌーズは3分から30分の間隔で下記の中から設定出来ます。
- 3分
- 5分
- 10分
- 15分
- 30分
音楽でのアラームとスヌーズの設定方法は下記の手順で行います。
- 「目覚まし時計」アプリをタップして起動
- 左下の[♪]をタップ > 音楽カテゴリーの[音楽を再生する]をオン(緑) > [ライブラリから音楽を選択する] > ミュージックを選択で、好きな音楽を選択
- 選択した音楽が鳴り、音楽カテゴリーに選択した音楽が表示される
- [スヌーズ] > スヌーズの時間をタップして選択
- 画面右上の[完了]をタップ
- [時計]マークをタップしてアラーム時刻を調整して[確定]をタップ
- [アラームをセットする]をタップ
その他の特徴として、週間スケジュールの対応やバックグランド機能、さらにはイヤホンだけにアラームを鳴らす機能などが挙げられます。
特に注目すべきはイヤホンだけにアラームを鳴らす機能です。
これは、iPhone標準のアラームアプリ「時計」にはありません。
イヤホン利用時は、イヤホンだけにアラームを鳴らしてくれるので、電車や図書館など、通常はアラームの利用がはばかられるような公共の場所でもアラームが利用できます。
ただし、環境や条件によってはBluetoothイヤホンで利用できない場合もあり、手持ちのイヤホン、特にBluetoothイヤホンで利用する際には、利用可能かどうか事前に確認することをおすすめします。
- iPhoneの標準アプリ「時計」は、アラーム音を「ミュージック」アプリ内の音楽に設定可能
- 週ごとにアラームの繰り返し設定ができる
- 分かりやすい名称でラベル管理ができる
- アラーム時間は1分間、スヌーズ間隔は9分間固定
- スヌーズ間隔の調整は、複数アラームのセットかサードパーティアプリで対応
ミュージックに音楽を入れる方法
前章では、iPhone標準の「時計」アプリのアラームで、ミュージックから好きな音楽をアラーム音に設定する手順を説明しました。
既に「ミュージック」にアラームで利用したい音楽がある場合は、上記の方法で簡単にアラームセットが可能です。
しかし、アラームに利用したい音楽をまだiPhoneの「ミュージック」に入れていない場合、まずは「ミュージック」に音楽をセットするところから始める必要があります。
本章では、お気に入りの音楽をiPhoneの「ミュージック」にセットする方法を説明します。
iPhoneのミュージックに音楽を入れる3つの方法
下記の3つの方法でiPhoneの「ミュージック」に音楽をセットすることが出来ます。
- iTunes Storeから音楽を購入する
- Apple Musicから音楽を入れる
- PCのiTunesから音楽を入れる
①と②は、iPhone単体でセットが可能です。
③については、itunesを利用できるパソコンかMacが必要となります。
また、「ミュージック」に移行する音楽を、iTunesへインポート(取り込む)しなくてはなりません。
それぞれの手順を、詳しく説明します。
iTunes Storeから音楽を購入する手順
- 「iTunes Store」をタップして起動
- 好きな音楽を選択して購入
- 「ミュージックアプリ」をタップして起動
- 購入した音楽が追加されたかどうか確認
([ライブラリ] > [最近追加した項目]で確認可能)
Apple Musicから音楽を入れる手順
- 「ミュージックアプリ」をタップして起動
- [+]をタップして1曲毎コンテンツに追加、あるいは[+追加]をタップしてアルバムやプレイリスト毎コンテンツに追加
- 1曲毎[雲マーク]をタップしてダウンロード、あるいはアルバムやプレイリスト毎[雲マーク]をタップしてダウンロード
PCのiTunesから音楽を入れる手順
- iTunesをパソコンにインストール
- iTunesを起動
- iTunesに音楽をインポート
- iPhoneとパソコンあるいはMacをUSBケーブルで接続
- デバイスのパスコード入力を求めるメッセージが表示された場合は、画面に沿ってパスコードを入力
「このコンピュータを信頼しますか?」とメッセージが表示された場合は、[信頼]をクリック - iTunesにiPhoneマークが表示されたらマークをクリック
- [ミュージック] > [音楽を同期]にチェックして、同期したい各アイテムの横にあるチェックボックスを選択
- 画面の右下隅にある「適用」ボタンをクリック
同期が自動的に始まらない場合は、「同期」ボタンをクリック - 同期完了のメッセージを確認後、iPhoneとiTunesの接続を解除
([取り出し]アイコンをクリックしてから、USBケーブルを取り外す)
①では、Apple公式サイトからダウンロードして下さい。
Windows 10の場合、Microsoft Storeからダウンロードすることも出来ます。
Microsoft StoreでiTunesをダウンロードした場合、新しいバージョンがリリースされた時点で自動的にアップデートされるのでおすすめです。
なお、Macの場合、最新のmacOSである10.14 MojaveではiTunesが付属されています。
iTunesを利用する際の注意点
データの消失や重複を防ぐために、自動同期設定はオフにして下さい。
- (Windowsの場合は[編集] > [環境設定(設定)])[環境設定] > [デバイス] > [iPod、iPhone、およびiPodを自動的に同期しない]にチェック > [OK]
- ミュージックに音楽をセットする方法1:iTunes Storeから音楽を購入
- ミュージックに音楽をセットする方法2:Apple Musicから音楽を入れる
- ミュージックに音楽をセットする方法3:PCのiTunesから音楽を入れる