Apple Payの使い方|iPhoneの設定・登録・チャージ・支払い利用・明細の確認方法

  • 24.03.13
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  • ※本記事は21.01.17に作成された記事です。最新情報は公式ページをご確認ください。

コンビニやスーパーマーケットのレジで、財布から細かい現金を取り出すのに時間がかかったり、ポイントカードを見つけるのに苦労したりという経験はありませんか?後ろに人が並んでいたりすると焦ってしまい、さらに時間がかかってしまうことも。

それとは反対に、レジでスマホをサッとかざしてスマートに支払いをしている人を見ると、羨ましく思うこともあるかもしれません。でも、そんなスマートな支払いをするのは何も特別なことではありません。今回ご紹介するApple Payは設定がとても簡単にできますので、この記事を読んであなたもスマホ支払いデビューしませんか?

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Apple Payを使えば支払いがこんなに便利になる


画像引用元: https://www.apple.com/jp/apple-pay/

まずはApple Payについてです。Apple Pay(アップルペイ)とは、iPhoneを専用機器にかざすだけで支払いができてしまうシステムのことです。つまりApple Payは電子財布(ウォレット)といえるでしょう。

もちろん、お金やクレジットカードが全く入っていない財布が意味を持たないのと同じで、Apple Payも支払方法を登録しなければ何の役にも立ちません。ですからクレジットカードやデビットカード、電子マネーなどをApple Payに追加することが必要です。

Apple Payを使えばクレジットカードを何枚も財布に入れて持ち歩く必要がなくなりますし、最近はApple Payで支払えるサービスやお店も非常に増えているため、極端に言えば財布を持ち歩かずにiPhoneだけでほとんどの支払いができるわけです。

またApple Payにポイントが付くクレジットカードや電子マネーを登録したなら、ちゃんとポイントも反映されます。

では具体的に、どんな場面でApple Payは役に立つのでしょうか?

Apple PayにSuicaを設定すると交通機関利用がもっと便利に


画像引用元: https://www.jreast.co.jp/appsuica/

電車やバスを利用する人にはおなじみのSuicaですが、Apple PayにSuicaを設定することで、Suicaカードを持ち歩く必要はなくなります。改札機にiPhoneをかざすだけで支払いできますし、Suica定期券としても使えて便利です。

それだけではありません。通常Suicaへの入金は自動券売機で現金を入れてチャージするか、パソコン上でSuicaにチャージするかになりますが、Apple Payならスマホ上のアプリでどこでもいつでも簡単にチャージできてしまいます。チャージする方法については後述します。

Apple Payなら「Suicaの残金が少ないからチャージしたいけど現金の持ち合わせが足りない・・・」なんて心配は無用ですね。

Apple Payにクレジットカードを登録してお店でスマート支払い


画像引用元: https://www.apple.com/jp/apple-pay/

iPhone上のApple Payには、クレジットカードを複数枚登録することができます。具体的にはiPhoneX・iPhone8・iPhone8Plusでは12枚まで、それ以前のモデルでは8枚までカードを追加できます。

コンビニやお店、レストランなどApple Payに対応している所では財布を取り出す必要はなく、iPhoneをかざすだけで支払い完了ですので、本当に便利です。

Apple Payでの支払に対応している代表的なお店をご紹介しましょう。普段からよく利用するお店も多いと思います。

AEON(イオン) セブンイレブン
ENEOS・Esso・Mobil・ゼネラル ローソン
エディオン ミニストップ
コジマ ファミリーマート・サークルK・サンクス
Joshin マクドナルド
ソフマップ すき家
ヨドバシカメラ すかいらーく
ビックカメラ 蔦屋書店
マツモトキヨシ ユニクロ
サツドラ TSUTAYA

Apple Payに対応するアプリの支払いは一瞬で完了


画像引用元: https://www.apple.com/jp/apple-pay/

App Storeでダウンロードできる次のアプリケーションがApple Pay支払いに対応しています。これらのアプリ上では、支払い画面で「Apple Payで購入」というボタンが表示されます。それをクリックすると一瞬で支払い完了します。

UNIQLOアプリ 全国タクシー
TOHOシネマズ公式アプリ 出前館
Suicaアプリ BASE(ベイス) 50万店舗から探せる通販
ジーユー(GU)アプリ Seel
Yahoo!ショッピング giftee
じゃらん minne(ミンネ) ハンドメイドマーケット

気になる映画のチケットを購入したり、お腹がすいた時にパッと出前を頼んだり、新作の洋服をアプリで選んで手に入れたりと、Apple Pay対応のアプリで毎日の楽しみの幅が広がります。

Apple Payはセキュリティも万全だから安心


画像引用元: https://www.apple.com/jp/apple-pay/

セキュリティ面で心配だからという理由でApple Payを使うことを躊躇する人もいます。でも、実際には心配は要りません。Apple Payにクレジットカードを登録しても、スマホにもAppleのサーバー上にもクレジットカード情報は保存されないからです。

もしiPhoneを紛失したり、盗まれたとしたらどうなるのでしょうか?大丈夫です。「iPhoneを探す」を事前に設定しておけば、万が一の時でも紛失モードを使ってApple Payの使用を一時的に止めることが可能です。また、登録しているクレジットカードを消去することもできます。

iPhoneでApple Payを設定・登録する

実際にApple Payを設定する方法についてみてみましょう。やってみると簡単ですので、iPhoneを使用している人はぜひ設定してみてください。

Apple PayにSuicaを登録する方法


画像引用元: https://support.apple.com/ja-jp/HT207155

ここでは、すでにSuicaカードを持っている人がApple Payに登録する方法について説明します。まずは登録の条件を確認しましょう。

Suicaカードを登録できるiPhoneシリーズ
・iPhone 7、iPhone 7 Plus(モデルA1779/A1785)
・iPhone 8、iPhone 8 Plus
・iPhone X

上記のモデルであることに加えて、iOSが最新バージョンになっている必要があります。これらを満たせば、Suicaを登録する準備は整ったことになります。

Suicaを登録する手順
1. Wallet Appを開いて+記号をタップする。
2.「次へ」→「Suica」を順にタップする。
3. Suicaカードの裏面記載の番号下4桁を、カード番号欄に入力する。
4. iPhone上部をSuicaカードに当てて数分待つ。情報の転送が完了して画面が変わると完了。

これだけで、設定は終了です。Suicaカードは使えなくなっていますので廃棄してかまいません。

Apple Payにクレジットカードを登録する方法


画像引用元: https://support.apple.com/ja-jp/HT204506

今度は、クレジットカードを登録してみましょう。

Apple Payに対応しているiPhoneシリーズ
・iPhone X
・iPhone 8
・iPhone 8 Plus
・iPhone 7
・iPhone 7 Plus
・iPhone 6s
・iPhone 6s Plus
・iPhone 6
・iPhone 6 Plus
・iPhone SE

なお、ほとんどのクレジットカードはApple Payに登録できますが、手持ちのクレジットカードが対応しているかどうか知りたい場合はアップルのサポートページで確認してみてください。

クレジットカードを登録する手順
1. Walletを開いて+記号をタップする。
2. 画面の表示にしたがってカード番号やセキュリティコードを入力する。
3.「次へ」を入力すると、そのカードがApple Payに対応しているかどうかが確認される。
4. 確認が終わったら「次へ」をタップして完了。

設定はこれだけです。Apple Payに登録したクレジットカードで支払う場合は「iD」か「QUICPay」のどちらかを選択して支払うことになります。それぞれに対応しているクレジットカードは以下の通りです。

QUICPay
アメリカン・エキスプレス JCB アプラス
オリエントコーポレーション エポスカード クレディセゾン
楽天カード セディナ KDDIフィナンシャルサービス
静銀セゾンカード 住信SBIネット銀行 セブン・カードサービス
セブンCSカードサービス 大和ハウスフィナンシャル 高島屋クレジット
トヨタファイナンス 三菱UFJニコス ビューカード
西日本旅客鉄道株式会社 UCSカード UCカード
ジャックス りそなカード ゆめカード
ワイジェイカード 日専連

 

iD
イオンフィナンシャル Dカードby docomo セディナ
ソフトバンクカード ペルソナ JFRカード
ポケットカード 三井住友カード ゆうちょ銀行
ライフカード りそなカード その他銀行系カード※

※その他の銀行系クレジットカードについては「iD」のホームページでご確認ください。

Apple Payで支払う


画像引用元: https://www.apple.com/jp/apple-pay/
Apple Payは、上のマークがある場所で支払うことができます。支払い方法はとても簡単ですが、ここで確認しておきましょう。

Suicaで支払う方法

電車やバスなどの公共交通機関であれば「IC乗車券をふれてください」という表示がある読み取り機械にiPhoneの上部をかざすだけです。支払いが完了すると、Apple Payの画面にSuicaの絵と利用金額が表示されます。

Suicaマークがあるお店で支払う場合は、レジで「Suicaで支払います」と伝えます。お店の人が「こちらにお願いします」とICリーダーを指してくれますので、そこにiPhone上部をかざして完了です。利用金額と残金が表示されますので、もし残金が減ったなと思ったらその場でチャージしてもいいでしょう。

クレジットカードで支払う方法


画像引用元: https://support.apple.com/ja-jp/HT201371

Apple Payに登録したクレジットカードで支払うにはどうしたらいいのでしょうか?Apple Payでは、支払の前に確かに本人であることを認証するために「Touch ID」もしくは「Face ID」が用いられます。

  • Touch ID・・・iPhoneのホームボタンで指紋を読み取る認証方法
  • Face ID・・・カメラ機能で顔を読み取る認証方法(サイドボタンをダブルクリックしてスクリーンを一目見る)

支払方法はとてもシンプルで、次の流れになります。
1. お店にiDかQUICPayマークがあることを確認する
2. レジで「iD」か「QUICPay」のどちらかで支払うことを伝える
3. 「Touch ID」もしくは「Face ID」で認証し、読み取り機にiPhoneをかざして完了

Apple PayでSuicaにチャージする

iDやQUICPayはポストペイ型(後払い方式)の電子マネーなのに対して、Suicaはプリペイド型(先払い方式)の電子マネーです。ですので残高が減ってきたら、お金をチャージする必要があります。ではチャージするにはどうしたらよいのでしょうか?

WALLETアプリ経由でチャージする
1. WALLETアプリを起動する
2. Suicaを表示させて右下のiマークをタップする
3. 「チャージ」をタップして金額を入力し「次へ」をタップする(チャージ上限は2万円まで)
4. ホームボタンを指で触れてTouch IDで認証する

Suicaアプリ経由でチャージする
1. Suicaアプリを起動する
2. 入金(チャージ)の「金額を選ぶ」をタップして金額を入力する
3. Suicaアプリに登録したクレジットカードか、Apple Payに登録したクレジットカードを選んで「入金」をタップする

現金でチャージする
Suicaに現金でチャージするには、Apple Payに対応しているコンビニやスーパーのレジにてチャージしたい金額を現金で支払い、読み取り機にiPhoneをかざすだけでチャージできます。

Apple Payで明細を確認するには


画像引用元: https://support.apple.com/ja-jp/HT201469
Apple Payで支払いをした後に明細を確認するにはどうしたらよいでしょうか?

iDかQUICPayであれば、Apple Pay上では最後の利用分を見ることができます。過去の分を見たい場合は、クレジットカードの会社HPにログインするか、毎月郵送で送られてくる紙の利用明細で確認することになります。

Suicaの場合は「WALLETアプリ」上ですぐに確認可能です。WALLETアプリでは、交通機関で利用した金額や利用区間なども日付別に詳細に確認することができます。

さらに、パソコンでモバイルSuicaのホームページにアクセスすることで、利用明細を印刷することも可能になります。会社の経費で請求したい場合などに便利ですね。

Apple Payがおすすめできる人とは


Apple Payを使うのがおすすめな人はどんなタイプでしょうか?

財布に複数のクレジットカードや小銭が入っている人
「ポイントカードなども含めると全部で10枚以上ものカードで財布がかさばっている、それに加えて小銭もジャラジャラしているので支払い時も時間がかかる」という人は、Apple Payを導入することでポケットも支払もスムーズになること間違いありません。

また、コンビニで何百円程度のちょっとした買い物をする際にクレジットカードを出すよりも、スッとiPhoneをかざすほうがスマートといえるでしょう。

公共交通機関を毎日のように利用する人
通勤や通学のために電車やバスに毎日乗る人は、定期券やSuicaカードを利用しているかもしれません。でもそれをApple Payに置き換えるとどうでしょうか?財布からカードを取り出すという動作は、まず財布、次にカードと二度の動作が必要になります。

でもApple PayならiPhoneをポケットから取り出してかざすだけです。そしてiPhoneの画面上で利用料金と残額をすぐに見ることができます。これまでの利用明細もWALLETアプリですぐに確認することも可能です。

このように、Apple Payを使うことで“スムーズ”かつ“スマート”に支払うことができるわけです。Apple Payは設定やクレジットカードの登録も簡単にできますので、もし導入がまだなら検討してみるのはいかがでしょうか?


この記事を書いた人
スマホのススメ編集部
スマホやケータイの最新情報や、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルに関する総合情報メディア「スマホのススメ」の制作を監修。スマホのレビューやドコモのお得クレジットカードdカード GOLDについても解説しています。スマホ関連の「分かりづらい内容を分かりやすく」することを目標に、誰でも簡単にお得にできるようにユーザー目線で記事を配信しています。