GMOとくとくBBとは、GMOインターネット株式会社が運営するインターネットサービスプロバイダーです。インターネットサービスブロバイダとは、日本ではインターネット接続事業者を指すことが多いです。
このページでは、GMOとくとくBBについて、利用できるインターネット接続サービスや料金、評判など、総合的な観点から調査していきます。
画像引用元:家でも外でもおトクなインターネット|WiMAX(ワイマックス)ならGMOとくとくBB
GMOとくとくBB で利用できる接続サービスについて
GMOとくとくBBで利用できる接続サービスは、以下のようになっています。
- WiMAX2+
- フレッツ光接続
- V6プラス接続
- ドコモ光接続
- イー・アクセスADSL
- 固定IP付き接続サービス
この時点で気づいた方も多いと思いますが、「GMOとくとくBB」というインターネット回線があるわけではありません。使う回線は「フレッツ光」や「ドコモ光」など他社のもので、これらを利用するためにGMOとくとくBBにお願いするという形になります。
まずはこれらインターネット回線についてを中心に見てみましょう。
WiMAX2+について
画像引用元:【公式】GMO とくとくBB|WiMAX(ワイマックス)キャッシュバックキャンペーン
WiMAX2+はUQコミュニケーションが提供するインターネットサービスで、ルーターをスマホのように持ち運べることが最大の特徴です。家の工事などが一切必要なく、外でも不自由なくインターネットを使えるのが魅力ですね。
あまりに手軽なので、その分電波が弱いのではないかと心配になる方もいると思いますが、そんなことはありません。UQコミュニケーションズはKDDIグループの事業者なので、サービスエリアや速度についても基本的に充実しています。
通信量も無制限ですが、田舎やビル、地下街では繋がりにくいことがあります。そんな時はau 4G LTE通信を利用することもできます。パソコンはもちろんスマホやゲーム機にも同時にWi-Fi接続することもできます。
よほどのこだわりがなければ、WiMAX2+のルーターを1台持っていればインターネット環境はすべて完結します。早速ではありますが、非常にオススメ度の高いサービスです。
GMOとくとくBBを通じてWiMAX2+を申し込むと、執筆時点ではルーター端末代0円や最大41,100円のキャッシュバックといったサービスを受けることができます。GMOとくとくBBもWiMAX2+には特に力を入れていますね。
フレッツ光について
画像引用元:フレッツ光 | サービス紹介・料金 | WiMAX(ワイマックス)なら【GMOとくとくBB】
フレッツ光は、NTT東日本/NTT西日本が提供しているインターネット回線です。NTTグループの光ファイバーなので、サービスエリア、速度共に業界トップクラスの快適度です。
フレッツ光を利用して不満を感じる方はほとんどいないでしょう。有名で信頼できるところの回線がいいという方に特にオススメです。
また、GMOとくとくBBを通じてフレッツ光を利用すると、とくとくセットとしてメールアドレスやホームページを無料で最大15個まで取得できたりするなど独自のサービスも受けることができます。
V6プラス
画像引用元:フレッツ光対応「v6プラス」|GMOとくとくBB
V6プラスもNTT東日本/NTT西日本が提供しているサービスで、フレッツ光よりもさらに高速であることを売りにしています。プロバイダーを必要としないのがV6プラスの特徴なのですが、GMOとくとくBBでも扱っています。
特別な設定や工事が必要なく、V6プラス対応ルーターに接続すれば最短30分で開通する点も非常に魅力的ですね。フレッツ光を試したが、それでも満足できない、という方には是非試してもらいたいです。
ドコモ光
画像引用元:速いドコモ光なら GMOとくとくBB | クチコミで人気 ! お得で安いプロバイダー
ドコモ光は、NTTドコモが提供するインターネット回線です。これまたエリア、速度に心配はありません。
ドコモユーザーであれば、ドコモ光を使うことでセット割として毎月1,512円の割引が適用されるのも特徴ですね。
GMOとくとくBBを通じてドコモ光を申し込むと、V6プラスに対応したルーターが無料で借りられたり、最大15,000円のキャッシュバックが受けられたりします。
ドコモ光自体、十分いい回線ですが、セット割を受けるためにも積極的に選びたい回線です。
ドコモ光を使うならキャッシュバックもあるGMOとくとくBB経由の申し込みが断然お得です。
→ GMOとくとくBBのドコモ光
イー・アクセスADSL
画像引用元:イー・アクセスADSL | サービス紹介・料金 | WiMAX(ワイマックス)なら【GMOとくとくBB】
イー・アクセスADSLは、光ファイバーが広まるまで主流だったインターネット接続サービスで、インターネットの常時接続を当たり前にした立役者です。
現在は光ファイバーと比べて「時代遅れ」という認識が強く、実際に通信速度も光ファイバーに及ばないのですが、その分安い料金で使えることから再び注目を集めています。
メールやインターネット閲覧くらいなら光ファイバーでなくても問題ありませんからね。ただ、高画質の動画視聴やゲームなどを頻繁に行う方は、やはり避けたほうが無難なのは間違いありません。
GMOとくとくBBを通じて使えるのはワイモバイル株式会社のADSLサービスで、GMOとくとくBBの特典としてメールアドレスとホームページを無料で最大15個取得できるなど独自サービスも受けることができます。
固定IP付き接続サービス
画像引用元:固定IP | サービス紹介・料金 | プロバイダー乗り換えなら【GMOとくとくBB】
固定IP付き接続サービスは、端末ごとにIPを固定できるサービスです。IPを固定することで、インターネット上で使用端末を特定してもらうことができ、信頼度を高めることができます。
例えば、同じ家に住んで同じ回線を使っている家族でも、使用端末から誰が接続しているのかはっきりわかるようになります。機密情報などのやり取りに向いていますね。
GMOとくとくBBであれば、初期費用無料、設定時間は最速3分、年中無休の技術サポートなどのサービスも受けることができます。固定IPが必要な方は一度検討してみてください。
主に通信速度はインターネット接続サービスによる
画像引用元:ドコモ光×GMOとくとくBBの速度の秘密公開 | 速いドコモ光なら GMOとくとくBB
このように、GMOとくとくBBと言っても利用できる回線は複数あります。そして、通信速度の程度などはほとんどインターネット接続サービスによって決まります。
例えばドコモ光を使っていて、通信が遅くて不満に感じたとしましょう。では通信が遅い原因はNTTドコモにあるのか、GMOとくとくBBにあるのかというと、一般的にはNTTドコモに原因があるとするのが妥当です。
良くも悪くもGMOとくとくBBに通信速度を大きく左右するような影響力はないでしょう。それなので、プロバイダー選びは料金やサポート内容で決めている方が多いです。
GMOとくとくBBは遅いという悪評もあるが?
しかしインターネット上で情報を収集すると、GMOとくとくBBで契約すると回線速度が遅いという悪評も存在します。それもひとつふたつではありません。
ただ、それらについても本当にGMOとくとくBBが原因なのかは明確ではありません。地域や建物、使っているルーターなども含めて原因は複雑に絡み合うものなので、どうしてもケース・バイ・ケースとしか言えないことがほとんどです。
また、プロバイダーは一度に複数社と契約して同時に同条件で試すような機会に恵まれないので、GMOとくとくBB以外ならば速くなるのかも結局ははっきりしません。
「速い」「快適」とGMOとくとくBBを絶賛しているユーザーだって多数存在します。
他にも悪い評判がたくさんある……
通信速度については、GMOとくとくBBの「おかげ」とか「せい」で左右されることは実際にはあまりないと思います。ないとも断言はできませんが。
ただ、それを除いたとしてもGMOとくとくBBには結構な悪評が少なくありません。まとめると、主な悪評としては以下の点が挙げられることが多いです。
- キャッシュバックを受ける条件が厳しい
- 解約金が高い
- 解約するのに手間がかかる
- 営業メールがたくさんくる
なお、評判についてもやはり、どのインターネット接続サービスを申し込んだのかでも変わってくるところがあります。それなので、この場で解説できることは全般的かつ一般論に留まることはあらかじめご了承ください。
キャッシュバックを受ける条件が厳しい、は本当?
画像引用元:家でも外でもおトクなインターネット|WiMAX(ワイマックス)ならGMOとくとくBB
GMOとくとくBBは、例えば「最大15,000円キャッシュバック」といった特典を掲げることが多いのですが、そのための条件が厳しくて実際は受けられないという評判をちらほら見聞きします。
この評判は、ユーザーのほうからキャッシュバック申請しなくてはいけないことが原因かと思われます。つまりユーザーが手続きしなければもらえないのです。
キャッシュバック申請の案内はメールでくるのですが、それが契約から1年近く後になることもあり、ユーザーが忘れてしまうことも多いわけですね。
しかし手続きをちゃんと行えばキャッシュバックは受けられます。案内メールを見逃さずに、開いたら速やかに手続きを進めましょう。
それを除けば、他所と比べて特別条件が厳しいというわけではありません。
解約金が高い、は本当?
画像引用元:家でも外でもおトクなインターネット|WiMAX(ワイマックス)ならGMOとくとくBB
これはWiMAX2+を申し込んだユーザーからよく聞かれますね。また、実際にそのとおりであると言えます。
WiMAX2+の解約金について、他社と比較して見ると以下のようになっています(下記内容は変更され得るものです)。
主なプロバイダー | 0ヶ月目~12ヶ月目 | 13ヶ月目~24ヶ月目 |
---|---|---|
GMOとくとくBB | 24,800円 | 24,800円 |
UQ WiMAX | 19,000円 | 14,000円 |
BIGLOBE | 19,000円 | 14,000円 |
Broad WiMAX | 19,000円 | 14,000円 |
So-net | 19,000円 | 14,000円 |
このように、他のプロバイダーは本家本元のUQ WiMAXと揃えているのにも関わらず、GMOとくとくBBだけ明らかに高い解約金が設定されています。
これではユーザーからしてみればぼったくりにあっているようで、不平不満が出てくるのもうなずけます。WiMAX2+の早期解約の可能性が高い方は、GMOとくとくBB以外のプロバイダーから申し込みしましょう。
解約するのに手間がかかる、は本当?
画像引用元:家でも外でもおトクなインターネット|WiMAX(ワイマックス)ならGMOとくとくBB
これについては特にそういった事実はありません。WiMAX2+の解約金の高さからくるイメージだと思います。
どのプロバイダーでも、解約のためには手続きが必要なのは同じです。手間がかかると言えばかかりますが、GMOとくとくBBだけが特別に面倒くさいわけではありません。
むしろ手続き自体は会員ページにしたがってクリックしていけば容易に完了します。意地の悪さを感じることはないのではないでしょうか。
営業メールがたくさんくる、は本当?
画像引用元:会員サポート | おトクなインターネットなら【GMOとくとくBB】
そのとおりです。残念ながらGMOとくとくBBから不要なメールがしょっちゅうくることになります。
毎月10通以上なんてことも珍しくありません。しかしながら迷惑メールに設定するわけにもいきませんし、これに関しては我慢するしかないですね。
また、キャッシュバック申請のような重要なメールも営業メールの中に埋もれて気がつけなかった方もいるそうです。ここから、キャッシュバックを受けづらいというイメージもできたのかもしれませんね。
GMOとくとくBB利用者にはWiMAX2+ユーザーが多数か
GMOとくとくBBのレビューを収集しようとすると、その多くがWiMAX2+に関する話題となります。きっと、GMOとくとくBBを通じてWiMAX2+を申し込む方が多いからでしょう。
それだけWiMAX2+の手軽さが人気ということでもあると思います。工事不要で、スマホ感覚で使えるというのも時代に合っているのでしょうね。
GMOとくとくBBでも特にWiMAX2+をプッシュしており、キャンペーンにも力を入れています。WiMAX2+にだけは「とくとく学割メニュー」なんてものも存在します。
WiMAX2+の利用を考えている方は、一度はGMOとくとくBBもチェックしておくことを強くおすすめします。
GMOとくとくBBにもデメリットや低い評価もありますが、他のプロバイダーと比べて平均点以上といえます。GMOとくとくBBの利用者数が多くて、何かと話題になりやすいのでしょう。
プロバイダー自体、他社(NTTなど)のサービスを使って儲けているという、中間業者ならではのイメージの悪さも否めませんからね。ある程度の低評価は仕方がないのかもしれません。
なお、キャンペーンの内容などについては短期間で移りゆくものです。気になる方は是非、直接GMOとくとくBBの公式サイトをご覧ください。以下がそのページとなります。
ドコモ光へはGMOとくとくBBから申し込むとさらにお得
画像引用元:ドコモ光のおトクなキャンペーン | 速いドコモ光なら GMOとくとくBB
ドコモ光は、フレッツ光の回線を借りているので通信速度の条件が同等で、かつ利用料金がフレッツ光より安く、スマホと合わせて利用すると携帯料金が割引を受けられます。
加えて、フレッツ光からドコモ光への乗り換えは、工事不要で解約金なしと、現状デメリットはほぼないので乗り換えを検討してみてはいかがでしょう。
乗り換えの際は、プロバイダのGMOとくとくBBから申し込むと、最大15,000円のキャッシュバックが受けられます。GMOとくとくBBは、新方式のv6プラス対応によってプロバイダの通信速度も高速ですので、回線速度が気になる方にもおすすめです。