ドコモの「ギガホ」と「ギガライト」は実際に安くなるか比較

  • 21.01.29
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  • ※本記事は21.01.17に作成された記事です。最新情報は公式ページをご確認ください。

ドコモの新料金プランが発表され、2019年6月1日からは新料金プランが提供されることとなりました。

以後もプラン変更しなければ現行プランを利用できますが、現行プランへの新規申し込みは2019年5月31日をもって終了します。

スマホ向けでは最大4割値下げといわれる新料金プランですが、現行プランと比較して本当にお得になるのか気になる方は多いのではないでしょうか。

新プランの中でもスマホ向けの新料金プランである、ギガホとギガライトを中心に説明します。

目次

スマホ向け新料金プラン「ギガホ」「ギガライト」


画像引用元:ドコモ公式サイト 料金・割引
2019年6月1日からの新プランは、現行プランと異なり、音声通話とデータ通信が一体となった料金プランです。

そのため、現行プランのインターネット接続サービスの「SPモード料金」など個別に計算する必要がなくなりました。

通話プランは、家族間以外の通話は、国内発話は30秒ごとに20円の通話料が発生します。

単純に考えると、現行(旧)プランのシンプルプランとデータ通信が一体となったプランと言えそうです。

この新プランの導入により、通話料金やデータ通信の組み合わせを利用者が個別に検討することはなくなります。

後述する割引プランも適用条件、割引額ともに簡約化され、分かりやすい料金体系になったとえいます。

反面、通話プランのみを新たに契約することは叶わなくなります

新しい「ケータイプラン」も、音声通話とデータ通信とインターネット接続サービスが一体となる料金プランとなったからです。

スマホでのプラン選択は、月のデータ使用量が30GBの大容量が可能なギガホと、1~7GBまで、月のデータ利用料金によって金額が変動するギガライトのシンプルな2択となりました。

新料金プランが最大4割の値下げと喧伝される根拠は、現行料金プランの「ベーシックシェアパック」と新料金プランの「ギガライト」において、家族3人+2年契約+月の使用データ量1GBという条件で比較した場合の月額基本料金の差にあります。

その詳細は、以下のギガライト最安プラン検証項目にて説明します。

月々のスマホの利用料金を抑えようとするのなら、少ないデータ容量でスマホを上手に利用する「ギガライト」プランを選択することになります。

新プランの基本料金

新料金プランの基本価格は下記の通りです。

なお、2年契約での料金で、表示は税別となっています。

ギガライトデータ量 月額利用料金(税抜)
~7GB 5,980円
~5GB 4,980円
~3GB 3,980円
~1GB 2,980円
ギガホ 月額利用料金(税抜)
~30GB 6,980円

なお、2019年9月末までのギガホ加入で最大6か月間、月額1,000円割引となる「ギガホ割」が発表されています。

「ギガホ割」が適用されると、6ヶ月間はギガライトにおける月に5GB以上の利用料金は、ギガホと同額となります。

7GBを越えると最大128kbpsの低速度となってしまうギガライトと比較して、同じ利用料金でもギガホは30GB/月のデータ量があります。

そのため、5GB/月以上データ量を利用するという方は、当面は迷わずギガホを選択することをおすすめします。

ドコモのギガホ契約でAmazonプライム1年分!他にもお得なキャンペーン続々登場

通話プランオプションの目安


また、ギガホ、ギガライトの新プランでは、5分間無料通話および通話のかけ放題は、オプション扱いとなります。

オプションの月額料金は下記の通りです。

なお、表記は2年契約の場合かつ税別で表示しています。

新料金プラン
5分通話無料オプション かけ放題オプション
オプション料金(税別) 700円 1,700円

なお、2019年5月現在現行プランの2年契約での基本プランは下記の通りです。

現行プラン:シンプルプランとカケホーダイプランを比較
カケホーダイ 2,700円/月(税別) カケホーダイライト 1,700円/月(税別)
シンプルプラントの差額
(-980)
1,720円 720円
通話時間 43分 18分

上記の通り、現行(旧)プランでシンプルプランから5分間無料通話および通話のかけ放題へ変更したのとさほど変わらない金額が設定されています。

正確に言えば、両オプションとも20円安くなっていますが、誤差の範囲と言えます。

上記オプションをつけるかどうかは、月に5回以上短い発信通話をするのなら5分無料オプションを、月にトータル45分以上の発信通話をするのならかけ放題オプションを選択することをおすすめします。

新プランの主要割引


その他、併用可能な料金割引は下記の通りです。

  1. みんなドコモ割
  2. ドコモ光セット割

上記割引サービスも、現行プランよりも分かりやすくなりました。

特徴的なのは、家族での複数回線の場合、現行サービスは主回線からしか割引されませんでしたが、新サービスでは回線ごとに割引額が設定されています。

また、現行(旧)プランは割引額もステージや選択プランによって変動していましたが、新プランは対象回線全てに割引がされるため、回線ごとに一律、あるいは分かりやすい形で割引額が設定されました。

一方で、新プランの場合、現行(旧)プランの「ずっとドコモ割プラス」に該当する「ずっとドコモ特典」は、毎月の利用料金から割引されません。

残念ながら、誕生月にステージ毎に定められたdポイントプレゼントのみのサービスとなってしまいました。

以下で新プラン割引の詳細を説明します。

みんなドコモ割

「ファミリー割引」の対象回線が2回線以上の場合、対象音声回線数に応じて、月額料金を各回線ごとに割引されるサービスです。

「ファミリー割引」は、同居家族の必要はなく、代表回線契約者から三親等であれば適用可能です。

また、「ギガホ」「ギガライト」の契約回線の割引には、キッズケータイ以外の音声通話が可能な料金プランであればカウント回線となります。

つまり、ギガライトの契約回線の他に、家族に現行(旧)プラン通話のみ(ガラケーOK)でも契約が1回線以上あれば、ドコモ光セット割は適用されます。

ただし、「対象音声回線数に応じて」とはありますが、実質2回線か3回線かで割引額が変わります。

みんなドコモ割の割引額
2回線 3回線以上
割引額 -500円 -1,000円

条件は実質的に「ファミリー割引」登録があればいいだけなので、最安値の1,980円で利用できる方は多いと思われます。

単身者には厳しい割引条件と思われますが、「ドコモが定める三親等以内の家族」であればファミリー割引対象者となります。

auの家族割りプラスのような同居家族の条件よりも対象は広いため、ドコモユーザーであればファミリー割引対象者となる割合は高いのではないでしょうか。

ドコモ光セット割

ドコモ光を契約している場合、「ファミリー割引」グループ内の「ギガホ」「ギガライト」を契約している各回線の月額料金から、永年最大1,000円割引するサービスです。

ドコモ光セットの割引額
料金プラン 割引料金
ギガホ -1,000円
ギガライト ~7GB -1,000円
~5GB -1,000円
~3GB -500円
~1GB

ただし、上記の表にある通り、ギガライトプランで1GB以下の少容量のみの場合、ドコモ光セット割は適用されません
ドコモ光「光電話」の評判|料金やキャンペーンを他サービスと比較

ギガライト/ギガホのまとめ
  • 新料金プラン「ギガホ」「ギガライト」は現行プランと異なり、音声通話とデータ通信が一体となった料金プラン
  • 2019年9月末までのギガホ加入で最大6か月間、月額1,000円割引となる「ギガホ割」が適用される
  • 5分間無料通話および通話のかけ放題は、オプション扱い
  • 月に5回以上短い発信通話をするのなら5分無料オプションを、月にトータル45分以上の発信通話をするのならかけ放題オプションを選択することをおすすめ
  • みんなドコモ割、ドコモ光セット割のなどの併用可能割引がある

本当に安い?ギガライトの最安料金を現行プランと比較検討


画像引用元:ドコモ公式サイト ギガライト
新料金プランは本当に安いのでしょうか?

ギガライトの月額基本料金の最安価格を料金シミュレーションし、現行プランと比較して、お得かどうか確認します。

ギガライトの最安プランは、いうまでもなく、月のデータ利用量が最小単位となる1GB未満の場合となります。

しかしギガライトの1GB未満の料金プランには、上述のようにドコモ光セット割を適用できないため、最安料金はみんなドコモ割が対象となるか否かで定まります。

ギガライトの月額基本料金の最安値の条件は、下記の2点となります。

  1. 月のデータ利用量が1GB未満
  2. 3回線以上のみんなドコモ割の割引が適用される場合

上記2条件を満たした場合の月額最安基本料金は下記の通りです。

なお、2年契約の場合を税別で表示しています。

ギガライト最安プラン
条件 基本料金(税別)
月のデータ利用量1GB未満 2,980円
みんなドコモ割(3回線以上) -1,000円
合計 1,980円

上記の通り、ギガライトの月額基本料金の最安値は1,980円です。

章の冒頭で触れた4割値下げは、現行の「ベーシックシェアパック」における同条件下での計算です。

同条件とは、「ベーシックシェアパック」の月の最安基本料金を3回線で利用するケースとなります。

ベーシックシェアプランの最安値料金計算
料金内容 選択プラン 月額基本料金(税別)
基本プラン シンプルプラン 980円×3人分 2,940円
インターネット接続サービス spモード 300円×3人分 900円
パケットパック ベーシックシェアプラン(〜5GB)主回線 6,500円
ずっとドコモ割プラス プラチナステージ -900円
パケットパック ベーシックシェアプラン(〜5GB)シェアオプション 500円×2人分 1,000円
合計 10,440円
一人あたりの月額基本料金 3,480円

3,480円×0.6=2,088円なので、ギガライト月額基本料金最安値の1,980円は、確かに4割以上の値下げとなります。

ただし、1GB未満のギガライト月額基本料金には適用されない「ドコモ光セット割」(上記条件だと-800円/月)が適用される場合、(10,440-800)円/3=3,213円となり、値下げは4割未満の金額となります。

加えて、もしも、上記3名家族全てがdocomo with対象機種を選択している場合は、1,500円×3人分=4,500円がさらに値引きされます。

つまり、上記条件に「ドコモ光セット割」とdocomo with対象機種(3名全て)という条件を付け足すと、(10,440-800-4,500)円/3=1,713円となります。

このように、現行プランと比較して、ギガライトを適用した場合、安くなるどころか逆に割高となる場合も有ります。

さらに、現行(旧)プランのデータシェア条件の場合、一人あたりの利用データ量は月に1.6GBとなるため、比較対象のギガライトの最安値条件のデータ利用量月1GB未満よりは余裕があります。

しかし、この場合、家族3人全てがdocomo with対象機種であることが最大の条件となります。

適用条件という面から見ると、「みんなドコモ割」の適用だけで、月1GB未満の小容量ユーザーの月額基本料金が安くなるギガライトはお得なプランと言えます。

また、ギガライトでドコモセット割も合わせて適用可能な場合、一人につき5GB/月までのデータ量と基本通話のスマホ利用料金は、2,980円と中容量データ利用者にとってもかなりお得になります。

本当に安い?ギガホの最安料金を現行プランと比較検討


画像引用元:ドコモ公式サイト ギガホ
次は、ギガホの月額基本料金の最安価格を料金シミュレーションし、現行プランと比較して、お得かどうか確認します。

ギガホの月額基本料金の最安値の条件は、下記の2点となります。

  1. ドコモ光セット割が適用される場合
  2. 3回線以上のみんなドコモ割の割引が適用される場合
  3. 2019年9月30日までにギガホに申し込みをした場合

上記2条件を満たした場合の月額最安基本料金は下記の通りです。

なお、2年契約の場合を税別で表示しています。

ギガホ最安プラン
条件 基本料金(税別)
ギガホ(〜30GB)基本料金 6,980円
みんなドコモ割(3回線以上) -1,000円
ドコモ光セット割 -1,000円
ギガホ割(6ヶ月) -1,000円
合計 3,980円

上記の通り、ギガホの月額基本料金の最安値3,980円です。

ただし、ギガホ割は6ヶ月間の期間限定割引のため、半年後の月額基本料金の最安値は4,980円となります。

ギガライトと同様に、現行プランで同条件となるのは、「ウルトラシェアパック100」を3回線で利用するケースとなります。

加えて、「ずっとドコモ割プラス(プラチナステージ)」と「どこも光セット割」の割引も適用条件に叶う場合となります。

ウルトラシェアパック100の最安値料金計算
料金内容 選択プラン 月額基本料金(税別)
基本プラン シンプルプラン 980円×3人分 2,940円
インターネット接続サービス spモード 300円×3人分 900円
パケットパック ウルトラシェアパック100(〜100GB)主回線 25,000円
ずっとドコモ割プラス プラチナステージ -2,500円
どこも光セット割 -3,500円
パケットパック シェアオプション 500円×2人分 1,000円
合計 23,840円
一人あたりの月額基本料金 7,946円

割引も含めた条件も同様なら、ギガホを選択した方が、かなりお得になります。

さらにギガライト同様、上記3名家族全てがdocomo with対象機種を選択している場合でも、(23.840-4,500)円/3=6,446円と、断然ギガホが安くなります。

ただし、現行(旧)プランのデータシェア条件の場合、一人あたりの利用データ量は月に33GBとなるため、比較対象のギガホ条件のデータ利用量月30GBより余裕があります。

ドコモショップの来店予約方法とWEB予約の手順|来店しない方法

機種代金はどうなる?新しい端末購入プログラム


画像引用元:ドコモ公式サイト スマホおかえしプログラム
これまでの新プランと現行プランの比較は、端末費用を含まずに、純粋にスマホの基本利用料金となる通話・通信の料金プランで行ってきました。

しかし、スマホの利用料金の高低は、純粋な通信料だけで計ることはできません。

なぜなら、ドコモに限らず大手通信キャリアでは、高騰するスマホ端末の購入をサポートするための端末購入プログラムが導入されています。

その為、新端末の購入費用も含めたトータル料金でキャリア選択が行われることが常であるからです。

ドコモでは新料金プランへの以降にともない、これまでにあった端末購入のためのサポートプログラムも変更することとなりました。

現行の端末購入プログラム(「端末購入サポート」「月々サポート」「機種変更応援プログラムプラス/機種変更応援プログラム」)への申し込みは2019年5月31日を持って終了します。

なお、現行の料金プランと同様、2019年5月31日までに申し込みが終了している場合は、終了期限まで契約は継続します。

代わって発表された新しい端末購入プログラムは、「スマホおかえしプログラム」です。

スマホおかえしプログラム


画像引用元:ドコモ公式サイト ギガライト
新料金プランは本当に安いのでしょうか?

ギガライトの月額基本料金の最安価格を料金シミュレーションし、現行プランと比較して、お得かどうか確認します。

ギガライトの最安プランは、いうまでもなく、月のデータ利用量が最小単位となる1GB未満の場合となります。

しかしギガライトの1GB未満の料金プランには、上述のようにドコモ光セット割を適用できないため、最安料金はみんなドコモ割が対象となるか否かで定まります。

ギガライトの月額基本料金の最安値の条件は、下記の2点となります。

  1. 月のデータ利用量が1GB未満
  2. 3回線以上のみんなドコモ割の割引が適用される場合

上記2条件を満たした場合の月額最安基本料金は下記の通りです。

なお、2年契約の場合を税別で表示しています。

ギガライト最安プラン
条件 基本料金(税別)
月のデータ利用量1GB未満 2,980円
みんなドコモ割(3回線以上) -1,000円
合計 1,980円

上記の通り、ギガライトの月額基本料金の最安値は1,980円です。

章の冒頭で触れた4割値下げは、現行の「ベーシックシェアパック」における同条件下での計算です。

同条件とは、「ベーシックシェアパック」の月の最安基本料金を3回線で利用するケースとなります。

ベーシックシェアプランの最安値料金計算
料金内容 選択プラン 月額基本料金(税別)
基本プラン シンプルプラン 980円×3人分 2,940円
インターネット接続サービス spモード 300円×3人分 900円
パケットパック ベーシックシェアプラン(〜5GB)主回線 6,500円
ずっとドコモ割プラス プラチナステージ -900円
パケットパック ベーシックシェアプラン(〜5GB)シェアオプション 500円×2人分 1,000円
合計 10,440円
一人あたりの月額基本料金 3,480円

3,480円×0.6=2,088円なので、ギガライト月額基本料金最安値の1,980円は、確かに4割以上の値下げとなります。

ただし、1GB未満のギガライト月額基本料金には適用されない「ドコモ光セット割」(上記条件だと-800円/月)が適用される場合、(10,440-800)円/3=3,213円となり、値下げは4割未満の金額となります。

加えて、もしも、上記3名家族全てがdocomo with対象機種を選択している場合は、1,500円×3人分=4,500円がさらに値引きされます。

つまり、上記条件に「ドコモ光セット割」とdocomo with対象機種(3名全て)という条件を付け足すと、(10,440-800-4,500)円/3=1,713円となります。

このように、現行プランと比較して、ギガライトを適用した場合、安くなるどころか逆に割高となる場合も有ります。

さらに、現行(旧)プランのデータシェア条件の場合、一人あたりの利用データ量は月に1.6GBとなるため、比較対象のギガライトの最安値条件のデータ利用量月1GB未満よりは余裕があります。

しかし、この場合、家族3人全てがdocomo with対象機種であることが最大の条件となります。

適用条件という面から見ると、「みんなドコモ割」の適用だけで、月1GB未満の小容量ユーザーの月額基本料金が安くなるギガライトはお得なプランと言えます。

また、ギガライトでドコモセット割も合わせて適用可能な場合、一人につき5GB/月までのデータ量と基本通話のスマホ利用料金は、2,980円と中容量データ利用者にとってもかなりお得になります。

本当に安い?ギガホの最安料金を現行プランと比較検討


画像引用元:ドコモ公式サイト ギガホ
次は、ギガホの月額基本料金の最安価格を料金シミュレーションし、現行プランと比較して、お得かどうか確認します。

ギガホの月額基本料金の最安値の条件は、下記の2点となります。

  1. ドコモ光セット割が適用される場合
  2. 3回線以上のみんなドコモ割の割引が適用される場合
  3. 2019年9月30日までにギガホに申し込みをした場合

上記2条件を満たした場合の月額最安基本料金は下記の通りです。

なお、2年契約の場合を税別で表示しています。

ギガホ最安プラン
条件 基本料金(税別)
ギガホ(〜30GB)基本料金 6,980円
みんなドコモ割(3回線以上) -1,000円
ドコモ光セット割 -1,000円
ギガホ割(6ヶ月) -1,000円
合計 3,980円

上記の通り、ギガホの月額基本料金の最安値3,980円です。

ただし、ギガホ割は6ヶ月間の期間限定割引のため、半年後の月額基本料金の最安値は4,980円となります。

ギガライトと同様に、現行プランで同条件となるのは、「ウルトラシェアパック100」を3回線で利用するケースとなります。

加えて、「ずっとドコモ割プラス(プラチナステージ)」と「どこも光セット割」の割引も適用条件に叶う場合となります。

ウルトラシェアパック100の最安値料金計算
料金内容 選択プラン 月額基本料金(税別)
基本プラン シンプルプラン 980円×3人分 2,940円
インターネット接続サービス spモード 300円×3人分 900円
パケットパック ウルトラシェアパック100(〜100GB)主回線 25,000円
ずっとドコモ割プラス プラチナステージ -2,500円
どこも光セット割 -3,500円
パケットパック シェアオプション 500円×2人分 1,000円
合計 23,840円
一人あたりの月額基本料金 7,946円

割引も含めた条件も同様なら、ギガホを選択した方が、かなりお得になります。

さらにギガライト同様、上記3名家族全てがdocomo with対象機種を選択している場合でも、(23.840-4,500)円/3=6,446円と、断然ギガホが安くなります。

ただし、現行(旧)プランのデータシェア条件の場合、一人あたりの利用データ量は月に33GBとなるため、比較対象のギガホ条件のデータ利用量月30GBより余裕があります。

ドコモショップの来店予約方法とWEB予約の手順|来店しない方法

機種代金はどうなる?新しい端末購入プログラム


画像引用元:ドコモ公式サイト スマホおかえしプログラム
これまでの新プランと現行プランの比較は、端末費用を含まずに、純粋にスマホの基本利用料金となる通話・通信の料金プランで行ってきました。

しかし、スマホの利用料金の高低は、純粋な通信料だけで計ることはできません。

なぜなら、ドコモに限らず大手通信キャリアでは、高騰するスマホ端末の購入をサポートするための端末購入プログラムが導入されています。

その為、新端末の購入費用も含めたトータル料金でキャリア選択が行われることが常であるからです。

ドコモでは新料金プランへの以降にともない、これまでにあった端末購入のためのサポートプログラムも変更することとなりました。

現行の端末購入プログラム(「端末購入サポート」「月々サポート」「機種変更応援プログラムプラス/機種変更応援プログラム」)への申し込みは2019年5月31日を持って終了します。

なお、現行の料金プランと同様、2019年5月31日までに申し込みが終了している場合は、終了期限まで契約は継続します。

代わって発表された新しい端末購入プログラムは、「スマホおかえしプログラム」です。

スマホおかえしプログラム

スマホおかえしプログラムは、36回の分割払いで購入した端末を返却した場合、残りの支払いが最大12回が不要なるプログラムです。

分割払いの回数は増えるたものの、現行プランの「機種変更応援プログラム/プラス」に似た割引であり、下取りを義務化した形で端末料金を割り引くサービスといえます。

適用条件は下記の2点のみです。

  1. 対象機種を36回分割払いで購入すること
  2. 機種を返却すること

新料金プランと同様、端末購入プログラムも明快で分かりやすい基準に統一されました。

ドコモ新料金プラン「ギガホ」と「ギガライト」ポイントまとめ
  • 新料金プラン・新端末購入プログラムともに料金体系や割引適用条件が簡略化され分かりやすくなった
  • ギガライトは小容量から中容量のデータ利用者におすすめのプラン
  • 小容量データ利用者は、条件によっては従来プランの方が安くなる場合がある
  • ただし、新料金プランの割引適用条件は、多くのユーザーとって適用可能性が高く、割安になるユーザーは増える
  • 大容量のデータ利用者は断然新プランのギガホがおすすめ

この記事を書いた人
スマホのススメ編集部
スマホやケータイの最新情報や、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルに関する総合情報メディア「スマホのススメ」の制作を監修。スマホのレビューやドコモのお得クレジットカードdカード GOLDについても解説しています。スマホ関連の「分かりづらい内容を分かりやすく」することを目標に、誰でも簡単にお得にできるようにユーザー目線で記事を配信しています。