いま、Galaxyシリーズでもとくに人気の高いSシリーズの最新機種である、GalaxyS10/10+の発売の情報が巷を騒がせています。
サムスンのフラッグシップモデルの名に恥じない、最新技術が搭載されたハイスペックと使いやすさを高次元で両立したモデルとしての登場が期待されます。海外のみならず、日本国内でもGalaxyシリーズは大手キャリアでも取り扱われるほど注目されるモデルとなっています。
今回は、噂されている新型Galaxyの時期フラッグシップモデルである「Galaxy S10・S10+」のスペックや発売時期について考察していきます。
機種 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 |
---|---|---|---|---|
本体 | iPhone SE3![]() | AQUOS wish![]() | arrows We![]() | AQUOS sense6![]() |
価格 | 34,615円~ | 22,001円~ | 21,068円~ | 32,430円~ |
特徴 | コスパの良さが魅力 Apple最新スマホ | 飽きずに長く使える カジュアルスマホ | 初心者でも使いやすい シンプルなスマホ | 初心者でも使いやすい バランススマホ |
購入 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
気になる「Galaxy S10・S10+」の発売日
「Galaxy S10・S10+」は、2019年1月中に発表されるのではないかと、巷では予想されています。
というのも、Galaxyシリーズは以前より毎年2月~3月頃に新機種を発表するというのが慣例ともなっているのですが、「Galaxy S9・S9+」の売れ行きが思いの他振るわなかった為に発表を前倒しすると考えられています。
新モデル「Galaxy S10+」は折りたたみタイプとなるのか?
「Galaxy S10+」は、折りたたみ可能な有機ELディスプレイが採用される事が濃厚となっています。折りたたみ可能な有機ELディスプレイの採用によって、得られる恩恵は様々な場面でその力を発揮します。
下記に折りたたみタイプになることによってのメリットをまとめました。
- 普段は画面を内側に折りたたむ事で、ディスプレイ面の保護が可能。
- ディスプレイ面を外側にして折ると、一般的なスマホサイズで利用が可能。
- 展開すれば、大画面のタブレットのような利用も可能。
スマホそのものの使い方にも影響を与える可能性の高い、スマホの使い方改革ともいえる機能といえます。技術面やコスト面での課題ももちろんあるとは思いますが、新しい技術ですので徐々にブラッシュアップしながらの開発となっているようです。
また、「Galaxy S9」シリーズの販売不振も端末そのものが、「Galaxy S8」シリーズとの差別化が弱くユーザーの所有欲を掻き立てられなかったというのも一つの原因とされています。
新型「Galaxy S10」シリーズで折りたたみタイプが実現すれば、ユーザーの目を引くのもそうですが、その話題性・宣伝効果は絶大なものとなります。
今回早い時期での発表が予想されていますので、実現すればHuaweiなど競合他者を置き去りにする勢いで市場のトップに踊り出ることは間違いありません。
実際サムスンから、折りたたみディスプレイのデザインである「Infinity Flex」というデザインパターンも正式に発表されています。
ベゼルレスを追求した「Galaxy S10」
画像引用元:Galaxy S9 and S9+ | スマートフォン – Galaxy Mobile Japan 公式サイト
「Galaxy S10」は折りたたみタイプではない事が確実視されていますが、その代わりにベゼルレス化を追求した限りなく小型のノッチデザインを採用し発売されるとみられます。
現行の新機種ではノッチのあるディスプレイがスタンダードな流れとなっていますが、「Galaxy S10」は、今ままでのスマホと比べてもノッチを小型にしたディスプレイデザインで登場する事が有力視されています。
2018年11月7日に開催されたカンファレンスでは、サムスンはこれからのGalaxyシリーズのデザイン性についても発表をしています。発表では、ノッチの形を文字って、「infinity-U」・「infinity-V」・「infinity-O」・「New infinity」の4つのデザインを示しました。
ノッチだけではなく、ディスプレイを側面に回り込ませたエッジディスプレイの採用により、スマホ史上最大の画面占有率を持つモンスターモデルになると予想されます。
ちなみに、「New infinity」はノッチが完全に排除された完璧な全画面ディスプレイモデルとなるのですが、実際の登場まではもうしばらくかかるようで「Galaxy S11」シリーズ以降の登場が期待されています。
新型モデルのネーミング問題
また、「Galaxy S10+」の販売時の正式名称となるモデル名には、まだ記憶にも新しい「iPhone X」のように、「Galaxy X」となる可能性が高いともいわれています。
Galaxyの2019年モデルでは、業界初の折り曲げ可能なディスプレイを搭載したスマホが期待されるなか、これまでとは一線を画すスマホの新しい時代の象徴となると考えていると推測されます。
そこで、転換期の意味合いも含む「X」を冠するモデルとする可能性が高いといわれているのです。しかも今回は、モデルのナンバリングの「10」とも関係のある「X(テン)」である事も情報に信憑性を持たせる要因となっています。
また、「Galaxy X」のほか「Galaxy F」というモデル名も浮上しておりどんなモデル名に決まるのかも、楽しみなところでもあります。
日本国内での販売は?その時期は?
日本での「Galaxy S10」シリーズの発売は、「Galaxy S9」の発売日からぴったり1年後の、2019年5月となると巷では噂されています。巷の情報によると正式発表の前に、世界最大の家電見本市CES2019で公開されるともいわれています。
新型Galaxyのスペック
色々と噂レベルの情報も含め色々といわれている事が、新モデルへの期待の大きさを表している格好となっているわけですが、やはりきになるのはそのスペックです。現在、知りうる内容をまとめた各モデルのスペックの考察をご紹介します。
「Galaxy S10+」のスペックの考察
「Galaxy S10+」のスペックの考察をしていきます。
モデル名 | Galaxy 10+ (Galaxy X・F) |
---|---|
OS | Android 9.0 |
ディスプレイ | 7.3インチ程度 (折りたたみ可能ディスプレイ) |
CPU | Snapdragon855 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 128GB |
メインカメラ | クアッドカメラ(4レンズ) |
バッテリー容量 | 5,000mAh程度 |
まずはじめに「Galaxy S10+」で搭載されるOSは、最新のAndroid9.0が搭載されることは間違いありません。最新のAndroid 9.0では、「アダプティブバッテリー機能」が注目されています。これは、バッテリー消費を最適化し、バッテリー持ちを良くする機能となります。
今まで以上にバックグラウンドで動いているアプリなどを調整してくれるまさに痒いところに手が届くといった機能です。
新モデルに搭載されるCPUにも注目が集まるところですが、これには新型の「Snapdragon 855」の搭載が最有力候補となります。
「Snapdragon855」の性能は、現行の「Snapdragon845」との比較では40%前後の大幅な向上がされており、その年の新型「Snapdragon」のCPUを搭載してきた、Galaxyシリーズには欠かせないプロセッサとなっています。
また、「Galaxy S10+」では、新モデルのプレミアムモデルに相応しい、8GBのメモリが搭載されるだろうといわれています。
しかしながら、致し方ないといえばその通りですが、折りたたみディスプレイモデルが予想される「Galaxy S10+」では、防水・防塵などの機能は採用されない見通しとなっています。一方、従来のモデルを踏襲した「Galaxy S10」では、防水・防塵対応となることが予想されます。
「Galaxy S10」のスペックの考察
モデル名 | Galaxy S10 |
---|---|
OS | Android 9.0 |
ディスプレイ | 5.9インチ有機EL |
CPU | Snapdragon855 |
メモリ | 6GB |
ストレージ | 64GB |
メインカメラ | トリプルカメラ |
バッテリー容量 | 3,000mAh程度 |
従来のモデルの純粋な後継機となると予想される「Galaxy S10」にも新型の「Snapdragon 855」が搭載されると考えられます。
メモリの容量に関しては、「Galaxy S10+」と比べ低い設定がされると考えられますが、「Galaxy S9」より高い設定である、6GBが搭載される可能性が高いといえます。
セキュリティ面では、これまでGalaxyシリーズの指紋センサーは背面に搭載されていましたが、新モデルはディスプレイ内蔵型になることも予想されています。
搭載カメラについて
「Galaxy S10+」の折りたたみディスプレイモデルに搭載されるだろうメインのアウトカメラは、クアッドレンズ(4つのレンズ)が搭載されることが有力視されています。新しい技術の投入では、これまでとは違った撮影技術や新しい撮影モードなどの搭載にも期待が寄せられます。
対する「Galaxy S10」は、トリプルカメラ搭載となり、どちらを見ても「HUAWEI P20 Pro」の性能を上回ってくることはほぼ間違いありません。
というのもこれまでサムスンは、カメラの性能では、競合他社の中でもソニーの「Xperia」をメインターゲットとして考え対策などを考えてきましたが、高性能トリプルカメラで話題となった「P20 Pro」のHUAWEIが突如伏兵として現れ、足元をすくわれた経験を持っています。
今回はサムスンにとってまたとないチャンスといった側面もあります。
一眼レフカメラなど本家カメラでも実績を積んでいるソニーではなく、後発組のHUAWEIに出し抜かれたというのは許されることではなく、新モデルではまずは「P20 Pro」を凌駕するカメラを用意してくると考えられる訳です。
虹彩認証の廃止
新モデルでは、虹彩認証機能が廃止になると見込まれています。
「Galaxy S8」で初めて採用された認証システムである虹彩認証機能ですが、残念ながら肝心の認証精度の低さが問題となり、廃止されることが濃厚であることが予想されています。
廃止の原因となったのが、写真と実物の目を虹彩認証システムが判断できないと話題になったことにあるとされています。
サムスンでは、虹彩認証技術の調整よりも、指紋認証システムをディスプレイ内蔵とすることに注力し、きっぱりと方向転換をしたという事も風の噂で流れるほどです。
現状では指紋認証システムの精度はとても高く、ディスプレイ内蔵とした方がフラッグシップモデルとしても、ユーザーの同意も得られベストな判断といえます。いまだに顔認証システムには賛否両論のコメントが行き交っています。
発売時の価格設定
「Galaxy S10+」の折りたたみディスプレイモデルの予想される価格は、15万円は下らず、20万円前後の価格設定と見込まれています。正直なところ現在のスマホの価格と比べて、相当高い価格設定と感じてしまいます。
それでも、世界初の折りたたみ式ディスプレイ搭載モデルとなれば、口切当初はユーザーの所有欲を刺激し相当数の売り上げは見込めるはずです。一方で折りたたみディスプレイ非搭載の「Galaxy S10」の価格は「Galaxy S9」と同等程度の、10万円程となる見込みです。
これからの「Galaxy S」シリーズの流れ
現在では、OPPO・vivoをはじめとする中華メーカーから、スライド式・ポップアップ式のカメラを搭載したスマホが発表されていますが、「Galaxy S」シリーズでは、ディスプレイの中にインカメラを内蔵した、完全全面ディスプレイスマホ構想も噂されています。
ノッチデザインが流行になりつつある現在のスマホ市場ですが、「Galaxy S」シリーズは、一貫してノッチではなくベゼルレスデザインを目指してきています。ノッチデザインには舵を切らないという事は、自然とベゼルレス化を目指す流れとなります。
その流れは、今後の「Galaxy S」シリーズにも引き継がれ「Galaxy S11」、あるいは近い将来実際にディスプレイ内にインカメラを内蔵した、完璧なベゼルレスモデルのスマホが発表されると期待されています。
新しい機能として、逆ワイヤレス充電の搭載
新モデルのGalaxyでは新しい機能として、逆方向ワイヤレス充電が搭載されるともいわれています。
逆方向のワイヤレス充電というとあまり馴染みのない言葉ですが、どのような機能を指すのかというと、「逆充電」すなわちGalaxy端末自体を充電器としても利用可能になるという機能です。
端末自体が充電器の役割を果たしますので、ワイヤレス充電(Qi規格)に対応している機器に充電をすることができます。この機能のおかげで、これまでそれぞれの機器に対して専用の充電器を用意するなどといった事も必要が無くなります。
外出先や旅行の時などには、非常に役に立つ機能となるかもしれません。
振動スピーカーの採用
また、新モデルには振動スピーカーが搭載されるといった噂まで出ています。振動スピーカーというのは机などに接触させることでそれ自身から音を出し、スピーカーとして機能させるスピーカーです。
よって配線などは不要となり、Galaxy本体が振動する事で、振動を受け取った物体そのものが音を発生させるという仕組みとなっております。外部へ音を出すスピーカーというのは、今までは基本的に配線が必要となっていました。
このような技術が比較的普及してくると、それに伴い今度は独立した製品へと昇華する可能性もあり、持ち運びが簡単なスピーカーなどが世に出てくるようになってもおかしくありません。
数人に対して曲などを聞かせたい場合、会議などで皆に録音した音声などを聞かせるなど、振動スピーカーによって音という情報の共有化が一つ進化する事が期待されます。
レジャーやキャンプなどの時の娯楽ツールとしても威力を発揮し人気が出るかもしれません。そういった場所では現在でもスピーカーや、再生機器自体を持ち込んでいるのを良く目にします。
新モデル投入によってサムスンはどこまで巻き返す事ができるか
Galaxyシリーズは、日本国内では韓国メーカー製ということもあり世界での販売実績に比べるとまだまだ足元にも及びません。
近年日本メーカーの「Xperia」などをはじめとする、メーカーのスマホの開発や端末そのもののスペックに関しても停滞気味という事もあり、国外メーカー勢のシェアも高まってきています。
それでも世界シェアナンバーワンのサムスンは、日本市場での展開はまだまだ満足のいく結果となっていない事は、間違いありません。
新モデルのGalaxyで、実際に折りたたみディスプレイが実現されれば、所有欲を刺激されたガジェット系のファンなど、新技術に触れてみたいと思うユーザーからの支持を得るだけでなくGalaxyブランドそのものの価値の向上にも直結するはずです。
そうなれば、現在サムスンを否定的にみているユーザーもその技術力に疑問を持つ事なく、その実力を認めざるを得なくなります。
新モデル次第では、iPhoneのシェア拡大に迫る勢いで、Android市場を席巻しGalaxyのシェアが世界ナンバー1となる事も決して絵空事ではありません。