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2020年の東京オリンピックへ向け東京都では特に外国人観光客へ向けたサービスの充実化をはかっています。

その一つとしてフリーWi-Fiスポットなど観光客へ向けた通信サービスの提供は、デバイスを通して観光客と商店や施設等を直接つなぐ役割を果たし、観光客の消費活動にも強く関わるとされ対策が急務となっています。

ある調査によれば外国人観光客が日本国内でインターネットを利用する場合、半数以上がフリーWi-Fiを利用しているというデータもあり、観光客に対する必要不可欠なサービスであるのは間違いありません。

都内で利用できるフリーWi-Fiサービスはどういったものなのか、そしてその接続方法、さらにフリーWi-Fiの危険性についても併せて見ていきます。

空港など交通機関で利用できるフリーWi-Fi 6選

まずは交通機関で利用できるフリーWi-Fiを紹介します。空路、線路、道路のいずれかで東京都に訪れた際に利用できるフリーWi-Fiサービスがこちらです。

羽田空港のフリーWi-Fiサービス

羽田空港では国際線と国内線でフリーWi-Fiを利用することができます。1回の接続で3時間という時間制限があるものの、接続方法は簡単になっており多くの空港を利用する人々にとって便利なサービスといえます。

国際線ではターミナル館内全エリアでフリーWi-Fiに接続が可能ですが、もし接続しづらい場合は、表に記載していますフリーWi-Fiスポットを利用するのをおすすめします。

注意点として後ほど詳しく説明しますが、暗号化されていませんのでインターネットを利用する上でのセキュリティ面に関しては自己責任となります。

【羽田空港フリーWi-Fi(国際線)】

利用可能エリア・施設羽田空港国際線旅客ターミナル
SSIDHANEDA-FREE-WIFI
対応言語日本語、英語、簡体字、韓国語
登録の有無無し
接続方法1.ネットワーク名「HANEDA-FREE-WIFI」を選択。
2.WEBブラウザを起動
3.表示された画面の指示に従い、画面を進めるとインターネットに接続

羽田空港フリーWi-Fi(国際線):http://www.haneda-airport.jp/inter/premises/service/internet.html#lan

【羽田空港フリーWi-Fi(国内線)】

利用可能エリア・施設羽田空港国内線旅客ターミナル
SSIDHANEDA-FREE-WIFI
対応言語日本語、英語、簡体字、韓国語
登録の有無
無し
接続方法1.ネットワーク名「HANEDA-FREE-WIFI」を選択。
2.WEBブラウザを起動
3.表示された画面の指示に従い、画面を進めるとインターネットに接続


羽田空港フリーWi-Fi(国内線):http://www.tokyo-airport-bldg.co.jp/service_facilities/digital_equipment/wireless_lan.html

成田空港のフリーWi-Fiサービス

成田空港でも羽田空港と同じく、簡単に利用できるフリーWi-Fiサービスが用意されています。羽田空港よりも対応している言語が多く、海外からの旅行者にとってはうれしいサービスとなっています。こちらも暗号化されていませんので、セキュリティに関しては自己責任となります。

【成田空港フリーWi-Fi】

利用可能エリア・施設成田国際空港ターミナル全域
SSIDFreeWiFi-NARITA
対応言語日本語、英語、繁体字、簡体字、韓国語、タイ語、スペイン語、フランス語、インドネシア語
登録の有無無し
接続方法1.ネットワーク名「FreeWiFi-NARITA」を選択
2.Wi-Fi接続画面が自動で表示、「利用規約・セキュリティについて」に同意
3.インターネット利用開始


成田空港フリーWi-Fi:https://www.narita-airport.jp/jp/service/svc_33_wire

JR東日本のフリーWi-Fiサービス

JR東日本が提供しているフリーWi-Fiサービスは2017年の時点で新幹線の17駅と在来線の70駅、加えて東京駅、新宿駅、成田空港駅、空港第2ビル駅、東京モノレール羽田空港国際線ビル駅内「JR東日本訪日旅行センター」で対応していました。

2018年5月より新幹線の車両内で利用できるフリーWi-Fiサービスがスタートし、東北・北陸・秋田新幹線において一部の編成で利用が開始されています。2019年5月までに全編成でサービスの提供を目指しています。

新たに山形新幹線E3系や中央線特急「スーパーあずさ」(E353系、新型車両)でも2018年度中に順次サービスを開始していく予定です。1回の登録で3時間という時間制限は従来通りですが、エリアが車両内にまで拡大したことにより利便性が大きく高まっています。

【JR東日本フリーWi-Fi】

利用可能エリア・施設JR東日本の主要駅構内(山手線内全駅、新幹線停車駅等)の他、東京駅、新宿駅、池袋駅、羽田空港国際線ビル駅、成田空港駅、空港第2ビル駅にある「JR EAST Travel Service Center」内の一部エリア
SSIDJR-EAST_FREE_WiFi
対応言語日本語、英語、繁体字、簡体字、韓国語
登録の有無有り:メールアドレス
接続方法1.ネットワーク名「JR-EAST_FREE_WiFi」を選択
2.WEBブラウザを起動
3.表示された画面の指示に従い、画面を進めるとインターネットに接続


JR東日本フリーWi-Fi:http://www.jreast.co.jp/e/pdf/free_wifi_02_e.pdf

都営地下鉄のフリーWi-Fiサービス

2016年1月よりフリーWi-Fiサービスを開始した都営地下鉄ですが、現在浅草線、三田線、新宿線、大江戸線内の駅で計35駅が対応しています(2018年3月末)。駅だけでなく車両内でもフリーWi-Fiサービスが提供されていますが、現在ではまだ一部のみとなっています。

もともとオリンピックへ向けてスタートしたサービスですので、空港アクセス線でもある都営浅草線から駅や車両への導入を順次拡大し、平成32年3月までに全車両でフリーWi-Fiサービスが利用できるように目指していくと発表されています。

1回の登録で3時間までという時間制限があり、訪日外国人向けのサービスですが、ドコモとauのスマホユーザーはそれぞれ「docomo Wi-Fi」、「au Wi-Fi SPOT」などのアクセスポイントとしてフリーWi-Fiが利用できます。

【都営地下鉄フリーWi-Fi】

利用可能エリア・施設都営地下鉄主要駅、都営地下鉄の一部の車両(順次導入中)
SSIDToei_Subway_Free_Wi-Fi
対応言語日本語、英語、繁体字、簡体字、韓国語
登録の有無有り:メールアドレス又は所定のSNSアカウント
接続方法1.ネットワーク名「Toei_Subway_Free_Wi-Fi」を選択
2.メールアドレスを登録、又は所定のSNSアカウントでログイン
(利用可能なSNS:Twitter、Facebook、Google+、Weibo、Yahoo!Japan ID、dアカウント)
3.インターネットに接続(90日間再登録なしで利用可能)


都営地下鉄フリーWi-Fi:https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/subway/kanren/wi-fi.html

都営バスのフリーWi-Fiサービス

空港、鉄道と見てきましたが、都内において観光の移動手段として便利なのが都営バスです。東京23区内を走り1日乗車券を500円で販売しているなど、上手く利用できれば交通費をかなり安く抑えることも可能です。

2013年より都営バス車内でのフリーWi-Fiサービスが開始され、訪日外国人にとってさらにメリットのある移動手段となっています。ただし、1回の登録で3時間までという時間制限はありますが1日何度でも利用が可能となってます。

また、国内のドコモユーザーであれば「docomo Wi-Fi」のアクセスポイントとしてフリーWi-Fiが利用できます。

【都営バス無料Wi-Fiサービス】

利用可能エリア・施設都営バス全路線
SSIDToei_Bus_Free_Wi-Fi
対応言語日本語、英語、繁体字、簡体字、韓国語
登録の有無有り:メールアドレス又は所定のSNSアカウント
接続方法1.ネットワーク名「Toei_Bus_Free_Wi-Fi」を選択。
2.メールアドレスを登録、又は所定のSNSアカウントでログイン
   (利用可能なSNS:Twitter、Facebook、Google+、   Weibo、Yahoo!Japan ID、dアカウント)
3.インターネットに接続(90日間再登録なしで利用可能)


都営バス無料Wi-Fiサービス:https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/bus/kanren/wi-fi.html

各エリアで提供されているフリーWi-Fi 4選

東京都では都が独自に提供しているフリーWi-Fiサービス「FREE Wi-Fi & TOKYO」を始めとして、様々なエリアや施設において無料のWi-Fiサービスが提供されています。

観光中にふと立ち寄ったカフェや公園、さらにはあちこちに設置された自動販売機など、さまざまな場所がフリーWi-Fiスポットとして機能しています。

都営のフリーWi-Fiサービス

東京都では都の運営によるフリーWi-Fiサービス「FREE Wi-Fi & TOKYO」が2016年3月よりスタートし、当初は新宿・上野エリアの案内標識周辺23ヶ所がWi-Fiスポットとして運用されていましたが、2016年12月には都立施設35ヶ所が新たにWi-Fiスポットとして加わりました。

フリーWi-Fiスポットを兼ねた案内標識の設置場所も徐々に拡大し、現在では新宿、渋谷、上野、銀座、六本木、お台場など、多くの訪日外国人が訪れる場所をカバーしています。訪日外国人だけでなく、日本人旅行者も利用が可能で時間制限が無いのも特徴となっています。

【FREE Wi-Fi & TOKYO】

画像引用元:http://www.wifi-tokyo.jp/ja/index.html

利用可能エリア・施設都立の公園、庭園、動物園、自然公園、文化施設、都庁舎、観光案内標識・デジタルサイネージ周辺等
SSIDFREE_Wi-Fi_and_TOKYO
対応言語日本語、英語、繁体字、簡体字、韓国語
登録の有無有り:メールアドレス又は所定のSNSアカウント
接続方法(1)

メールアドレスで登録する場合
1.ネットワーク名「FREE_Wi-Fi_and_TOKYO」を選択
2.WEBブラウザを起動
3.「メールアドレスで登録する」か所定のSNSアカウントで登録するかを選ぶ
4.「メールアドレスで登録する」場合は、入力画面にメールアドレスを登録し、「利用規約」と「セキュリティレベルについて」に同意
5.仮登録が完了した後のメールに記載されたURLをタップして接続完了
接続方法(2)

SNSアカウントで登録する場合
1.ネットワーク名「FREE_Wi-Fi_and_TOKYO」を選択
2.WEBブラウザを起動
3.アカウントを使用するSNSを選択
4.「利用規約」と「セキュリティレベルについて」に同意
5.選択したSNSにログインすると接続完了。


FREE Wi-Fi & TOKYO:http://www.wifi-tokyo.jp/ja/mail.html

ソフトバンクのフリーWi-Fiサービス

全国約40万ヶ所にアクセスポイントが用意され、日本一のWi-Fiスポット数を誇るフリーWi-Fiサービスです。

ソフトバンクにより提供されていますが、訪日外国人向けのサービスとなり国内の携帯電話では利用できません。一度の登録で14日間利用でき、期間後も再登録すれば利用可能です。

【ソフトバンクFREE Wi-Fi PASSPORT】

利用可能エリア・施設ソフトバンクが提供するサービス。カフェ・ホテルなど、全国約40万アクセスポイント。Wi-Fiスポット数では国内第1位。
SSID.FREE_Wi-Fi_PASSPORT/.FREE_Wi-Fi_PASSPORT_J
対応言語英語、繁体字、簡体字、韓国語
登録の有無有り:通話料無料の専用ダイヤルへの発信のみ
※国内事業者携帯電話はメールアドレスでも登録可
接続方法1.ネットワーク名「.FREE_Wi-Fi_PASSPORT」を選択
2.ログイン画面より「初めての方はこちら」をタップ
3.表示された電話番号へ発信し、パスワードを確認。
4.再度、Wi-Fi設定画面でネットワーク名「.FREE_Wi-Fi_PASSPORT」を選択
5.「利用登録」を確認
6.性別、年代等を入力し、登録へ
7.「接続できました」が表示されれば接続完了


ソフトバンクFREE Wi-Fi PASSPORT:https://www.softbank.jp/biz/nw/wifispot/freewifi/

自動販売機がアクセスポイントのフリーWi-Fiサービス

タケショウ株式会社により提供されているフリーWi-Fiサービス「Free Mobile」では、Wi-Fi機能を搭載した自動販売機などのアクセスポイントから半径50mのエリアでフリーWi-Fiを利用できます。

【FREEMOBILE】

利用可能エリア・施設自動販売機・公共施設・一般施設
SSIDフリー接続:FREEMOBILE
セキュア接続:FREEMOBILE_SECURE
対応言語日本語、英語、繁体字、簡体字、韓国語、タイ語
登録の有無有り:セキュア接続の場合のみメールアドレス
接続方法1.ネットワーク名「.FREE_Wi-Fi_PASSPORT」を選択
2.「Wi-Fiを利用する」をタップ
3.「利用規約」が表示されるので「同意します」をタップ
4.インターネット接続完了


FREEMOBILE:http://www.freemobile-wifi.com/model/index.html

複数の企業が提供しているフリーWi-Fiサービス

株式会社バッファロー、インテル株式会社、シャープ株式会社など21社により全国展開を行なっているフリーWi-Fiサービスが「FREESPOT(フリースポット)」です。

Wi-Fiサービスを誰でも無料で使用できるサービスという役割だけではなく、災害が発生した際には被災地における通信インフラの一つとして活用する目的も兼ねています。

【FREESPOT】

利用可能エリア・施設喫茶店・ホテル・公共施設等
SSIDFREESPOT/'freespot'=SecurityPassword(AES)/各施設で独自に設定したSSID名称
対応言語日本語、英語、繁体字、簡体字、韓国語
登録の有無有り:メールアドレス又は所定のSNSアカウント
(エリアや施設によって異なるので確認が必要)
接続方法1.ネットワーク名「'freespot'=SecurityPassword(AES)」を選択
※SSID名称は施設によって独自に設定されている場合があります
2.パスワードを「freespot」と入力し、「接続」をタップ
3.WEBブラウザを起動
4.利用登録画面が表示され、「利用条件」に同意。
5.「メール認証方式」か「SNSアカウント方式」を選択し、画面の指示に従って入力
6.登録が完了。インターネット接続完了


FREESPOT:http://www.freespot.com

アプリをダウンロードすることで利用可能なフリーWi-Fi 2選

画像引用元:NTTBP公式サイト「Japan Connected-free Wi-Fi」アプリの特徴

日本全国のフリーWi-Fiに無料で接続が可能になるアプリがあります。アプリは日本国内に在住している方も使用できるアプリと訪日外国人向けのアプリとがあります。

これまで紹介してきたフリーWi-Fiでは提供している企業によって登録方法に違いがあり、その都度設定する必要がありましたが、こちらのサービスは一度の登録だけで済みますので、接続が簡単というメリットがあります。

NTTBPが提供するフリーWi-Fi接続アプリ

訪日外国人だけでなく、日本人も利用できるフリーWi-Fi接続アプリが「Japan Connected-free Wi-Fi」です。

観光で東京を訪れた際に、フリーWi-Fiを頻繁に利用したい場合は、こちらのアプリで一度登録するだけで様々なアクセススポットに面倒な登録作業不要で接続が出来ます。近くのアクセスポイントもマップで探せますので便利です。

【NTTBP Japan Connected-free Wi-Fi】

利用可能エリア・施設日本各地の空港、駅、商業施設など。利用できるエリアをアプリで確認できます。
SSID多数

詳細サイト:http://www.ntt-bp.net/jcfw/area/ja.html
対応言語日本語、英語、繁体字、簡体字、韓国語、タイ語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、フランス語、インドネシア語、マレー語、ロシア語
登録の有無有り:メールアドレス又は所定のSNSアカウント
名前・性別・年代の登録
接続方法(1)

メールアドレスで登録する場合
1.アプリを起動
2.「利用規約」と「観光施策への活用」に同意するにチェック、「メールアドレスで登録」をタップ
3.画面の指示に従い、情報を入力後「登録」をタップ
4.入力したメールアドレスにメールが届く
5.メール本文のURLにアクセス
6.ブラウザが起動し、受付画面が表示され「アプリを起動する」をタップし登録完了
7.インターネット接続完了
接続方法(2)

SNSアカウントで登録する場合
1.アプリを起動
2.「利用規約」と「観光施策への活用」に同意するにチェック、SNSアカウントを選択
3.アカウント情報を入力し、ログイン
4.登録完了画面が表示され、「アプリトップへ」をタップ
5.インターネット接続完了


NTTBP Japan Connected-free Wi-Fi:http://www.ntt-bp.net/jcfw/use/ja.html

訪日外国人向けフリーWi-Fi接続アプリ

ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)がパートナー企業や団体と共に開始した訪日外国人向けのフリーWi-Fiサービスが「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」です。既にWi2で整備していた24万ヶ所のフリーWi-Fiアクセスポイントを専用アプリを提供することで利用しやすくしました。

パートナー企業は専用アプリの利用者へ向けて、国内の旅行に役立つオススメ(レコメンド)情報を配信することができ、利用者は役立つ情報を入手することが出来ます。

「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」は訪日外国人の行動分析も兼ねており、パートナー企業がサービスの改善に役立てることを目的ともしています。

【TRAVEL JAPAN Wi-Fi】

利用可能エリア・施設日本各地の空港、駅、リムジンバス等の交通機関、飲食店、コンビニなど全国20万ヶ所以上
SSIDWi2、Wi2_club、Wi2premium、Wi2premium_club、Wi2_free、wifi_square、UQ_Wi-Fi
対応言語英語、繁体字、簡体字、韓国語、タイ語
登録の有無利用規約への同意
接続方法1.アプリを起動
2.「利用規約」に同意
3.プロファイルのダウンロード
4.対応しているアクセスポイントに接続し、アプリを起動
5.「ベーシックアカウント」としてインターネット接続完了

※「ベーシックアカウント」では全国20万ヶ所のアクセスポイントのうち、利用できるのがおよそ60,000ヶ所に限られますので、プレミアムコードを入手することをオススメします。

プレミアムコードは、JALや観光案内所、デパート、ショッピングモールなどで入手可能です。


TRAVEL JAPAN Wi-Fi:https://japanfreewifi.com/ja/

フリーWi-Fiを利用する危険性について

デバイスを利用することで無料でインターネットが利用できるフリーWi-Fiサービスですが、便利な反面、危険性もありますので利用には注意が必要です。

フリーWi-Fiに接続する際に多くのWi-Fiスポットでは暗号化されていない、もしくはWEPのような暗号化強度が弱いプロトコル(通信規約)が利用されています。このようなWi-Fiスポットでは悪意を持ったユーザーによって情報の抜き取りが可能な状態にもなり得ます。

悪意を持ったユーザーは、フリーWi-Fiに接続している端末のアカウント情報などを抜き取ります。

保護されていないWi-Fiスポットへ接続し、保護されていないウェブサイトの閲覧をすることにより、アカウント情報だけでなく個人情報なども抜き取られてしまい、ネット決済などを不正に行われてしまう危険性もあります。

他にもSNSに不正ログインし、アカウントを乗っ取り、悪質な広告を拡散させるといった被害に合う危険性も高まります。

このような被害に合わないためにも注意が必要です。どういった点に注意すべきかいくつか注意点をご紹介します。

暗号化なし、又はWEPのフリーWi-Fiの危険性

様々な企業だけでなく東京都でも提供しているフリーWi-Fiサービスですが、無条件に信用してしまうのは危険です。フリーWi-Fiサービスの多くが暗号化されていない、もしくは暗号化レベルが低く、悪意を持った利用者にのぞき見される危険性があります。

Wi-Fiの暗号化方式の種類には、None(暗号化なし)/WEP/WAP/WAP2があり、NoneとWEPは注意が必要です。Noneは暗号化を行わないので危険ですが、WEPも最も古い暗号化方式で危険性が指摘されています。

フリーWi-Fiサービスを利用してインターネットに接続する場合には、目的地を探したり、観光場所の情報を得るだけに利用をとどめ、個人情報を入力するようなサイトの利用はなるべく控えるべきです。

個人情報を入力する場合にURLを確認

フリーWi-Fiサービスを利用している状態で閲覧しているサイトに個人情報を入力することはオススメできませんが、もし入力が必要な場合、確認すべき点はブラウザのURLバーです。セキュリティが確保されているサイトのURLは「https://」で始まるか、鍵アイコンが表示されています。

完全に安心とは言い切れませんが、情報の抜き取りを警戒し最低限URLバーの確認を行うことをおすすめします。。

ログインが必要なページにアクセスしない

フリーWi-Fiサービスを利用する上で一番に考慮すべきなのは、悪意を持った利用者によるのぞき見です。

Wi-Fiサービスを利用しているデバイスをのぞき見して、入力した個人情報やID、ログインパスワードなどを盗み、本人になりすましてSNS、インターネットバンキングなどにログインされてしまう危険性があります。

フリーWi-Fiサービスを利用する場合は、ログイン情報の入力が必要なサイトなどを極力利用しないなど、閲覧するサイトには注意が必要です。

Wi-Fiを利用しない場合はWi-Fi機能をOFFに

Wi-Fiを利用しない場合はWi-Fi機能をOFFにしておくよう心がけることをおすすめします。スマホはWi-Fi機能がONの状態では接続できるWi-Fiを探し続け、接続スポットを見つけると即座にアクセスするようになっています。

そのアクセスポイントが安全なものか、悪意を持って作られたアクセスポイントかデバイスは判断しません。少し手間ではありますが、自分の情報を守るためにもWi-Fi機能のON/OFFをこまめに行うことが大切です。

今後も拡大するフリーWi-Fiサービス

訪日外国人の数は年々増加傾向にあり、それに伴い外国人向けサービスの充実化が進められていますが、まだまだ不満の声もあるようです。

フリーWi-Fiサービスの充実化は、外国人にとってわかりにくい交通機関の利用方法や、外国語への対応が遅れている観光地外の施設などでは、インターネットを利用することで案内の補助的な役割を果たしています。

どのような使用方法であれフリーWi-Fiは便利さと危険性の両方を併せ持っているということを理解した上で利用することにより、そのメリットを最大限に活用できるといえます。

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