小学生に持たせるおすすめスマホ|セキュリティや月額費用から紹介

  • 23.11.21
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  • ※本記事は21.01.17に作成された記事です。最新情報は公式ページをご確認ください。

いつでも連絡を取り合える携帯電話ですが、近年スマートフォンの普及が進み、現在ではガラケーではなく、スマートフォンを持つ方が増えています。電話やメールだけではなく、さまざまな便利機能が利用できるため、最近ではガラケーを使用する方はごく少数となりました。

そんなスマートフォンですが、子供の安全を考えて、小学生のお子さんに持たせている親御さんも増えています。

しかし、便利だからこそ危険な部分もありますし、「勉強そっちのけでスマートフォンばかり触るのではないか・・・」という不安を抱えた親御さんも多いのではないでしょうか?また、毎月の利用料金はいくらなのかも、親御さんにとっては気になるところです。

そこで各キャリアでは利用制限サービスを提供するなど、小学生のお子さんの安全を考えた便利なセキュリティアプリも配信されています。月額料金に関しても、小学生のお子さんに持たせるのであれば、格安で利用することも可能となっています。

今回は、小学生に持たせるおすすめスマホを、セキュリティ・月額料金といった側面からご紹介していきます。

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小学生にスマホを持たせる理由とメリット

「小学生にスマートフォンを持たせるのは早い」「ゲームや動画など、おもちゃのように使うだけ」そんな意見をお持ちの方も少なくありません。

ここでは、小学生のお子さんにスマホを持たせる具体的な理由やメリットについてまとめてみました。また、お子さんにスマホを持たせるにあったって、必須ともいえる3つの機能についてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

子供の様子が心配だから持たせておきたい

近年、共働きをしている家庭が増えているため、子供と接する時間が減っているといわれています。そのため、「子供の様子が心配・・・」「GPS機能で子供がいる場所を把握したい」といった理由から、小学生のお子さんにスマートフォンを持たせる家庭が増えています。

総務省の調査によると、全国で共働きをされている家庭は約50%という結果が出ています。この理由は、終身雇用制度の減少によって男性の収入が安定しなくなったため、家計を考えて働く女性が増えたことが原因です。

また、結婚や出産後も好きな仕事を続けながら、家庭の両立を考えている女性が増えていることも、共働きの家庭が増えている原因となっています。

このような理由から共働きをする家庭が多いため、子供にスマートフォンを持たせる親御さんが増えています。中には「みんなが持っているから私(僕)もスマホが欲しい」と子供からの要求が要因となっているという場合も少なくありません。

子供にスマホを持たせるメリット

小学生の子供にスマートフォンを持たせるメリットは、以下の通りとなっています。

・すぐに子供と連絡が取れる
・メールや電話で子供同士の関係が良好になる
・正しい情報と間違った情報の判断能力が身につく

共働きで子供と関わる時間が少なくなると、当然ですが会話をする時間も減ってしまうものです。そのため、子供の様子が気になる親御さんとしては、いつでも連絡が取れるというのは、スマートフォンを持たせておく大きなメリットになるでしょう。

また、緊急の用件の場合にも、電話やメールでダイレクトに伝えることができるのは非常に利便性が良いといえます。

最近では、小学生からスマートフォンを持っているのが当たり前というような時代ともなっています。そのため、お友達とのコミュニケーションツールとなっていることも多く、子供同士の関係が良好になるというのもメリットの一つとなっています。

有名なアプリケーションである「LINE」は、無料で通話なども楽しむことができるため、小学生の間でも多く利用されています。

また、スマートフォンを使ってインターネットを活用すると、正しい情報と間違った情報を判断する能力を身につけることができるといわれています。

情報の判断能力は大人になって社会に出ると、必要不可欠な能力になるもの。この能力を小学生の頃から身につけておけば、将来的に役に立つ大きなメリットともいえます。

もし、小学生のお子さんにスマートフォンを持たせるのなら、気になることは自分で調べるように促してみるのも子供の好奇心を育む良い機会となります。

3つの必須セキュリティ機能

小学生のお子さんにスマートフォンを持たせるなら、安全性を考えて以下のセキュリティ機能を利用することを強くおすすめします。

ゲームやインターネットの利用時間を制限

スマートフォンは電話やメールなどの連絡機能はもちろんですが、アプリケーションをダウンロードしてさまざまなゲームを楽しむことができます。そのため、小学生の子供にとってスマートフォンは、ゲーム機として使えるおもちゃも同然。

その結果、勉強時間が減ってしまう可能性があるため、学力低下に繋がってしまう可能性があります。ですが、ゲームだけでなく、インターネットの利用時間を制限するセキュリティ機能を利用すれば、決まった時間以外は使用できなくすることが可能となっています。

子供がアクセスできるサイトの制限

子供は好奇心が旺盛なので、インターネットを利用していると、気になったものはどんなサイトでも閲覧してしまいます。しかし、サイトによっては教育上あまり良くないものもたくさんあります。

子供のことを考えるのであれば、アクセスできるサイトを制限するセキュリティ機能を利用して、スマートフォンを持たせてあげましょう。

子供の居る場所を把握

多くの親御さんが子供にスマートフォンを持たせている目的は、主に子供の安全を考えてのことです。

そのため、小学生の子供にスマートフォンを持たせるのであれば、スマホのGPS機能を利用した現在地を把握できるセキュリティ機能を利用する準備をしておくことは必須といえます。

小学生にスマホを持たせるときの注意点

子供の安全を考えて持たせたはずのスマートフォンでも、時には悪い影響を与える、またはトラブルに巻き込まれてしまうことがあります。小学生の子供の判断能力はまだまだ低いので、親御さんが正しく使用させるサポートをしてあげることが大切です。

ここでは、小学生の子供にスマートフォンを持たせるときの注意点について詳しくご紹介していきます。

スマートフォンに依存させない

スマートフォンを長時間利用していると、「スマホを使っていないと落ち着かない・・・」などスマートフォンに依存してしまう可能性があります。スマートフォンの依存は大人でもあり得ることで、社会問題としても取り上げられているほどです。

特に小学生の子供は好奇心が旺盛ですので、さまざまな機能が使えるスマートフォンを長時間使用していると、依存してしまう可能性も高くなります。そのため、事前に利用時間を話し合って決める、または利用時間の制限をして、スマートフォンへの依存を防ぐ事も重要です。

ネット上で悪質な書き込みなどをさせない

最近ではスマートフォンを持っている小学生が多いため、コミュニケーションツールとして、お友達とSNSを楽しむ子供は多いでしょう。ここで注意しておきたいのが、お子さんが書き込みをする内容です。

最近ではネット上での悪質な書き込みが問題となっており、さまざまなトラブルを引き起こす大きな原因ともなっています。

「人の悪口を書いてはいけない」「相手が傷つくようなことを書き込んではいけない」など、現実世界同様にネット上での悪質な書き込みなどをしないよう、お子さんを教育する事も重要です。

知らない人と合わせない

ネット上の掲示板やSNSなどのコミュニケーションツールは、全国の誰とでも連絡を取ることが可能です。しかし相手はどこの誰なのかも全くわかりませんので、「ネット上でのお友達」と割り切って付き合うのが一般的です。

小学生のお子さんは良し悪しの判断能力が低く、旺盛な好奇心もあって割り切ることができない場合もあります。もし相手から「実際に会おうよ」といわれても、知らない相手とは絶対に会わないようにと注意をしておくことが大切です。

または、アクセスできるサイトを事前に制限して、危険なコミュニケーションツールの利用ができないようにしておきましょう。実際に誘拐事件などの犯罪に巻き込まれると行った事も起こっています。

相談しやすい関係を築く

きちんと親の言いつけを守って使っているお子さんでもワンクリック詐欺や、嘘の警告を促す詐欺に巻き込まれてしまう可能性があります。しかし、子供は親に怒られたくない、迷惑をかけたくないという気持ちから、必死で隠そうとするものです。

そのような状況を想定して、スマートフォンを持たせる場合には、困ったことになったら必ず相談することを子供に伝えておきましょう。万が一トラブルに巻き込まれても親に相談しやすく、一人で悩みを抱えることもなくなるので、親子ともに安心して利用することが可能となります。

歩きながら操作させない

スマートフォンを持たせる場合は、歩きながら操作をしないという注意をしておく事も重要です。歩きながらスマートフォンを操作していると、周りの状況が見えない、または注意力が散漫になってしまいます。

その結果、人や自転車にぶつかってしまうこともありますし、最悪の場合は事故に巻き込まれてしまう危険性も考えられます。小学校低学年のお子さんであれば、自転車にぶつかっただけでも大怪我に繋がる可能性もありますので、十分注意が必要です。

スマホを持たせるときにおすすめのセキュリティアプリ

ここでは、小学生のお子さんにスマートフォンを持たせる場合、利用しておくべきおすすめのアプリをご紹介していきます。

利用時間やアクセスできるサイトの制限、子供の居場所を把握する機能などを利用することが可能となります。子供にスマートフォンを持たせる場合は、ぜひダウンロードして利用することをおすすめします。

Life360-子供の見守り

画像引用元:「Life360-子供の見守り」をApp Storeで

Life360-子供の見守りは、子供がいる場所の確認ができるだけでなく、目的地に到着した事を親御さんに伝えることが可能なシステムとなっています。また、グループチャット機能も使えるので、お子さんと簡単にメッセージのやり取りができるのもおすすめのポイントです。

このアプリは遊園地や旅行先など、行動範囲の広い場所でも活用できる便利なアプリとなっています。位置情報を共有することで、お互いがどこにいるのかをひと目で把握することができるため、お子さんが迷子になる心配がなくなるというのも、おすすめのポイントです。

まもるゾウ2

画像引用元:スマホ依存から子どもを守るみまもりアプリ |まもるゾウ2

まもるゾウ2は、お子さんがスマートフォンを利用している状況や利用している時間帯などを把握することができます。また、利用できるアプリケーションの制限や使用時間を制限することが可能で、小学生のお子さんにも安心してスマートフォンを持たせることができます。

さらに、外出していたお子さんが帰宅すると、親御さんに通知が届くように設定できるので、共働きの方には安心できる機能となっています。利用料金は月額150円と費用も安く利用できますので、とても利用しやすくなっています。

こどもネットタイマー

画像引用元:「こどもネットタイマー」をApp Storeで

こどもネットタイマーは、スマートフォンだけでなく、Wi-Fiを使用する機器の接続時間を全て制限することができるアプリです。インターネットを使った利用を時間で制限できるため、スマートフォンへの依存だけでなく、学習時間の確保にも一役かってくれます。

最近ではネット環境を利用したゲームが多いため、テレビゲームや小型ゲーム機も利用時間を制限することができます。遊びに夢中で勉強が手付かずのお子さんにも効果的なアプリとなっています。

スマモリ

画像引用元:スマホ制限アプリで子供を守る | スマモリ

スマモリは、お子さんがスマートフォンを利用している状況の記録、危険なサイトやアプリへの制限、お子さんの位置情報などのさまざまな機能を利用することができます。これらの機能は、いつでもどこでも確認・設定ができるようになっています。

このアプリの利用方法は、無料で会員登録が必要になり、月額400円で利用できるサービスとなっています。お子さんのスマートフォンにもアプリのインストールが必要になりますが、勝手に削除できない仕様になっているので、安心して利用することができるでしょう。

ノートンファミリー

画像引用元:ノートン ファミリー – Google Play のアプリ

ノートンファミリーは、お子さんの位置情報の確認、インターネットやアプリケーションの利用制限などができるアプリです。パソコンのウイルス対策ソフトを作成・販売しているノートンが提供しているので、信頼できる優秀なアプリケーションといえます。

こちらのアプリは、初めての利用であれば30日間無料で利用できるサービスを行なっています。通常であれば3,790円で1年間の利用となりますので、まずは無料サービスでお試しする事をおすすめします。

比較|iPhoneがAndroidより優れている点|セキュリティとアプリの完成度

小学生に持たせるおすすめのスマホと月額料金

小学生のお子さんに持たせるスマートフォンは、子供の様子を確認する・親との連絡手段というのが主な目的でしょう。そのため、大人が使用するようなサービスはほとんど必要ないので、できるだけ料金は安くしたいものです。

そこで、小学生のお子さんに持たせるおすすめのスマートフォンについてまとめてみました。月額料金も一緒にご紹介していきますので、小学生のお子さんにスマートフォンをもたせたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

キッズケータイ F-03J


画像引用元:キッズケータイ F-03J | 製品 | NTTドコモ

低学年の小学生であれば、インターネットの利用はあまり必要ないので、連絡手段として使える端末「キッズケータイF-03J」がおすすめです。au・ドコモ・ソフトバンクの3キャリアが販売しているので、親御さんが契約しているキャリアと合わせるのも難しくありません。

月額料金は基本1,000円となっていますが、各キャリアが指定するプランに加入することで、なんと12ヶ月間の月額料金が0円で利用可能となります。

親御さんのスマートフォンと連動すればお子さんの現在地を確認することができますし、防犯ブザー付ですので外出中でも安心です。防犯ブザーを起動すると、連動した親御さんのスマートフォンにお子さんの現在地が通知される仕組みとなっています。

TONEモバイル

画像引用元:【公式】トーンモバイル | TSUTAYAのスマホ

高学年の小学生であれば、インターネットやアプリケーションの利用ができるTUTAYAがサービスをしている通信会社「TONEモバイル」の端末もおすすめです。

Androidであればオリジナルの端末とSIMのセットで月額1,000円から、iPhoneであればTONE SIMの契約で月額1,500円から利用することができます。iPhoneを利用される場合は端末が必要になるので、事前に端末の準備が必要です。

インターネットの利用制限や位置情報の確認、移動通知機能など、お子さんの安全を考えてサービスも提供しているので、小学生のお子さんにも安心して持たせることができる通信会社となっています。

小学生にスマホを持たせるならセキュリティ対策が必須

子供の様子や安全を考えてスマートフォンを持たせる場合は、必ずセキュリティアプリを利用して、お子さんの安全を確保してあげましょう。小学生のお子さんは物事の判断能力が低いので、危険なサイトの閲覧やネット上でのトラブルを引き起こす可能性があります。

安心してスマートフォンを持たせるなら、インターネット、利用時間の制限や位置情報を把握できるサービスを利用する事をおすすめします。また、小学生のお子さんに持たせるスマートフォンに悩んでいる方は、今回ご紹介したスマートフォンをぜひ参考にしてみてください。


この記事を書いた人
スマホのススメ編集部
スマホやケータイの最新情報や、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルに関する総合情報メディア「スマホのススメ」の制作を監修。スマホのレビューやドコモのお得クレジットカードdカード GOLDについても解説しています。スマホ関連の「分かりづらい内容を分かりやすく」することを目標に、誰でも簡単にお得にできるようにユーザー目線で記事を配信しています。