ドコモの名義変更はオンラインでもできる?審査に落ちる原因と対処方法

  • 21.01.17
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  • ※本記事は21.01.17に作成された記事です。最新情報は公式ページをご確認ください。
ドコモで名義変更はオンラインで出来ない

格安SIMに乗り換えする時や、支払い方法を変更する時はドコモの契約を自分の名義に変更する必要があります。

今回の記事ではドコモで名義変更をする方法や手順についてご説明していきます。

また、名義変更するにあたって必要なものや注意点についても解説していきますので、手続きをする際の参考にしてください。

ドコモの名義変更はオンラインでできない

ドコモオンライン
結論からお伝えすると、ドコモの名義変更はオンラインからでは対応することが出来ません。

ドコモのスマホを名義変更するには直接ショップ(実店舗)で手続きをする必要があります。

また端末代の分割支払いが伴うドコモの名義変更には審査も必要になるため、次のセクションで解説していきます。

ドコモの名義変更で審査に落ちる原因

ドコモの名義変更がオンライン手続きできないことが分かり、ショップへ行っても審査に落ちる可能性もあります。

ドコモの名義変更で審査に落ちる原因を確認していきましょう。

契約できない理由1:携帯料金の滞納

携帯料金の滞納があると分割払いの審査はほとんど通りません。支払い日の遅れが目立つ場合や料金の未払いがある場合は通りにくくなっています。

携帯料金の滞納時に端末代金も滞納していると信用情報機関に事故情報として登録されてしまいます。さらに端末代金の滞納が2カ月以上続いてしまうと長期滞納として記録されます。

この記録は滞納がなくなっても5年間は信用情報に残り続けてしまうので5年間はスマホの分割払いができなくなってしまいます。

契約できない理由2:クレジットカードを作ったことがない

スマホの分割払いは通常の審査よりも甘くなっていますが、クレジットカード情報が一切ないと審査に通りにくくなっています。

まだ年齢が若くクレジットカードを作ったことがないという人も該当します。特に高額なスマホを購入しようと考えた場合は審査に落ちやすくなってしまいます。

契約できない理由3:現在滞納している料金がある

クレジットカードやカードローンなどの支払いで滞納しているものがある場合は、ドコモオンラインショップの審査は通りにくくなります。この理由は先ほど説明した信用情報機関の事故情報をドコモも確認しているからです。

ドコモの名義変更で審査に落ちたときの対処方法


ドコモオンラインショップで契約ができなかったものの、できるだけ早くドコモと契約がしたいという人がほとんどだと思います。

そのような場合は、どうすればドコモオンラインショップで契約ができるのか対処方法をまとめていきます。

対処方法1:一括払いを選ぶ

端末を購入する場合は一括払いを選ぶようにすることで、分割支払いよりも審査が緩くなる可能性があります。

クレジットカードなどでも同様ですが、分割支払いのなどの仕組みの場合はより信用が必要になるということです。

対処方法2:下取りプログラムを使う

ドコモには下取りプログラムというものが用意されています。下取りプログラムは今持っているiPhoneやiPadやドコモのスマートフォンなどを下取り申し込みをすることで購入代金から最大55,000円が割引されるというものです。

下取りプログラムの手続きは店頭でも郵送でも可能です。

店頭での手続き

店頭でドコモの下取りプログラムを利用するには、ドコモショップへ下取りプログラムに申し込む端末を持ち込む必要があります。持ち込んだ端末はその場で検品されて端末を購入するときに使えるdポイントが付与されます。

郵送での手続き

郵送でドコモの下取りプログラムを利用するには、送付キットで下取りプログラムに申し込む端末を郵送する必要があります。

ドコモオンラインショップで端末を購入するときに下取りプログラムを利用する場合は郵送での手続きとなりますが、この場合は購入時に値引きされるのではなく後からdポイントが付与されるのでその場で安くはなりません。

対処方法3:10万円以下の端末を選ぶ

スマホは端末代金が10万円を超えるか超えないかで審査の条件が変わってきます。

家電や携帯電話など、店頭販売であって、比較的少額(10万円以下)の生活に必要な耐久消費財に係る個別クレジット契約については、延滞していないこと等を確認することを条件に、支払可能見込額調査を行いません。

このように10万円以下のスマホの購入の場合は延滞をしていないかどうかの確認だけとなるのです。反対に10万円を超えるスマホの購入の場合は年収や借り入れ状況などの項目を信用情報機関に確認して審査が行われるので落ちやすくなります。

対処方法4:契約者と利用者を別にする

ドコモには利用者登録という制度があります。利用者登録とは、審査に通る家族を契約者として、審査に通らなかった実際にスマホを使う人を利用者として登録するというものです。違法な方法ではなく委任状も必要ないものなので安全です。

ただし利用者登録はドコモオンラインショップではできなくなっていて、実際にドコモショップに出向く必要があります。ドコモショップに契約者と利用者が行き、各々が身分証明書とキャッシュカードまたは通帳と印鑑、もしくはクレジットカードなどが必要になります。

名義変更前の確認事項

家族や第三者に、携帯電話やドコモ光の名義を変更する手続きを名義変更といいます。

名義変更をするにあたって、事前に確認しておいた方がいい項目をまとめてみました。

名義変更の手続き可能チャネル

まずは、名義変更の手続きが出来る窓口を確認してみましょう。

受付チャネル手続き可否
ドコモショップ
ドコモオンライン手続き×
インフォメーションセンター×

名義変更は、ドコモショップでのみ受付可能でドコモオンライン手続きや、インフォメーションセンターでは手続き出来ません。

現在ドコモショップでは来店予約優先制となっており、必要書類などに不備があった場合再度書類を揃えて来店予約を取り直さなければいけません。

なるべく1回の来店で手続きが完了するように必要な書類などを確認してからドコモショップに行きましょう。

名義変更にかかる事務手数料

続いて、名義変更にかかる事務手数料について確認していきましょう。

名義変更は手数料が2,000円(税抜)かかります。

ただし、家族間(三親等以内)の名義変更の場合は無料となります。

名義変更手続きが出来る方

名義変更の手続きは申込者に制限があります。

名義変更可能な申込者
  • 現在の名義人の方
  • 変更後の名義人の方
  • 代理人の方

家族間(三親等以内)の名義変更で、一部のサービスや設定情報を引継ぐ場合は「現在の名義人の方」のご来店が必要です。

ただし、登録している利用者が「変更後の名義人の方」の場合に限り、「現在の名義人の方」のご来店いただかなくても手続き可能です。

名義変更に必要な書類

名義変更の手続きには必要な書類がいくつかあります。

必要な書類が揃っていなければ名義変更の手続きを完了することが出来ないため、必要な書類を揃えてからドコモショップに手続きしにいきましょう。

来店する人必要書類
ご来店される方問わず必要なもの現在の名義人の方の本人確認書類
変更後の名義人の方の本人確認書類
変更後の名義人の方のキャッシュカードまたはクレジットカード
※変更後の名義人の方が来店されないまたは、キャッシュカードやクレジットカードをお持ちでない場合は変更後の名義人の預金通帳+お届け印が必要です。
現在の名義人の方のみご来店される場合変更後の名義人の方からの委任状
変更後の名義人の方のみご来店される場合現在の名義人の方からの委任状
代理人の方がご来店される場合代理人の方の本人確認書類
現在の名義人の方からの委任状
変更後の名義人の方からの委任状
現在と変更後の名義人の方両名でご来店される場合追加書類はありません。

名義変更に必要な書類はドコモショップに来店出来る人によって変わります。

家族間の名義変更の場合は、現在の名義人の方と変更後の名義人の方が一緒にドコモショップに来店した場合、ドコモメールのメールアドレスなどほとんどの項目が引き継ぎ出来るため可能であれば一緒に来店することがおすすめです。

名義変更の注意点

続いて、名義変更をするにあたっての注意点についてご説明していきます。

名義変更の注意点
  • 委任状に不備があると手続きできない
  • 毎月の支払い方法の設定が必要
  • 譲り受ける側には審査がある
  • 法人名義の手続きは必要書類が変わる
  • 名義変更は引き継げない項目が多い

委任状に不備があると手続きできない

1つ目の注意点は、委任状に不備があると手続きできないことです。

よくある委任状の間違いは、「日付の記入漏れ」や「委任状に2人以上の筆跡がある」や「契約者と代理人が反対」になっていることが多いです。

特に委任状は2人分の名前の記入が必要となりますが、委任状を記入するのは委任する方のみなので2人以上の筆跡が存在してはいけないので注意が必要です。

毎月の支払い方法の設定が必要

2つ目の注意点は、名義変更時は支払い方法の設定が必要なことです。

名義変更の手続きの際は請求書でのお支払いは出来ず、キャッシュカードやクレジットカードなどで引き落としの設定が必要となります。

今まで請求書でお支払いしていた方も必ず引き落としの設定が必要なので注意が必要です。

譲り受ける側には審査がある

3つ目の注意点は、譲り受ける側には審査があることです。

名義変更で名義を譲り受ける場合は新規契約と同じように審査が必要となります。

他社やドコモで料金の未納がある場合や、すでにドコモで5回線以上契約がある場合などは名義を譲り受けることが出来ないので注意が必要です。

法人名義の手続きは必要書類が変わる

4つ目の注意点は、法人名義の手続きは必要書類が変わることです。

法人名義から個人名義、もしくは個人名義から法人名義に変更する場合などは法人の登記簿謄本や印鑑証明など必要な書類が変更となります。

会社の状況によって必要書類が異なるため事前にドコモショップやドコモインフォメーションセンターで必要書類を確認しておきましょう。

名義変更は引き継げない項目が多い

5つ目の注意点は、名義変更は引き継げない項目が多いことです。

引継ぎ出来ない主な項目
  • dポイントやdアカウント
  • マイメニュー
  • メールアドレス
  • iモード/spモードパスワード
  • ドコモクラウド
  • 海外利用設定

特にメールアドレスは、各サイトや友人知人などに伝えておかなければトラブルの元になりかねないため注意が必要です。

ドコモクラウドも写真や電話帳をクラウドに預けている場合、預けているデータが消えてしまうためクラウド上から削除されても問題ないか確認しましょう。

ドコモの名義変更の方法

家族間で名義変更が必要なケース

ドコモオンラインショップで契約をする前などに名義変更をしたいこともあると思います。そこでドコモの名義変更のやり方を見ていきましょう。

改姓

改姓とは結婚などにより氏名が変わったときに行う手続きです。結婚をした女性が手続きをすることが多くなります。改姓の場合はパソコン、スマートフォン、ドコモケータイ、電話、ドコモショップで手続きが可能で手数料は無料です。

パソコンからの場合は「dアカウント」が必要となり、スマホやドコモケータイからの場合は「ネットワークID」が必要です。お申し込みはこちらから可能です。

電話で手続きを行う場合はドコモからの発信の場合は「151」から申し込みが可能です。一般電話からの場合は0120-800-000に発信しましょう。どちらも受付時間は午前9時〜午後8時となります。

名義変更

現在ドコモに契約している名義を家族や第三者に変更したい場合には名義変更を行います。家族への名義変更の場合は手数料は無料ですが第三者への名義変更の場合は2,000円の手数料が発生します。

名義変更の手続きはドコモショップでのみ可能となっています。また名義変更時に必要なものはドコモショップに来店する人によって異なります。

名義を譲る人と譲り受ける人どちらも来店する

名義を譲る人が用意するものは、譲る人の「名前」「生年月日」「現住所」が確認できる本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード)となります。

名義を譲り受ける人が用意するものは、譲り受ける人の「名前」「生年月日」「現住所」が確認できる本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード)と、譲り受ける人名義の「クレジットカード」または「キャッシュカード(または預金通帳とお届け印)」です。

名義を譲る人だけが来店する

名義を譲る人だけが来店する場合は、譲る人の「名前」「生年月日」「現住所」が確認できる本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード)が必要です。

また譲り受ける人の「名前」「生年月日」「現住所」が確認できる本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード)と譲り受ける人の「委任状」と譲り受ける人名義の「クレジットカード」または「キャッシュカード(または預金通帳とお届け印)」です。

名義を譲り受ける人だけが来店する

名義を譲り受ける人だけが来店する場合は、譲り受ける人の「名前」「生年月日」「現住所」が確認できる本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード)と譲り受ける人名義の「クレジットカード」または「キャッシュカード(または預金通帳とお届け印)」が必要になります。

そして譲る人の「名前」「生年月日」「現住所」が確認できる本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード)と譲る人の「委任状」も必要です。

第三者が来店する

第三者が来店する場合は、第三者の「名前」「生年月日」「現住所」が確認できる本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード)がまずは必要です。

そして譲る人の「名前」「生年月日」「現住所」が確認できる本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード)とと譲る人の「委任状」も必要になります。

さらに譲り受ける人の「名前」「生年月日」「現住所」が確認できる本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード)と譲り受ける人の「委任状」と譲り受ける人名義の「クレジットカード」または「キャッシュカード(または預金通帳とお届け印)」も必要です。

承継

契約者が亡くなった場合は承継という手続きを行うことで電話番号やプランを引き継げます。承継の手数料は無料で必要なものは「相続関係がわかる書類」「承継後、契約者となる人の本人確認書類」「利用者の本人確認書類(契約者と利用者が異なる場合)」「支払いの手続きに必要なもの」となります。

また承継の手続きはドコモショップでのみ可能となります。

ドコモの契約者が亡くなった場合の名義変更

契約者がお亡くなりになった場合に、契約を家族が引き継ぎ、契約を継続する場合の手続きを「承継」といいます。

承継手続きは名義変更と似た手続きですが、委任の確認などが出来ないため必要書類が名義変更と少し異なります。

承継の必要書類

まずは、承継に必要な書類をご紹介します。

承継に必要な書類
  • 相続関係がわかる書類
  • 承継後、新たな契約者となる方の本人確認書類
  • 利用者の本人確認書類(契約者と利用者が異なる場合)
  • 毎月のお支払い手続きに必要なもの

承継に必要な書類は名義変更の書類と似ていますが、1点相続関係が分かる書類が必要となります。

相続関係がわかる書類で契約者の死亡の事実が確認できない場合は、葬儀の案内状や死亡診断書など死亡の事実が確認できるものが別途必要となります。

承継にかかる事務手数料

続いて、承継にかかる事務手数料について確認していきましょう。

承継は手数料が無料です。

名義変更の手続き可能チャネル

承継の手続きが出来る窓口を確認してみましょう。

受付チャネル手続き可否
ドコモショップ
ドコモオンライン手続き×
インフォメーションセンター×

承継は、ドコモショップでのみ受付可能でドコモオンライン手続きや、インフォメーションセンターでは手続き出来ません。

現在ドコモショップでは来店予約優先制となっているため、事前に来店予約をしてからドコモショップに行きましょう。

承継の注意点

承継の注意点は、2点あります。

承継の注意点
  • メールアドレスが引き継げない場合がある
  • 法人の承継は必要書類が変わる

承継の手続きもメールアドレスが引き継げない場合があります。

手続きの際にメールアドレスが引き継げない場合はドコモショップの店員さんが教えてくれるので注意して聞いておきましょう。

また、法人名義の会社が合併する場合にも承継の手続きが必要となります。

法人の承継手続きの場合は2社分の登記簿謄本や印鑑証明と委任状などが必要となり、多くの書類を用意する必要があるため事前にドコモショップやインフォメーションセンターで必要書類を確認しておきましょう。

名義変更は準備が大切

ここまで、名義変更に必要な書類や注意点についてご説明してきました。

名義変更には必要な書類が複数あり、1点でも不備があると手続きが完了できません。

名義変更は事前に書類の準備が出来ていれば手続き自体は15分~30分ほどで終わります。

事前に必要な書類をドコモショップや、インフォメーションセンターで確認してから手続きすることで手続きを不備なく完了出来るように準備をしておきましょう。


この記事を書いた人
meiki_0828
ドコモショップにて10年以上勤務しており、スマホやドコモ光、dカードなど特にドコモの料金プランや機種はお任せください。 auやSoftbank、格安SIMについても日々勉強中です。