2019年9月にドコモで予約開始・発売となる「HUAWEI P30 Pro」について、購入時のプランと価格を比較しておすすめプランを紹介していきます。
ドコモでは大きく分けて2つの料金プランが存在し、また割引プログラムで本体価格をおトクにすることも可能です。
今回は実際にドコモが提供している「おてがる料金シミュレーション」を活用して価格を比較してみるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ドコモHUAWEI P30 Pro HW-02Lの予約を21日受付開始|9月に販売予定「HUAWEI P30 Pro」がドコモから2019年9月発売開始
画像引用元:HUAWEI P30 Pro HW-02L │ スマートフォン │ 製品│ NTTドコモ
2019年9月に発売開始となるドコモのAndroidスマートフォン「HUAWEI P30 Pro」について、その魅力と価格を紹介していきましょう。
HUAWEIのPシリーズ最新作として登場した今回の機種は、世界初Leicaクアッドカメラを搭載した最強カメラ性能が搭載されたスマートフォンです。
カラーは2色展開で、シンプルなブラックと洗練されたブリージングクリスタルになります。ブリージングクリスタルはグラデーションになっていて女性におすすめです。
スペック
スペックは次の通りです。
モデル名 | Huawei P30 | Huawei P30 Pro |
---|---|---|
OS | Android9.0 | Android9.0 |
ディスプレイ | 6.0インチ | ベゼルレスディスプレイの可能性有り |
CPU | Snapdragon855 | Kirin990 |
RAM | 8GB | 12GB |
ストレージ | 128GB | 不明 |
アウトカメラ | 4,000万画素+2,400万画素 | 4,800万画素? |
インカメラ | デュアルカメラが濃厚 | |
バッテリー容量 | 3,400mAh | 4,100mAh |
サイズ | 150×70×7.7mm | 不明 |
重量 | 165g | 不明 |
SoC
HUAWEI独自開発SoCの最高性能であるKirin 980を採用しており、その処理性能は他社のAndroidハイエンドモデルに匹敵するものです。
前作となるHUAWEI P30 Proに搭載されたKirin 970と比べ、AI使用時のパファーマンス性能が226%向上・消費電力効率が182%向上となっています。
バッテリー容量も4,100mAhで省エネ設計なので、バッテリーの持ちの良さも期待できます。
メモリ容量
スマートフォンの処理能力としては抜群の、6GBのメモリ容量を持ちます。処理効率が向上し、AIの動作も安定します。
ハイエンドモデルのほとんどが4〜6GB展開の中、6GBの大容量メモリであれば、ゲームアプリの複数使用なども滑らかな操作感を実感できます。
特長
続いてはHUAWEI P30 Proの特長についていくつか紹介していきます。
世界最高のカメラ
HUAWEI P20 Proではトリプルカメラレンズを搭載しましたが、今作のP30 Proからはクアッドカメラレンズを搭載しています。
広角・望遠・超広角の3レンズに深度測定用カメラが付いていて、画質を落とさずにズームができる光学5倍ズーム・ハイブリッド10倍ズームが採用されています。
ハイスペックカメラと称されるスマホカメラの画質は通常2,000万画素ですが、こちらの広角カメラは一眼レフと遜色ない4,000万画素を採用しています。
また、インカメラは一般的に800万画素と言われるのに対し、P30 Proは3,200万画素を採用していて、自撮り画像でもポートレートモードを使用することができます。
AIアシスト搭載
一眼レフのような画質を持ち、その操作性も向上したカメラ機能ですが、初心者の方には撮影時の設定等に戸惑うこともあります。
HUAWEI P30 Proに搭載されているAIアシストシステムでは、被写体や光量をAIが認識して自動で補正をかけてくれるため、誰でもカンタンに美しい写真を撮影できます。
補正効果は調整可能で、必要ないと感じたときはAIアシストをOFFにすることもできます。
洗練されたデザイン
前面のノッチ部分はインカメラのみに絞り、極限まで拡大した有機ELディスプレイを搭載しています。指紋センサーとスピーカーはディスプレイに内蔵されています。
また、側面部分のリアパネルは角度を変えることによって表情を変えるため、飽きのこない洗練されたデザインになっています。
価格
気になるドコモの販売価格を見てみましょう。
公式サイトのオンラインショップ価格の場合、48,312円(税込)になります。
店舗で購入する場合頭金や契約事務手数料が発生するため、別途異なる金額になる可能性があります。
ドコモ公式オンラインショップは頭金・契約事務手数料が0円なので本体価格のみの販売価格で購入できます。
ドコモでは9月の新機種発売前に大幅値下げを開始しているので、こちらの記事もチェックしてみてください。
ドコモ iPhone XR/XS/XS MAX、pixel、Galaxyなど人気機種が大幅値下げ!「HUAWEI P30 Pro」におすすめの料金プランはどれ?
「HUAWEI P30 Pro」におすすめの料金プランとはどれなんでしょうか。まずはドコモで選択できる料金プランについて解説していきます。
ドコモで料金プランを選択する前に聞かれることは、「2年契約の有無」です。通称2年縛りとも言われるこちらのシステムは、プランを2年利用することを意味します。
2年契約とは
- 2年契約の自動更新あり/なしを選択可能
- 自動更新なしの場合、契約更新期間のプラン変更・解約がない限り「定期契約なし」に自動選択される
- 自動更新ありの場合、2年経過すると更に2年の契約期間を延長される
- 契約更新満了月から3ヶ月の更新期間中はプランの変更・解約などが可能
- 契約期間中の解約は解約金9,500円が発生
2年契約にはこれらのルールが存在します。2年契約(自動更新あり)を選択しても、2年ごとに訪れる契約更新期間中に解約すれば解約金は発生しません。
2年の定期契約を結ぶと結ばないでは、月額料金が大きく異なってくるので「2年契約(自動更新あり)」を選択しておくことをおすすめします。
通話オプション
2019年から始まったドコモの新料金プランは、これまでの通話メインの料金体系からデータメインの料金体系に変更となりました。
基本料金に国内通話かけ放題は含まれず、国内通話で誰かに電話をかける場合、30秒につき20円が別途かかってしまいます。
しかし、これまで通り仕事関係や家族に電話をかけたいという方には、月額の追加料金を払うことで通話かけ放題になる通話オプションが存在します。
- 5分(国内)通話無料オプション 700円/月
- (国内通話)かけ放題オプション 1,700円/月
「HUAWEI P30 Pro」を購入し料金プランを決める際にこちらのオプションを申し込むことで、以降オプションのサービスを受けることができます。
ドコモ 2019年夏モデル「HUAWEI P30 Pro」の最新情報・スペックと発売時期2つの新料金プラン
新料金プランはデータメインの料金体系になっているので、どちらのプランを選ぶかという軸は「自分が使うデータ量」によります。
料金プランには、毎月大容量でデータを使える「ギガホ」と毎月の利用量に応じて金額が変わる「ギガライト」の2つがあります。
ギガホ
ギガホとは、音声通話・データ通信が一体となったプランです。
毎月30GBまでのデータが利用可能で、30GB超過後の速度制限の送受信最大速度は1Mbpsで利用することができます。
これまでの速度制限は送受信最大速度が128kbpsで、SNSやWebサイトの閲覧も困難でしたが、今回はWebサイト等はもちろん、画像・動画の閲覧も可能になります。
毎月の利用料金はこちらになります。(税抜)
画像引用元:ギガホ │ 料金・割引 │ NTTドコモ
Wi-Fi環境でないところでの動画視聴やSNS閲覧などの頻度が多い方は、大容量タイプのギガホプランがおすすめです。
ギガライト
ギガライトとは、音声通話・データ通信が一体となったプランです。
〜1GB・〜3GB・〜5GB・〜7GBの4段階で、毎月使用したデータ量に応じた月額料金を支払うシステムになります。
毎月の利用料金はこちらになります。(税抜)
画像引用元:ギガライト │ 料金・割引 │ NTTドコモ
画像引用元:ギガライト │ 料金・割引 │ NTTドコモ
たとえば「先月は外出先でネットを使用する機会が多く6GBを消費した」という場合は5,980円になり、今月は2GBしか使用しなかったという場合は3,980円になります。
こちらのプランでは月に7GBの利用を超過してしまうと、送受信最大速度128kbpsの通信速度制限となってしまいます。
普段はWi-Fi環境下でのネット使用が多く、あまり外出先での使用は少ないという方は変動タイプのギガライトがおすすめです。
次のページでは、「各種プログラム・割引でおトクに購入しよう」をご紹介します。
ドコモの安いスマホおすすめ7選|値下げ情報・月額料金をご紹介ドコモが発行しているクレジットカード「dカード GOLD」は、ドコモユーザーがお得になる特典が充実しています。
ドコモユーザーにdカード GOLDを本当におすすめしたい理由をまとめたので、ぜひ一度目を通してみてください!
dカード GOLDは10,000円(税抜)の年会費がかかかりますが、ドコモユーザーであればポイント還元で十分に回収できる仕組みになっています。
また回収できる以上のポイント還元も見込めるほか、全国・ハワイの空港ラウンジが無料で利用できたり、旅行保険が付帯しているのも嬉しいポイントです。
ドコモユーザーの方はこの機会にぜひ入会を検討してみてください!
dカード GOLD公式サイトを見る各種プログラム・割引でおトクに購入しよう
毎月の月額料金+機種代金の分割払いを合計すると、決して安くはない料金になってしまいます。
そんな時は、月額料金や機種代金がおトクになるプログラムや割引サービスを適用させましょう。
法改正により割引額が上限2万円に
2019年10月より施行される「電気通信事業法」の改正に伴い、携帯キャリアの割引額が最大2万円までという割引額の上限が決まってしまいました。
これまで多額のキャッシュバックやポイント還元が行われてきましたが、ついに割引額の制限をされてしまったため、10月以降は割引額が減額する可能性が高いです。
各種プログラム
HUAWEI P30 Proに適用可能なプログラムを2つ紹介していきます。
スマホおかえしプログラム
機種代金の分割払いを36回払いに選択して利用後に機種を返却すると、スマホおかえしプログラムを適用させることが可能です。
画像引用元:スマホおかえしプログラム │ キャンペーン・特典 │ NTTドコモ
24ヶ月=2年間はHUAWEI P30 Proを使用し、24ヶ月目以降に機種を返却すれば36回払いの残りの機種代金の支払いは不要(最大12回分)になるおトクなプログラムです。
こちらのプログラムはdポイントクラブまたはドコモビジネスプレミアムクラブ会員の方が利用できます。
下取りプログラム
HUAWEI P30 Proを購入する際に、それ以前に使用していたスマートフォン・携帯電話を下取りとして提出することで、機種ごとに決められた価格の割引を受けられます。
機種の発売が新しいもので故障や画面割れがない良品の機種ほど、割引金額が大きくなります。
ただし、下取り提出前にデータの一括消去などを行う条件があるので、適用したい場合はまず条件を確認しておきましょう。
各種割引サービス
HUAWEI P30 Proに適用可能な割引サービスを3つ紹介していきます。
ドコモ光セット割
ギガホ・ギガライトの月額料金に永年適用される割引サービスです。
適用する条件には、ご自宅のネット回線をドコモ光に契約していること・もしくは「ファミリー割引グループ」内にドコモ光契約が1回線以上あることのいずれかです。
ファミリー割引グループとは、三親等内のドコモユーザー同士で構成されるグループで、家族でグループを契約するだけでおトクな割引サービスを受けれるものです。
ドコモ光セット割の条件に適用すると、ギガホは−1,000円/月・ギガライトは1GB〜3GBが-500円/月・3GB〜7GBが-1,000円/月の割引を受けることができます。
ずっとドコモ特典
ドコモ回線の継続利用期間に応じてステージが決まり、毎年お誕生月にはステージごとに決められたポイントを進呈されます。
dポイントは月額料金の支払いまたは機種代金に1ポイント=1円単位で充てることが可能です。
ギガホ割
2019年9月30日までにギガホを契約した方に適用される、最大6ヶ月の期間限定割引サービスです。
ギガホを適用開始した月から6ヶ月間、-1,000円/月の割引が適用されます。
2019年夏発売「HUAWEI P30 lite Premium」の評価レビュー|買う理由と買わない理由「おてがる料金シミュレーション」で比較
HUAWEI P30 Proで利用できる料金プランと、おトクになる割引プログラム・サービスについて紹介しました。
続いては、公式サイトで利用できるおてがる料金シミュレーションを活用して、実際の月額料金をプランごとに比較してみましょう。
なお、分かりやすく比較をするために以下の共通の条件でシミュレーションをします。
- 36回払い(スマホおかえしプログラム適用条件)
- 下取りプログラム なし
- 2年定期契約あり
- 通話オプションなし
- ドコモ光セット割 なし
- ギガホ割 あり
ギガホ
ギガホの場合の月額料金シミュレーション結果は以下の通りになりました。
画像引用元:おてがる料金シミュレーション │ 料金・割引 │ NTTドコモ
内訳
機種代金89,424円を36回払い契約で2,484円/月・30GBのギガホ契約で7,538円/月となり、6ヶ月間のみ-1,000円/月の割引が適用されます。
25ヶ月目以降も機種を返却せずに使い続ける場合は7,538円/月となりますが、24ヶ月目で返却した後は以降の支払い額29,808円は支払い不要です。
ギガライト
ギガライトの場合の月額料金シミュレーション結果は、各4段階ごとに分けると以下の通りになりました。
~1GB
画像引用元:おてがる料金シミュレーション │ 料金・割引 │ NTTドコモ
内訳
機種代金89,424円を36回払い契約で2,484円/月・ギガライト契約で1GB使用した月のみ3,218円/月となります。
25ヶ月目以降も機種を返却せずに使い続ける場合は3,218円/月となりますが、24ヶ月目で返却した後は以降の支払い額29,808円は支払い不要です。
~3GB
画像引用元:おてがる料金シミュレーション │ 料金・割引 │ NTTドコモ
内訳
機種代金89,424円を36回払い契約で2,484円/月・ギガライト契約で1GB〜3GB使用した月のみ4,298円/月となります。
25ヶ月目以降も機種を返却せずに使い続ける場合は4,298円/月となりますが、24ヶ月目で返却した後は以降の支払い額29,808円は支払い不要です。
~5GB
画像引用元:おてがる料金シミュレーション │ 料金・割引 │ NTTドコモ
内訳
機種代金89,424円を36回払い契約で2,484円/月・ギガライト契約で3GB〜5GB使用した月のみ5,378円/月となります。
25ヶ月目以降も機種を返却せずに使い続ける場合は5,378円/月となりますが、24ヶ月目で返却した後は以降の支払い額29,808円は支払い不要です。
~7GB
画像引用元:おてがる料金シミュレーション │ 料金・割引 │ NTTドコモ
内訳
機種代金89,424円を36回払い契約で2,484円/月・ギガライト契約で5GB〜7GB使用した月のみ6,458円/月となります。
25ヶ月目以降も機種を返却せずに使い続ける場合は6,458円/月となりますが、24ヶ月目で返却した後は以降の支払い額29,808円は支払い不要です。
「HUAWEI P30 Pro」におすすめのプラン
これまで紹介した料金シミュレーション結果を表にまとめてみました。
また、シミュレーションでは適用しなかった「ドコモ光セット割」を適用させた場合の月額料金も表示しているので、良かったら参考にしてみてください。
(税込)
プラン名 | ギガホ | ギガライト〜1GB | ギガライト〜3GB | ギガライト〜5GB | ギガライト〜7GB |
---|---|---|---|---|---|
機種代金/月 (89,424円/36回) | 2,484円 | 2,484円 | 2,484円 | 2,484円 | 2,484円 |
基本プラン料金/月 | 7,538円 | 3,218円 | 4,298円 | 5,378円 | 6,458円 |
合計額/月 (1ヶ月目〜24ヶ月目) | 10,022円 | 5,702円 | 6,782円 | 7,862円 | 8,942円 |
割引適用後 (ギガホ割・ドコモ光セット割) | 7,862円 (ギガホ割終了後:8942円) | 5,702円 | 6,242円 | 6,782円 | 7,862円 |
料金プランを選ぶ軸は「ご自身のデータ使用量」によります。もしも〜5GBの使用がメインであれば、月の利用が8,000円以下になるのでおトクです。
しかし、毎月5〜7GBの使用量になってしまうという方はギガホプランをおすすめします。ドコモ光セット割を適用すると、ギガライト〜7GB使用とあまり合計額が変わりません。
料金プランを決める前に現在お使いの機種で、毎月どれくらいのデータを使用しているのかを確認してみてください。マイページからカンタンに確認ができます。
毎月5GB以下の使用で問題ないようであればギガライト、毎月5GB以上使用していてドコモ光セット割を適用できるのであればギガホがおすすめプランです。
- オススメの料金プランは「ご自身のデータ使用量」による
- 毎月5GB以下の使用で問題ないようであればギガライト
- 毎月5GB以上使用していてドコモ光セット割を適用できるのであればギガホがおすすめ
購入前に月額料金のシミュレーションを参考に
今回は2019年9月に発売予定のドコモスマートフォン「HUAWEI P30 Pro」について、その価格とおすすめの料金プランを紹介しました。
月額料金のシミュレーションを参考にしてみると、月々のお支払イメージが分かるのでご購入の際の参考にしてみてください。