docomo withに遂にiPhone6S 32GB登場|格安SIM並の価格でドコモの回線品質

  • 21.01.17
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  • ※本記事は21.01.17に作成された記事です。最新情報は公式ページをご確認ください。

iPhoneシリーズがひとつも対象となっていないことがネックとなっていたdocomo withですが、遂にiPhone6Sがラインナップに追加されました。

docomo withでiPhone6Sを使うためにはどうすれば良いのでしょうか。また、docomo withをお得に使えるのはどんな人なのでしょうか。今回はdocomo withでiPhone6Sを使う方法やdocomo withに向いている人、向いていない人について解説していきます。

iPhone6Sを購入方法おすすめプランなどもご紹介するので、docomo withを利用してのiPhone6S購入を検討している方は目を通してみて下さい。

docomo withに待望のiPhone6Sが追加


画像引用元:iPhone 6sまたはiPhone 6s Plusを購入 – Apple(日本)
満を持して2018年9月1日からdocomo withに追加されるiPhone6S。「iPhoneが追加されたらdocomo withを利用したい!」と考えていた方は少なくないでしょう。

対象となるのは最新モデルではないiPhone6S、その中でも容量が少ない32GBモデルのみとなりますが、格安SIM並みにお得な料金プランでiPhoneシリーズの端末が使えることを考えれば些細なことです。

これまでdocomo withのラインナップは充実しているとは言い難い状況でした。しかし、今後はiPhone6Sという超人気機種が追加されたことで利用者の爆発的な増加が予想されます。

iPhone6S 32GBモデルのスペック

高性能なイメージが強いiPhoneシリーズですが、iPhone6Sは最新モデルのiPhone8と比べると2世代前の機種となります。「流石に性能面では見劣りするのでは」という不安もあるでしょう。

そこで、iPhone6Sのスペックを現行のiPhone8と比較してみました。iPhone6Sは今でも魅力的なスペックを維持できているのかチェックしてみましょう。

 iPhone6SiPhone8
CPUApple A9(デュアルコア)/1.85GHzApple A11 Bionic(オクタコア)/2.5GHz
ストレージ容量32GB64GB
バックカメラ1,200万画素1,200万画素
フロントカメラ500万画素700万画素
防水・防塵機能なしIP67
イヤホンジャック搭載非搭載
FeliCa非搭載搭載
価格42,768円(税込)85,104円(税込)

流石に最新モデルだけあってiPhone8のCPU性能はiPhone6Sを大きく突き放しています。ただ、iPhone6SのCPU性能も決して低いとは言えません。1、2万円の安価なスマホに比べれば遥かにスペックの高いCPUが搭載されています。

ストレージ容量に関してはiPhone6Sが32GBモデルのみであるのに対し、iPhone8では64GBと256GBから選ぶことが可能です。動画や画像をたっぷり保存したい方にとって、32GBという容量は少々心許ないかもしれません。

しかし、容量の問題はiCloudを活用することで充分に対策可能です。頻繁に見返すことのない動画や画像をiCloudに転送しておけば、容量が圧迫されることも無いでしょう。

カメラ性能に関してはあまり違いが見られません。iPhone8の方がフロントカメラの画素数が200万ほど高いものの、目に見えて性能が違うということは無いため、普段使いで差を感じる場面は少ないでしょう。

防水・防塵機能が無いのは人によってネックとなりえます。特に工場勤務や土木作業など水に濡れたり、粉塵が舞う環境で仕事をしたりしている方の場合は防水・防塵機能のあるケースを着用するなどの対策が必須です。

また、iPhone6Sは今話題のApple Payに対応していないため、Suicaをスマホに入れたい、スマホ払いを活用したい方にとってはおすすめ出来ません。

比較してみると分かる通り、iPhone8と比べるとiPhone6Sのスペックは些か見劣りしてしまいます。ただし、価格が2倍近く離れていることを考えれば、iPhone6Sは充分健闘している部類に入るでしょう。

実際、4万円台のスマホでiPhone6Sと性能が並ぶものはほとんどありません。iPhone6Sはスマホ全体で見た場合、充分「買い」のスマホだと結論付けられます。

ドコモがiPhone6Sを追加したワケ

このタイミングでドコモがdocomo withのラインナップiPhone6Sを追加した理由は「格安SIM利用者の拡大を防ぐため」と見て間違いないでしょう。

ドコモだけに限らず、格安SIMが登場して以降大手キャリアは価格面で対抗することが出来ず苦戦を強いられてきました。iPhone6Sはそんな格安SIMに打ち勝つための切り札となり得るものです。

また、5G回線の提供をスタートするにあたって、少しでも利用者の数を増やし設備投資費を回収したい、というのも理由のひとつと考えられます。

docomo withについておさらい

docomo withの概要

docomo withとはドコモが指定するスマホを購入すると、毎月の携帯料金から1,500円が割引されるサービスです。特徴としては、従来の割引サービスである「月々サポート」と比べて、割引期間に制限がないという点が挙げられます。

具体的には月々サポートの割引期間は最大2年間であるのに対し、docomo withは対象のスマホを使い続ける限り半永久的に割引を受けられるのです。

対象のスマホ以外ではサービスを受けられない、選べるプランに制限があるなどのデメリットはあるものの、それを差し引いても緩い加入条件で毎月の携帯料金を大きく圧縮することが出来るのは魅力的でしょう。

既存のプランとの違い

既存のプランとdocomo withの間にはいくつかの違いがありますが、最も大きいのは対象としているユーザーが異なるという点でしょう。

既存のプランは少々携帯料金が高くても最新のスマホを高速で安定した回線で使いたい人向けであるのに対し、docomo withは格安スマホをドコモの回線で使いたい人向けとなっています。

MVNOの回線は大手キャリアのものを使用しているとは言え、安定性や速度を考えると大手キャリアには一歩及びません。docomo withは「スマホ料金を安くしたいけれど、回線速度や安定性が落ちるのは困る」というニーズに応えたサービスと言えます。

また、契約できるプランや適用されるキャンペーンにも違いがあります。既存のプランではドコモの提供するサービスをすべて享受することが可能ですが、docomo withの場合は契約できるプランや適用されるキャンペーンに縛りがあるのです。

具体的にはどのようなプランであれば契約出来るのでしょうか。次の項目にてdocomo withの料金プランを確認してみましょう。

docomo withの料金プラン

  1. カケホーダイプラン
  2. カケホーダイライトプラン
  3. シンプルプラン

docomo withを利用する場合は上記3つのプランのうち、いずれかのプランに契約していなければいけません。それ以外のプランを選択すると、例えdocomo with対象のスマホを購入したとしてもdocomo withの恩恵を受けることが出来なくなってしまいます。

カケホーダイプランとは月額2,700円で利用できる国内通話が24時間無料となるサービス、カケホーダイライトプランは月額1,700円で5分以内の通話が無料となるサービスです。

シンプルプランは家族内の通話が無料となるサービスで、月額は980円と3つの中で最も安いのですが、パケットパックの同時加入が必須となります。docomo withを利用する際は3つのプランの中から自分と最も相性の良いプランを選びましょう。

docomo withが向いている人/向いていない人


docomo withの料金プランが分かったところで、次はdocomo withが向いている人、向いていない人について見ていきましょう。「お得なのは分かったけれど、docomo withが自分に向いているのか分からない」という方は参考にしてみて下さい。

docomo withが向いている人

ドコモの回線を安く使いたい人

docomo with最大のメリットは「ドコモの回線を安く使える」という点にあります。これまでは安さのMVNO、質のドコモという風に住み分けが為されてきました。

しかし、MVNOには回線の速度や安定性が大手キャリアに比べて悪いという問題が、ドコモにはMVNOに比べて料金が割高という問題があったのです。

一方でdocomo withはMVNOの料金とドコモの安定した速い回線を両立させることに成功しています。これまでどちらかのキャリアを使っていて、上記の問題に不満を感じていた人にとって、docomo withはまさに待望のサービスと言えるでしょう。

高性能なスマホは必要無い人

docomo withのラインナップはミドルスペック以下の機種がほとんどで、ハイスペックな端末を選択することは現状出来ません。この問題は今回iPhone6Sが追加されたことで随分緩和されましたが、最高機種でなければダメだという方にとってはネックとなります。

ただ、必要最低限のスペックを満たしていればなんでも良いという方や、格安なプランでiPhone6Sを使いたいという方にとってはまったく関係のない話です。docomo withは高性能なスマホが必要無い人にとって最適なプランとなり得るでしょう。

長い期間ひとつのスマホを使いたい人

頻繁に機種変更をする気が無いという人にとってもdocomo withはおすすめです。docomo withは期間の縛りなく対象のスマホを使い続ける限り割引が継続される仕組みとなっています。

そのため、ひとつのスマホを使い続ければ使い続けるほど得をするのです。慣れたスマホを可能な限り長く使いたいというニーズに対してdocomo withは非常にマッチした内容と言えます。

また、docomo withの対象スマホであれば機種変更をしても継続して割引を受けることが出来るので、機種変更の際はdocomo withのラインナップから乗り換え先の端末を選ぶと良いでしょう。

docomo withが向いていない人

常に最新の機種を持ちたい人

常に最新の機種を持ちたい人にとってdocomo withのサービスはあまり向いていません。docomo withの仕組み上、サービスの恩恵を受けつつ最新の機種を契約することは出来ないからです。

格安プランで最新の機種を使いたい人はMVNOと、最新の機種を高速で安定した回線で使いたい方は大手キャリアとの契約をおすすめします。

回線の速度・安定性に興味がない人

月々の携帯料金のみを重視するのであれば、docomo withよりMVNOを利用した方が良いでしょう。docomo withはあくまでも良質な回線と格安な料金を兼ね備えたプランです。

そのため、回線の速度や安定性に興味がなく、毎月の携帯料金を可能な限り安くしたいという人にとって、docomo withは最適なプランとは言えません。

docomo withでiPhone6Sを購入する

iPhone6Sの端末価格は42,768円(税込)

iPhone6Sの端末価格は42,768円(税込)、docomo withの割引を受けると26か月目で実質負担0円となります。Apple Storeで購入した場合は54,864円(税込)であり差額はなんと12,096円、比較すると2割以上の割引額になるため非常にお得です。

iPhone6Sの端末価格は分割払いを選択しても、一括払いを選択しても変わりません。ただ、一括払いを選択し、dカードで支払いを行った場合は854円分のdポイントが貰えるため、若干ではありますが一括払いの方がお得です。

docomo withの最安プランとおすすめプラン

iPhone6Sを購入するにあたって、どのようなプランが最適となるかは誰しもが気になることでしょう。ここではdocomo withの最安プランと、おすすめプランの2種類をご紹介します。

まずは最安プランについて、docomo withの最安プランは月額280円(税抜)と驚異的な月額料金となります。最安プランとなる条件は以下の通りです。

  • シェアパック子回線
  • シングルプラン
  • シェアオプション+ISP

シェアパック子回線とは既にドコモと契約をしていて、親回線とパケットパックをシェアする際の回線のことを指します。シェアオプションは親回線と子回線がパケットパックをシェアするためのオプションです。

最安プランを利用するためには親回線が必要となるため、MNPや新規契約などで新たにドコモと契約する方は最安プランを利用することが出来ません。最安プランは既にドコモと契約している人が2台目以降のスマホを契約する際に利用できるプランとなります。

ひとりでひとつのスマホのみ契約する場合は、

  • シングルプラン
  • ウルトラデータLパック+ISP
  • ずっとドコモ割

この組み合わせが最安プランで、月額料金は4,980円(税抜)となります。新たにドコモを使い始める人がdocomo withを利用してiPhone6Sを購入するの場合はこちらのプランがおすすめです。

docomo withのiPhone6Sは予約必須?

iPhoneシリーズは発売と同時に品薄になるのが恒例で、予約をするのにも一苦労ということが多々あります。現時点では新作が発売された時と同様にiPhone6Sが品薄になるのかまでは分かりませんが、予約をしておいた方が良いことは間違いないでしょう。

iPhone6Sの予約はドコモオンラインショップから行うことが出来ます。docomo withにiPhone6Sが追加されたらすぐに使い始めたという方は予約をしておいた方が良いでしょう。

最新モデルにこだわらないならiPhone6Sで充分


画像引用元:ドコモオンラインショップ ホーム | NTTドコモ
スマホは最新かつハイエンド機種に限ると考えている方は少なくないでしょう。しかし、通話やブラウジング、LINE等のアプリを使用する程度であればミドルスペックのスマホでも充分に対応可能です。iPhone6Sであれば少々重たいゲームアプリもサクサク動きます。

docomo withの料金はMVNOの提供するプランに迫るもので、更にMVNOには無い高速で安定した回線をも備えています。最新モデルにこだわりがない、ハイスペックなスマホは必要ないという方はdocomo withでのiPhone6Sの購入を検討してみると良いでしょう。

また、docomo withでiPhone6Sを購入するのなら事務手数料が無料ドコモオンラインショップで購入した方がお得です。ドコモオンラインショップは契約と同時に貰える特典等も豊富なので、機種変更・MNPの際は是非活用してみて下さい。


この記事を書いた人
empire
スマホ、PCが大好きなガジェットオタクライター。大手キャリア系の記事を中心に担当し、格安SIMやクレジットカードも執筆中。誰が読んでも分かりやすく、どこよりも詳しい解説を心掛けています。