ドコモは2018年11月より、ケータイからスマホへの乗り換えがお得になる「ウェルカムスマホ割」の受付を開始しました。
ガラケーだけでなくキッズケータイからスマホへの移行も適用されますので、これまでキッズケータイを使っていた子供のスマホデビューにも最適です。
また、「docomo with」などほかの割引と組み合わせることで、より割安にスマホを運用できます。
本記事では、そんな「ウェルカムスマホ割」の適用条件やお得な使い方を紹介しますので、ドコモあるいは他社のガラケーユーザーや、子どものキッズケータイからの乗り換えを考えている方はチェックしてみてください。
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「ウェルカムスマホ割」って?
画像引用元:ウェルカムスマホ割 | キャンペーン | NTTドコモ
「ウェルカムスマホ割」は、ケータイからスマホへの乗り換えを対象に、最大13か月間1,500円の割引を受けられるサービス。
総額19,500円の割引になりますので、これからスマホデビューする人はぜひ活用したいところです。
ドコモ内の機種変更だけでなく、他社のガラケーを使用していた場合も「ウェルカムスマホ割」の対象となります。
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「ウェルカムスマホ割」の適用条件は?
「ウェルカムスマホ割」の適用条件は、以下の2点のいずれかの条件を満たし、かつ「対象料金プラン・対象パケットパック・指定インターネット接続サービス」を契約すること。
- 1.FOMAからXiへの契約変更
- 2.他社ケータイから乗り換えでのXiの新規契約
「1.FOMAからXiへの契約変更」は、ドコモ内のケータイ(キッズケータイ含む)からスマホへの機種変更のことで、「2.他社ケータイから乗り換えでのXiの新規契約」は他社のガラケー(フューチャーフォン)からドコモスマートフォンへの乗り換えを指します。
「対象料金プラン・対象パケットパック・指定インターネット接続サービス」の詳細は以下の通りです。
対象料金プラン | カケホーダイプラン(スマホ/タブ)、カケホーダイプラン(スマホ/タブ)【iPhone】、カケホーダイプラン(スマホ/タブ)(SIMフリー)、カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ)、カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ)【iPhone】、シンプルプラン(スマホ) カケホーダイプラン(スマホ/タブ):定期契約なし、カケホーダイプラン(スマホ/タブ)【iPhone】:定期契約なし、カケホーダイプラン(スマホ/タブ)(SIMフリー):定期契約なし、カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ):定期契約なし、カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ)【iPhone】:定期契約なし、シンプルプラン(スマホ):定期契約なし |
---|---|
対象パケットパック | ベーシックパック、ウルトラデータLパック、ウルトラデータLLパック、ベーシックシェアパック、ウルトラシェアパック30、ウルトラシェアパック50、ウルトラシェアパック100、ビジネスシェアパック50~3000、ビジネスベーシックシェアパック、ウルトラビジネスシェアパック30、ウルトラビジネスシェアパック50、ウルトラビジネスシェアパック100 ※シェアパックは子回線含む |
指定インターネット接続サービス | spモード、ビジネスmoperaインターネット、moperaUスタンダードプラン |
現在申し込めるプラン・パケットパックをほぼカバーしています。
インターネット接続サービスは、スマホでネットを利用する上で契約が必須になりますので、こちらも問題ありません。
対象プラン等については気にする必要がないので、自分の使い方に合ったプラン・パケットパックで契約しましょう。
「ウェルカムスマホ割」が適用されるための注意点
ドコモ内の機種変更の場合、「ドコモケータイ(iモード/spモード)、らくらくホン(らくらくスマートフォンを除く)、キッズケータイ」の機種を最低18ヵ月以上利用することも条件です。
そのため、一時的にガラケーに切り替えてから、「ウェルカムスマホ割」目当てでスマホに機種変更することはできなくなっています。
他社からの乗り換えの場合、他社でガラケーを利用していたことの確認が必要です。
店舗の場合は目視で、オンラインショップでは端末に電話番号を表示させた写真のアップロードでの確認になります。
「ウェルカムスマホ割」をショップで契約する際は、旧端末を忘れずに持っていくようにしましょう。
「docomo with」と併用で最安運用
「ウェルカムスマホ割」はこれからスマホデビューする方向けの割引ですので、適用条件が狭いですが、「docomo with」と組み合わせられる点はポイントです。
ドコモには「ドコモの学割」や「家族まとめて割り」など複数の割引キャンペーンがありますが、「ウェルカムスマホ割+docomo with」を合わせた毎月3,000円の割引は現在最安の運用方法といえます。
「docomo with」について
「docomo with」は、対象機種購入でずっと毎月1,500円の割引が受けられる料金プラン。
機種代金の支払いが終わった2年目以降も継続して割引を受けられる点で、「月々サポート」や「端末購入サポート」などの機種代金割引よりも優れています。
外ではあまりスマートフォンを使わないライトユーザーを中心に支持され、現在は契約件数が300万件を突破しました。
docomo withは本当にお得?詳しい割引内容とメリット
docomo with対象機種は以下の通りです。
docomo with対象機種 | |
---|---|
iPhone | iPhone 6s |
ドコモ スマートフォン |
AQUOS sense2 SH-01L、Galaxy Feel2 SC-02L、arrows Be F-04K、LG style L-03K、MONO MO-01K、AQUOS sense SH-01K、らくらくスマートフォン me(F-01L)、らくらくスマートフォン me(F-03K) |
2018年9月1日からは初のiPhoneシリーズとしてiPhone 6sが対象機種に加わりました。
対象機種のなかでは、国内メーカーのシャープ製のAQUOS senseシリーズがヒットを記録。
おサイフケータイや防水防塵など国内で需要の高い機能が充実していますので、docomo with対象機種のなかでも使い勝手の良い機種となっています。
2018年-19年冬モデルとして、後継機のAQUOS sense2が登場予定なので、ねらい目ではないでしょうか。
「ウェルカムスマホ割+docomo with」の料金例
では、実際に「ウェルカムスマホ割+docomo with」を利用すると月額利用料はいくらまで抑えられるのでしょうか?
ここでは、個人でドコモを利用している場合と、家族3人でドコモを利用している場合の料金例を見ていきます。
料金例については公式サイトに記載されているケースを採用し、現実的な料金例であるかどうかも含めて確認していきましょう。
個人で利用する場合の料金例
シンプルプラン | 980円 / 月 |
---|---|
ペーシックパック(~1GB) | 2,700円 / 月 |
spモード利用料 | 300円 / 月 |
ウェルカムスマホ割(最大13ヵ月) | -1,500円 / 月 |
docomo with | -1,500円 / 月 |
支払総額 | 980円 / 月 |
個人向けとしては現在最安の「シンプルプラン+ベーシックパック(~1GB)」の料金例です。
データ容量の「~1GB」は外でスマホを使う機会が多い方には足りない容量ではありますが、ライトユーザーでは事足りることも多いです。
公式サイト記載のベーシックパック利用料金は「ずっとドコモ割プラス」プラチナステージの200円割引が適用された額なので、他社からの乗り換えやステージが低い方は+200円の2,900円が通常の利用料金になります。
また、機種代金が加味されていませんので、購入から2年間はdocomo with対象機種の機種代金として、1,500円~1,700円前後上乗せされた利用料金になるでしょう。
ということで、実際に個人で「ウェルカムスマホ割+docomo with」を利用した場合の月額利用料金は、2,600円~3,000円弱といったところですが、それでも十分魅力的な料金ではないでしょうか。
家族3人で利用する場合の料金例
親回線 | 子回線 | 子回線 | |
---|---|---|---|
ベーシックシェアパック(~5GB) | 5,600円 / 月 | 500円 / 月 (シェアオプション) |
500円 / 月 (シェアオプション) |
シンプルプラン | 980円 / 月 | 980円 / 月 | 980円 / 月 |
spモード利用料 | 300円 / 月 | 300円 / 月 | 300円 / 月 |
docomo with | -1,500円 / 月 | -1,500円 / 月 | -1,500円 / 月 |
ウェルカムスマホ割(最大13ヵ月) | -1,220円 / 月 (子回線のあまり) |
– | -280円 / 月 |
支払総額 | 4,160円 / 月 | 280円 / 月 | 0円 / 月 |
家族3人の料金例では、3人のシェアグループのうち子回線の1人に「ウェルカムスマホ割+docomo with」が適用されたケースが挙げられています。
子回線はパケットパックの代わりにシェアオプションの500円になりますので、月額利用料が0円以下で運用可能です。
また、「ウェルカムスマホ割」のあまった割引については、親回線に適用されるということで無駄になりません。
家族3人の毎月の利用料金の総額が4,440円ですので、1人あたりの平均は1,480円と個人で加入するよりもお得に利用できます。
ただし、ベーシックパックの例と同じく「ずっとドコモ割プラス」プラチナステージの900円の割引が適用されており、docomo withの機種代金も加味されていない点は注意しましょう。
少なくとも、「ウェルカムスマホ割」に加入した子回線の1人には、2年間は機種代金がかかります。
「ウェルカムスマホ割」と併用できるキャンペーン
ドコモでは「docomo with」のほかにもいくつかの割引・キャンペーンを実施しています。
ここでは、「ウェルカムスマホ割」と、「docomo with」以外の割引・キャンペーンの組み合わせを見ていきましょう。
とくに12月からは新「ドコモの学割」や「オンラインショップ10周年記念キャンペーン」などもスタートしていますので、利用料金や機種代金を出来るだけ安くするなら「ウェルカムスマホ割」と組み合わせられるかもチェックしておく必要があります。
「ドコモの学割」とは併用不可【2018年12月1日~2019年5月31日】
画像引用元:ドコモの学割 | 料金・割引 | NTTドコモ
新「ドコモの学割」は12月1日より受付を開始した25歳以下のユーザー向けの割引。
条件を満たすと、対象者本人に最大13か月間1,500円の割引と、対象者+同一シェアパック内の家族に最大3,500ポイントのdポイントが付与されます。
「新たなXi契約」が条件の1つになっていますので、「ウェルカムスマホ割」と被る部分がありますが、残念ながら新「ドコモの学割」は、「ウェルカムスマホ割」および「docomo with」と併用することができません。どちらの条件も満たしている場合は、優先的に「ウェルカムスマホ割」が適用されます。
割引内容にあまり違いはありませんが、「docomo with」と組み合わせられる分だけ「ウェルカムスマホ割」の方がお得です。
「10周年記念キャンペーン」とは併用可能【2018年12月1日~2019年1月31日】
ドコモオンラインショップでは、10周年を記念して以下の4つの特典が受けられるキャンペーンを実施しています。
- 特典1:抽選で豪華賞品が当たる
- 特典2:対象機種購入の方から抽選で賞品が当たる
- 特典3:対象機種購入で5,184円割引
- 特典4:機種購入でもれなくオリジナルステッカープレゼント
各特典「ウェルカムスマホ割」との併用が可能です。
3つ目の特典は、ドコモオンラインショップから対象機種を購入すると5,184円の割引が受けられます。
より安く機種を購入できますので、機種購入はドコモオンラインショップを利用するのがおすすめです。
とくにドコモ内での機種変更の場合は、店舗の割引・キャンペーンも薄いことがほとんどですので、オンラインショップの利用の方が良いのではないでしょうか。
特典2の5,184円割引の対象機種は以下の通りです。
対象機種 | |
---|---|
iPhone | iPhone XR(64GB/128GB/256GB)、iPhone XS Max(64GB/256GB/512GB)、iPhone XS(64GB/256GB/512GB)、iPhone X(32GB/64GB/256GB) |
ドコモ スマートフォン |
Xperia XZ3 SO-01L、Galaxy Note9 SC-01L、Xperia XZ2 Premium SO-04K、Xperia XZ2 Compact SO-05K、HUAWEI P20 Pro HW-01K、AQUOS R2 SH-03K、Xperia XZ2 SO-03K、Galaxy S9 SC-02K、Galaxy S9+ SC-03K、Disney Mobile on docomo DM-01K、V30+ L-01K、Xperia XZ Premium SO-04J、Galaxy Note8 SC-01K、AQUOS R SH-03J、AQUOS EVER SH-02J、Xperia X Compact SO-02J |
Google Pixel | Google Pixel 3、Google Pixel 3 XL |
「月々サポート」「端末購入サポート」とは併用可能
ドコモの基本的な機種代金割引は「月々サポート」と「端末購入サポート」です。
機種代金の支払いと同じく24回で割引されるのが「月々サポート」で、最初に一括で割引されて残りの機種代金を24回分割で支払うのが「端末購入サポート」となっています。
「端末購入サポート」は、新規・乗り換えを対象に大幅な割引の対象となることが多い割引です。11月にはiPhone XRが対象機種に加わったことも話題になりました。
そんな両割引は、どちらも「ウェルカムスマホ割」との併用が可能です。
機種や契約によって「月々サポート」「端末購入サポート」「docomo with」と、適用できる割引が変わってきます。
新規・乗り換えの場合は、できるだけ「端末購入サポート」対象機種を選ぶと、コストパフォーマンスが高い機種購入ができるのでおすすめです。
ドコモの月々サポートと端末購入サポートの違いは何?|機種変更とMNP別
「ウェルカムスマホ割」を併用してお得に機種購入しよう
乗り換え・機種変更問わず、ガラケーからスマホへの乗り換えで、最大13か月間1,500円の割引が受けられる「ウェルカムスマホ割」。
スマホデビューを考えている方は、「月々サポート」「端末購入サポート」「docomo with」といった機種代金割引と併用して、お得に乗り換えすると良いのではないでしょうか。
現状のドコモのプランで最安スマホ運用法は「ウェルカムスマホ割」と「docomo with」の併用です。できるだけ毎月の利用料金を安くしたい方は選択肢に入れてみてください。
ドコモオンラインショップのメリット|お得に新規契約・機種変更する手順