ドコモ 水没・故障端末は修理か交換どちらがいいか?受けれるサポートと注意点

  • 21.01.17
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  • ※本記事は21.01.17に作成された記事です。最新情報は公式ページをご確認ください。

ドコモのガラケーやスマホが水没・故障してしまった!そんな時、あなたならまずどうしますか?すぐに修理に出しますか、それともこの際だから機種変更しようかな、と思いますか?

この記事では、ドコモ端末が水没・故障した場合にまずどうしたらいいのか、修理と交換はどちらを選ぶといいのか、どんなサポートを受けられるか、について順を追って説明します。今まさにケータイが水没・故障してしまって困っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ドコモのケータイ端末が水没・故障した!やるべき手順とは

ドコモのケータイ端末が故障した時にとるべき手順について、まずみてみましょう。
なお水没の場合は故障が明らかなので「故障端末を修理するほうがいい場合とは」からお読みください。

  1. 「ケータイトラブル診断」をする
    本当に故障したかどうかを確認するために、ドコモHPでトラブル診断ができます。
  2. 「故障したときのご提案プランシミュレーション」をする
    故障の原因別に、一番おススメの解決方法を教えてくれます。
  3. 修理or交換or機種変更を選ぶ
    上記のシミュレーション結果を受けて、故障にどう対処するかを選択します。
  4. ショップorオンラインor電話で手続きをする
    ドコモショップかドコモオンライン、電話の3つの方法で手続きできます。

では、ドコモの機種が故障したときに知っておくべき点についてご説明していきます。

まず「ケータイトラブル診断」をして故障かどうか確かめよう


携帯電話を落として破損したり、水没して動かなくなったとかの場合、故障したことは明らかですね。でも、調子が何かおかしい、不具合かなと思ったときには実は故障ではないこともあるんです。

そういう可能性のことも考えて、まずはドコモオンラインの「ケータイトラブル診断」をしてみることをおすすめします。ケータイトラブル診断では、どこに不具合があるのか具体的にチェックすることができ、それに応じて改善方法を提示してくれます。

その改善方法を試して端末の調子が良くなれば、わざわざドコモショップに行って診てもらう手間も省けます。でも、もし不具合が直らないなら修理が必要ということになります。

診断できるトラブルは大きく分けて9項目

ケータイトラブル診断では、下記の9項目ごとに、様々なシチュエーションでのトラブルを診断できます。

①インターネットのトラブル
②画面・操作・動作のトラブル
③メールのトラブル
④電池・充電のトラブル
⑤アプリ・ソフトウェアのトラブル
⑥カメラ・データ・SDカードのトラブル
⑦機能のトラブル
⑧通話のトラブル
⑨破損・水濡れのトラブル

画面に表示される選択肢を、自分の携帯電話の不具合の状況にしたがって選択していくだけですので、誰でも簡単にトラブル診断できてしまいます。ちょっとした動作の不具合などは、このケータイトラブル診断で解決できることも多いですよ。

自分で解決できない不具合であることが判明すると、次のステップに進むことになります。

修理?それとも交換?最適な方法をシミュレーションしてみよう


「ケータイトラブル診断」で端末が故障していることが明らかになったら、今度は一番安くてお得な解決方法をシミュレーションしてみましょう。

ドコモでは、携帯電話の機種が故障した際に次の3つの解決方法があります。

  • 機種を修理する
  • 機種本体を交換する
    「ケータイ補償サービス」に加入している機種に限りますが、機種本体を交換するというサービスです。ケータイ補償サービスについては、記事の後半部分で詳細を説明します。
  • 買い替える(機種変更)

故障端末を修理して使い続けるほうが安い場合もあれば、修理が高くついてしまって交換したほうが良かった、という場合も当然あります。または、古い機種であれば交換もできないため買い替えるのが一番ということもあり得ます。

ですから、ケータイが故障したときにどうするのが一番いいのかを知る必要があるんですね。そこで便利なのが、上記の3つの選択肢の中から自分に合った最適な方法を知ることができる「故障したときのシミュレーション」です。

シミュレーションを実際にやってみた


画像引用元: http://kakaku.com/item/J0000016488/images/

ドコモのホームページで、実際にシミュレーションをしてみました。機種は富士通から2015年528日に発売された「ARROWS NX F-04G」とし、動作不良が起きたとします。シミュレーションは質問と選択という流れになります。

  • 「ケータイ補償サービスまたはケータイ補償お届けサービスには加入していますか?」
    ⇒【加入している】
  • 「機種を選択してください」
    機種名を入力する検索窓が表示されますので、入力して検索を押します。
    ⇒【ARROWS NX F-04G】
  • 「端末を購入してからの期間を候補よりご選択ください」
    ⇒【1年以上3年未満】
  • 「端末の状態を選択してください」
    「端末の故障状態について」というリンクも表示されますので、参考にして選択します。
    ⇒【A.故障(動作不良)】

「お客様におすすめの方法」として表示された結果は・・・
1.【修理】料金は0円の見込みです
2.【ケータイ補償サービス(交換)】料金は7,500円です
3.【機種変更】機種変更した場合の月々のお支払い額を計算できる「お支払シミュレーション」のリンクが表示されます。

修理にお金がかかるかと思いきや、0円で済むとのことでした!ケータイ補償サービスに入っていると、購入から3年以内であれば基本的に無料で修理してもらえるんです。忘れていても、シミュレーションをすることで思い出すことができて良いですね。

ちなみに質問4「端末の状態を選択してください」で【B.故障(破損あり)】を選択すると、
「お客様におすすめの方法」
1.【修理】料金は2,000円~5,000円の見込みです
2.【ケータイ補償サービス(交換)】料金は7,500円です
3.【機種変更】
と表示されました。修理に出して5,000円かかるのと、7,500円出して機種を交換してもらうのはどちらにするか、人によって選択は異なるかもしれません。

このように、故障したケータイを修理するか、交換するか、はたまた機種変更するかを決めるのにシミュレーションはとても役に立ちます。

シミュレーションをする際の注意点

・シミュレーションで表示される結果は目安であるため、詳細は手続きの際にもう一度確認するようにしましょう。
・機種が古い場合、ドコモの修理対応が終了していることもあります。自分の機種が修理対応かどうかはドコモのホームページ「修理受付対応状況」ページで確認してみてください。
・機種の交換サービスは1年間に2回までとなっています。

ドコモのスマホが故障したら確認するべきこと|修理にかかる費用と期間

故障端末を修理するほうがいい場合とは


ドコモのガラケーやスマホ端末が故障したとき、修理するほうがいい場合と、交換すべき場合があります。まず、修理するほうがいい場合について詳しくみてみましょう。

端末の保証期間内なら修理代は無料


ドコモの端末を購入して1年以内は保証期間内のため、基本的に修理代は無料になります。ですので、1年以内にケータイに不具合が発生したときはすぐに修理に出すほうがいいでしょう。

保証期間内でも有償修理になることがある

下記の場合は、購入から1年以内であっても修理は有料になるので注意が必要です。

・機種を雑に扱うなど取扱いの不備によって故障・損傷した場合
・機種の改造が原因で故障・破損した場合
・ドコモの正規品以外の関連機器や消耗品を使用したことによる故障の場合
・ドコモ指定の窓口以外で端末の修理をした場合

「無料故障修理サービス/修理代金安心サポート」に加入していれば修理がお得


「無料故障修理サービス/修理代金安心サポート」は2013年夏モデルまでの機種が対象で、dポイントクラブに加入している人が受けられるサポートです。

無料故障修理サービス・・・保証対象になる故障原因の場合、購入から3年間は無料で修理してくれるサービスです。メーカー保証は1年間ですが、これはドコモ独自の保証サービスで3年間と長く保証してくれます。

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修理代金安心サポート・・・保証対象外になる機種の破損・故障時でも、購入から3年間は上限5,000円で修理してくれるサービスです。

故障端末を交換したほうがいい場合とは


携帯電話が次のような状態になっている時は、修理不可または修理が可能でも高額になってしまうため、交換か機種変更をするほうが得策になります。

水濡れしている


防水機能がない端末に水がかかったり水没してしまって、端末内部にまで水が入り込んだ場合は、修理不可になります。同一機種の新しいもの(リフレッシュ品)に交換してもらうか、機種を買い替える必要があります。

端末内部にまで水が入り込んでいるかどうかは、端末のカバーを開けて「水濡れシール」に反応があるかを見ることで判断できます。ただし、水濡れシールでは反応がなくても修理に出した後に水濡れと判断されて、修理不可になる場合もあるようです。

大きな破損、変形がある

携帯電話が大きく破損していたり変形していると、修理代がかなり高くついてしまうことがあります。そのような場合は交換するほうがいいかもしれません。修理代がいくらかかるかを知りたいなら、修理時に見積もりをしてもらいましょう。

改造されている

携帯電話の内部の部品を自分で交換したり、基本ソフトウェアを不正に変更している場合は改造とみなされ、修理不可になります。

注意したいのは、塗装や接着剤を用いて装飾(デコレーション)している場合も改造とみなされるということです。デコレーション好きな人は、いざという時にはきれいに取れるように工夫するのがいいかもしれませんね。

銘板シールが剥がれている

銘板シールとは、携帯電話の電池パックを外した内部に張り付けられているシールのことです。シール状の記載がきちんと読める状態でないと、修理が不可になることがあるようです。

当該機種の修理部品が不足している


発売からかなり年月が経っている機種だと、修理に必要な部品が不足していることもあり得ます。修理が可能な機種かどうかは、上でも触れましたがドコモHP上の「修理受付対応状況」ページで確認できます。

「ケータイ補償サービス」(対象:2013年冬以降の機種)


いざ故障という時のために、ドコモユーザーなら必ず契約しておきたいのがこの保証サービスです。わずかな月額を払うことで、故障時には大きな安心をもらえます。

ケータイ補償サービスの利用料金(月額)

2017年冬モデル以降のdocomo with対象機種及びspモードケータイ・・・・330円
2014年冬モデル以降のスマートフォン、タブレット・・・・500円
それ以外の機種・・・・380円

ケータイ補償サービスは、次の3つのサービスを含んでいます。

  • 機種の交換サービス
  • 修理代金のサポート
  • ケータイデータ復旧代金の割引

では、サポート内容を詳しくみてみましょう。

機種の交換サービス


修理ができない水濡れなどのトラブル、機種の全損、さらには紛失した場合でも補償してくれるサービスです。トラブル発生時には、申し込んでから1-2日以内に交換端末(リフレッシュ品)を家まで届けてくれます。

この交換サービスは1年間で2回まで利用可能ですので、トラブルが立て続けに起きたとしても安心ですね。このサービスを利用する流れは次のようになります。

①申し込み(トラブル発生から30日以内)

  • ドコモのケータイから(局番なし)15711
  • 一部IP電話以外の電話から0120-210-360
  • パソコン上のMy docomoから手続き
  • ドコモショップで手続き

②交換端末のお届け(指定された住所宛て)
③故障端末を10日以内にドコモに発送

交換に伴う負担額は次のようになります。
月額330円契約者・・・・一律5,000円
月額500円契約者・・・・一律7,500円
月額380円契約者・・・・1回目:5,000円、2回目:8,000円

リフレッシュ品とは?

ユーザーから回収した故障端末を修理・部品交換して、外装を取り換えた上で初期化した端末のことです。見た目も中身も新品と変わらず、新品同様の感覚で使用できます。

修理代金のサポート

交換ではなく修理をする場合でもサポートしてくれます。機種自体の保証は1年間ですが、ケータイ補償サービスに入っていると3年間かそれ以上の期間保証してくれるため、大変心強いサービスといえます。

修理代金のサポート額

契約額(月額) 故障(保証対象) 故障(保証対象外)
330 無料(対象機種の修理可能期間まで) 上限5,000円(対象機種の修理可能期間まで)
500
380 無料(3年間) 上限5,000円(3年間)

ケータイデータ復旧代金の割引

端末が水濡れや破損によって、内部のデータが取り出せなくなってしまった時に助かるサービスです。電話帳やその他の重要なデータを復旧してくれます。

負担代金は次のようになります。
月額330円契約者・・・・通常8,000円⇒1,000円
月額500円契約者・・・・同上
月額380円契約者・・・・通常8,000円⇒2,000円

ケータイ補償サービスとは?店舗が近くにない場合の故障端末の修理方法

携帯電話の故障を防ぐポイント~水濡れを防ぐ~


ドコモの機種の故障時の対応についてみてきましたが、本来できれば故障してほしくないですよね。ここでは、故障特に修理不可になる「水濡れ」を防ぐために心がけておきたいことを幾つかご紹介します。

・ポケットに入れる時は汗に気を付けよう
暑い季節には汗をかきやすくなりますので、ケータイの水濡れには注意したいものです。衣服のポケットにケータイを入れておくと、汗がスマホに染みこんでしまうことがあり得ます。汗をかきやすい部分のポケットにはケータイを入れないほうがいいでしょう。

・車のエアコン吹き出し口には気を付けよう
暑い日の外出時は、車のエアコンをつけますよね。でも気を付けたいのは、エアコン吹き出し口の前に取り付けた携帯ホルダーやドリンクホルダーにケータイを置くことです。冷風や送風によってケータイの内部に結露が起き、水滴が基盤などに入り込む可能性もあるんです。

ですので、エアコンの送風口にケータイを置かないほうが無難といえます。

・海やプールに行く時には気を付けよう
水しぶきをかぶることはもちろん、海の場合は潮風や浜辺の砂がケータイ内部に入り込んで故障の原因になることも。そこで、ケータイをタオルにくるんでおくことや100均の防水ケースなどに入れておくと万全です。

端末の故障時は一番お得な解決方法を見つけよう


ドコモのガラケー・スマホ端末が故障したなら、ドコモホームページでシミュレーションをして、修理がお得なのかそれとも交換したほうがいいのかを知るようにしましょう。契約内容によっては、修理が得になる場合もあれば、交換がお得な場合もあるからです。

ドコモでは、ドコモショップに加えてオンラインや電話でも、修理や交換サービスを受け付けています。普段から故障しないように気を付けるのはもちろんですが、いざという時でも安心なのはうれしいですね!

次のステップ

ドコモオンライン修理受付サービスの対象機種と申込から受取までの流れ

ドコモオンラインで修理の申込から受取までの流れについて紹介しています。


この記事を書いた人
スマホのススメ編集部
スマホやケータイの最新情報や、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルに関する総合情報メディア「スマホのススメ」の制作を監修。スマホのレビューやドコモのお得クレジットカードdカード GOLDについても解説しています。スマホ関連の「分かりづらい内容を分かりやすく」することを目標に、誰でも簡単にお得にできるようにユーザー目線で記事を配信しています。