大手キャリアの中でも根強い人気を持つドコモですが、なぜドコモはこんなにもユーザーに支持されるキャリアとなっているのでしょうか。
今回は、長年ドコモを使い続けている筆者が、ドコモを使い続ける理由、ドコモが選ばれる理由について解説していきます。
ドコモを選ぶメリットだけでなく、ドコモを使うデメリットについても解説するので、多角的にドコモのことを知りたいという方は是非目を通してみてください。
ドコモを選んだ理由と使い続ける理由
まずは筆者がドコモを使い続ける理由をご紹介していきます。
ドコモが気になっている方、ドコモへの乗り換えを検討している方は参考にしてみて下さい。
長期利用者特典が存在する
ドコモには「ずっとドコモ特典」という長期利用者特典が存在します。
ずっとドコモ特典は1年に一度dポイントが貰える特典で、利用年数によってステージが変化し、高ステージになるほど貰えるdポイントが増える仕組みです。
dポイントクラブのステージ | 進呈ポイント数 | |
---|---|---|
契約プラン | ドコモのギガプラン | ケータイプラン |
プラチナ | 3,000pt | 1,200pt |
4th | 2,000pt | |
3rd | 1,500pt | |
2nd | 1,000pt | 1,000pt |
1st | 500pt | 500pt |
最高ステージであるプラチナステージともなれば、最大3,000ポイントものdポイントが貰えます。
貰ったdポイントはdショッピングなどのドコモのサービスで使ったり、d払いやdポイント加盟店のお店で使ったりすることが可能です。
ただ、ずっとドコモ特典の恩恵を受けられるのは「ギガホ」、「ギガライト」、「ケータイプラン」のいずれかに加入している方のみとなっています。
そのため、これからドコモに加入しようと考えている方は上記のプランのいずれかを選択した方が良いでしょう。
dカード GOLDでお得に使える
ドコモの発行するクレジットカードであるdカード GOLDは年会費11,000円(税込)とコストの掛るクレジットカードではありますが、ドコモユーザーなら必ず加入しておきたいです。
dカード GOLDに加入するメリットは主に以下の3点。
- 年会費11,000円(税込)を回収できる仕組みがある
- 最大10万円のケータイ補償などメリットが豊富
- 1枚無料で発行できる家族カードがお得すぎる
めぼしいものだけでもこれだけのものがあり、ドコモユーザーにとってはかなり大きな恩恵があります。
特に料金の10%分のdポイントが貰えるのは大きく、毎月の実質負担を大きく引き下げることが可能です。
また、携帯料金だけでなく、ドコモ光の料金もdポイント付与の対象になるので、dカード GOLDを作るのなら自宅の光回線もドコモに変えておきたいところです。
年会費が1万円なのでポイント還元対象となる月々のお支払いが10000円以上あれば年会費以上にポイントが返ってくるためおすすめです。
音声の音質が非常に良い
LINE電話などのインターネット電話が台頭してきたこともあって、音声通話をしないという方が増えてきつつあります。
しかし、ドコモを使っているのに音声通話を使わないのは損と言わざるを得ないでしょう。
というのも、ドコモの通話回線はかなり音質が良いことで有名で、他社回線が混雑している時でもクリアな音質で通話することが出来るのです。
特に格安SIMなどで用いられるキャリア専用インターネット通話アプリ等と比べた時の音質差は別格です。
筆者はドコモ、格安SIMどちらも使っていましたが、ドコモの通話音質を知ってしまうと、インターネット通話を使う気にはあまりなりませんでした。
「通話料が心配」という方もいらっしゃるかもしれませんが、かけ放題オプションを使えば月々1700円でいくらでも通話し放題となるので、予め加入しておくと良いでしょう。
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ドコモが選ばれる5つのメリット
なぜドコモは大手キャリアの中でも人気のキャリアとなっているのでしょうか?
この項ではドコモが選ばれる理由についてご紹介していきます。
割引・キャンペーンでスマホが安く買える
最近は格安SIMが人気を博しており、大手キャリアから格安SIMに乗り換えた方や乗り換えようと考えている方が多いです。
しかし、格安SIMを使うとなると、「スマホはどうするのか」という問題が浮上します。
というのも、格安SIMには大きな割引もキャンペーンもほぼ存在しないため、スマホを購入する際はほぼ定価で購入することになるのです。
一方、ドコモであれば、スマホの下取りやキャンペーンを使えば本体価格をグッと抑えてスマホを購入できるので、端末負担が少なく済みます。
dカードGOLDを作ったり、d払いやdポイント特約店を利用して得たdポイントを使ったりすれば、更に本体価格を下げることが出来ます。
実際に筆者はドコモがiPhoneを扱うようになってからずっと最新のiPhoneを使っていますが、毎回定価の4割引から半額程度で購入出来ています。
これは格安SIMにはない明確なメリットと言えるでしょう。
dポイントがたくさん貯まる
ドコモ以外の大手キャリアもポイントサービスを実施していますが、ドコモのポイントサービスである「dポイント」は他社のサービスより貯まりやすいです。
特にdカード GOLDを使った場合は顕著で、メインカードとしてdカード GOLDを使った場合は毎月2,000~3,000ポイント程度貯めることが出来ます。
また、dポイントは貯めやすいだけでなく、使いやすいのも魅力的です。
dポイントは、ローソンやマクドナルドなどのdポイント加盟店での利用や、Amazonなどでもd払いでポイントが使えます。
日々の生活の中で貯めたポイントを使うことが出来るため「貯めても使い道がない」ということはありません。
料金プランが分かりやすい
携帯キャリアと言えば複雑な料金体系、と考えている方も少なくないでしょう。
実際、一昔前の携帯キャリアはどこも複雑な料金体系をしており、一見しただけでは実質負担額が分からない仕様となっていました。
しかし、ドコモはそんな分かりにくい料金体系を是正するためにプランのスリム化を行っており、現在では非常に分かりやすい料金プランを採用しています。
ドコモの4Gスマホ 料金プラン
プラン名 | ギガホ | ギガライト |
---|---|---|
月々の料金 | 6,980円 | ~7GB:5,980円 ~5GB:4,980円 ~3GB:3,980円 ~1GB:2,980円 |
データ量 | 30GB | 1~7GB |
通話料金 | 家族間通話無料 家族以外への通話30秒あたり20円 | 家族間通話無料 家族以外への通話30秒あたり20円 |
通話オプション | かけ放題オプション:1,700円 5分通話無料オプション:700円 | かけ放題オプション:1,700円 5分通話無料オプション:700円 |
みんなドコモ割 ドコモ光セット割 適用後の価格 | 4,980円 | ~7GB:3,980円 ~5GB:2,980円 ~3GB:2,480円 ~1GB:1,980円 |
ドコモの5Gスマホ 料金プラン
プラン名 | 5Gギガホ | 5Gギガライト |
---|---|---|
月々の料金 | 7,650円 | ~7GB:5,980円 ~5GB:4,980円 ~3GB:3,980円 ~1GB:2,980円 |
データ量 | 100GB | 1~7GB |
通話料金 | 家族間通話無料 家族以外への通話30秒あたり20円 | 家族間通話無料 家族以外への通話30秒あたり20円 |
通話オプション | かけ放題オプション:1,700円 5分通話無料オプション:700円 | かけ放題オプション:1,700円 5分通話無料オプション:700円 |
みんなドコモ割 ドコモ光セット割 適用後の価格 | 5,480円 | ~7GB:3,980円 ~5GB:2,980円 ~3GB:2,480円 ~1GB:1,980円 |
自分が毎月どれだけデータ通信、通話をしているかを確認するだけで加入すべきプランが分かるので、プラン選びで迷うことはありません。
安定した回線でストレスフリーに通信できる
回線が安定しているかどうかというのは、スマホを快適に使う上で重要な問題です。
筆者も一時期格安SIMとドコモを併用していた時期がありましたが、通信速度に難がある格安SIMには非常にストレスを抱えていました。
一方、ドコモはお昼や夕方から夜に掛けての混雑した時間帯でも通信速度が低下することがなく、快適にデータ通信を楽しむことが出来ます。
動画を見たり、ゲームアプリをプレイしたりするなら尚更通信速度は重要であるため、通信速度にこだわるのなら格安SIMではなく、ドコモを選ぶべきでしょう。
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- 公式だから安心・安全・サポートも充実
- 待ち時間なし
- 事務契約手数料が無料
- 頭金が無料
- 送料無料
- 自宅で受け取れる
- 未使用・未開封で8日以内なら返品可能
- dポイントが使える
「スマホ購入時に頭金が掛かる」、「なにをするにも手数料が掛かる」というイメージの強いドコモですが、それは実店舗に限った話。
実はドコモオンラインショップでスマホを購入したり、契約変更などの手続きをした場合、費用は一切掛かりません。
これは非常に大きなメリットで、ドコモなら格安SIMと同じように機種変更や契約変更を気軽に行えます。
「費用がネックでドコモへの乗り換えを悩んでいる」という方は一度、ドコモオンラインショップを利用した場合どれくらいの料金が掛かるのか試算してみると良いでしょう。
ドコモにデメリットや欠点はある?
これまでは私がドコモを使い続ける理由など、ドコモを使うメリットや良い点をご紹介してきました。
しかし、良いところばかり見ていても、実際にドコモへ乗り換えた方がお得なのかどうかは分からないと思います。
そこで、この項では良い点も悪い点も含めてドコモのことを知りたいという方向けに、ドコモを使うデメリットや欠点を解説していきます。
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格安SIMに比べると料金は高め
格安SIM人気が高まるにつれて徐々に料金が下がってきているものの、依然としてドコモの料金は格安SIMに比べると高めです。
その分、通信速度が安定している、音声通話の品質が高いなどのメリットはありますが、料金の安さを第一に考える方にとってはネックとなるでしょう。
ただ、ご紹介した通り、ドコモにはdカード GOLDを使ったり、特典や割引を利用したりすることで毎月の通信費を抑えられるサービスが多数存在します。
それらを上手く使うことが出来れば、毎月の料金をグンと抑えることが可能です。
実際に私の毎月の実質負担額はスマホの機種代金を合わせても4,000円程度で、通信費に大きな負担を感じたことはありません。
規制強化のあおりを受けやすい
最近は総務省が携帯事業の抜本的な経営健全化を目指しており、年に数度の規制強化を行っています。
規制される内容はその時々によって様々ですが、問題なのはドコモが大手キャリアの中でも規制のあおりを受けやすいキャリアであるという点。
というのも、ドコモは元々NTTの前身「日本電信電話公社」と呼ばれる国営企業であったため、同じく国の機関である総務省の意向に従うことが多いのです。
これは過去の規制を見ても明らかで、実質禁止となったキャッシュバックをドコモ以外の大手キャリアは一部黙認しているにも関わらず、ドコモは徹底して禁止しています。
ドコモはNTTの子会社化への動きが進んでいるため今後はより総務省からの影響を受けやすくなることが考えられます。
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d払いを使える場所がPayPayより少ない
d払いはdポイント加盟店だけでなく、d払いのみ利用できるお店でも気軽にdポイントが利用出来る魅力的なサービスです。
しかし、Softbankの提供するPayPayに比べるとまだまだ利用出来るお店が少ないです。
PayPayはポイント還元キャンペーンやCMなどのおかげで認知度もかなり高いキャッシュレス決済サービスです。
dポイントを使うためにd払いを使いたいという方も多いので、これからd払いが利用出来るお店が増えるのを待ちましょう。
長く使うつもりならドコモはおすすめのキャリア!
老舗のキャリアなだけあって、ドコモは割高な料金設定のキャリアだと誤解されがちです。
しかし、実はご紹介したようにドコモは使いやすい料金プランや割引を提供している優れたキャリアとなっています。
特に長期利用者特典やdカード GOLDを発行することによって得られる恩恵は大きく、上手く使いこなせば毎月の通信費を格安SIM並にまで引き下げられます。
ただ、長期利用者特典の存在やクレジットカードを作る必要がある関係上、ドコモは短期間で何度もキャリア乗り換えをする方には不向きなキャリアです。
そのため、ドコモはひとつのキャリアをずっと使い続けたいという方向けのキャリアと言えるでしょう。