ドコモオンラインショップは、家にいながらドコモの機種変更でスマホを購入し、家に届けてくれるサービスがとても便利です。ただ、ネットでスマホを購入すると、もし不具合や故障が発生した場合にちゃんとサポートしてもらえるのか気になるという人も。
そこで、ドコモオンラインショップで購入・機種変更したスマホを修理するにはどうしたらいいのか、費用はどうなるのかについて詳しくご説明します。
ドコモオンラインショップで購入・機種変更したスマホの修理方法
まずドコモオンラインショップでスマホを購入して、先々修理が必要になった場合どうすればいいのでしょうか?次の3つの修理申込方法があります。
- 近くのドコモショップで修理受付をする
- オンライン修理受付サービスを利用する
- 電話で故障診断・修理受付をする
ドコモショップで修理受付
オンラインショップで購入・機種変更したスマホであっても、ドコモショップに持ち込んで相談したり修理受付をすることができます。スタッフと顔を合わせて不具合の状況を口頭で説明したいなら、ドコモショップに行くのがベストです。また、その場で点検して解決できる場合があるのも、ドコモショップのメリットといえます。
ドコモショップで待たされないために
ドコモショップに行く前に、ドコモのホームページで「来店予約」をしてから行くと、待たされずに対応してもらえます。ドコモショップ検索画面にて、住んでいる地区のドコモショップを選択します。それから「周辺店舗の来店予約空き状況」を確認して、都合の良い日時で予約することが可能です。
ドコモオンラインで修理受付
ドコモショップに行く時間を節約したい人や、オンラインでサクッと手続きしたい人は「オンライン修理受付サービス」を利用することもできます。代替機の受取や故障機種の発送、修理済機種の返送もすべて家にいながら完結しますので、忙しい人にはもってこいですね。
24時間好きな時に手続きができて、待たされることもありません。オンライン画面上で機種の状況を詳しく選択していくだけですので、ネットが得意ではない人でも簡単に手続きができますよ。
電話で修理受付
ドコモショップに行く時間が節約できて、かつ口頭で説明するメリットを合わせ持つのが、電話で修理受付をすることです。電話口でドコモの担当者が丁寧に機種の状況を聞いてくれます。それに答えることでトラブル診断され、解決できないトラブルの場合はそのまま修理受付の流れになります。
電話でドコモ修理の問い合わせ・申込みをする場合は、下記の番号にかけます。どちらとも24時間受付ですので、夜でも問題なく手続きできます。
- ドコモの携帯電話から(無料)・・・・局番なしの113
- 一般電話などから(無料)・・・・・・0120-800-000
それぞれの申込方法別のメリットを分かりやすくしてみました。
修理申込方法 | |||
サービスの特徴 | ドコモショップ | ドコモオンライン | ドコモ電話受付 |
待たされない | × | ○ | × |
24時間受付 | × | ○ | ○ |
何でも相談できる | ○ | × | ○ |
その場で解決可能 | ○ | ○ | ○ |
スタッフが対面で対応 | ○ | × | × |
スタッフが声で対応 | ○ | × | ○ |
修理費用はショップでもオンラインでも同じ
気になる修理費用ですが、上記のどの手続き方法でも変わりません。使える保証サービスやサポート内容も全く同じですので、自分に合った方法を選ぶといいでしょう。
修理に出す前に「ケータイトラブル診断」をしよう
修理が必要なトラブルは沢山ありますが、じつは修理に出さなくても解決できる場合も結構あるものです。もちろん、スマホを落として破損してしまったとか、電源が全く立ち上がらなくなったなどは別ですが、修理に出さずに済むことであれば、それに越したことはありません。
そこで、まずは「ケータイトラブル診断」をしてみることをおすすめします。トラブルの項目を選択して、自分のスマホの具体的な症状を選ぶと、改善方法が提示されます。それでトラブルが直らなければ修理申込に進むという順序です。
「ケータイトラブル診断」で改善する見込みのあるトラブルとは
次のような症状であれば自分で解決できる見込みがありますので、ぜひケータイトラブル診断をやってみてください。
①インターネットのトラブル
- インターネットにつながらない
- Wi-Fiに接続できない
- テザリングができない
②画面・操作・動作のトラブル
- 電源が入らないor落ちるor落とせない
- タッチパネルやキー操作ができない
- 画面の表示や反応がおかしい
- 画面のフリーズ
- 電池や本体が熱くなる
③メールのトラブル
- メールがすぐに届かない
- メールの送信や受信ができない
- メールアプリが開けない
- メールデータやアプリが消えた
④電池・充電のトラブル
- 電池の減りが早い
- 充電できない
- 電池が膨張している
⑤アプリ・ソフトウェアのトラブル
- アプリのインストールやアップデートができない
- 有料アプリの購入ができない
- アプリが見つからないor開けない
- アプリの動作がおかしい
- ソフトウェアの更新ができない
⑥カメラ・データ・SDカードのトラブル
- カメラの動作がおかしいor撮影できない
- データが見つからないor開けない
- SDカードが使用できない
- 動画が再生できない
⑦機能のトラブル
- 音が鳴らない
- ワンセグが見られない
- Bluetoothに接続できない
- バイブレータの動作がおかしい
- おサイフケータイが使用できない
- 各種センサーの動作がおかしい
- 赤外線が使用できない
⑧通話のトラブル
- 通話の音声がおかしいor聞こえない
- 発信できない
- 着信できない
- 発信も着信もできない
- 電話が切れない
Androidスマホの故障診断なら「スマホ診断アプリ」
androidスマホを使用している人で、破損や水濡れなどの外的要因による故障ではなく内部のトラブルの場合、ドコモの「スマホ診断アプリ」が役に立ちます。スマホ診断アプリには、androidスマホの症状を改善するため下記のような機能があります。
・電源の再起動
端末の電源を一度落としてから入れなおすと、正常に動作することがあります。「不具合があればまずは再起動」と覚えておくといいでしょう。
・アプリの更新
特定のアプリを試用している時に不具合が起きる場合など、アプリが更新されていないことが原因かもしれません。スマホ診断アプリで、アプリが最新になっているかどうか確認できます。
・OSとソフトウェアの更新
androidスマホのOSまたはソフトウェアが最新バージョンになっていないと、動作がおかしくなることがあります。この場合もスマホ診断アプリで確認しましょう。
・端末の動作テスト
スマホ端末のセンサーや通信機能などが正常に動作しているかどうかテストします。
・端末のシステム情報の確認
CPUやメモリーといったシステムに余裕がないと、動作に異常が発生することもあります。システム情報は定期的に確認するといいでしょう。
ドコモのスマホが故障したら確認するべきこと|修理にかかる費用と期間
スマホを修理に出すと決めたらするべきこと
ケータイトラブル診断やスマホ診断アプリなどをしてみて不具合が直らないなら、いよいよ修理に出すことになります。でも、修理にだす前に必要なことがあります。後で困ったことにならないように、しっかり確認しておきましょう。
データのバックアップを取っておこう
スマホには、電話帳やメールなどの、消えたら困る個人情報がたくさん含まれています。また、写真やアプリデータなども消えてほしくないですよね。そこで、修理の前に必ずバックアップを取っておきましょう。ドコモのスマホにプリインストールされているバックアップアプリを使うと便利です。
ただし、スマホの電源が入らなかったり画面が真っ暗になるというようなトラブルの場合、バックアップを取るという動作が不可能です。そのような時はドコモショップで相談するといいでしょう。ドコモショップではメモリーコピーツールも設置されていますし、もしかするとデータを取り出すことが可能かもしれません。
普段からクラウドやSDカードにバックアップを取っておくと良い
ドコモのスマホ端末に大きなトラブルが生じてしまって、大事なデータのバックアップが取れなくなってしまうという事態に備えて、普段からクラウド上やSDカード上にバックアップを取っておくのが望ましいです。
ドコモでは「ドコモクラウド」という無料のサービスを提供しており、電話帳・メール・写真・スケジュールやメモなどのデータをドコモサーバーに保管することが可能です。クラウドで保存しておけば、スマホ機種が変わっても問題なくデータを引き継げるのでおすすめです。
修理の際に保証が使えるか確認しておこう
もしスマホが購入から1年以内であれば、スマホ端末のメーカー保証で基本無料の修理になります。修理申込の際にはメーカー保証書が必要になりますので、必ず手元に用意しましょう。
購入から1年以上経っていても、ドコモの有料補償サービスに加入していれば無料で修理が可能な場合もあります。また、修理不可な状態であれば機種を交換するというサポートもありますので、自分が補償サービスに加入しているかを確認しておきましょう。詳細は下の修理費用の説明のところでご覧ください。
代替機が必要なら申し込もう
スマホを修理に出すとなると、その間に使用するケータイが必要です。以前使用していた古い機種が手元にあるならそれを使うことができますが、もし無いのなら代替機が必要になります。代替機は、ドコモショップでの修理申込ならその場で、ドコモオンラインまたは電話での修理申込であれば数日中に指定住所に送られてきます。
オンライン修理受付サービスを利用する際には、代替機が必要かどうか画面上で表示されますので、忘れずに申込みましょう。
ドコモのスマホ修理にかかる費用は?
修理にかかる費用は誰でも気になるところですよね。もし費用が何万円もかかったりすると、新しい機種に買い替える(機種変更)ほうがましだったという場合もあります。もちろん、さまざまな故障内容によって修理代も上下しますので、ここで具体的な金額を挙げることはできません。
もし修理費用の大体の目安が分かれば安心できるのではないでしょうか?そこで、費用算定するために役立つ情報をご紹介します。
ドコモのホームページで費用のシミュレーションをする
ドコモHP上で、自分のスマホを修理に出した場合の費用概算を見ることができます。シミュレーションでは、次の質問に答えることになります。
- ケータイ補償サービスまたはケータイ補償お届けサービスには加入していますか?・・・・・加入している/加入していない
- 機種を選択してください
- 端末を購入してからの期間を候補よりご選択ください・・1年未満/1年以上3年未満/3年以上
- 端末の状態を選択してください・・・故障(動作不良)/故障(破損あり)/水濡れ・全損
この流れで答えていくと、シミュレーション結果として修理した場合はどれくらい費用がかかるのか、他にも選択肢があるかなどを提示してくれます。
シミュレーションで試してみるといいこと
ドコモのスマホを購入すると1年間のメーカー保証が付いてきます。もし購入より1年を過ぎてから修理に出すと実費負担となり、2,000円~70,000円程度かかります。かなり金額に幅がありますので、故障の程度が分からず修理額に検討が付かないなら、修理の際に見積もりを出してもらいましょう。
ドコモHPで修理費用のシミュレーションをする際に、ケータイ補償サービスに「加入している/加入していない」の選択をどちらも試してみてください。ケータイ補償サービスに加入していないと、上記のように修理は実費負担になり、最高で70,000円もかかることがあり得ます。
ケータイ補償サービスに加入しているとどうでしょうか?
「ケータイ補償サービス」とは
ドコモオンラインで購入したスマホがトラブったり故障した時に、修理費用が高くつくのを防いでくれる安心のサポートが「ケータイ補償サービス」です。ケータイ補償サービスには次のようなサポートが含まれます。
- 修理費用のサポート
- 機種の交換サービス
- ケータイデータ復旧代金の割引
それぞれのサポート内容をみてみましょう。
修理費用をサポートしてもらえる
スマホの修理の際に、ケータイ補償サービスに入っているかどうかは費用を大きく左右します。加入していると、次のようなサポートを受けられます。
契約額(月額) | 故障(保証対象) | 故障(保証対象外) |
330円 | 無料(対象機種の修理可能期間まで) | 上限5,000円(対象機種の修理可能期間まで) |
500円 | ||
380円 | 無料(3年間) | 上限5,000円(3年間) |
ケータイ補償サービスは機種によって月額が多少異なるのですが、毎月300~500円ほど払うことで購入から3年かそれ以上の期間は修理が無料になります(保証対象の場合)。また、保証対象外の破損や水濡れなどの場合でも、購入から3年間は上限5,000円で修理してもらえます。
修理不可でも新しい機種に交換してもらえる
ケータイ補償サービスに加入していると、修理ができない故障や端末を紛失してしまった時でも安心です。同一機種の新しい端末と交換してもらえるんです!厳密にいうと、完全に新品ではなく「リフレッシュ品」といいます。修理・メンテナンス済で、カバーも新しくしてある端末のことです。ほぼ新品同様ということですね。
機種の交換サービスにかかる費用は、以下の通りです。
月額330円なら一律5,000円
月額500円なら一律7,500円
月額380円なら1回目:5,000円、2回目:8,000円
さらに、この交換サービスは年に2回まで利用することができますので、トラブルが立て続けに起こったとしても安心です。
データのバックアップができなかったとしても大丈夫!
急に電源が入らなくなった、または水没してしまった等で、スマホのデータが取り出せなくなってしまったとしても大丈夫です。ケータイ補償サービスに加入していれば、データの復旧にかかる費用もサポートしてくれます。
月額330円なら通常8,000円⇒1,000円
月額500円なら同上
月額380円なら通常8,000円⇒2,000円
通常だと、修理費用が数万円に加えてデータの復旧に8,000円もかかってしまうところを、ケータイ補償サービスでは1,000-2,000円で対応してくれるのは助かりますね。
このように「ケータイ補償サービス」はいざという時のサポートが心強いです。ドコモオンラインでスマホを購入する際には、できれば加入することをおすすめします。
ケータイ補償サービスとは?店舗が近くにない場合の故障端末の修理方法
修理が必要になる前に備えをするのが大事
ドコモオンラインで購入したスマホを修理する方法と費用についてみてきました。スマホに何か不具合が生じた時、まずは自分でトラブルを診断することで解決できるかもしれません。もし自分で解決できなかった場合でも、前もってケータイ補償サービスに加入しておくと備えあれば憂(うれ)いなしです。
しっかり備えをして、トラブルのことを過度に心配し過ぎることなく快適なスマホ生活を送りましょう!
ドコモ 水没・故障端末は修理か交換どちらがいいか?受けれるサポートと注意点