ドコモの低容量プランは0.5GBで550円!エコノミーMVNOを解説

ドコモの低容量プラン、エコノミーMVNOについて詳しくご紹介していきます。ドコモの低容量プランは、OCNモバイルONEの料金プランをドコモで利用できる少し複雑な料金プランとなります。月額料金を抑えたい方はぜひ参考にしてみてください。

  • 2021年11月1日
ドコモの低容量プランは0.5GBで550円!エコノミーMVNO
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2021年10月21日よりドコモで「エコノミーMVNO」が公表されました。

この施策によって、ドコモの低容量プランが0.5GBを550円〜利用できるようになり、あまりデータ量を必要としない人もお得です。

本記事では、ドコモのエコノミーMVNOや、低容量プランについて詳しく紹介します。

ドコモの料金プラン一覧

ドコモの料金プラン一覧

ドコモのエコノミーMVNOについて知りたい人や、月額料金をお得にしたい人はぜひチェックしてください。

2023年ドコモの新料金プラン5種類を比較|月額シミュレーション

ドコモの低容量プランの複雑な概要

ドコモのロゴ
ドコモの低容量プランの複雑な概要

ドコモのエコノミーMVNOについて、ややこしい部分も多いため、以下の項目に分けて詳しく紹介していきます。

ドコモの低容量プランの複雑な概要
  • ドコモのエコノミーMVNOとは
  • 料金プランの詳細
  • 注意点

ドコモのエコノミーMVNOとは

ドコモのエコノミーMVNO
ドコモのエコノミーMVNOとは

ドコモのエコノミーMVNOとは、格安SIMを提供している会社と連携して、ドコモで低容量の料金プランを提供するサービスとなっています。

もっと簡単に言うと、ドコモと連携した格安SIMをドコモで契約ができるようにするサービスです。

ドコモの低容量〜中容量プランとしては元々「ギガライト」が提供されていますが、あまりデータ量を使わない人にとっては割高な料金プランです。

新たに登場した中容量プラン「ahamo」は20GBまでを2,970円とお得ですが、20GBもデータ量を使わない人にとってはまだ高いという声も多くあります。

そこでドコモが新たに低容量プランを低価格で提供するために始めたのが、ドコモのエコノミーMVNOです。

契約自体は各格安SIMとの契約になるものの、利用料金に応じたdポイントの進呈やdアカウントでの認証などドコモのサービスが利用できます。

さらに、ドコモショップで契約できるため、格安SIMの申し込みに不安がある人でも安心です。

ドコモの低容量料金プランの詳細

OCNモバイルONE

ドコモの低容量料金プランとして新たに提供が始まるのは、OCNモバイルONEが提供するサービスです。

OCNモバイルONEはNTTドコモの子会社NTTコミュニケーションズが提供している格安SIMで、料金プランは以下の通りです。

コース500MB/月1GB/月3GB/月 6GB/月10GB/月
データ量0.5GB
⇒60歳以上の方は12カ月実質1GB
1GB3GB6GB10GB
月額料金550円770円990円1,320円1,760円
国内通話30秒ごとに11円
無料通話10分かけ放題/月なし
かけ放題オプション完全かけ放題:1,430円
10分かけ放題/トップ3かけ放題:935円
最低利用期間/違約金なし
OCN光モバイル割適用外毎月220円割引

OCNモバイルONEでは0.5GB〜10GBまでの5種類の料金プランを提供しており、自分の使用量に合わせて料金プランを選択できます。

ドコモのエコノミーMVNOの開始に合わせて新設された0.5GBコースは月額550円で利用できるほか、1回10分以内の国内通話は無料で利用可能です。

さらに、60歳以上であれば最大12ヶ月間0.5GBプラスサービスとなり、価格そのままで1GBまで使える「1年間実質1GBキャンペーン」(終了時期未定)も実施中です。シニア世代のスマホデビューにも向いています。

最大容量となる10GBコースでも月額1,760円とかなりお得な料金で利用できるので、スマホ代を節約したい人にもおすすめです。

また、現在はOCNモバイルONEのみですが、12月にはフリービット株式会社が提供するトーンモバイルとも連携を開始する予定となっています。

今後もまた他の格安SIMとの連携が予定されているので、幅広い選択肢の中から料金プランが選べるようになる見込みです。

ドコモのエコノミーMVNOの注意点

注意点
ドコモのエコノミーMVNOの注意点

ドコモのエコノミーMVNOを利用する場合は、以下の点に注意してください。

ドコモのエコノミーMVNOの注意点
  • MNPの手続きが必要になる
  • ドコモのキャリアメールが使えなくなる
  • ドコモの家族割が使えなくなる
  • 通信速度が遅くなる可能性がある
  • 契約はドコモショップのみ

ドコモのエコノミーMVNOは、ドコモと連携した格安SIMでの契約となるため、手続きの際はMNPの手続きが必要となります。

また、契約自体が格安SIMとの契約となることからドコモが行っているサービスは受けられなくなるため注意が必要です。

具体的には、ドコモが提供しているキャリアメールのほか、「みんなドコモ割」や「ドコモ光セット割」などの割引サービスが受けられなくなります。

ドコモが連携する格安SIMはドコモと同じ回線を利用しているため、通信エリアに関してはドコモと同じエリア内で通信が可能です。

ただし、通信速度に関しては各格安SIMによって異なるため、通信が安定しなかったり、通信速度が落ちてしまったりする場合があることを覚えておきましょう。

ドコモのエコノミーMVNOの受付はドコモショップのみで、格安SIMの公式サイトやドコモオンラインショップ、その他取扱店では利用できません。

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ドコモの低容量プランと中容量プランを比較

ドコモのエコノミーMVNOがどれくらいお得になるのか、既に提供をしている低容量プランギガライトと中容量プランahamoと比較して紹介します。

ドコモの低容量プランとギガライトを比較

ドコモのギガライト
ドコモの低容量プランとギガライトを比較

現在ドコモで提供されている低容量プランギガライトと、ドコモのエコノミーMVNOであるOCNモバイルONEを比較しました。

データ量OCNモバイルONEギガライト
0.5GB550円3,465円
〜1GB770円
〜3GB990円4,565円
〜5GB1,320円5,665円
〜6GB6,765円
〜7GB1,760円
〜10GB-

同じデータ容量となる1GBで比較すると、ギガライトが3,465円、OCNモバイルONEでは770円と約2,600円も差があることがわかります。

ギガライトにみんなドコモ割などの各種割引を適用しても2,178円となるため、それでも約1,400円もスマホ代の節約が可能です。

OCNモバイルONEでは10GBまでの料金プランを選択ができ、10GBでも1,760円で利用できます。

ギガライトでは最大でも7GBまでしか利用できない上、料金は6,765円と高額だったため、データ量を必要としない人からある程度必要な人にまでおすすめです。

ドコモの低容量プランとahamoを比較

ドコモの新料金プランahamoの詳細
ドコモの低容量プランとahamoを比較

現在ドコモで提供されている中容量プランahamoと、ドコモのエコノミーMVNOであるOCNモバイルONEを比較しました。

データ量OCNモバイルONEahamo
0.5GB550円2,970円
〜1GB770円
〜3GB990円
〜6GB1,320円
〜10GB1,760円
〜20GB-

ahamoはデータ量20GBまでを月額2,970円で利用でき、今までのドコモのプランと比べるとかなりお得で利用できるプランです。

ただし、1GB以下しか使わない人も20GBまで使う人も一律の料金のため、あまりデータ量を使わない人にとってはコスパが悪いプランとも言えます。

OCNモバイルONEであれば0.5GB〜10GBまでの中から自分にあった料金プランを選べるため、無駄がありません。

0.5GBであれば月額550円、1GBでも770円と格安なので、データ量が1GB以下ならahamoと比べても約2,200円お得になります。

またデータ量がある程度必要な人でも10GBで収まるのであれば、月額1,760円で利用できるため、約1,200円も節約が可能です。

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ドコモの低容量プランと他社料金プランを比較

楽天モバイルの料金プラン
ドコモの低容量プランと他社料金プランを比較

ドコモのエコノミーMVNOの低容量プランと他社の料金プランを比較しました。

データ量ドコモのエコノミーMVNO
(OCNモバイルONE)
au
(ピタットプラン)
ソフトバンク
(ミニフィットプラン+)
楽天モバイル
(UN-LIMIT VI)
0.5GB550円3,278円3,278円0円
〜1GB770円
〜2GB990円4,928円4,378円1,078円
〜3GB5,478円
〜4GB1,320円6,578円-2,178円
〜6GB
〜7GB1,760円
〜10GB-
〜20GB-
20GB以上3,278円

現在auやソフトバンクで1GB以下しか使っていない場合でも、月額3,278円が必要となります。

もしドコモのエコノミーMVNOでOCNモバイルONEを利用すると、1GBまでを770円で利用できるため、約2,600円も節約が可能です。

お得な料金プランを提供している楽天モバイルと比較すると、1GBまでは楽天モバイルなら0円で利用できるため、楽天モバイルの方がお得になります。

10GBで比較をすると楽天モバイルでは2,178円必要なところ、OCNモバイルONEなら1,760円と約400円安くなる計算です。

楽天モバイルと比較するとお得度はあまり感じられませんが、使うデータ容量によってはドコモのエコノミーMVNOの方がお得になります。

ドコモのギガホプレミアの条件と注意点|新料金プランと旧料金プランを比較 ドコモのギガライトを解説|1GB上限設定の方法と料金プランの比較

ドコモのエコノミーMVNOはお得?

本記事ではドコモのエコノミーMVNOについてまとめて紹介しました。

今までドコモではあまりデータ量を使わない場合でも3,000円程度の料金が必要となっていましたが、エコノミーMVNOを使うと2,000円以下で利用できます。

特に0.5GBであればわずか550円で利用できるため、あまりデータ量を使わない人やスマホデビューにもおすすめです。

月間データ量が10GB以下で十分だという人は今よりもスマホ代をお得にできるため、一度料金を比較して検討をしてみてください。

ただし、契約をする場合には、各種ドコモのサービスが使えなくなるなどの注意点もしっかりと理解した上で契約をするようにしましょう。


この記事を書いた人
Homi
家電量販店にて3年間携帯販売をして培った知識を活かし、スマホに関する様々な情報をわかりやすくお伝えします。現在iPhone13 Proにてソフトバンクとpovoの2回線を使用中です。