MNPはMy Number Portability(マイナンバーポータビリティ)の略称で、携帯電話番号を変えずにキャリアを変更できるサービスです。
現在ではのりかえ(MNP)がより一般的になっていますのでご存じの方も多いかもしれません。
ここではドコモのMNP予約番号を忘れたときの確認方法と有効期限・再発行について解説しています。
ドコモからのりかえ(MNP)を検討している方はもちろん、MNP予約番号について知りたい方も是非チェックしてみてはいかがでしょう。
ドコモのMNP予約番号を忘れたら?
ドコモのMNP予約番号は「ドコモから他キャリアへ転出」する際に必要となります。
このため他キャリアと契約するために、既にドコモのMNP予約番号の発行を行った方も多いのではないでしょうか。
ここではドコモのMNP予約番号を忘れたときの確認方法を、申し込み方法・手続き別にご紹介していきます。
まずはMNP予約番号を発行した方法を確認
画像引用元:携帯電話・PHS番号ポータビリティ(MNP)を利用した解約お手続き方法 | お客様サポート | NTTドコモ
ドコモのMNP予約番号は下記のような方法で発行することができます。それではそれぞれの方法別にMNP予約番号の確認方法をチェックしましょう。
手続き | 受付時間 |
---|---|
ドコモオンライン手続き(My docomo) | 午前9時~午後9時30分 |
電話(ドコモインフォメーションセンター) | 午前9時~午後8時 |
ドコモショップ | 各店舗の営業時間内 |
ドコモオンライン手続き(My docomo)
画像引用元:契約内容・手続き | My docomo | NTTドコモ
- 手続きした後に送られてきた「受付確認内容メール」
- My docomoの「契約内容・手続き」→「お申込履歴の確認」
ドコモオンライン手続き(My docomo)で発行した場合、MNP予約番号を確認する方法はいくつかあります。
MNP予約番号を発行した後に送られてくる「受付確認内容メール」にはMy docomoのリンクが記載されているため、そこからログインして手続きの内容を確認する事が可能です。
また、スマートフォンやパソコンからMy docomoにアクセスして「契約内容・手続き」からMNP予約番号を確認することもできます。
どちらにしてもMy docomoへのアクセス・ログインが必要となりますが、数分で確認ができるため簡単です。
My docomoへのアクセス・ログインが面倒な方は、MNP予約番号の受付画面をスクリーンショットで画像として保存しておくのも良いでしょう。
電話(ドコモインフォメーションセンター)
- 手続きした後に送られてきたSMS
- My docomoの「契約内容・手続き」→「お申込履歴の確認」
電話でMNP予約番号を発行した場合、現在利用しているドコモの携帯電話にSMS等で手続き内容が送られてきます。
SMSを確認すればすぐに予約番号がわかりますが、誤って削除してしまった場合はこちらもMy docomoの「契約内容・手続き」から確認することができます。
事情があってMy docomoにアクセスできないという場合は、ドコモインフォメーションセンターに連絡すると確認可能です。
ドコモショップ
- 手続きした後に受け取った書類
- My docomoの「契約内容・手続き」→「お申込履歴の確認」
- 手続きした店舗への電話・来店など
ドコモショップで手続きした場合は、手続き内容が記載された書面を渡されているはずですので、まずはその書類を確認しましょう。
書類をなくしてしまったという場合は、こちらもMy docomoの「契約内容・手続き」から確認可能です。
その他来店や電話でも確認できますが、店舗によって対応が異なるためMy docomoを利用した方が簡単だと思われます。
ドコモの手続き内容は基本的に、手続き方法に関わらずMy docomoから確認できるということを覚えておきましょう。
- 手続きした後のメール・SMS・書類などを確認
- My docomoにアクセスすれば手軽に確認可能
MNP予約番号の有効期限は?
現在ドコモのMNP予約番号を確認しているということは、「他キャリアへの移行を考えている」ということではないでしょうか。
続いてはドコモのMNP予約番号の有効期限について改めて確認しておきましょう。
MNP予約番号は15日の有効期限がある
画像引用元:他社からドコモへの携帯電話番号ポータビリティ(MNP)の手続き方法 | お客様サポート | NTTドコモ
他キャリアも含めて、MNP予約番号は予約当日から15日の有効期限が設定されています。
ただし有効期限が過ぎてもペナルティが発生するわけではなく、移転先のキャリアで「転出の手続き」を行わなかった場合は15日後に自動的に取り消されます。
この場合現在のキャリアは解約にはなりませんし、取り消されたMNP予約番号も新たに再発行できます。
ドコモから転出する場合、携帯電話番号ポータビリティ手数料2,000円(税込2,100円)が必要ですが、この費用もMNPの手続きを終えない限り請求されることはありません。
ドコモのMNP手数料
ドコモへ転入する場合 | ドコモから転出する場合 |
---|---|
無料 ※別途契約手数料3,000円(税込3,150円) | 携帯電話番号ポータビリティ手数料 2,000円(税込2,100円) |
変更先キャリアの「MNP予約番号の有効期限」に注意
MNP予約番号の有効期限自体は意外と長いのですが、キャリアごとに「有効期限の条件」があるため注意が必要です。
例えばドコモへ転入する場合だと、MNP予約番号の有効期限が10日以上残っている必要があります。
基本的に大手キャリア・格安SIMに関わらず有効期限が10日~13日ほど残っていることが条件となるため、MNP予約番号を発行したら早めに手続きを行う必要があるのです。
- 有効期限は15日(有効期限が過ぎると自動的に取り消し)
- 使用するためには「有効期限が10日以上残っている」などの条件がある
- 発行しただけでは解約にならない
MNP予約番号は再発行できる?
先ほどもご紹介した通り、すでに15日の有効期限を過ぎてしまった場合でもMNP予約番号は再発行できます。
また、転出先のMNP予約番号の有効期限が過ぎてしまった場合でもキャンセル→再発行で対応可能です。
再発行は何度でも無料
15日の有効期限が過ぎたMNP予約番号は使えなくなっていますので、新たに発行する必要があります。
再発行は何度でも無料ででき、手続きの内容が変わるようなこともありません。
ドコモの場合は先にご紹介した「ドコモオンライン手続き(My docomo)」など初回と同じ方法で発行できます。
簡単に再発行できるとはいえ手間が増えることには違いありませんので、MNP予約番号の有効期限には気を配るようにしましょう。
有効期限がぎりぎりの場合キャンセルを
転出先のMNP予約番号の有効期限内ではない限り、発行したMNP予約番号は使えません。
この場合、MNP転出の手続きを行ってもキャリアから連絡が来て「MNP予約番号の再取得」を促されます。
有効期限が中途半端に残っているなら、いったんドコモのMNP予約番号をキャンセルしておきましょう。
- 【My docomo】「携帯電話番号ポータビリティ予約」の「予約解除」から
- 【電話】ドコモ携帯電話:151/一般電話:0120-800-000
ドコモオンライン手続き(My docomo)の場合は「携帯電話番号ポータビリティ予約」のページから予約解除の手続きを行えます。
電話やドコモオンラインショップから申し込んでいる場合も同様ですが、それ以外だと電話で解除を行うことも可能です。
- 再発行は何度でも無料で行える
- 有効期限が少ないならMNP予約番号を一旦キャンセル
【再確認】ドコモMNP手続きの注意点
ドコモ、そして大手キャリアの料金プランは2019年10月1日から解約金が1,000円(税抜)に引き下げられました。
これにより違約金が9,500円(税抜)だった当時よりも、気軽にのりかえ(MNP)を行えるようになったといえるでしょう。
ただしこれは新プランが中心。ドコモの場合だと「Xiデータプラン」など解約金はそのままとなっている旧プランもあるため注意が必要です。
また、端末の分割支払金があった場合は支払いを行わなければなりませんし、dポイントを引き続き利用する場合は解約前にdアカウントを発行する必要があります。
既にMNPの日程を決めた方もいるでしょうが、解約前にどれくらいの費用が必要となるかは最低限確認しておくようにしましょう。
- 旧プラン加入者は解約金を確認
- 端末の分割支払金に注意
- 引き続きdポイントを使うならdアカウントを発行(持っていない場合)
MNP予約番号を忘れたらMy docomoから確認
ドコモのMNP予約番号は申し込み方法に関わらず、ドコモオンライン手続き(My docomo)から簡単に確認することができます。
万が一My docomoにアクセスできないという場合でも、ドコモインフォメーションセンターに電話で確認することも可能です。
MNP予約番号を忘れてしまった場合は、今回ご紹介した方法で速やかに確認を行いましょう。
また、MNP予約番号には実際に利用できる有効期限の条件が設けられている点も忘れてはなりません。
予約番号の再発行なども可能ですが、MNPの手間を減らすためにも発行から短期間で手続きを行うことをお勧めします。