他社からドコモへ乗り換える際にかかる費用を把握している方は少ないでしょう。
MNP(ナンバーポータビリティー)をする際に意外と費用がかかってしまって、ガッカリしないようにしっかり確認をしておきましょう。
2021年のドコモへ乗り換える費用をキャリア毎にまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
※全て税込価格で表示しています
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他社からドコモへMNPする際にかかる費用3種類

まずは、他社からドコモへMNPする際に、かかる費用を把握していきます。
主な費用として挙げられるのが以下の3点です。
- MNP転出手数料
0円~3,000円 - 契約解除料
最新プランの場合0円~1,100円 - 契約事務手数料
0円~33,00円
各キャリアでそれぞれの費用がいくらなのか詳しく解説していきます。
MNP転出手数料
MNP転出手数料は、他社回線からドコモにMNP乗り換えをする際に、乗り換え元に支払う手数料のことです。
電話番号はそのままで他社のスマホを使えるようにする手続きを代わりに行う手数料だと考えましょう。
au、ソフトバンク、楽天モバイルのMNP転出手数料は下記の通りです。
キャリア | MNP転出手数料(税込) |
---|---|
au | 3,300円 |
ソフトバンク | 3,300円 |
楽天モバイル | 0円 |
楽天モバイルに関しては、2020年11月4日の時点でMNP転出手数料無料を打ち出していますが、その他のキャリアだと3,300円のMNP転出手数料がかかります。
ただし、2021年4月1日を目処に各キャリアがMNP転出手数料を無料化する方針を発表しました。
そのため、ドコモのへのMNP乗り換えにかかるMNP転出手数料については、いずれ考える必要がなくなるでしょう。
契約解除料
加入している料金プランに「契約期間」が定められている中で、期間中に解約して他社に乗り換えると「契約解除料」が発生します。
スマホ業界の法整備によって、以前と比較すると契約解除料は安く抑えられており、乗り換えやすくなっているのですが、それでも定期契約をしている場合はチェックする必要があります。
au、ソフトバンク、楽天モバイルの契約解除料は下記の通りです。
キャリア | 契約解除料(税込) |
---|---|
au | 1,100円 |
ソフトバンク | 0円 |
楽天モバイル | 0円 |
契約解除料については、各キャリア無料化する方向で揃っています。
ただし、上記の契約解除料が適用されるかは、料金プランによって異なります。
現行プランに加入している方であれば、間違いなく上記の契約解除料となりますが、過去の料金プランのままの場合、過去の契約解除料の金額が適用されます。
そのため、自分が加入している料金プランをよくチェックしてください。
契約事務手数料
契約事務手数料は、MNP乗り換えの際にドコモ(乗り換え先)に対して支払う手数料です。
ドコモの契約事務手数料は3,300円となっています。
ただし、ドコモオンラインショップでMNP乗り換え手続きをすると、契約事務手数料が無料となるので非常にお得です。
従来の店頭での手続きの代わりに、オンライン上で手続きを完結させる分、手数料をカットしてもらえます。
他社スマホ回線からドコモにMNP乗り換えする際は、「ドコモオンラインショップ」を利用してみてください!
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他社スマホ回線を解約するとかかる費用
他社スマホ回線を解約する際にかかる費用を計算していきます。
主な費用の項目としては下記の通りです。
- MNP転出手数料:0円or3,300円
- 契約解除料:0円or1,100円
- 端末分割代金
各キャリアの解約でかかる費用の合計額も含めて詳しく見ていきましょう。
他社スマホ回線の解約でかかる費用
各スマホキャリアを解約した際に、かかる費用をシミュレーションしていきます。
項目ごとの金額や合計額をチェックしてみてください。
解約時の費用 | au | ソフトバンク | 楽天モバイル |
---|---|---|---|
MNP転出手数料 | 3,300円 | 3,300円 | 0円 |
契約解除料 | 1,100円 | 0円 | 0円 |
端末分割代金 | 支払い回数に応じて異なる | ||
合計金額 | 4,400円〜 | 3,300円〜 | 0円〜 |
端末代金を完済している場合、解約時の費用が最も安いのは「楽天モバイル」です。
楽天モバイルはキャリアながら「MNP転出手数料0円」「契約解除料0円」を打ち出しており、乗り換えやすさが魅力です。
また、2021年4月1日からキャリア各社のMNP転出手数料を無料にする方針を発表しているため、合計額についても、さらに安くなると考えられます。
違約金がかからないタイミングは?
2021年2月時点の現行プランで契約解除料が発生するのは「auのみ」です。
しかし、過去の料金プランに加入している場合、プランリリース時の契約解除料のルールが適用されるため、タイミングによっては費用がかかる可能性もあります。
楽天モバイルについては、キャリア回線提供開始より契約解除料0円を打ち出しているので問題ないでしょう。
auまたはソフトバンクの過去のプランに加入している方は、契約解除料が発生しない「更新月」での解約がおすすめです。
この「更新月」の適用期間もキャリアによって異なるため下記をよく確認してください。
キャリア | 更新月 |
---|---|
au | 契約満了月・翌月・翌々月 |
ソフトバンク | 契約満了月内 |
このタイミングで解約すれば契約解除料は発生しないので、会員ページなどから更新月を把握しておきましょう。
端末分割代金
乗り換えのタイミングによっては、端末代金の分割払いが終了していないケースもあるでしょう。
他社スマホ回線を解約して、ドコモに乗り換えたとしても端末分割代金は支払わなけれなりません。
ただし、、解約したからといって一括で支払わないといけないわけではなく、解約後も分割払いをそのまま継続していけるので安心してください。
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ドコモへ乗り換えで費用を抑える方法
他社からドコモにMNP乗り換えするときの費用を抑える方法を解説していきます。
主に以下の4つのポイントを意識してみましょう!
- 違約金がかからないタイミングで解約する
- 2021年4月1日からキャリアのMNP転出手数料が無料になる!
- 機種代金の残金を把握する
- ドコモオンラインショップでMNP乗り換え手続きをする
この4つを抑えておけば、ドコモにMNP乗り換えする際の費用を最小限に抑えられます。
上手に使いこなせば無料で乗り換えることもできるので、ぜひ参考にしてみてください。
契約解除料が発生しないタイミングで解約する
他社スマホ回線を解約する際に気になるのが「契約解除料」です。
ソフトバンク、楽天モバイルの現行プランであれば、契約解除料は無料なので気にする必要はありませんが、auをお使いの方や過去のプランを利用している方は別です。
契約解除料が発生しないためには、更新月で乗り換えをしなければなりません。
キャリア | 更新月 |
---|---|
au | 契約満了月・翌月・翌々月 |
ソフトバンク | 契約満了月内 |
各キャリアの更新月を把握して、乗り換えのタイミングを考えてみましょう。
2021年4月1日からキャリアのMNP転出手数料が無料になる!
他社スマホ回線からドコモへの乗り換えで気になるのが「MNP転出手数料」です。
しかし、2021年4月1日からキャリアがMNP転出手数料を無料にする方針を発表したので、それまで待ってから乗り換えるのもおすすめです。
各キャリアのMNP転出手数料の無料化の時期や細かい条件は下記の通りです。
キャリア | 無料化時期 | 条件 |
---|---|---|
ドコモ | 2021年4月1日 | ・オンライン/店頭問わず無料 ・3/31に予約番号取得 →4/1以降に転出の場合は、 手数料3,300円が必要 |
au | 2021年4月1日 | ・オンライン/店頭問わず無料 ・3/31に予約番号取得 →4/1以降に転出の場合でも 手数料無料 |
ソフトバンク | 2021年春 | ・オンライン/店頭問わず無料 |
楽天モバイル | 無料化済み | ー |
他社からドコモへの乗り換えを検討している方は、2021年4月1日以降に手続きをするのがおすすめです。
機種代金の残金を把握する
MNP乗り換えの際に最も負担となりやすいのが端末代金の残金です。
端末代金については、ほとんどの人が分割にする代わりに割引を受けるような仕組みとなっています。
そのため、MNP乗り換えのタイミングが悪いと、かなりの金額を支払う必要が出てきます。
機種代金の残金を把握するのはもちろんですが、おすすめの方法は「機種変更と契約満了のタイミングを揃える」ことです。
契約満了期間で端末代金を支払うようにすれば、端末代の支払いが終わったタイミングでMNPで解約すれば、無駄な費用は一切かかりません。
ドコモオンラインショップでMNP乗り換え手続きをする
他社からドコモにMNP乗り換えする際は、ドコモオンラインショップで手続きをするのがおすすめです。
ドコモオンラインショップなら乗り換え時に発生する契約事務手数料が0円になります。
店頭手続きだと3,300円の契約事務手数料が発生するので、この差は大きいですよね。
他社からドコモへの乗り換え費用を最小限に抑えたい方は、ドコモオンラインショップを利用してみてください。
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他社スマホ回線を解約するタイミングは月末!
他社スマホ回線からドコモに乗り換えるタイミングは「月末」がおすすめです。
理由としては、乗り換え元のスマホ回線を解約する際、その月の料金は日割りではなく、1ヶ月分が満額請求されるからです。
そのため、月初めに手続きをすると、数日しか利用していないのに1ヶ月分の料金を支払わなければなりません。
MNP乗り換えでドコモに乗り換える際は、月末に解約するスケジュールで動いた方がいいでしょう。
ちなみに、
MNPを利用して解約する場合は、MNP番号というものが発行されます。このMNP番号を発行してもらった時点では解約扱いとはならずに、乗り換え先に転入することが確認された日が解約びとなります。
月末30日では月を跨いでしまう可能性が高いので、事前に手続きは余裕を持って行っておきましょう。
他社からドコモにMNPするなら費用を最低限に抑えよう!
他社からドコモにMNP乗り換えする際にかかる費用を解説していきました。
スマホ業界もかなり刷新されているため、乗り換えにかかる費用もかなり無料に近づいています。
乗り換えやすさが格段に向上し、料金やサービスを純粋に比較して自分に合うスマホ回線が選べるようになっている状況です。
今回の記事を参考にして、他社からドコモに乗り換える際は、かかる費用を最小限に抑えてみてください。