他社からドコモへ乗り換え・MNPをする際には、費用や違約金、手数料などの料金がかかります。
そこで今回は、他社からドコモへMNP乗り換えする際の費用を解説して、お得に契約する方法を解説していきます。
ドコモへ乗り換えにかかる費用
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※全て税込価格で表示しています
2024年3月ドコモのキャンペーン一覧!月額と端末の割引をまとめて紹介ドコモへ乗り換え・MNPで得する方法
他社からドコモへ乗り換えるときには、次の4つのポイントを意識するといいでしょう。
- 違約金がかからないタイミングで解約する
- MNP転出手数料は無料
- 機種代金の残金を把握する
- ドコモオンラインショップでMNP乗り換え手続きをする
- MNP・乗り換えキャンペーンを活用する
契約解除料が発生しないタイミングで解約する
他社スマホ回線を解約する際に気になるのが「契約解除料」です。
2021年12月現在では主要キャリアで契約解除料が残っているのはauのみですが、2019年以前の料金プランを利用している場合はau以外でも契約解除料が請求される可能性があります。
契約解除料無しで乗り換えを行うためには、更新月で乗り換え手続きを行う必要があるので注意してください。
キャリア | 更新月 |
---|---|
au | 契約満了月・翌月・翌々月 |
ソフトバンク | 契約満了月内 |
各キャリアの更新月を把握して、乗り換えのタイミングを考えてみましょう。
不安な方は今のうちの次の更新月を調べておいて、リマインダーを設定しておくといいかもしれませんね。
MNP転出手数料は無料
他社スマホ回線からドコモへの乗り換えで気になるMNP転出手数料ですが、こちらについては全てのキャリアで無料化が完了しています。
2021年4月1日すべてのキャリアでMNP転出手数料が無料になり、これまで3,300円を支払っていたのが0円になりました。
MNPによる乗り換えのハードルが大幅に下がったため、各社の料金プランを見比べながら今の自分にぴったりなスマホ会社を選ぶことも可能です。
タイミングなどを気にすることなく乗り換えができるのは嬉しいですね。
機種代金の残金を把握する
MNP乗り換えの際に最も負担となりやすいのが端末代金の残金です。
端末代金については、ほとんどの人が分割にする代わりに割引を受けるような仕組みとなっています。
そのため、MNP乗り換えのタイミングが悪いと、かなりの金額を支払う必要が出てきます。
それでも結局は支払う必要のある費用ですし、解約しても分割払いは継続できるケースが多いので、タイミングを無理に考慮する必要はないかもしれません。
機種代金の残金を把握しておくことも必要ですし、もし可能であれば「機種変更と契約満了のタイミングを揃える」という方法もおすすめです。
契約満了期間で端末代金を支払うようにすれば、端末代の支払いが終わったタイミングでMNPをして、無駄な費用を一切かけずに解約できます。
ドコモオンラインショップでMNP乗り換え手続きをする
他社からドコモにMNP乗り換えする際は、ドコモオンラインショップで手続きをするのがおすすめです。
ドコモオンラインショップなら乗り換え時に発生する契約事務手数料が0円になります。
店頭手続きだと3,300円の契約事務手数料が発生するので、この差は大きいですよね。
「オンラインショップだと説明とかが受けられないから不安…」という方もいるかもしれません。
ドコモオンラインショップならチャットを通じてオペレーターとやりとりをしながら疑問を解決することができるため全く問題ないでしょう。
チャットから1つずつ疑問を解消して手続きを行えば、スムーズに乗り換えを完了させることが可能です。
他社からドコモへの乗り換え費用を最小限に抑えたい方は、ドコモオンラインショップを利用してみてください。
MNP・乗り換えキャンペーンを活用する
5つ目の方法は、乗り換え時に利用できるキャンペーンを活用する方法です。
ドコモをはじめとして各キャリアは新規の契約者を増やすため、乗り換えキャンペーンに力を入れています。
ドコモへ乗り換え時に利用できるキャンペーンで主なものは以下の通り。
- 5G WELCOME割
- 端末購入割引
- はじめてスマホ割
- スマホおかえしプログラム
- 下取りプログラム
特に5G WELCOME割、端末購入割引については新規契約や乗り換え限定で最大22,000円が割引されるサービスとなっており、スマホをドコモに返却することで端末料金が割引になるスマホおかえしプログラムなどと組み合わせれば販売価格の半分程度の値段で端末を入手することも可能です。
オプションサービスへの加入などといった特別な条件も存在しないので、乗り換えでドコモを契約する際はこれらのお得なキャンペーンについて確認しておきましょう。
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- ドコモの利用料1,000円に付き10%還元
- 最大10万円のケータイ補償などメリットが豊富
- 1枚無料で発行できる家族カードがお得
- 全国・ハワイの空港ラウンジが無料
- マツモトキヨシなどでポイント最大4%還元
ドコモへ乗り換え・MNPでかかる違約金と費用
次に、ドコモへの乗り換えでかかる費用について、各キャリアごとに解説していきます。
auを解約するとかかる費用
まずはauを解約した場合にかかる費用についてです。
- MNP転出手数料:0円
- 契約解除料:最新プランなら1,100円
- 端末分割代金:支払い回数に応じて異なる
auは大手キャリアの中では唯一契約解除料が残っているキャリアですが、料金については最新の料金プランで2年契約Nに加入している場合で1,100円と低価格です。
そのため端末分割代金がいくら残っているかにも左右されますが、解約時にかかる費用としては「1,100円〜」というイメージになるでしょう。
ただし、現行の2年契約Nではなく「2年契約」に加入している場合、10,450円の契約解除料が発生するので注意が必要です。
また、契約解除料のかからない更新期間としては、契約満了月の「当月」「翌月」「翌々月」の3ヶ月間となっています。
契約解除料を支払わずに乗り換えをするためにも、更新のタイミングを今のうちから把握しておきましょう。
大きな金額ではありませんが、解約時に費用が発生するので覚えておく必要があります。
ソフトバンクを解約するとかかる費用
ソフトバンクを解約するときにかかる費用は下記の通りです。
- MNP転出手数料:0円
- 契約解除料:最新プランなら0円
- 端末分割代金:支払い回数に応じて異なる
ソフトバンクでは、MNP転出手数料・契約解除料が共に0円となっているので、端末分割代金以外で解約時に費用が発生することはありません。
端末代金の残債がない方であれば、お好きなタイミングで自由に乗り換えることができるでしょう。
ただし、2019年9月12日以前に提供していた2年契約プランに加入している方だと、10,450円の契約解除料が発生する可能性があるので注意してください。
契約解除料が心配な方は最新のプランに変更して対処しておきましょう。
楽天モバイルを解約するとかかる費用
楽天モバイルを解約するときにかかる費用は下記の通りです。
- MNP転出手数料:0円
- 契約解除料:0円
- 端末分割代金:支払い回数に応じて異なる
楽天モバイルは各種手数料をいち早く無料化したキャリアでもあります。
料金の安さはもちろん各種手数料を無料にすることで、乗り換えハードルを下げ、コスト的に優位な自社にユーザーを集める戦略を行っています。
MNP転出手数料も契約解除料もかからないので、端末分割代金だけ気にしていればいいですし、乗り換えのタイミングも考慮する必要はありません。
更新月を意識することもないので、自分の都合に合わせて乗り換えができますね。
楽天モバイルからドコモに乗り換える際は、解約のタイミングも気にする必要はありませんし、費用負担も一切ないのでお得です。
格安SIMを解約するとかかる費用
主な格安SIMを解約するときにかかる費用は下記の通りです。
解約時の費用 | UQモバイル | Y!mobile | BIGLOBEモバイル |
---|---|---|---|
MNP転出手数料 | 0円 | 0円 | 0円 |
契約解除料 | 0円 | 0円 | 1,100円 |
端末分割代金 | 支払い回数に応じて異なる |
契約解除料については対応にばらつきがありますが、多くの格安SIMで無料化を進めている傾向にあります。
キャリアと同様に格安SIMでも乗り換えやすさを高める取り組みを積極的に行っています。
もし格安SIMの料金プランや通信の品質に不満がある場合には、ドコモへの乗り換えを検討してみてください。
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ドコモへ乗り換え・MNPでかかる手数料
続いて、ドコモへと乗り換える際に必要な手数料について見ていきます。
ドコモへの乗り換えで必要な手数料は以下の通りです。
- MNP転出手数料:0円
- 契約解除料:最新プランの場合0円~1,100円
- 契約事務手数料:0円~3,300円
- 頭金(店舗のみ):3,000円~15,000円
見ての通り、最近ではMNPにかかる費用がかなり抑えられています。
それでは一つ一つ見ていきましょう。
MNP転出手数料
MNP転出手数料は、他社回線からドコモにMNP乗り換えをする際に、乗り換え元に支払う手数料のことです。
電話番号はそのままで他社のスマホを使えるようにする手続きを代わりに行う手数料だと考えましょう。
au、ソフトバンク、楽天モバイルのMNP転出手数料は下記の通りです。
キャリア | MNP転出手数料(税込) |
---|---|
au | 0円 |
ソフトバンク | 0円 |
楽天モバイル | 0円 |
そのため、ドコモのへのMNP乗り換えにかかるMNP転出手数料については考える必要がありません。
以前まで3,300円かかっていたMNP転出手数料が0円になったのは大変お得ですよね。
乗り換えの自由度が高まった分、その時点で自分に合うキャリアやプランを選んで利用しやすくなっています。
ドコモの料金プランが気になるという場合には、少ない費用負担で乗り換えることができます。
契約解除料
加入している料金プランに「契約期間」が定められている中で、期間中に解約して他社に乗り換えると「契約解除料」が発生します。
スマホ業界の法整備によって、以前と比較すると契約解除料は安く抑えられており、乗り換えやすくなっているのですが、それでも定期契約をしている場合はチェックする必要があります。
au、ソフトバンク、楽天モバイルの契約解除料は下記の通りです。
キャリア | 契約解除料(税込) |
---|---|
au | 1,100円 |
ソフトバンク | 0円 |
楽天モバイル | 0円 |
auについては依然として契約解除料を請求する方針を維持しているようです。
ただし、上記の契約解除料が適用されるかは、料金プランによって異なります。
現行プランに加入している方であれば、間違いなく上記の契約解除料となりますが、過去の料金プランのままの場合、過去の契約解除料の金額が適用されます。
長い間同じキャリアを利用し続けて、プラン変更もしていない場合、10,000円以上の契約解除料がかかるケースも考えられるので注意してください。
もし契約解除料が高額になっている場合には、最新のプランに変更しておくことをおすすめします。
今乗り換える際にかかる契約解除料を把握するためにも、自分が加入している料金プランをよくチェックしましょう。
また、契約解除料については解約のタイミングによって無料になる「更新月」が定められています。
主に契約満了月の前後が更新月に設定されていることが多いので、お使いのキャリアの更新月を確認しておきましょう。
契約事務手数料
契約事務手数料は、MNP乗り換えの際にドコモ(乗り換え先)に対して支払う手数料です。
ドコモの契約事務手数料は3,300円となっています。
ただし、ドコモオンラインショップでMNP乗り換え手続きをすると、契約事務手数料が無料となるので非常にお得です。
従来の店頭での手続きの代わりに、オンライン上で手続きを完結させる分、手数料をカットしてもらえるというイメージですね。
初期費用の3,300円って結構大きいですし、1ヶ月分のスマホ代にも相当する金額でもあるので、これが無料になるのは相当なメリットです。
頭金(店舗のみ)
ドコモショップや家電量販店など、店頭でMNPの手続きをした場合にのみ請求される金額として、頭金というものが存在しています。
頭金の相場は約3,000円~15,000円ほど。この頭金についてなのですが、実は本来支払う必要がない料金なのです。
店頭で頭金を請求する理由はドコモではなく店舗そのものが利益を得るために設定しているものなので、ドコモが直接運営しているドコモオンラインショップでは頭金を支払う必要がありません。
先ほど説明した契約事務手数料も含めると、ドコモオンラインショップで契約を行えば手数料だけで合計2万円近くもお得に契約できる場合があります。
ドコモオンラインショップには他にも独自のキャンペーンや送料無料など、たくさんのメリットがあるので、是非乗り換えはドコモオンラインショップから行ってくださいね。
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ドコモへMNP乗り換えする手順
次に、ドコモへ乗り換える手順について解説していきます。
auからドコモへ乗り換える手順
- auでMNP予約番号を発行する
- MNP予約番号でドコモへ申し込む
- 回線切り替え作業を行う
他社からドコモへ乗り換えるためには、まずは現在利用しているキャリアでMNP予約番号を発行する必要があります。
MNP予約番号は無料での発行ができるものの、15日間の有効期限があり期限が切れた場合は再発行の必要があるので注意してください。
MNP予約番号を発行したらドコモへMNP予約番号を利用して申し込みを行い、手続きが完了したらドコモへの回線切り替え手続きを行います。
ドコモへの回線切り替えが完了した段階でauは自動で解約扱いとなり、ドコモでの通信が可能になります。
auからドコモへ乗り換えるMNP手順|準備・注意点まとめソフトバンクからドコモへ乗り換える手順
- ソフトバンクでMNP予約番号を発行する
- MNP予約番号でドコモへ申し込む
- 回線切り替え作業を行う
ソフトバンクの場合も、auと乗り換え方法はほぼ変わりません。
MNP予約番号をソフトバンクで取得したら、あとは全く同じ手順でドコモへ乗り換えることができますよ。
ソフトバンクからドコモへ乗り換え・MNPする手順と注意点まとめ楽天モバイルからドコモへ乗り換える手順
- 楽天モバイルでMNP予約番号を発行する
- MNP予約番号でドコモへ申し込む
- 回線切り替え作業を行う
楽天モバイルも乗り換え手続きはauやソフトバンクとほぼ同じですが、楽天モバイルの場合はMNP予約番号の発行がWebからの申請のみとなっているので注意してください。
楽天モバイルからドコモへ乗り換えするMNP手順|注意点まとめ格安SIMからドコモへ乗り換える手順
- 格安SIMでMNP予約番号を発行する
- MNP予約番号でドコモへ申し込む
- 回線切り替え作業を行う
格安SIMの場合も、乗り換え元のキャリアでMNP予約番号を発行する以外は上記のキャリアと同様の手順になります。
格安SIMでのMNP予約番号の発行方法については各社によって異なりますが、基本的には公式サイトや会員ページなど、Web上から申し込みができることが多いです。
格安SIMからドコモに乗り換えるMNP手順|注意点まとめ\手数料0円&乗り換えMNPも簡単/ドコモ公式ショップを見る
ドコモへ乗り換え・MNPでよくある質問
最後に、ドコモへ乗り換えでよくある質問についてまとめました。
契約者名義が違ってものりかえ(MNP)の手続きは可能ですか?
乗り換えに際して契約者名を変更したい場合は、移転元のキャリアで名義変更を行うか新規契約にてドコモを契約してください。
のりかえ(MNP)手続きをした月の料金はどうなりますか?
のりかえ(MNP)手続きをキャンセルした場合、同じMNP予約番号を使用して再度注文することはできますか?
ただしドコモオンラインショップでの手続きには、MNP予約番号の有効期限が10日間以上残っている必要があるため注意してください。