ドコモから子育てサポート割引という割引サービスが、2020年12月9日から開始されます。
子育てはお金がかかるものなので、子育てサポート割引があればお金に苦労しているママやパパも大助かりですね。
それでは、新しく始まるドコモの子育てサポート割引について詳しく解説します。
ドコモの子育てサポート割引の割引額
携帯電話の割引は複雑なものが多くみられますが、ドコモの子育てサポート割引はいたってシンプルです。下記の料金から、一定額が割引されます。
- 月額料金を割引
- 通話料を割引
月額料金は、基本プランの料金から割引されます。通話料は少し特殊で、音声オプションに加入している人が対象です。期間は下記の通り。
申し込み後から子どもが18歳となる誕生日の次の3月31日まで。
早ければ早いほど得をするサービスです。それでは、それぞれの割引額を紹介します。
月額料金を割引
子育てサポート割引のメインとなるのが、月額料金からの割引です。対象となるプランは、下記の4つ。
- 5Gギガホ
- 5Gギガライト
- ギガホ
- ギガライト
ギガホプランと言われるドコモの基本的なプランです。ドコモユーザーのほとんどがギガホプランのどれかを利用していると思うので、特に問題はないでしょう。
念のため、自分のプランを確認しておくとよいですね。どのプランでも割引額は変わらず、一律で1,000円(税抜)が割り引かれます。
子育てサポート割引 | |||
---|---|---|---|
割引額 | -1,000円 | ||
割引適用後の料金 | 5Gギガホ | 6,480円 | |
ギガホ | 5,980円 | ||
ギガライト/5Gギガライト | ステップ4 〜7GB | 4,980円 | |
ステップ3 〜5GB | 3,980円 | ||
ステップ2 〜3GB | 2,980円 | ||
ステップ1 〜1GB | 1,980円 |
この表は他の割引も適用されているので、参考程度にとどめておいてください。月に1,000円割り引かれれば1年で12,000円、10年で120,000円です。
子どもにおもちゃを買ってあげれば、喜ぶ顔が見られます。自分のために使うなら、サブスク型のVODに登録してストレス軽減に活用してもいいでしょう。
割引額1,000円を少ないと感じる人もいるかもしれませんが、長く恩恵のあるサービスです。できるだけ、早めに申し込むのがおすすめですよ。
通話料を割引
もう1つの割引は、通話料の割引です。こちらも適用されるプランが下記の通りに決まっています。
- 5Gギガホ
- 5Gギガライト
- ギガホ
- ギガライト
- ケータイプラン
しかし重要なのはプランではありません。重要なのは、音声オプションに契約しているかです。音声オプションとは、下記の2つを指します。
- 5分通話無料オプション
- かけ放題オプション
これらの音声オプションは、基本料金とは別に月額料金がかかります。子育てサポート割引は、音声オプションの月額料金も割引対象です。
割引額は700円(税抜)で、適用した料金は下記の通り。
音声オプション | 月額料金(割引適用後の料金) | 通話料 |
---|---|---|
5分通話無料オプション | 700円(無料) | 国内通話 5分以内:無料 5分超過分:30秒あたり20円 |
かけ放題オプション | 1,700円(1,000円) | 国内通話かけ放題 |
5分通話無料オプションは、割引が適用されると実質無料で利用できます。家族以外との通話で有効で、無料なら入らない理由はないでしょう。
さらにかけ放題オプションは、1,000円で利用できます。基本プランの料金で1,000円割引されるので、かけ放題オプションと相殺されるイメージです。
家族以外との通話が多い人は、入っておくといいかもしれません。少しややこしいので、まとめます。
- 「5分通話無料オプション」は無料になるので、子育てサポート割引を利用する人は全員入るべき
- 「かけ放題オプション」は月額1,000円となり、基本プランの1,000円割引で相殺される
- 「子育てサポート割引なし+音声オプションなし」の料金と同額になるので、家族以外との通話が多い人は入ってもいい
自分の使い方にあった音声オプションの検討をおすすめします。
- ドコモの利用料1,000円に付き10%還元
- 最大10万円のケータイ補償などメリットが豊富
- 1枚無料で発行できる家族カードがお得
- 全国・ハワイの空港ラウンジが無料
- マツモトキヨシなどでポイント最大4%還元
ドコモの子育てサポート割引を受けられる条件
子育てサポート割引は、ひとり親世帯を対象に割引を実施します。ただしひとり親世帯であれば誰でもいいわけではなく、満たすべき条件が設定されています。
子育てサポート割引は下記3つのどれか1つが必要となります。
- 児童扶養手当受給者証
- 戸籍謄本
- ひとり親家庭等医療費受給者証
です。そして児童扶養手当とは、簡単に言うと下記の通りです。
児童扶養手当とは1人親家庭の生活の安定と自立の促進を図ることを目的として厚生労働省から支給される手当。
ひとり親であれば多くの人が交付を受けていると思いますが、知らない人もいるかもしれません。まずは最寄りの自治体に申請しましょう。
審査が通るまで時間がかかる場合もあるので、子育てサポート割引に申し込むのは審査が通ってからです。
受給者証が手に入れば、ドコモに子育てサポート割引の申し込みができます。早ければ早いほど得をするので、すぐに申し込むのがおすすめです。
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ドコモの子育てサポート割引の注意点
子育てサポート割引を利用するうえで、注意する点が2つあります。
- 併用できない割引サービスがある
- 音声オプションは自動継続される
これらの注意点をしっかりおさえておくと、後々の無駄がなくなるかもしれません。頭にいれておいて、せっかくの割引サービスで損をしないようにしましょう。
併用できない割引サービス
子育てサポート割引は便利な割引サービスですが、併用できない割引サービスがあります。
- ハーティ割引
- みんなドコモ割
- ずっとはじめてスマホ割
- おしゃべり割
簡単に説明します。ハーティ割引は、身体障がい者手帳などの交付を受けている人に適用される割引サービスです。
みんなドコモ割は、家族内でドコモと契約している人が多ければ多いほど割引されるサービスで、利用者も多いと思われます。
ずっとはじめてスマホ割は、スマホデビューする人向けの割引サービスです。
3つの割引サービスは最大1,000円の割引額なので、子育てサポート割引の月額料金と同額ですね。
さらにおしゃべり割の内容は、子育てサポート割引の音声オプション割引と同じです。なので子育てサポート割引との併用は、不可能なのでしょう。
どれが合っているかは家庭環境にもよるので、一概に子育てサポート割引がいいとは言えません。じっくり吟味して選ぶのがいいでしょう。
また不安な場合はオンラインショップで悩むのではなく、ドコモのスタッフに聞くと親身になって話を聞いてくれるはずです。
まず相談してみるのもおすすめです。
音声オプションは自動継続
家族以外の人とよく通話する場合に便利な通話オプションの割引ですが、注意点が1つあります。
それは、
音声オプションは、廃止の申し込みがない限り自動的に継続される
ということです。
不要と感じるのであれば、子育てサポート割引が終了するなど適切なタイミングで廃止の申し込みを検討しましょう。
特にありがちなのは、店員になんとなく勧められるがまま契約した場合です。
どんな内容なのか自分でも把握できていないことが多く、不要にもかかわらず料金を払うことになりかねません。
自分の契約状況は、しっかりと把握しておくのがおすすめです。子育てサポート割引は期間の長いサービスなので、覚えていないことも多く見られそうです。
筆者も契約内容を把握しておらず、無駄に払い続けることがよくあります。せっかくの割引サービスなので、無駄にすることのないように賢く活用しましょう。
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子育てサポート割引に必要なものと申し込み方法
子育てサポート割引に申し込むとき、必要なものと申し込み方法を確認しておきましょう。必要なものは、下記の2つです。
- 児童扶養手当受給者証
- 子どもの本人確認書類
POINTまずは児童扶養手当受給者証を用意
当然ながら、児童扶養手当受給者証が必要です。児童扶養手当受給者証が子育てサポート割引の大前提なので、忘れないようにしましょう。
もちろんまだ取得していない場合は、取得してからの申し込みになります。審査に時間がかかることもあるので、早めに自治体へ申請しておくのがいいですね。
子育てサポート割引とは関係なくひとり親世帯には重要な制度なので、ひとり親世帯となったときに申請したほうがいいでしょう。
POINT次に子どもの本人確認書類が必要
これも当然と言えば当然ですね。重要なのはどの書類を持っていくかです。
運転免許証はありませんので、マイナンバーカードか健康保険証がおすすめです。ただし書類によっては、補助書類が必要なものもあります。
公式サイトで確認できますが、わかりづらい場合は店舗スタッフに聞くのがもっとも確実です。
申し込み方法は、おそらく下記の2つです。
- 実店舗での申し込み
- オンラインショップでの申し込み
店舗での申し込みは手厚くサポートしてくれるので、不安なことがあってもすぐに解決できるでしょう。
ただし実際に足を運ぶ必要がある点と、混雑していた場合は時間がかかるかもしれません。
一方、オンラインショップで申し込む場合は24時間好きなときに申し込めて、事務手数料がかからない点は大きなポイントです。
しかし不明な点があった場合は、自力で解決する必要があります。
いずれにしても、申し込み方法の詳細は明らかになっていません。2020年12月9日から受付が開始されるので、そのときに確認しましょう。
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ドコモの子育てサポート割引でよくある質問
子育てサポート割引のよくある質問をまとめました。しかしまだサービスが開始されていないので、質問自体があまり多くありません。
そこで筆者が働く店舗スタッフと話し合って、ありがちな疑問をピックアップしました。参考までにご確認ください。
子どもが使うスマホの料金はもっと安くならないの?
子育てサポート割引では、これ以上の割引はできません。しかし他の割引を利用することで、割引が可能です。
中でもドコモのロング学割は、期間が長く割引額も1,000円でおすすめ。
乳幼児から適用できるので、子育てサポート割引と同じく早めに申請しておきましょう。
5分通話無料オプションは毎回適用される?
5分通話無料オプションは、回数に制限がありません。
家族間の通話は基本的に無料なので、家族以外との通話を短くするように意識すれば有効に活用できます。
電話をする前に用件をまとめておいたり、要点のみを伝えたりすることで5分以内に通話を終えやすくなるでしょう。
意地になって5分以内に通話を終わらせる必要はありませんが、毎回5分通話無料オプションが適用されるなら利用したいですね。
子どもが複数人いたら重複するの?
家庭によってはひとり親でも、兄弟の子どもがいる人もいるでしょう。その場合でも、残念ながら割引は重複しません。
あくまでも1回線のみに適用されるので、最大で1,000円の割引です。
もっと安くしたい人は、他の割引サービスを併用して割引してもらいましょう。
ほかに子育て向けのサービスはあるの?
ドコモの子育て支援といえば、以前から「子育て応援プログラム」というサービスを実施しています。
子育て応援プログラムの特典は、下記の4つです。
- 毎年お誕生月にdポイントを3,000ポイントプレゼント
- dフォトが13ヶ月無料
- クラウド容量オプションで50GBが無料
- dキッズが13ヶ月無料
もっともメリットが大きいのは、dポイント3,000ポイントでしょうか。毎年3,000円分のポイントは、意外と大きいと思います。
忘れがちになるからこそ、入ったときの喜びは大きいものなりそうです。筆者なら、子どもへの誕生日プレゼントに充てようと思います。
プレゼントをもらった子どもは喜びますし、筆者自身は3,000円が浮くのでいいことづくめですね。
子育てサポート割引だけではなく、子育て応援プログラムも活用するのがおすすめです。
ドコモの子育て応援プログラムの詳細はこちらで解説しています。