最新のiPhone XR発売に続き、Google製スマホPixel 3やソニーのXperia XZ3など、iPhone以外も魅力的な機種がドコモの冬春モデルとしてリリースされます。この絶好の機会に機種変更を検討しているドコモユーザーも多いのではないでしょうか。
いざドコモで機種変更する際に、手数料を無料にする方法があるのをご存知ですか? その方法はズバリ、ドコモオンラインショップを利用することです。
本記事では、ドコモオンラインショップを利用するメリットに加え、2018年11月時点のドコモの料金プラン・オプションサービスを解説していますので、オンラインショップで自分でプラン・オプションを選ぶ参考にしてみてください。
ドコモオンラインと店舗のメリット・デメリット比較|価格に違いはある? ドコモオンラインショップの機種変更を自分でする手順|全6ステップ2018年9月より事務手数料完全無料化!
2018年9月より、ドコモオンラインショップでは購入時の各種事務手数料が完全無料化されました。これまでも、契約変更を伴わない「Xi間の機種変更」と「FOMA間の機種変更」の手数料は無料でしたが、新たに「FOMA-Xi間の機種変更」「新規(追加)契約」「MNP契約」についても手数料無料で申し込めます。
店頭で契約した際の事務手数料は、FOMA間・Xi間の機種変更で2,000円、それ以外は3,000円必要ですので、今後は端末購入はドコモオンラインショップを利用した方がお得です。
オンラインショップを利用できないケース
例外として、以下の場合はドコモオンラインショップからの端末購入を利用できないケースがあります。オンラインショップから購入できなかった場合は、ドコモショップなどの実店舗から購入する必要があるので注意しましょう。
端末購入手続きを受け付けていないケース
- 未成年名義での購入(予約はできても、注文手続きができません)
- ドコモのMVNO事業者である他社からのりかえ(MNP)による新規申込み手続き
- タブレットなどのデータ通信専用端末の他社からのりかえ(MNP)によるお申込み手続き
- 予約時とは別のdアカウント(携帯電話番号)での購入・予約情報引き継ぎ
※ドコモ公式サイト参照
端末購入手続きがキャンセルになる可能性があるケース
- 他社へののりかえ(MNP)の予約番号発行の手続きを行った場合
- 同一機種・カラーの商品を別店舗で購入した場合
- 入荷した商品をご注文後、キャンセルした場合
- ドコモでの未払い料金がある場合
※ドコモ公式サイト参照
【2024年3月】ドコモの機種変更キャンペーン19種類|お得な割引情報まとめドコモオンラインショップを利用するメリット
通常2,000円~3,000円かかる事務手数料が無料になるほかにも、ドコモオンラインショップにはメリットがあります。
ショップ限定の特別な割引が受けられる場合を除いては、基本的にオンラインショップを利用する方がお得かつ便利です。2018年の11月いっぱいまでならドコモオンラインショップ限定の特典も利用できます。
頭金0円なので余計な出費なし
スマホの新機種は安いものではありませんので、できるだけ機種代金以外の出費は押さえたいところです。
ドコモショップなどの実店舗で端末を購入する場合、機種代金とは別に5,000円程度の頭金がかかることがありますが、ドコモオンラインショップは頭金不要。購入手続きの時点では一銭も必要ないのはありがたいです。
事務手数料分も合わせて考えると、これだけで7,000円~10,000円程度の節約になるので、基本的にドコモショップの店舗で契約するよりもお得に手続きできます。
オプションや料金プランを自由に選択できる
実店舗で契約すると、ショップ側から料金プランやオプションをおすすめされることがあります。割引の条件として提案されて、半ば強制的に指定のオプションなどを付けられることも多いです。初月無料と聞いて契約したものの、知らぬ間にオプションの無料期間を過ぎていた、なんていうこともよくあります。
その点ドコモオンラインショップは自分でプラン・オプションを決められますので安心です。不要なオプションは最初から付けずに契約できます。
ただし、オンランショップではプランや購入する機種の相談をすることができません。あらかじめ購入する機種や契約するプランが決まっていない方は、オンラインショップよりも実店舗の方が向いているといえます。
手続きはすべてネットで完結できる
オンラインショップからの申し込みなら、購入から商品の受け取り、電話の開通まですべてネット上で完結します。
平日の夕方や休日の混雑したドコモショップで手続きすると、数時間待たされるのも珍しくありませんので、これは大きなメリットです。無駄な手間や待ち時間をなくすためにも、ドコモオンラインショップを活用するのが良いでしょう。
送料は税込み2,700円以上の購入で無料になりますので、機種を購入する場合は無料で利用できることがほとんどです。手数料無料で受け取りも簡単なら、発送してもらった方がお得ですね。なお、荷物は自宅受け取りのほか、最寄りのドコモショップで受け取ることもできます。
オンラインショップ限定特典も【2018年9月1日~11月30日】
画像引用元:キャンペーン・特典詳細 | ドコモオンラインショップ | NTTドコモ
ドコモオンラインショップ限定の特典として、期間内に対象機種購入で5,184円分のdポイントの還元を受けられます。指定プランは新プラン・旧プランをカバーしていますので、機種変更・乗り換えならほぼ適用される特典といえます。
期間限定ではありますが、ドコモはオンラインショップに力を入れていますので、今後もこういったサービス・特典に期待できるのではないでしょうか。ただし、5,184円割引を受けられる「家族まとめて割」との併用はできませんので、どちら適用される方を利用しましょう。
なお、対象機種・対象プランについての詳細は以下の通りです。
オンラインショップ限定特典対象機種
■対象機種 | |
---|---|
iPhone機種 | iPhone XR(64GB/128GB/256GB)、iPhone XS Max(64GB/256GB/512GB)、iPhone XS(64GB/256GB/512GB)、iPhone X(64GB/256GB)、iPhone SE(32GB) |
Android機種 | Google Pixel 3、Google Pixel 3 XL、Xperia XZ3 SO-01L、Galaxy Note9 SC-01L、Xperia XZ2 Premium SO-04K、Xperia XZ2 Compact SO-05K、HUAWEI P20 Pro HW-01K、AQUOS R2 SH-03K、Xperia XZ2 SO-03K、Galaxy S9 SC-02K、Galaxy S9+ SC-03K、Disney Mobile on docomo DM-01K、M Z-01K、V30+ L-01K、arrows NX F-01K、Xperia XZ1 Compact SO-02K、Xperia XZ1 SO-01K、Xperia XZ Premium SO-04J、Galaxy Note8 SC-01K、AQUOS R SH-03J、AQUOS EVER SH-02J、Xperia X Compact SO-02J |
オンラインショップ限定特典対象プラン
■指定プラン・パケットパック | |
---|---|
基本プラン | カケホーダイプラン(スマホ/タブ)、カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ)、シンプルプラン(スマホ)、データプラン(スマホ/タブ) |
パケットパック | ベーシックパック、ウルトラデータLパック、ウルトラデータLLパック、ケータイパック、ベーシックシェアパック、ウルトラシェアパック30~100、シェアオプション(2台目プラス含む)、データLパック(大容量)、シェアパック20(大容量)、シェアパック30(大容量)、データSパック(小容量)、データMパック(標準)、シェアパック5(小容量)、シェアパック10(小容量)、シェアパック15(標準)、らくらくパック |
ドコモの現在のプラン・オプションは?
ドコモオンラインショップで契約する場合、料金プランやオプションを自分で決めなければなりません。ここでは、2018年11月時点のドコモの料金形態や、必要なオプションを解説しますので、あまり詳しくない方はプラン・オプション選びの参考にしてみてください。
また、旧プランとの比較も記載していますので、新プランへの乗り換えがまだの方もどうぞ。なお、各料金プランはスマートフォン向けのものを解説しています。
ドコモのプラン構成はどうなってる?
ドコモの料金プランは「(1)基本プラン+(2)パケットパック+(3)オプション+(4)接続サービス料+(5)機種代金+(6)割引・キャンペーン」というのが基本です。
「基本プラン」は通話に関係するプランで、無料通話の有無や形態によって料金が変わってきます。「パケットパック」はデータ通信に関するパックで、2018年5月より新たなパケットパックもスタートしています。
機種変更時に選択できるのは、主に基本プラン・パケットパック・オプションの3つ。月額利用料金に大きく関わる部分でもありますので、しっかりと検討しましょう。
「基本プラン」は4種類から選ぶ
基本プランは、利用したい無料通話によって選ぶプランが変わってきます。現在選べる基本プランは以下の4種類。
プラン名 | 月額利用料 | 内容 |
---|---|---|
シンプルプラン(スマホ) | 980円/月 | 家族内通話が無料 |
カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ) | 1,700円/月 | 5分以内の通話が無料 |
カケホーダイプラン(スマホ/タブ) | 2,700円/月 | 国内通話が24時間無料 |
データプラン(スマホ/タブ) | 1,700円/月 | データ通信のみ利用できるプラン |
データプランはデータ通信のみですので、基本的には3種類から選ぶことになります。
家族内通話のみで済む方はシンプルプラン、5分以内の通話と受信が中心の方はカケホーダイライト、自分からの発信や長電話が多い方はカケホーダイプランが最適です。家族内通話無料はファミリー割引に加入していればどのプランでも無料で利用できます。
旧プラン「タイプXiにねん」との比較
カケホーダイプランの前の基本プランは、2014年に新規申し込みが終了した「タイプXiにねん」。月額743円という格安な料金が旧プランの魅力ですが、新プラン「シンプルプラン(月額980円)」と比較すると、組み合わせられるデータパックの面で新プランの方がお得になる計算です。
具体的には、Xiにねんと組み合わせができるパックは、定額の「パケ・ホーダイ(7GB/5,700円)」か「パケ・ホーダイライト(3GB/4,700円)」のどちらか。
一方、シンプルプランと組み合わせられるベーシックパックは、「~1GB/2,900円」「~3GB/4,000円」「~5GB/5,000円」「~20GB/7,000円」という構成ですので、特に1GB~3GBの低容量なら旧プランよりも数千円お得になります。
また、対象機種購入で毎月1,500円の割引を永続的に受けられるdocomo withや、機種変更時の「月々サポート」も利用できませんので、最安値を求める方も、機種変更する方も新プランへの切り替えが必須といえます。
パケットパックは段階制と定額制の2種類から選ぶ
パケットパックは、段階制のベーシックパックと大容量定額のウルトラデータパックのどちらかから選べます。個人向けにはベーシックパック、家族向けにはベーシックシェアパックをそれぞれ展開していますが、どちらも段階制と定額制の同じ構成です。
家族でドコモを利用している方はもちろんシェアパックの方がお得ですので、特別な理由がなければシェアパックを選択する形になります。
以下の表は各パックのデータ容量・月額利用料をまとめたものです。
個人向けパケットパック
ベーシックパック | ~1GB | 2,900円/月 |
---|---|---|
~3GB | 4,000円/月 | |
~5GB | 5,000円/月 | |
~20GB | 7,000円/月 | |
ウルトラデータLパック | 20GB | 6,000円/月 |
ウルトラデータLLパック | 30GB | 8,000円/月 |
家族向けパケットパック
ベーシックシェアパック | ~5GB | 6,500円/月 |
---|---|---|
~10GB | 9,000円/月 | |
~15GB | 12,000円/月 | |
~30GB | 15,000円/月 | |
ウルトラシェアパック30 | 30GB | 135,000円/月 |
ウルトラシェアパック50 | 50GB | 16,000円/月 |
ウルトラシェアパック100 | 100GB | 25,000円/月 |
ベーシックパックとベーシックシェアパックのどちらも、段階制の3段階目以上利用するようであれば、定額パックの方がお得になる計算です(ベーシック:5GB以上、シェア:15GB以上)。
ベーシックパックの5GBを越えたら次は20GBというのは、段階制パックとしていささか雑な気もしますが、今後の改善に期待するしかありません。
また、一見するとシェアバックの割安感が薄いですが、シェアパックの利用料金は親回線に請求される額で、パケットをシェアしている子回線はパック料金の代わりに1回線あたり500円のシェアオプションのみで済むので、家族のトータルでは割安になります。
旧データパックとの比較
ベーシックパックを旧データパックと比較すると以下のようになります。
データ容量 | 新ベーシックパック | 旧データパック |
---|---|---|
~1GB | 2,900円/月 | – |
~2GB | – | 3,500円(データSパック) |
~3GB | 4,000円/月 | – |
~5GB | 5,000円/月 | 5,000円/月(データMパック) |
~20GB | 7,000円/月 | 6,000円/月(ウルトラデータLパック) |
旧データパックは、データSパック(~2GB/3,500円)とデータMパック(~5GB/5,000円)の2択でした。ベーシックパックでは新たに1GBまでの容量が登場していますので、低容量の利用はベーシックパックの方がお得です。
一方、旧データパックでぴったり2GB利用していたという方は、2GBまでのデータ容量がないベーシックパックに乗り換えると500円高くなる可能性があります。また、旧データパックでは利用できた(データSは×)データの翌月繰り越しが、ベーシックパックでは不可な点も注意が必要です。
20GBのウルトラデータLパックについては現在も利用可能ですので、20GBのデータ容量についてはあくまで段階制を選ぶか定額を選ぶかの選択になります。
ドコモのオプションで必要なものは?
ドコモショップで契約すると自動で付けられることが多いオプションサービス。主に契約の条件として付けられるオプションとしては、以下のようなものがあります。
オプションサービス | 内容 |
---|---|
あんしんパック(720円/月) | ケータイ補償サービス(500円/月)、あんしん遠隔サポート(400円/月)、あんしんネットセキュリティ(200円/月) |
いちおしパック(500円/月) | スゴ得コンテンツ(300円/月)、iコンシェル(100円/月)、クラウド容量オプション プラス50GB(400円/月) |
dヘルスケアパック(500円/月) | 歩いておトク、firstcall、あすけんダイエットなど |
dマーケット系 | dTV(500円/月)、dアニメストア(400円/月)、dマガジン(400円/月)、dヒッツ(500円/月)、dキッズ(372円/月)など |
付帯して加入することが多いのは、セットでお得な「あんしんパック(720円/月)」や、クーポンなどがお得な「いちおしパック(500円/月)」、定額配信サービスのdマーケット系のうちどれか、といったところです。
いずれも1カ月間無料で、構成的にはお得なことがほとんどですが、特化した内容が多いので必要のない人はまったく使いません。
誰にでもおすすめできるオプションとしては、iPhoneなどのハイエンドスマホを購入する場合の「ケータイ補償サービス」が挙げられますが、「あんしんパック」内の他の2つのオプションについては、代用する方法がいくつもありますので、スマホに慣れているユーザーであれば、ケータイ補償サービスだけを残して解約するのが賢明です。
ただし、ケータイ補償サービスも解約してしまうと、端末購入時以外に再加入できませんので気を付けましょう。
2024年3月ドコモのスマホ最新おすすめランキング|iPhone・Android比較ドコモで機種変更するならドコモオンラインショップがベスト
ドコモで機種変更するなら、手数料完全無料のオンラインショップがベストです。機種変更の場合は、乗り換えと違ってショップ独自の割引もないことがほとんどですので、ウェブ上で完結するオンラインショップの方が間違いないでしょう。
料金プランやオプションを自分で選べるのもメリットですが、各プラン・オプションの中身は理解しておく必要があるので、ひと通りチェックしてから手続きするとより良いですね。