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NTTドコモの完全通話定額制サービス「かけ放題」はとても魅力的に見えます。

これまで提供されていた「Xiカケホーダイ」はドコモに対してのみの完全定額制でしたが、「かけ放題」ではau・ソフトバンク・ワイモバイルなどの全キャリアに加えて固定電話・IP電話・PHSまでが完全通話定額となったのです。

電話をよく利用する方にとってはとてもありがたいサービスですね。ここからは「かけ放題」の詳しい内容と、どんな人が「かけ放題」に向いているのかについて解説してゆきましょう。

スマホを買い替えたい方におすすめ記事MNPキャッシュバック額を比較|おすすめの店舗と注意すること

「かけ放題」ってどんなプラン?

「かけ放題」はホントにかけ放題?

最初に「かけ放題」の月額使用料金と通話料をお見せします。

なお、インターネットを利用するには別途spモード(月額使用料300円)の契約が必要となります。

月額基本使用料

2年定期契約あり 2,700円
2年定期契約なし 4,200円

国内通話料

ドコモ携帯電話宛 無料
他社携帯電話固定電話宛など 無料

データ通信料

パケットパック加入 データ通信利用量に合わせてパケットパックから選択
パケットパック未加入 Xi 0.6円/KB
FOMA 0.08円/パケット

SMS送信料

SMS(国内) 3円(3.24円)/回~、受信は無料
SMS(国際) 50円/回~、受信は無料

「かけ放題」とは、月額2,700円(2つ折り携帯は2,200円)で24時間いつでも国内通話が無料になるプランです。

ドコモ同士だけでなく、他社携帯や固定電話への通話も無料となる文字通りの「かけ放題」で、電話をよく掛ける方には、大変お得なプランとなっています。

これまでは、電話をよくかけるXiスマートフォンのユーザーにとって、ドコモ以外の通話が高額になってしまうところが悩みでした。

従来のFOMAプランのような無料通話分が利用できないため、ドコモ以外に電話をかけれは30秒20円の通話料金が丸々かかってしまっていたのです。

通話での利用が多いユーザーはXiに乗り換えずFOMAを利用し続けたり、フィーチャーフォンとデータプランのみのスマホやタブレットの2台持ちをしたりすることで、電話料金を抑える努力をしていました。

しかし「かけ放題」の登場で、そんな面倒から解放されることになったのです。

「かけ放題」+パケットパックが便利

「パケットパック」にはおひとり向けと家族向けの2つの契約が用意されています。

おひとり向けの場合
毎月のネット使用量を「2GB」「5GB」「20GB」「30GB」から選択
家族向けの場合
家族全体で毎月のネット使用量を「10GB」「15GB」「20GB」「30GB」から選択

それぞれについて詳しく見てゆきましょう。

ひとり向けのプラン

それぞれのプランと月額定額料金をご覧ください。

パケットパック名称
(利用可能データ量)
月額定額料 ずっとドコモ割
(15年以上の場合)
ウルトラデータ
LLパック
(30GB)
8,000円 -800円
ウルトラデータ
Lパック
(20GB)
6,000円 -800円
データMパック
(標準)
(5GB)
5,000円 -800円
データSパック
(小容量)
(2GB)
3,500円 -600円

通常のユーザーであれば、5GBのデータMパックがおすすめです。データSパック(小容量)(2GB)以外のプランは、使いきれずに余ったパケットを繰り越して次の月に使うことができるので、無駄になりません。

例えばGBのデータMパックのプランなら、今月3GBしかネットを使わなければ残りの2GBは翌月に繰り越して使うことができるのです。

なお、ウルトラデータLLパックとウルトラデータLパックを契約する場合、テザリングを利用するには事前の申込みが必要となり、月額定額料1,000円が発生します。

ただし、現在キャンペーン中のため申込み・定額料とも不要ですが、キャンペーン終了時期は未定です。申し込むなら今のうちですね。

また15年以上利用しているユーザーの方は「ずっとドコモ割」が適用されるのです。ドコモの利用年数に応じて自動的に割引されるので、さらにお得に利用できます。

家族向けのシェアパック

それぞれのプランと月額定額料金をご覧ください。

パケットパック名称
(利用可能データ量)
月額定額料 ずっとドコモ割
(15年以上の場合)
ウルトラシェアパック
100(100GB)
25,000円 -2,500円
ウルトラシェアパック
50(50GB)
16,000円 -1,800円
ウルトラシェアパック
30(30GB)
13,500円 -1,200円
シェアパック15
(標準)
(15GB)
12,500円 -1,200円
シェアパック10
(小容量)
(10GB)
9,500円 -1,000円
シェアパック5
(小容量)
(5GB)
6,500円 -800円

家族でムダなくパケットをシェアできるので、ご家族そろってドコモユーザーという方にはこちらをおすすめです。一回線ごとに利用できるデータ通信量を設定することもできます。

ただし、シェアはオプションとなっており、シェアパックのパケットを家族でわけあうには子回線1台ごとに月額定額料500円のシェアオプションに加入する必要があるのです。

また、パケット料をみんなで均等割して払うこともできます。

シェアパック定額料やずっとドコモ割の割引額、シェアオプション定額料などの合計額を、シェアグループ内の回線で均等割にできるので、離れて暮らしている家族の使用料を本人が支払いたいような時に便利です。

なお、ウルトラシェアパック100・ウルトラシェアパック50・ウルトラシェアパック30を契約する場合、テザリングを利用するには事前の申込みが必要となり、月額定額料1,000円が発生します。

ただし、現在キャンペーン中のため申込み・定額料とも不要ですが、キャンペーン終了時期は未定です。申し込むなら今のうちでにされるとよいでしょう。

また一人向けのプランと同様に、15年以上利用しているユーザーの方なら「ずっとドコモ割」が適用されるのです。

ドコモの利用年数に応じて自動的に割引されるので、さらにお得に利用できます。

「かけ放題」で得する人とは?

「かけ放題」は電話をよく使う人に大変お得なプランですが、具体的にどのくらい電話を使用すればお得になるのか計算してみましょう。

それぞれの通信会社の基本使用料に通話時間(20円/30秒)からおよその数値を出してみました。

auとソフトバンクにでは、それぞれau同士とソフトバンク同士の通話が無料となるのでそれも算入したところ、通話料金が2,700円以上となるひと月あたりの通話時間は次のようになりました。

  • ドコモ:49分以上
  • ソフトバンク:57分以上
  • Au:59分以上

「かけ放題」で損をする人とは?

ライトユーザーは納得できない「かけ放題」

通話が少ないユーザーが「かけ放題」を利用すると、多くの場合で損になってしまいそうです。

前の章で見たとおり、定額料金2700円は電話を掛けても掛けなくても請求されるため、これまでのFOMAプランなら基本料金の1,000円以内で収まっていたユーザーにとっては納得できないものとなっているのです。

また、機種変更でカケホーダイプランを選択しなければ月々サポートが適用されないため、新機種を諦めるユーザーもいました。

「かけ放題」よりLINE電話がお得?

最近では、「LINE電話」を使って月々の通話料をもっと少なくしている方が増えています。

「LINE電話」は基本使用料が無料でスマホアプリ「LINE」から一般電話へ通話でき、あまり電話を使わない方にとって、基本使用料が無料という点は大きなメリットですね。

しかし、音質は携帯各社のものに比べるとよくありません。また、ドコモへの発信は非通知扱いとなってしまう点もデメリットです。「LINE電話」の国内への通話料金は

  • 固定電話へなら3円/1分
  • 携帯電話へなら14円/1分

となっていて、携帯各社の40円/分に比べて断然安くなっています。

電話アプリが不安なあなたへ

「かけ放題」だと損になる通話利用が少ないユーザーであっても、電話アプリでの通話に不安を持つ方もおられます。

そんな方には「カケホーダイライト」や「docomo with(ドコモウィズ)」がおすすめです。

カケホーダイライト

カケホーダイライトの月額使用料金と通話料です。

通話が少なくデータ通信が多い方向けのプランですが、インターネットを利用するには別途spモード(月額使用料300円)の契約が必要となります。

月額基本使用料
2年定期契約あり 1,200円
2年定期契約なし 2,700円
国内通話料
ドコモ携帯電話宛 5分以内:無料
5分超過分:20円(21.6円)/30秒
他社携帯電話固定電話宛など 5分以内:無料
5分超過分:20円(21.6円)/30秒
データ通信料
パケットパック加入 データ通信利用量に合わせてパケットパックから選択
パケットパック未加入 Xi(スマホ) 0.6円/KB
SMS送信料
SMS(国内) 3円(3.24円)/回~、受信は無料
SMS(国際) 50円/回~、受信は無料

「かけ放題」に比べると、月額基本使用料は2年定期契約あり・2年定期契約なしとも1,500円割安となっています。その代わり無料でできる国内通話は5分以内です。

しかし、電話を掛けることが少ないというユーザーの方なら、この程度で充分でしょう。

docomo with

docomo withは対象機種を購入したうえで適用条件を満たせば、利用料金がずっと毎月1,500円割引となる料金プランです。

適用条件として、docomo with対象機種を購入した時点で以下の条件をすべて満たしている必要があります。

Xi(スマホ)契約
対象料金プランの契約(以下のいずれか)
  • カケホーダイプラン(スマホ/タブ)
  • カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ)
  • シンプルプラン(スマホ)
必須パケットパックの契約(以下のいずれか)
  • データSパック(小容量)
  • データMパック(標準)
  • ウルトラデータLパック
  • ウルトラデータLLパック
  • シェアパック5(小容量)/10(小容量)/15(標準)
  • ウルトラシェアパック30/50/100
  • ビジネスシェアパック5から3000
  • ウルトラビジネスシェアパック30/50/100

なお、シンプルプランを利用する場合、シェアパック・ウルトラデータパック契約が必須となります。

また、docomo withは対象機種を購入した時点で対象の契約に加入しなければ適用されません。

なお、docomo withとドコモの学割2018などの特典と重複して利用することはできません。

さらに、 docomo with対象外端末へ機種変更した場合や、契約内容の変更などで適用条件を満たさなくなった場合、および対象の回線を解約した場合には、docomo withは前月末までの適用となります。

ライトユーザーの「かけ放題」利用法

FOMAのフィーチャーフォン端末を持っているユーザーの方なら、月額2,200円を支払えばかけ放題で利用できるようになります。

また、Xiドコモケータイ(SH-01J/P-01J)を持っているユーザーの方なら、カケホーダイライト1,200円が利用できます。

電話をあまり利用しないという方でも、電話は全く不要というわけにはいきません。電話のライトユーザーであっても、「かけ放題」などの割引プランを利用するメリットはあるのです。

「かけ放題」で注意したいポイント

「かけ放題」ですべてが無料にはならない

「かけ放題」はすべての通話が無料になるというわけではありません。以下に挙げるものは無料通話対象外となっているので注意が必要です。

  • SMS(ショートメッセージサービス)
  • 国際ローミング通話料
  • 海外での発着信
  • 海外への通話
  • 衛星電話/衛星船舶電話
  • 通話ナビダイヤル(0570)やテレドーム(0180)への通話
  • 番号案内(104)
  • 188・189などの特番への通話

忘れがちなのは「SMS(ショートメッセージ)」の送信が無料にならないということで、文字数に応じて送信料金(3円~30円/回)がかかってしまいます。

海外への通話については、同じドコモ同士で相手が海外にいる場合、発信側は追加料金なしの定額でOKですが、着信側には海外ローミングの着信料が課金されてしまいます。

また相手側が海外の固定電話や他社携帯電話であったり、海外渡航先でのローミング利用であったりすれば、国や地域ごとの通話料金が掛かってくるのです。

あまりの長電話は切れることも

ドコモ「かけ放題」の規約には、長時間の通話は切断されると記載されています。

通話の発信回数制限や通話時間経過による従量課金はありません。ただし、ファミ割間無料通話と同様に、通話が連続して長時間におよぶなど、当社設備に影響をおよぼすと当社が判断した場合は、当該通話を切断することがあります。

でもご安心ください。

この場合の長時間というのは「度を超えて長い場合」だけで、例えば24時間を超えるような通話でなければ問題なく使用できるのです。

ドコモの「かけ放題」はやはりおすすめ

ドコモ料金プランの「かけ放題」はお得なのか?について、ここまで解説してきました。

すべてのキャリアと固定電話・IP電話・PHSでの通話が24時間無料になる「かけ放題」は、長電話が趣味という方や仕事などで電話は絶対に欠かせないという方の間で断然お得になるプランだと認識されています。

しかし、電話はあまり使わないというユーザーからは、かえって損になるという声もあったのです。

ところが「かけ放題」を詳しく見てゆくことで、必ずしも損になるわけではないということが分かりました。

これまで「かけ放題」に興味や関心がなかった方にこそ検討していただきたいというのが、本章の結論です。

auからドコモへ乗り換え(MNP)を考えているなら、auからドコモに乗り換えるために確認するべき手順と準備をご覧ください。

ソフトバンクからドコモへ乗り換え(MNP)を考えているなら、ソフトバンクからドコモへMNP(乗り換え)をご覧ください。

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