ドコモの携帯解約に必要なもの|手数料や委任状など事前確認事項

ドコモの携帯電話やタブレットを解約しようと思っても、解約金や手数料が不明確だったり、必要なものがわからなかったりして、つい先延ばしにしてしまうこともあるかもしれません。この記事ではドコモで契約を解約するにあたり事前に確認しておくべきことや、費用などについて詳しく紹介します。

  • 23.11.02
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  • ※本記事は23.09.27に作成された記事です。最新情報は公式ページをご確認ください。
ドコモの携帯解約に必要なもの|手数料や委任状など事前の確認事項

ドコモで契約中のスマホや携帯電話の利用頻度が少なくなったりいらなくなると、毎月の利用料金がもったいないので解約を考えますよね。

しかし携帯の解約には残金の支払いや書類が必要になる場合があります。事前に何を準備しておけばいいのか、わからない人もいるでしょう。

そこで当記事では、ドコモの解約後に支払う料金や必要なもの、解約手順までまとめて解説していきます。

もし解約するかどうかで悩んでいる人がいれば、MNP予約番号を取得する際に手に入るドコモのクーポン情報をまとめている記事もあります。

こちらもぜひチェックしてみてください。

ドコモを解約する前に確認すること3つ

解約前の事前確認

まずは実際に解約時に困ることがないよう、解約を検討した時点で事前に確認すべきことをご案内します。

ドコモを解約する前に確認すること3つ

ポイントの利用

dポイントの紹介
ポイントの利用

ドコモを解約すると、dアカウントを持っていない場合はたまっていたdポイントが失効してしまいます。

せっかく貯めたポイントなので使わないと損ですよね!dポイントが残っているかも事前に確認しましょう。

dポイントは以下の利用方法があります。

支払料金にあてる

dポイントは、毎月の料金の支払いに充当することができます。

残念ながら、解約金や分割の清算に直接利用することはできませんが月々の基本料金分に利用することができます。

キャンペーンなどで取得したdポイントは利用できませんのでご注意ください。

ケースや充電器などのドコモ用品購入に使う

ドコモショップで販売されている携帯用アクセサリーの購入などにdポイントを利用できます。

他社のスマホでもアクセサリーは共通して使える場合があるので、乗り換えや解約時に残ったポイントで購入しても問題ありません。

とはいえこれから使う予定のスマホと相性がいい(規格があっているか)かなどは必ず確認しましょう。

dポイントカードを使って、ローソンやマクドナルドで利用する

dポイントカードを利用すれば、主にローソンやマクドナルドなどの店頭でdポイントを利用することも可能です。

dポイントカードはドコモショップ店頭で無料で発行することができます。

dショッピングサイトで利用する

ドコモが運営しているdショッピングサイト(オンラインショップ)でdポイントを使ってお買い物ができます。

日用品から電化製品まで様々な商品が販売されているので必要なものがあればdポイントで購入しましょう。

品数はAmazonなどの大手と比べれば少ないですし、割高ではありますが会員登録も不要で手軽に利用ができます。

d払いに対応しているネットショッピングサイトで利用する

d払いに対応しているネットショッピングサイトでの購入にdポイントを利用することも可能です。

有名なショッピングサイトだとメルカリや無印良品、ノジマオンラインなどでも利用ができます。

詳細なポイントの利用方法は、dメニュー→ポイント→つかうで確認ができます。

dアカウントを継続してポイントを継続させる

現在ドコモの専用アカウントである「dアカウント」はドコモの契約がない人も利用ができます。

つまり解約後もdアカウントは継続して使えるということです。

解約後もdアカウントのIDやパスワードを控えておくことで、ポイント利用や残ったポイントの確認など各種サービスが利用できます。

dアカウントの確認

dアカウント
dアカウントの確認

ドコモの解約後に、dポイントをはじめドコモのサービスを継続して利用したい場合はdアカウントが必要になります。

dアカウントを発行していない方は事前に発行しておきましょう。

またdアカウントをすでにもっている方でも、事前に自分のdアカウントのIDとパスワードをしっかり確認しておきましょう。

dアカウントの発行方法

  1. Mydocomo(お客様サポート)
  2. 設定(メール等)
  3. dアカウントのID/パスワード確認・ロック解除
  4. dアカウントの発行
  5. ネットワーク暗証番号入力

dアカウントの確認方法

  1. Mydocomo(お客様サポート)
  2. 設定(メール等)
  3. dアカウントのID/パスワード確認・ロック解除
  4. dアカウントの確認
  5. ネットワーク暗証番号入力
  6. ID・パスワードが表示される

※dアカウントの発行・確認時はWi-FiをOFFにする必要があります。

SIMロック解除

SIMロック解除

こちらは必須ではありませんが、スマホ本体のSIMロック解除をしておくことで他社のSIMを今まで使っていたスマホで利用することが可能です。

なお、2021年8月27日以降に発売された機種は、SIMロックが設定されていないので解除の必要はありません

2015年5月1日から2021年8月26日までに発売された機種に関しては、SIMロック解除手続きに条件があります。

2011年から2015年4月までに発売された機種のSIMロック解除機種は、対象機種であれば特に受付の条件はありません。

ただし、webでは受付しておらず、ドコモショップ店頭(手数料3,300円)のみの受付となります。

ここでは、2015年5月1日から2021年8月26日に発売された機種のSIMロック解除手続きの条件と受付方法について詳しく紹介します。

なお2021年10月1日以降に発売された機種はガイドラインの改正によりSIMロックはかけられていません。

2015年以降に発売された機種のSIMロック解除の条件

2015年以降に発売された機種のSIMロック解除の条件
  • SIMロック解除に対応している機種であること
  • 申し込み回線で機種を購入した履歴があること
  • 購入してから100日以上経過していること
  • 解約してから100日未満であること
SIMロック解除に対応している機種であること

SIMロック解除に対応した機種であるかどうかは、ドコモホームページで確認ができます。スマホであればほとんどの機種は対応しています。

申し込み回線で機種を購入した履歴があること

ドコモでの購入履歴が必要になりますので、中古ショップ等で購入した機種は対象外になります。

購入してから100日以上経過していること

購入してから100日以上経過していればSIMロック解除できます。つまり、購入したばかりの機種はSIMロック解除できません。

ただし以前同じ番号でSIMロック解除した履歴がある場合は、解除した日からから100日以上経過していれば問題ありません。

なお機種代金の支払いが終わっている場合は、100日経過していなくてもSIMロック解除できます。

※端末購入サポートがついている場合は、解除料金が必要になります。

解約してから100日未満であること

解約してから100日未満であればSIMロック解除できます。

100日を経過してしまうと、対応機種でもSIMロック解除できなくなってしまいます。早めに手続きしましょう。

2015年以降に発売された機種のSIMロック解除の受付方法

手続き時期パソコン・スマートフォン
(My docomo)
電話ドコモショップ
解約前の手数料(税込)無料3,300円3,300円
解約後の手数料(税込)無料3,300円

ドコモショップ店頭でのSIMロック解除には3,300円の手数料がかかってしまいます。

mydocomoからであれば、手数料無料でスマホやパソコンから手続きできるので解約前に済ましておきましょう。

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ドコモの解約に費用はかからない

ドコモショップ
ドコモの解約に費用はかからない

続いて、ドコモの解約にかかる費用についてご説明していきます。

ドコモでは2021年10月1日より契約プランの解約における解約金が撤廃となりました。

つまり解約の費用はかかりません。

ただし当月まで利用していたプランの利用料や端末代金は支払う必要があるので注意が必要です。

解約金ではありませんが、解約後に払わなければならない費用についてこれから解説していきます。
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ドコモの解約後に払わなければいけない費用

公式HP
ドコモの解約後に払わなければいけない費用

ドコモで解約する手続きには費用がかかりませんが、解約後は残っている利用料金などを支払う必要があります。

ドコモの解約後に払わなければいけない費用

利用料金や分割払い残金についてこれから解説していきます。

解約するまでの利用料金

ドコモで毎月支払いしている利用料金についてですが、解約した月までの利用料金を支払わなければいけません。

滞納していたなどの場合は残っている料金もまとめて支払う必要があります。

解約月の定額料金は日割り計算になりません。月途中で解約した場合でも1ヵ月分の定額料金が発生します。

また、月々サポートなどの各種基本料金の割引は、解約した月の料金には適用されないので注意が必要です。

分割払い残金

購入した機種の分割代金が残っている場合は、分割残金の支払いが必要になります。

一括で残金を支払う場合は窓口での清算が必要です。

そのまま継続して分割払いを続けることもできます。
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番号そのまま他社に乗り換えする場合の手数料はかからない

ドコモのMNP手続きは電話が簡単!たった5分で終わらせる方法
番号そのまま他社に乗り換えする場合の手数料はかからない

ドコモから番号そのままで他社に乗り換えする場合は、MNP予約番号の発行が必要になります。

2021年3月までMNP予約番号の発行には手数料が別途2,000円(税込2,200円)かかりましたが、現在は廃止されています。

MNP予約番号を使ってのりかえた時点で自動的にドコモは解約になり、こちらからドコモへの手続きは必要ありません。

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ドコモの解約に必要なもの

ドコモの解約に必要なもの

現在ドコモでは本人からの解約手続きに加えて本人以外である代理人からの解約手続きも可能です。

本人と代理人とで解約手続きに必要なものは変わるので注意しましょう。

解約手続きはパソコンやスマートフォン、ドコモケータイ、ドコモショップ/d gardenから行えます。

過去はドコモショップに足を運ぶ必要がありましたが、現在はオンラインでの受付ができるので便利です。

契約者本人が解約手続きする場合

ドコモで本人が自ら解約をする場合に必要なものは下記となります。

契約者本人が解約手続きする場合に必要なもの
  • 利用中のドコモUIMカード/ドコモeSIMカード
  • ネットワーク暗証番号/本人確認書類

契約者本人が手続きできる場合はドコモUIMカード/ドコモeSIMカードがあれば手続きが可能です。

万が一SIMカードなどをなくした場合でもネットワーク暗証番号や本人確認書類があれば手続きを進められます。

代理人が解約手続きする場合

ドコモで本人ではなく代理人が解約手続きをする場合は下記の書類が必要です。

代理人が解約手続きする場合に必要なもの
  • 契約者の本人確認書類
  • 代理人の本人確認書類
  • 委任状

契約者の本人確認書類

契約者の本人確認書類は運転免許証やマイナンバーカード(個人番号カード)、住民票などが利用できます。

本人確認書類はコピーだと手続きできないので注意しましょう。

代理人の本人確認書類

代理人がドコモで解約をする場合は、代理人の本人確認書類も必要となります。

こちらも契約者の本人確認書類と同様に原本が必要です。

本人確認書類に不備があった場合、契約者の電話機本体(SIMカード入り)が必要となる場合があります。

電話機本体を持参できない場合は、契約者の本人確認書類に不備がないか再確認してから解約手続きをしましょう。

委任状

委任状はドコモショップでもらうかドコモホームページから印刷ができます。

委任状は契約者の直筆かつ原本が必要で、不備があると解約手続きが進められません。

委任状を記入する際に注意しておきたいポイントは以下です。

(代理の場合)委任状記入の5つの注意点
  • 契約者本人の自筆および捺印が押されてあること
  • 記入した日付の記入
  • 手続きする携帯電話番号と、委任する内容の詳細の記入(例:解約)
  • 契約者本人の名前、生年月日、住所、連絡先の記入
  • 代理人の名前、生年月日、住所、連絡先の記入

なお、上記の項目がすべて記入されていれば、指定の委任状でなくても問題ありません。

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ドコモの解約で気を付けたい4つの注意点

注意点
ドコモの解約で気を付けたい4つの注意点

ドコモで解約したあとにトラブルにならないよう、解約した後の注意点をまとめました。

ドコモを解約する予定の人は下記の事項を事前にご確認ください。

ドコモの解約で気を付けたい4つの注意点
  • 解約の手続きが完了した後は、解約の取消はできません。
  • 解約後は、ドコモのキャリアメールは使えなくなります。
  • センターに残っているメールや留守電メッセージなどのデータは破棄されます。
  • 一括請求グループやファミリー割引グループの代表番号になっている場合は、代表番号の入れ替えが必要になります。

ドコモキャリアメールで途中のやり取りがないかよく確認してから解約しましょう。解約後はキャンセルができません。

なお代表番号を入れ替える際は、新しい代表者への電話確認が必要になります。

また口座設定の引き継ぎはされないため請求書払いに切り替わってしまいます。

口座引き落としやクレジットカード払いを利用する場合は、新しい代表者支払方法の再設定をする必要があります。

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ドコモの解約(のりかえ)手続き方法

ドコモショップ
ドコモの解約(のりかえ)手続き方法

ドコモを解約する方法は大きく分けて2通りあります。

使用していた電話番号を使わなくなる場合の「解約」と、番号をそのまま他社で利用する「MNP(のりかえ)」の2通りです。

「解約」と「MNP(のりかえ)」の手続き方法についてご説明していきます。

ドコモで解約する場合

先ほどご紹介した必要なものを揃えて、ドコモオンライン手続きページにアクセスするかドコモショップに行きましょう。

なおオンライン手続きには「dアカウント」が必要になります。

ドコモショップの予約方法はこちらから確認してください。

その後は画面の案内や店員さんの案内に従って解約手続きを進めます。

MNP(他社にのりかえ)する場合

MNP(のりかえ)では、利用予定の他社で番号をそのまま利用するための手続きが必要となります。

MNP乗り換えの3ステップ
  1. ドコモでMNP予約番号を取得
  2. 他社でMNP契約
  3. ドコモの契約は自動で解約

項目にあるMNP予約番号は他社に乗り換えをする際に必要となる番号です。

MNP予約番号を取得するには以下の方法があります。

  • ドコモショップ店頭で取得
  • 電話:151または0120-800-800(受付時間9:00~20:00)で取得
  • mydocomo(ドコモオンライン手続き)から取得

MNP予約番号を取得し、新たに契約する携帯会社にMNP予約番号を伝え契約をすると、契約完了時にドコモは自動的に解約されます。

151へ電話をした際に乗り換えを防止するために、非常に高額なクーポンが発行される可能性もあります。

ドコモはこのクーポン発行の条件などを明記していないので必ず発行されるかは不明です。
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ドコモの解約を検討した時点で早めに準備することが大切

ドコモロゴ
ドコモの解約を検討した時点で早めに準備することが大切

ドコモの解約には意外にも必要なものや事前に確認すべきことが多いですよね。

とはいえ「手続きについて調べるのが面倒」と、解約を先延ばしにしていると利用料金がもったいないです。

解約時や解約後にあせることがないよう、早めに契約内容の確認や必要なものを準備しておきましょう。

ぜひこのページを参考にしていただき、できるだけ解約の手間や費用を省いてください。


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この記事を書いた人
ATOMO
某スマホ修理店での勤務経験を生かし、スマホのトラブルの対処法などを紹介していきます。 最新の機種情報を追うのも好きで、最新iPhoneのリーク情報なども時間があれば調べています。