新型iPhoneが発表されるたびに、世の中は大騒ぎとなりますが、その裏で熱い視線が注がれているものがあるのです。
それは型落ちiPhoneの値下げ。けれども、型落ちを買うことのデメリットも気になりますね。
今回は、型落ちのメリット・デメリットについて、ドコモiPhone 8の評価レビューとともに紹介しましょう。
画像引用元:iPhone 8 | iPhone | NTTドコモ
機種 | iPhone15 | iPhone15 Plus | iPhone15 Pro | iPhone15 Pro Max |
---|---|---|---|---|
本体 | ||||
価格 | 70,392円~ | 78,384円~ | 89,880円~ | 112,392円~ |
特徴 | iPhone15シリーズを コスパで選ぶならこれ | 低価格で大画面の iPhoneならこれ | ハイスペックかつ コンパクトならこれ | 大画面でサクサク 使いたいならこれ |
購入 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
ドコモ iPhone 8の評価レビュー
画像引用元:iPhone 8 | iPhone | NTTドコモ
毎年新型が発表される中、iPhone 8は今でも人気が高いモデルです。
いくら型落ちで安くなっても、スペックが低ければユーザーは離れていくはずですが、2世代前のiPhone 8は今でも充分に通用するモデルです。
iOS13をインストールできなくなったiPhone5sやiPhone 6からの機種変更には、特におすすめできます。
価格も「スマホおかえしプログラム」の対象ではないとしても、かなりお得な値段まで下がっています。
iPhone 8 端末一括価格:58,520円
今も色あせないiPhone 8の魅力
iPhone 8に寄せられた評価レビューから、iPhone 8が今なお愛され続ける理由をあげてみましょう。
ホームボタンがあるという安心感
iPhone Xで廃止になったホームボタンですが、ここでつまずいたiPhoneユーザーも少なくありません。
iPhone Xには、仮想ホームボタンと呼ばれるAssitiveTouch(アシスティブタッチ)が設けられているように、ホームボタンはあってほしい機能でしょう。
でも、iPhone 8にはホームボタンがあります。
Touch IDで指紋認証がOK
ホームボタンとともに、iPhone XではTouch IDによる指紋認証もできなくなりました。
代わりに登場した顔認証の「Face ID」は、顔の前にiPhoneを持ってきたりマスクを外したりする手間が掛かるという点が不評です。
2019年の新型iPhoneである11シリーズも顔認証のみ。そのため指紋認証OKのiPhone 8は、今では貴重なモデルとなっています。
手ごろなサイズ感
iPhoneに限らずスマートフォンは大型化しており、片手で操作したりポケットに入れたりすることができなくなっています。
コンパクトなスマホを求める声は少なくなく、「iPhone SE」の後継機を待ち望んでいるユーザーは結構おられるようです。
iPhone 8のディスプレイは4.7型で、本体の横幅は67.3mmとなっており、操作性と視覚性を両立させたちょうど良いサイズとなっています。
充分なスペック
iPhone 8は2世代前のモデルですが、以下の表からもスペックが陳腐化していないことがわかります。
ドコモ iPhone 8のスペック・機能 | |
ディスプレイ | 4.7インチ・IPSディスプレイ |
ディスプレイ解像度 | 750 x 1334px (HD+)・ アスペクト比16:9 |
ディスプレイ機能 | True-toneディスプレイ・3D Touchディスプレイ |
サイズ | 138.4×67.3×7.3mm |
重さ | 148g |
CPU | Monsoon x2 + Mistral x4 6コア・ - GHz |
GPU | Apple GPU (3コア) |
RAM | 2GB |
ROM | 64GB |
メインカメラ | 12MP・F値/1.8 |
インカメラ | 7MP ・F値/2.2 |
動画 | 最大画素数: 2160p 最大fps: 240fps |
おサイフケータイ | 対応 |
防水 | IPX 7(水深1mに30分間沈めても影響なし) |
バッテリー容量 | 1821mAh |
公式サイト | >オンラインショップへ |
ディスプレイやアウトカメラのF値やインカメラの画素数などは、iPhone Xと遜色はありません。
おサイフケータイや防水・防塵のほか、ワイヤレス充電にも対応しているので、通常の使用において不便を感じることはないでしょう。
ドコモ iPhoneの型落ちのメリットとは
画像引用元:iPhone 11 – Apple(日本)
iPhoneの値段は、新型が出るたびに高騰しています。現在最も高額なiPhone 11 Pro Max 512GBの本体価格は、18万円を超えています。
この値段はMacBookが買えてしまうほどのもので、パソコンより寿命がはるかに短いiPhoneの価格としては高すぎるといえる金額です。
あまりにも高額になったiPhoneに手が届かなくなったことから、仕方なくAndroidスマホに乗り換えたというユーザーも少なくありません。
値下げされた型落ちなら手が届きそう
新型が出るたび値上がりするiPhoneですが、朗報もあります。それは新型発表後に行われる型落ちモデルの値下げ。
たとえばiPhone11が登場した直後に、それまでの最新機種だった 2018年モデルであるiPhone XR・iPhone XS・iPhone XS Maxがいっせいに値下げされました。
以下の表はそのときの価格です(消費税8%込)。
機種 | 値下げ前の価格 | 端末購入割引適用価格 | スマホおかえしプログラム適用価格 |
iPhone XS(64GB) | 128,304円 | 110,808円 | 73,872円(3,078円×24回) |
iPhone XS(256GB) | 147,744円 | 122,472円 | 81,648円(3,402円×24回) |
iPhone XS(512GB) | 153,576円 | 122,472円 | 81,648円(3,402円×24回) |
iPhone XS Max(64GB) | 141,912円 | 122,472円 | 81,648円(3,402円×24回) |
iPhone XS Max(256GB) | 161,352円 | 134,136円 | 89,424円(3,726円×24回) |
iPhone XS Max(512GB) | 167,184円 | 134,136円 | 89,424円(3,726円×24回) |
iPhone XR(64GB) | 99,144円 | 73,872円 | 49,248円(2,052円×24回) |
iPhone XR(128GB) | 104,976円 | 81,648円 | 54,432円(2,268円×24回) |
iPhone XR(256GB) | 116,640円 | 93,312円 | 62,208円(2,592円×24回) |
「端末購入割引」の対象期間は2019年9月末までの短期間でした。
このときに「スマホおかえしプログラム」と併用していれば、ついこの間まで新型だったiPhoneXシリーズが月額2~3,000円台で購入できたのです。
型落ちでもiPhone 8のスペックは充分いける
型落ちは新型に比べると、スペックの面でどうしても見劣りしてしまうため、購入をためらってしまうという方もおられるようです。
けれども、最新モデルにはユーザーの期待を良い意味で裏切らなければならないという宿命があるため、かなりオーバースペックに仕上がっています。
実際に、最新型のiPhoneはすぐに使いこなせないというユーザーも少なくないのです。
したがって、iPhoneなら型落ちだからといってスペックが不足して使えないということはなく、快適に使用できます。
さらにiPhoneの場合、iOSのサポートは5年ほど続くので、型落ちモデルでも安心して使うことができるのです。
端末の情報が出揃っている
わからないことがあったとき、ネットで検索すればたくさんの情報を手にすることがでできることもメリットでしょう。
最新型のiPhoneでも、Appleやドコモなどの公式webページで情報が公開されていますが、実際に使ってみたレビューや、ユーザーサイドからの解説などはまだ出回っていないはずです。
これらのような生情報は、端末の発売からある程度時間が経たなければアップされることはありません。
特にトラブルやエラーなどのようなネガティブな情報に関しては、公式webページに反映されにくいものです。
反面、型落ちモデルの場合なら発売から充分に時間が経過しているため、生情報からネガティブ情報まで大量に公開されています。
端末の情報が豊富な点も、型落ちモデルのメリットでしょう。
- 何といっても価格が安い
- スペックは充分だから安心
- 端末の生情報が豊富(特にネガティブなもの)
- ドコモの利用料1,000円に付き10%還元
- 最大10万円のケータイ補償などメリットが豊富
- 1枚無料で発行できる家族カードがお得
- 全国・ハワイの空港ラウンジが無料
- マツモトキヨシなどでポイント最大4%還元
ドコモ iPhoneの型落ちのデメリットとは
先の「ドコモ iPhone の型落ちのメリットとは?」で紹介した通り、型落ち機そのものにデメリットはほぼありません。
それでもデメリットといえるものが全くないわけではないので、それらをあげてみましょう。
まずは、現在ドコモで入手できるiPhone 8以降の型落ちモデル一覧をご覧ください。
端末一括価格 | スマホおかえしプログラム適用時の価格 | |
iPhone XS Max(64GB) | 137,808円 | 91,872円(3,828 円×24回) |
iPhone XS Max(256GB) | 156,024円 | 104,016円(4,334 円×24回) |
iPhone XS Max(512gb) | 181,368円 | 120,912円(5,038 円×24回) |
iPhone XS(64GB) | 124,344円 | 対象外 |
iPhone XS(256GB) | 143,352円 | 95,568円(3,982 円×24回) |
iPhone XS(512GB) | 168,696円 | 112,464円(4,686円×24回) |
iPhone XR(64GB) | 75,240円 | 50,160円(2,090 円×24回) |
iPhone XR(128) | 106,920 円 | 71,280 円(2,970 円×24回) |
iPhone XR(256) | 118,800 円 | 79,200 円(3,300 円×24回) |
iPhone 8(64GB) | 58,520円 | 対象外 |
※いずれも税込み
欲しい機種が入手できないことも
型落ちモデルの場合、欲しいカラーや容量の端末が販売終了となっているケースがあります。
先にあげた表からも分かるように、iPhone 8は64GBのみの取り扱いです。またiPhone XS(256GB)のゴールドも販売終了となっています。
このように、欲しい機種やカラー・容量が販売終了となっていることが少なからずあるため、この点については注意が必要です。
スマホお返しプログラムの対象機種から外れてしまうかも
高いiPhoneを安く購入できるドコモの「スマホお返しプログラム」ですが、欲しい機種が対象から外れてしまっていることもあります。
先の表で見たとおり、iPhone 8 64GBや iPhone XS(64GB)は「スマホお返しプログラム」を利用できません。
スマホ代を抑えたくて型落ちモデルを検討しているのに、「スマホお返しプログラム」を使えないなら本末転倒となってしまいます。
- 欲しい機種(モデル・カラー・容量)の販売が中止になっている
- スマホお返しプログラムが利用できない
iPhoneの型落ちはなかなか陳腐化しない
画像引用元:iPhone 8またはiPhone 8 Plusを購入する – Apple(日本)
「ドコモ iPhone 8の評価レビュー|型落ちのメリット・デメリット」と題して、iPhone 8の評価レビューを取り上げながら型落ちiPhoneのメリットとデメリットを紹介しました。
iPhoneの中古機が高額で取引されていることからもわかるように、iPhoneは型落ちになってもなかなか陳腐化しません。
通常の使用であれば、2世代前のiPhone 8でも充分に対応できますが、唯一の欠点はドコモのお返しプログラムで対象外となってしまったことでしょう。
とはいえ、新品のiPhone 8が6万円以下まで値下がりしているし、手持ちのiPhoneを下取りプログラムで下取りに出せばもっと安くなります。
iPhone 8より前のモデルからの機種変更では、型落ちも検討してみられてはいかがでしょうか。