HUAWEI P30 Proはドコモの2019年夏モデルの中でも最後発の発売となるスマホ。
HUAWEIのPシリーズと言えば、他社には真似できない圧倒的なカメラ性能を備えることで有名ですが、P30はどのような仕上がりとなっているのでしょうか。
ここではHUAWEI P30 Proのスペックや発売時期などの最新情報をご紹介していきます。
HUAWEI P30 Proが気になっているという方はもちろん、カメラ性能の高いスマホに機種変更したいという方も是非参考にしてみてください。
ドコモ 2019年夏モデル情報|おすすめ新機種と発売時期まとめ画像引用元:Huawei P30 Pro Dual-SIM VOG-L29 (8GB/256GB, Black) – EXPANSYS
機種 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 |
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本体 | iPhone SE3![]() | AQUOS wish![]() | arrows We![]() | AQUOS sense6![]() |
価格 | 34,615円~ | 22,001円~ | 21,068円~ | 32,430円~ |
特徴 | コスパの良さが魅力 Apple最新スマホ | 飽きずに長く使える カジュアルスマホ | 初心者でも使いやすい シンプルなスマホ | 初心者でも使いやすい バランススマホ |
購入 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
ドコモの2019年夏モデル「HUAWEI P30 Pro」
画像引用元:HUAWEI P30 Pro HW-02L | スマートフォン | 製品 | NTTドコモ
冒頭でもご紹介した通りHUAWEI P30 Proはカメラ性能を重視して作られたPシリーズのモデルです。
Proの名が示す通り、HUAWEI P30 ProはPシリーズのフラッグシップに位置付けられています。
詳しいカメラスペックについては後述しますが、カメラ性能は他社のカメラ特化スマホと比べても頭一つ抜けるもの。
もちろん、Pシリーズのフラッグシップモデルだけあって、HUAWEI P30 Proは処理性能にも抜かりはありません。
AIによる撮影補助はもちろん、ブラウジングや動画視聴も快適に行えるでしょう。
デザインは基本的に前モデルであるHUAWEI P20 Proを踏襲したものとなっていますが、ノッチが小さくなり、左右のベゼルは更に細くなりました。
また、側面部が曲面となったために、持ちやすさも向上しており、カバー無しでもスムーズに操作することが可能です。
総合的に見て、HUAWEI P30 Proはカメラ機能を重視する方はもちろん、処理性能を求める方にもおすすめのモデルとなっています。
高額である点はネックですが、その点に目を瞑れるのならHUAWEI P30 Proは最高のカメラ特化スマホと言えるでしょう。
HUAWEI P30 Proの発売時期
ドコモでの発売時期は未定
HUAWEI P30 Proはドコモ2019年夏モデルの中でもGalaxay S10と並んで目玉と言える機種です。
しかし、現在HUAWEIはAndroidをはじめとするGoogle製ソフトウェアを使えない状態にあり、その煽りを受ける形でドコモでの発売時期も未定となってしまいました。
現在もドコモはHUAWEI P30 Pro発売へ向けて準備を進めていますが、正式な情報は未だ公開されていません。
HUAWEIがAndroidに代わるOSを開発していることもあって、発売停止となる可能性は低いですが、数日のうちに発売される、ということにはないでしょう。
現在HUAWEI P30 Proの予約は停止中
少し前までドコモではHUAWEI P30 Proの予約を受け付けていましたが、HUAWEI、Google間でのトラブルが発生して以降は予約の受付を停止しています。
前述の通り、詳しい情報はまだ発表されていないため予約が再開されるタイミングについては未定となっていますが、恐らくは発売時期が確定して以降となるでしょう。
HUAWEI P30 Proは前モデルのHUAWEI P20 Proがそうであったように人気が高く、HUAWEIファン待望のモデルです。
そのため、予約が再開された後は予約の殺到が予想されます。HUAWEI P30 Proが欲しいのなら予約の再開と同時にすぐ予約した方が良いでしょう。
HUAWEI P30 Proのスペック
画像引用元:HUAWEI P30 Pro: 10X Hybrid Zoom, Amazing Night Mode, Leica Quad Camera| HUAWEI Global
HUAWEI P30 Pro | |
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OS | Android 9.0 |
SoC | Kirin 980 |
メモリ | 6GB |
ストレージ | 128GB |
microSD | 256GBまで対応 |
バッテリー | 4,100mAh |
ディスプレイ | 6.5インチ 有機ELディスプレイ |
メインカメラ | クアッドカメラ 広角レンズ:4,000万画素 超広角レンズ:2,000万画素 望遠レンズ:800万画素 ToFカメラ |
インカメラ | 3,200万画素 |
サイズ | 縦:158mm 横:73.4mm 厚さ:8.4mm |
重さ | 192g |
実質負担額 | 48,312円(1,342円×36回) |
HUAWEI P30 Proの処理性能
画像引用元:HUAWEI P30 Pro HW-02L | スマートフォン | 製品 | NTTドコモ
クラス最高性能のSoCを搭載
フラッグシップモデルのスマホと言えばクアルコム製のSoC「Snapdragon 855」を搭載するのがお決まりとなっています。
しかし、HUAWEIはSoCを独自開発しているため、他社製品であるSnapdragon 855ではなくKirin 980を搭載。
Kirin 980はHUAWEI独自開発のSoCの中では最高のもので、処理性能は他社のハイエンドSoCにも負けません。
具体的には前モデルであるHUAWEI P20 Proに搭載されたKirin 970に比べてAIを使った時のパフォーマンスが226%に向上するなどしています。
Kirin 970搭載のHUAWEI P20 Proもかなりカメラ性能の高いスマホでしたが、SoCがアップデートされたことで、更にパワフルなAIによる撮影補助が可能となりました。
また、SoCの高性能化は通常消費電力の増大を招きますが、Kirin 980はKirin 970に比べて電力効率が182%にまで高まっています。
元々のバッテリー容量が4,100mAhと多いだけでなく、SoCも省エネ仕様となれば、HUAWEI P30 Proは抜群の電池持ちを発揮してくれるでしょう。
メモリ容量もバッチリ
スマホの処理性能のほとんどはSoCの性能とメモリ容量で決まりますが、HUAWEI P30 Proは6GBと充分なメモリ容量です。
SoCのみ高性能でメモリは3~4GBというハイエンドスマホが多い中、通常の約2倍にもなるメモリを搭載したのは英断と言えるでしょう。
これにより、複数の処理を並行して行う際の効率が高まる他、AI使用時の動作が安定します。
特にブラウジングの際はたくさんタブを開く、複数のゲームアプリを起動したままにする、という方は大容量メモリの恩恵を実感しやすいでしょう。
ストレージ容量はやや控えめ
海外製スマホ全般に言えますが、ドコモやauなどの大手キャリアはハイエンドスマホを取り扱う際、ストレージ容量が最も低いモデルのみラインナップする傾向にあります。
例外はiPhoneシリーズのスマホくらいのもので、HUAWEI P30 Proもその例に漏れず、256GB、512GBモデルの取り扱いは見送りとなってしまいました。
更にGalaxy S10などの他社製ハイエンドスマホが512GBまでのmicroSDに対応している中、HUAWEI P30 Proは256GBまでの対応となっています。
ハイスペックなカメラを備えるHUAWEI P30 Proにとって、撮影した写真を保存できるストレージの容量が少ないというのはウィークポイントとなるでしょう。
とはいえ、この問題はクラウドストレージを用いたり、PCに写真のデータを移したりすることで簡単に解決することが可能です。
単体で解決できない、というのはネックではありますが、ストレージ容量が足りないという問題が深刻化することはそうそうないでしょう。
HUAWEI P30 Proのカメラ性能
画像引用元:Huawei P30 Pro 128 GB 6.47 Inch OLED Display Smartphone: Amazon.co.uk: Electronics
4つの異なるレンズを搭載したクアッドカメラ
前モデルであるHUAWEI P20 Proはスマホ初のトリプルカメラを搭載したことで話題となりましたが、HUAWEI P30 Proではクアッドカメラとなっています。
注目すべきは広角・超広角・望遠の独立した3つのレンズを持ち、深度測定用カメラまで備えていること、そして各レンズの画素数が非常に高いことでしょう。
一般的にスマホのカメラは2,000万画素を超えると「ハイスペックカメラ」と言われますが、HUAWEI P30 Proの持つ広角カメラの画素数は4,000万画素と桁違い。
カメラ特化のスマホとは言え、これだけ画素数の高いレンズを採用したスマホはHUAWEI P30 Proがはじめてです。
また、単純に画素数が高いだけでなく、HUAWEI P30 Proが搭載するレンズはドイツの老舗カメラメーカー「Leica」との協業によって生まれた質の高いもの。
そんなHUAWEI P30 Proの持つトリプルカメラの売りは「光学5倍ズーム」と「ハイブリッド10倍ズーム」です。
光学5倍ズームとは名前の通り光学式のズーム機能で、画質をほとんど落とすことなく被写体をズームすることが可能となっています。
更にハイブリッド10倍ズームと併せて使えば、最大で50倍までのズームに対応。
流石に50倍ともなれば画質は荒くなってしまいますが、5倍~10倍程度ならズーム撮影だとは気付かないレベルで撮影することが出来ます。
AIによる補正でプロ並みの撮影も可能
画像引用元:HUAWEI P30 Pro HW-02L | スマートフォン | 製品 | NTTドコモ
スマホのカメラはモデルチェンジ毎に大きく進化しており、それはHUAWEI P30 Proも例外ではありません。
しかし、カメラが高性能・高機能になるということは扱いも難しくなるということ。
特にデュアルカメラ搭載のスマホが出現し、ポートレート機能などの特殊機能が搭載されてからは飛躍的にカメラの扱いが難しくなっています。
HUAWEI P30 Proではそんなカメラ機能の複雑化に対して「AIによる撮影補助」という形で扱いやすさを確保。
具体的にはHUAWEI P30 Proで撮影を行うと、被写体や光量をAIが認識し、自動で様々な補正を掛けてくれるのです。
補正は非常に自然なもので、被写体をより美しく撮影することが可能となります。
また、補正の効き具合は任意で調節することが可能であるため、必要無い時はOFFに出来ます。
超高性能なクアッドカメラに加え、パワフルな処理性能を最大限に活かしたAI撮影補助機能があれば、プロ並みの撮影を行うことも難しくありません。
これまでにない超高性能なインカメラ
スマホのインカメラと言えば800万画素前後が一般的で、高くとも2,000万画素を超えることはほぼありません。
そんな中、HUAWEI P30 Proは3,200万画素ものインカメラを搭載。更にシングルカメラであるにも関わらず、ポートレート機能まで備えています。
メインカメラ程ではありませんが、もちろんインカメラで撮影をしても前述のAIによる補正を掛けることが可能です。
これだけの性能があれば、より質の高い自撮りを行いたいなどのニーズにも問題なく適応することが出来ます。
- HUAWEI P30 Proのドコモでの発売時期は未定
- クラス最高性能のSoCを搭載
- 充分なメモリ容量、ストレージ容量はやや控えめ
- 4つの異なるレンズを搭載したクアッドカメラ
- AIによる補正でプロ並みの撮影も可能
- 超高性能なインカメラ
カメラ重視ならHUAWEI P30 Proで決まり!
結論から言って、現状カメラ性能特化のスマホの中でHUAWEI P30 Proを凌駕する機種は存在しません。
強力なAI撮影補助機能に、Leica監修のトリプルカメラ。スマホで本格的な撮影をしたい方にとって、HUAWEI P30 Proは最高のパートナーとなってくれるでしょう。
ただ、それだけに発売時期が未定となっているのは残念です。
発売時期や予約再開のアナウンスはドコモの公式サイトや公式Twitterなどで行われるので、HUAWEI P30 Proが欲しいという方はこまめにチェックしておくと良いでしょう。
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