ドコモのGoogle Pixel 3が壊れた時の修理依頼方法と加入すべき補償

  • 23.11.10
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  • ※本記事は21.01.17に作成された記事です。最新情報は公式ページをご確認ください。

国内で11月1日に発売されたGoogle Pixel 3は、アメリカのGoogle社が手掛けたスマートフォンです。予約開始日がiPhone XRと同じ10月19日だった事や、カメラのぼかし機能などを含めて何かとiPhoneと比較される事が多いGoogle Pixel 3。

国内ではまだまだiPhoneのシェアが高い状況が続いていますが、新たな高性能スマホとして注目を集めているのは間違いありません。ここでは、ドコモで購入したGoogle Pixel 3が壊れた時の修理依頼方法や加入すべき保障などについてご紹介しています。

既に購入した方はもちろんこれから入手する方でも役立つ情報をまとめていますので、Google Pixel 3に興味があるなら是非チェックしてみてはいかがでしょうか。

Google Pixel 3はどんなスマホ?


画像引用元:Google Pixel 3・Google Pixel 3 XL | 製品 | NTTドコモ

11月1日に発表されたGoogle Pixel 3は、インターネット関連事業などで有名なアメリカのGoogle社が手掛けるスマートフォンです。3という名称通り、2016年に発売されたGoogle Pixelシリーズの後継機として満を持して発表・発売されました。

前モデルのGoogle Pixel 2と同じく64GBと128GB の2つのモデルがあり、5.5インチディスプレイのPixel 3と6.3インチのPixel 3 XLが用意されています。

バッテリーの容量やストレージを除けばメモリ性能などは共通となっているため、サイズ感を優先出来るのも魅力的なポイントではないでしょうか。ただしドコモではGoogle Pixel 3が64GB、Google Pixel XLは128GBのみの取り扱いとなっていますので、この点だけでは注意が必要です。

 Pixel 3Pixel 3 XL
ディスプレイ5.5型有機EL6.3型有機EL
解像度1,080×2,1601,440×2,960
サイズ68.2×145,6×7.9mm76.7×158×7.9mm
重量148g184g
CPUSnapdragon 845Snapdragon 845
メモリ4GB4GB
ストレージ64GB/128GB64GB/128GB
OSAndroid 9.0Android 9.0
カメラ画素数アウト1,220万画素
イン800万画素(デュアル)
アウト1,220万画素
イン800万画素(デュアル)
バッテリー2,915mAh3,430mAh

国内版は大手キャリア2社から発売

Google Pixel 3の価格は64GBと128GBどちらも100,000円前後と高額ですが、その仕様から少し前に発売されたiPhone XRなどAppleのライバル機として位置づけられています。

iPhone XsやiPhone Xs Max、そしてiPhone XRは国内の3大キャリアであるドコモ・au・ソフトバンクから発売されました。しかし、今回Googleが発表したGoogle Pixel 3はドコモとソフトバンクは取り扱っていますが、大手キャリアでは唯一auからは発売されません。

GoogleはかつてスマホブランドとしてNexusシリーズを発表していましたが、売れ行きが思わしくなかった事から開発が打ち切られ現在のGoogle Pixelシリーズに移行したという経緯を持っています。

この経緯が影響しているかは定かではありませんが、現在のラインナップも含めてauが総合的にGoogle Pixel 3を取り扱わなくてもよいと判断したという事なのでしょう。

auユーザーとしては残念な発表ですが、今後ユーザーの要望や市場の動向次第でGoogle Pixelシリーズが取り扱われるようになるかもしれません。

SIMフリー版もある

iPhone XsやiPhone Xs Max、そしてiPhone XRなどiPhoneシリーズの国内版はドコモ・au・ソフトバンクのキャリア版の他にApple Storeから発売されるSIMフリー版がある事で知られています。

これはGoogle Pixelも同様で、ドコモとソフトバンクの他に直販サイトであるGoogleストアからSIMフリー版を購入する事が可能です。大手キャリアが値下げへと動いているとはいえ、国内では格安SIMのシェアが年々増加しています。

現在ではSIMロック解除を行う事で他キャリアの回線を借りている格安SIM(MVNO)へと移行する事も出来ますが、これから格安SIMに移行する方はSIMフリー版の方が適しているのではないでしょうか。

iPhoneシリーズと同じくキャリア版の方が若干高めとなっていますが、それぞれ限定特典がついている点は見逃せないポイントでしょう。

キャリアとSIMフリー版の価格・特典

Google Pixel 3
税込価格
ドコモ版ソフトバンク版SIMフリー版
64GB98,496円98,400円95,000円
128GB取り扱いなし108,960円107,000円
独自特典現状発表なし1年分のGoogle One利用権YouTube Music Premium 6か月無料
Google特典Google Play PointsのゴールドステータスGoogle Play PointsのゴールドステータスGoogle Play Pointsのゴールドステータス

ドコモのGoogle Pixel 3の修理依頼方法

ここからは、実際にドコモで購入したGoogle Pixel 3が壊れた時の修理依頼方法をチェックしていきましょう。

iPhoneシリーズを一度でも使った事がある方ならご存知かもしれませんが、大手キャリアで購入したiPhoneであっても基本的に故障の対応などは直営店であるApple Storeが受け付けています。

一方キャリアのAndroidスマホは国内メーカーが製造を手掛けている事がほとんどで、アフターサポートは基本的にキャリアショップの対応となります。

Google Pixel 3は「ドコモ スマートフォン」とは別ラインナップにて取り扱われていますが公式HPで修理受付可能と記載されている通り、各種サポートはドコモで対応されていますので安心です。

ドコモショップ


画像引用元:ドコモショップ | お客様サポート | NTTドコモ

現在ドコモのキャリアショップ=ドコモショップは全国に2,000店舗以上存在しており、どのような地域にお住まいでも気軽に利用する事が出来るようになっています。

購入した場所に関わらず、ドコモのGoogle Pixel 3はお近くのドコモショップに持ち込む事で修理の依頼・受付を行う事が可能です。修理の依頼は下記のような流れとなっており、3日~1週間前後の日数で完了する事が出来るでしょう。

また、ドコモの契約者には代替機の貸出が無料で行われているため、修理完了までの日数が多少長くなっても安心する事が出来ます。

修理完了品は利用したドコモショップ以外でも受け取る事が出来ますが、代替機の返送や別途300円(税抜)の料金が発生するため特段事情が無い限りは申し込んだ場所で受取るのが良いでしょう。

時間帯や日にちによって混み合う可能性がありますので、My docomoからお近くのドコモショップを予約しておくのがおススメです。

STEP内容
STEP.1故障受付
STEP.2店員が状態を確認
STEP.3故障の可能性が高い場合、お預かり
STEP.4修理完了後連絡
STEP.5受取り・料金支払い

ドコモオンラインショップ


画像引用元:サービスご利用の流れ | お客様サポート | NTTドコモ

24時間利用する事が出来るなど、多くのメリットを持っているドコモオンラインショップ。

ドコモショップで取り扱われているスマホという事で、当然Google Pixel 3の修理依頼もドコモオンラインショップで受け付けています。

オンライン修理受付サービスはWeb以外に、電話で申し込みする事が出来るのも魅力的なポイントです。修理の流れは上記画像のようになっており、最短1週間~2週間で修理完了品を受取る事が出来ます。また、申し込み者が希望した場合ドコモショップと同じように代替機を借りられます。

ケース(外装)交換や内蔵電池の交換以外で保障期間内であれば、特段料金などが必要ない事もメリットではないでしょうか。代替機を使わないという選択肢もありますので、予備のスマホを使うなど自身の状況に合わせて申し込むと良いでしょう。

電話での故障・修理受付

ドコモショップやドコモオンラインショップ以外では、電話(ドコモインフォメーションセンター)で故障・修理受付を申込む事も可能です。しかし、修理が必要と判断された場合はドコモ指定の故障取扱い窓口を指定されますが、こちらは基本的にお近くのドコモショップとなっています。

最終的に実店舗に足を運ぶ事になりますので、「故障したかどうか判断できない」という状況でまず対応してもらうのが良いのではないでしょうか。

故障の問い合わせ・修理の申込みドコモの携帯電話からの場合一般電話などから
電話番号(局番なし)113(無料)0120-800-000
受付時間24時間受付24時間受付
注意点一般電話からは利用不可一部のIP電話からは不可

家電量販店などでは対応不可

ビックカメラなどの大手家電量販店はキャリアのスマホを取り扱っており、製品のラインナップも豊富です。中でもiPhoneは正規サービスプロバイダとなっている家電量販店も多く、Appleを通しての故障・修理の受付窓口として機能しています。

しかし、Google Pixel 3はAndroidスマートフォンと同じ扱いとなっていますので、家電量販店ではアフターサポートなどの受付は行っていません。

唯一SIMフリー版のGoogle Pixel 3はスマホの修理業者であるiCrackedが正規サービスプロバイダとなっていますが、キャリア版は現状ドコモに持ち込む事でしか対応してもらえないのです。

修理価格・加入すべき保障とは?

ドコモで購入したスマホにはすべてメーカーの1年保障がついており、基本的に自然故障であれば無償で修理を行ってくれます。Google Pixel 3はまだ発売されたばかりですから、ドコモで購入したユーザーはこの1年保障を利用する事になるでしょう。

例えば、タッチパネルが動作しない・電源が急に落ちる・バッテリーの膨張などの不具合は初期不良として扱われる事が多い事例です。

一方、落下による故障や水没・純正のアクセサリーを使っていなかった場合などはユーザーに問題がある故障として取り扱われるため、1年以内であっても料金が発生する可能性があります。

しかし、有料の保障制度に加入している場合は水没や落下でも低価格で交換・修理を行ってくれるのはもちろん、自然故障なら1年経ってからでも料金が発生しない可能性があるなど多くのメリットがあります。ここでは、Google Pixel 3の修理料金や加入すべき保障などをチェックしておきましょう。

保障期間内であっても無料修理とならない例

  • ユーザーの扱い方に問題がある場合の故障・損傷など
  • 改造が原因となる故障や破損
  • ドコモ指定以外の機器及び消耗品が原因の故障
  • 水没・水漏れシールが反応している場合
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ドコモのGoogle Pixel 3修理料金

前述の通り、購入後1年以内の自然故障であればドコモのスマホは無償での修理受付となります。1年以内の自然故障であれば基本的に何回修理しても無料であるため、不具合に気づいたら早めにドコモショップやドコモオンラインショップで申込みを行いましょう。

しかし、ユーザーに問題がある場合などは保障期間内であっても高額な修理料金が発生します。

料金は故障状態やスマホの種類によっても異なるため一概には言えませんが、ドコモの公式HPではGoogle Pixel 3の故障(破損あり)の場合2,000円70,000円の費用がかかると記載されています。

料金の幅が広くなっているため実際に申し込むまで分かりませんが、例えばディスプレイの交換であれば確実に10,000円以上の費用が必要になるでしょう。また、水漏れ・全損の場合はそもそも修理受付対応外であり、新しい機種に変更するしか選択肢はありません。

どちらにせよ自然故障でない場合は高額な費用が必要するため、万が一に備えて保障への加入を検討しておく事が重要です。

ドコモで加入できる保障


画像引用元:あんしんパック | サービス・機能 | NTTドコモ

ドコモでAndroid端末向けに用意されている保障サービスは、月額500円(税抜)から利用する事が出来る「ケータイ補償サービス」です。2017年11月以降発売のdocomo withスマホは330円(税抜)で利用する事が出来ますが、Google Pixel 3は対象機種ではないため前述した価格となります。

このケータイ補償サービスに加入している事で1年以上の故障でも2,000円~3,000円で修理を行ってくれるのはもちろん、水漏れや全損でも7,500円でリフレッシュ品へと交換してもらう事が出来ます。

リフレッシュ品はドコモが回収したスマホを整備したもので、新品同様とはいきませんがしっかりと動作確認された端末です。

docomo with対象機種以外では月額200円(税抜)のあんしんセキュリティと月額400円(税抜)のあんしん遠隔サポート、それにケータイ補償サービスをまとめたあんしんパックに加入する事で380円引きの月額720円(税抜)で利用出来ます。

不要なオプションとして外してしまう方も多いあんしんパックですが、スマホの操作が不安な方はまとめて加入してみるのも良いのではないでしょうか。

購入してからの期間故障(動作不良)故障(破損あり)水漏れ・全損
・1年未満
・1年以上3年未満
・3年以上
修理0円(見込み)
交換7,500円
修理2,000円~3,000円
(見込み)
交換7,500円
修理利用不可
交換7,500円

Google Pixel 3が壊れた時にまずやる事は?

画面の落下や水没などを除くと、スマホ自体に問題がある自然故障は以前よりも少なくなってはきました。とは言え、精密機械である以上スマートフォンの自然故障が完全に無いとは言い切れません。

突然の故障でなく、「操作は出来るけど不具合がある」という状態であれば最初にやる事は修理の申込みではありません。ドコモでスマホを修理に出した場合、端末内のデータは個人情報保護の観点から完全に消去されます。

現在ではおサイフケータイを利用している方も多いと思いますが、当然これらのデータ・残高さえ例外ではないのです。データの保存や各種バックアップなどはユーザーが行うよう推奨されているため、まだ端末が動くならすぐに対応した方が良いでしょう。

最後に、端末の故障状況に合わせたデータの保存方法などを確認しておきましょう。

まだ端末が動く・操作できる場合

まだ端末が動いており、各種タッチ操作などが出来る場合は自身でバックアップなどを行いましょう。主にチェックしておきたいポイントは下記の5つとなります。

各種データのバックアップは専用のアプリを使うとスムーズですが、ドコモのキャリアメールなどは別途メールアプリから保存する必要があるので注意が必要です。

おサイフケータイの残高預入や各種アプリのデータ保存・移行手続きは個別に行っていくのが良いでしょう。SNS系アプリでは高いシェアを誇るLINEですが、移行手続きは少々面倒になっており知らないまま修理申込みを行ってアカウントの引き継ぎに時間がかかったという方も多くいます。

LINEの移行手続きはアプリ内の「アカウントを引き継ぐ」から行えますが、制限時間が設定されており36時間を過ぎると無効になってしまいます。このため、修理依頼をする際はアカウント引き継ぎではなくメールアドレスや電話番号、SMS登録が必要となります。

電話番号さえ変わっていなければ、基本的に登録したメールアドレスや電話番号でログインする事が出来るはずです。LINEはトーク履歴を保存する事も出来ますので、必要であればこちらもバックアップしておきましょう。

修理に出す前の主要確認ポイント

  1. データのバックアップ
  2. おサイフケータイの残高預入
  3. LINEの引き継ぎ情報登録
  4. アカウント/各種IDのメモ
  5. アプリ内のデータ保存

端末が動かない・操作できない場合

ディスプレイの全体破損や水没などで、お手持ちのGoogle Pixel 3が操作出来ない場合のバックアップ方法は主に3つあります。

ドコモショップに設置してある専用機器DOCOPY(ドコピー)を使えば電話帳や画像などの主要データを自身で用意したCD-RやDVD-Rに移す事が可能ですが、移せるデータは限られています。

この場合LINEの移行はLINE運営事務局への問い合わせから、おサイフケータイはドコモショップでも案内されますが各サービス会社への問い合わせを行うようにしましょう。他にはPCと接続してマウスでスマホの操作を行ったり、専門業者へデータの吸いだしだけを依頼するという方法もあります。

どの方法であっても基本的にはスマホが起動する事が前提となり、電源が点滅を繰り返したり入らない場合はそもそもデータの吸いだしが困難です。Google Pixel 3に限らず、お使いのスマートフォンのバックアップなどは定期的に行っておくのが良いのではないでしょうか。

操作出来ない場合のデータバックアップ方法

  • ドコモショップに設置してあるDOCOPY(ドコピー)を使う
  • PCに接続してマウスで操作を行う
  • 専門のデータバックアップ業者に依頼する

ドコモのGoogle Pixel 3は保障加入がおススメ

いかがだったでしょうか。今回はドコモから11月1日に発売されたばかりのGoogle Pixel 3の情報をはじめ、壊れた時の対処法や手順・加入すべき保障などをご紹介させて頂きました。

Google Pixel 3は同時期に発売された事でよく比較に上がるiPhone XRなどと同じく、高スペック・高価格のスマホとして位置づけられています。ドコモの補償・保険サービスは一定の費用がかかりますが、Google Pixel 3の価格を考えると加入しておいた方が良いのは間違いありません。

既に購入した方、そしてこれからドコモで購入を考えている方もGoogle Pixel 3を長く安心して使うために補償サービスへの加入を検討してみてはいかがでしょうか。

dカード GOLD(ゴールド)であればケータイ補償サービスが最大10万円まで使えるので安心です。


この記事を書いた人
みけねこ
契約社員・ウェブライターのWワークで活動しています。 10年以上ドコモユーザーでしたが3年ほど前に格安SIMを使い始めました。特にお得なキャンペーン情報には目がありません。「スマホはお得が一番」をモットーに、 最新機種はもちろん料金プランなどの情報をユーザーの目線からわかりやすくご紹介していきます。