ドコモdポイントの得する使い方は?使えるサービスと携帯料金

  • 23.11.10
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  • ※本記事は21.01.17に作成された記事です。最新情報は公式ページをご確認ください。

ドコモユーザーなら黙っていても貯まっていく「dポイント」ですが、使い方がよくわかっていないと有効に活用できません。dポイントの使い道は意外と多く、携帯料金だけでなくさまざまなサービスで利用できるのです。ここからは、携帯料金をはじめdポイントの賢い使い方について解説してゆきましょう。

ドコモのdポイントについて知っておこう

ドコモのdポイントの使い道について考える前に、dポイントのサービスについてよく理解していることが必要です。

この章では、dポイントについておさらいをしておきたいと思います。

ドコモのdポイントとは


dポイントは2015年12月1日から始まったドコモのポイントサービスです。それ以前にもドコモにはドコモポイントというポイントサービスがありましたが、dポイントに変わることで従来よりポイントがたくさん貯まるようになり、使い道も大幅に増えました

従来のドコモポイントの場合だと、ドコモ内のサービスに対してしかポイントを使うことができませんでしたが、dポイントに変わって以降はローソンなどでも使えるようになったことで、一気に利便性が高まったのです。

dポイントの種類は通常と期間限定・用途限定


dポイントには「通常のdポイント」と「期間と用途が限定された「期間・用途限定」dポイント」の2種類があり、それぞれに有効期限と用途が異なります。通常のdポイントの有効期限は獲得した月から起算して48か月後の月末までとなっており、dポイントが使えるほとんど全てのサービスで利用できます。

一方、期間・用途限定のdポイントでの有効期限は獲得したサービスごとにそれぞれ異なっていますが、ポイントの種類や有効期限などの詳細はdポイントクラブのWEBサイトで調べることができます。

調べ方は、dポイントクラブにアクセスしてログイン後、「dポイント合計」か「ドコモポイント」を押します。

利用可能ポイントが表示されます。

保有しているdポイントのうち、期間限定ポイントがいくらあるのか、有効期限はいつまでなのかなどを確認することができます。

dポイントカードを手に入れよう


dポイントを貯めて使うためにはdポイントサービス専用カードの「dポイントカード」を入手する必要があります。ドコモショップまたはdポイント加盟店でdポイントカードをもらったら、利用登録の手続きを行いましょう。

手元にdポイントカードを用意したら、dポイントクラブのWEBサイトにアクセスして画面右上の「登録」からdポイントカード/dカード登録のページに入ってください。

ドコモのケータイ回線でアクセスしている場合は、登録したいカードを選択後、ログイン画面で 4桁の暗証番号を入力します。ドコモのケータイ回線以外でアクセスしている場合は、登録したいカードを選択後、ログイン画面で dアカウントとパスワードを入力してください。

続いてdポイントカードの登録画面に移るので、dポイントカード裏面に記載されているポイントカード番号とセキュリティコードを入力します。その後、氏名・住所などを登録すれば完了です。

ドコモ長期契約者を優遇するdポイントクラブのおトク度と注意点

貯めるほどステージがあがる


ドコモでは、ドコモポイントの頃からドコモの利用年数と利用料金に対してポイントが貯まっていました。

dポイントでも、ドコモの利用年数と利用料金によってポイントが貯まってゆくのですが、利用年数とdポイントの獲得数に応じて判定されるステージで上位となったものを基準にして、ステージが決まります。

つまり、ポイントを貯めれば貯めるほど優遇され、ますますポイントを貯めやすくなるというわけなのです。

なお、期間・用途限定のdポイントはステージ判定対象外となるほか、ポイント移行やキャンペーンなどのような支払いが伴わないdポイント獲得の場合にも、ステージ判定対象とならないことがあるので注意が必要です。

獲得したdポイントがステージ判定対象となるかどうかは、以下のように決められています。

【判定対象となるもの】

  • 街やネットのお店で貯めたポイント(通常のポイント進呈分が対象となり、ポイントUP分はステージ判定対象外
  • ドコモの回線利用で貯めたポイント(dカード GOLD(ゴールド)特典分の進呈ポイントはステージ判定対象外
  • dカードで貯めたポイント
  • アクセサリーやオプション品の購入で貯めたポイント

【判定対象外となるもの】

  • キャンペーンで貯めたポイント
  • アンケートでためる
  • ずっとドコモ割プラス
  • ドコモ子育て応援プログラム
  • 更新ありがとうポイント
  • レシートでためる
  • 歩いてためる
  • ポイント交換でためる
  • 遊んでためる

dポイントは共有できる


支払いが別々の家族やドコモ回線を持っていない家族でも、dポイントクラブ会員であればグループメンバーとしてdポイントを共有することができます。グループの代表会員になれるのは、ドコモ携帯回線・dカード・ドコモ光のいずれかを契約している方です。

この方を代表にしてポイント共有グループを組むことで、グループメンバーのポイントを共有することができようになました。dポイントをよりたまりやすく、つかいやすくできるのがポイント共有グループサービスなのです。

なお「家族」とは代表会員と三親等以内の関係にある方を指します。三親等以内にあたるのはあなたが代表会員であれば、両親・子供・祖父母・孫・兄弟姉妹・曾祖父母・曾孫・おじ・おば・甥・姪に加え、血族である三親等の配偶者です。

dポイントはどうやって使うの?

dポイントの詳細をおさらいしたので、次は使い方についてみてゆきたいと思います。

ドコモのサービスで使う


dポイントはドコモのサービスで使うことができます。ドコモのサービスにはさまざまなものがあるのでじっくりとみてゆきましょう。

ドコモのスマホ・携帯電話の支払いに使う

スマートフォンや携帯電話機のほか、スマホアクセサリーやオプション品などのドコモ商品の支払いにdポイントを使うことができ、ドコモショップ・ドコモオンラインショップのどちらでも利用が可能です。dポイントを利用するときには頭金を含む端末価格に対して充当されます。

通常のdポイントと期間・用途限定のdポイントを合算して利用する場合、dポイント(期間・用途限定)→dポイントの順で消費されますが、この順番を変更することはできません。

故障修理代金に使う

ドコモの端末などが故障した場合は、修理代金の支払いにdポイントを利用することができます。d利用方法は、ドコモショップでポイントを利用する旨を申し出るだけでOKです。

なおdポイントが使えるのは、会員本人名義の回線契約がある端末機器(付属品含む)の故障修理代金のみとなっています。

ケータイ利用料金の支払いに使う

dポイント(期間・用途限定)ではない通常のdポイントは、ケータイ利用料金の支払いにも使えます。

利用代金からドコモ光や分割払金を除き、月々サポートなどの各種割引を差し引いた後の残金にdポイントを充当でき、ポイント共有グループを利用している場合には、ポイント共有グループ内の各会員もdポイントでの支払いが可能です。

データ量の追加につかう

スピードモードおよび1GB追加オプションでdポイントを利用でき、1GBにつき1,080ポイントで交換できます。なお、dポイント(期間・用途限定)は利用できません。また、「データ量の追加につかう」は申込み後にキャンセル・変更できないのでご注意ください。

ここまでご紹介したdポイントをドコモ商品に使うときには注意が必要です。dポイントをドコモ商品に使うための前提条件として、「ドコモの契約があること」があげられます。

つまり、ドコモを解約した後でも、マツモトキヨシなどの加盟店での利用は継続してできますが、dポイントを使ってドコモ商品を購入することはできなくなるのです。

ギフトコで使う

ギフトコとは、スマートフォンやPCのメールのほか、LINE(スマートフォンのみ)やFacebook(PCのみ)を利用して、少額のギフトを手軽に贈ることができるサービスです。

購入にはdポイント(期間・用途限定)も使用できるので、中途半端に余らせてしまったり使用期限が迫ったりしているdポイントの活用先としてもおすすめです。また、ギフトコは自分に贈って自分で使うことも可能です。

dマーケット(個別換金サービス)で使う

dマーケットでは、dショッピング・dミュージック・dfashion・dトラベル・dデリバリー・dマガジンなど多数のサービスが展開されています。これらのようなdマーケットのなかの個別換金サービス(月額課金ではないサービス)は、dポイントを使って利用することができます

商品に交換する

たまったdポイントを商品に交換することもできます。

交換可能な商品カテゴリは豊富で、グルメ・ホーム家電・キッチン用品・ファッション・美容健康・レジャーのほか、アミューズメント&テーマパークや旅行にも利用できたり、ギフトカードやスタバカードなどに交換したりもできるのです。

dポイント加盟店で使う


dポイントに加盟している街のお店やネットショップでの支払いに、dポイントの利用が可能です。dポイントは1ポイントから、1ポイント=1円として買物に利用できます。加盟しているお店はたくさんありますが、そのなかからほんの一部だけ以下でご紹介しましょう。

【街のお店】

  • マクドナルド
  • マツモトキヨシ
  • NEXCO中日本
  • タワーレコード
  • ジョーシン
  • 高島屋
  • 東急ハンズ(5店舗限定)
  • サンマルクカフェ
  • かっぱ寿司
  • 酔虎伝
  • ホテルメルパルク
  • イオンシネマ
  • オリックスレンタカー

dポイントを使うときは、お店での支払い時にdポイントカードを提示するだけでOKです。

【ネットショップ】

  • DHC
  • ドクターシーラボ
  • KALDI
  • マツモトキヨシ
  • mercari
  • 無印良品
  • PLAZA
  • ABC-MART
  • J!NS
  • nissen
  • タワーレコードオンライン
  • GAMECITY
  • JLEAGUE TICKET

使い方は簡単で、注文確定後にお支払い方法で「d払い」を選択した後、決済画面へ移動します。続いて決済の詳細を確認して利用するdポイント数を入力してください。

ここでうっかりポイント数の入力を忘れてしまうと、dケータイ払いプラス扱いではなくdケータイ払いとなってしまい、dポイントを使うことができませんのでご注意ください。

その他の使い道

iDキャッシュバック

iDキャッシュバックとは、dポイントを電子マネー「iD」のご利用代金に充当できるサービスです。dポイントクラブ会員でdカードかdカード GOLDを持っているドコモのケータイ回線契約者なら、iDキャッシュバックを使うことができます。

使い方は簡単で、iDの支払いに対応しているお店でiDカードをかざすだけで支払いが完了するという手軽さです。iDキャッシュバックはdカードのキャンペーンかdポイントを交換すれば入手できます。

なお残高と有効期限を確認するは、dカードの管理ページにログインして「iDキャッシュバック照会」のページをご覧ください。

ポイント交換

dポイントは各種ポイントへの交換や、カードチャージにも利用することができます。たとえばJALマイルやドコモのケータイ回線契約者であればPontaポイントに交換したり、スターバックスカードやドトールバリューカードへチャージしたりすることもできるのです。

dポイントの賢い使い道


ここまでひととおりdポイントについて解説しましたので、dポイントの使い道はいろいろとあることがお分かりいただけたと思います。ここからはもっと賢くdポイントを使うために、dポイント(期間・用途限定)を無駄にしない方法ついてご紹介していくことにしましょう。

有効期限が短く使い道が限定されている「dポイント(期間・用途限定)」を無駄にしてしまったという経験のある方は、結構おられます。そんな方にはあらかじめ、dポイント(期間・用途限定)の使い道を決めておくことをおすすめしたいと思います。

期間限定・用途限定のdポイントは使い勝手が悪いと思われがちですが意外とそうでもなく、以下にあげるように利用できるものは結構たくさんあるのです。

  • 街のお店
  • dマーケットの料金に充当
  • dケータイ払いプラス(ネットショップ等での買い物)
  • ギフトコ
  • ドコモ商品の購入

街のお店のなかでも、マツモトキヨシなら気軽に少額からdポイントを使うことができるのでおすすめです。また、自宅までピザやカレーなどを配達してもらえるdデリバリーでの利用も便利です。

どうしても期限内にdポイントを使えない…という切羽詰まった状況に陥ってしまった場合には、ギフトコでギフト券を購入するのがベストでしょう。

ギフト券にも有効期限がありますが、この方法を使うことでそのまま放置していたら無効になってしまうdポイントを「延命」させることができるのです。

いずれにしても、「dポイント(期間・用途限定)」の有効期限はポイントの取得方法によってそれぞれ異なるため、こまめにチェックしてうっかり流してしまわないようにしたいものです。

dポイントは賢く使って賢く貯める

dポイントのお得な使い方を多方面からご紹介しましたが、究極的にはdポイントがたくさん貯まる使い方が一番賢い使い方で、そのために活用したいのがd払いです。

d払いでポイントを二重取り


d払いはdアカウントがあれば利用できる決済サービスです。携帯料金と合算しての支払いやdアカウントに登録したクレジットカードのほか、dポイントによる支払いなどたくさんの支払方法が選択できます。

ここで登録クレジットカードをドコモのdカードにしておくと、dポイントの二重取りができるのです。つまり、d払いでの「100円につき1ポイント」に加えてdカードでの「利用金額の1%相当ポイント」の両方を一挙に貯めることができるというわけなのです。

携帯電話料金と合算しての支払いでも、ドコモの携帯電話料金の支払いをdカード払いにしておくことで、同様にポイントの二重取りが可能となります。

d払いキャンペーンでもっと貯まる


ルーティンのイベントとして「d曜日(金・土曜日)」にエントリーしてd払いを利用すると、dポイントが通常の3倍もらえます。

さらにネットと街のお店の両方でd払いを利用するか、2店舗以上のネットでのd払いを利用するとさらに2倍の合計5倍ものdポイントがもらえるのです。もっとすごいのが不定期開催の「スーパァ~チャンス」で、最大25倍のポイントがもらえます。

d払いの注意事項


d払いは期間限定・用途限定のdポイントも使えるところがメリットですが、ここでひとつ注意したいことがあります。それはdポイント払いを利用すると、ポイント利用分はポイント付与の対象外となってしまうことです。

高いポイント付与率となっているキャンペーン期間中はポイント払いの利用は控えて、dカード払いや携帯電話料金との合算払いを選択しましょう。

これでポイントを最大限有効に貯めることができ、おトクに使うことができますね。記事をご参考にdポイントを極めていただければ幸いです。

ドコモユーザーはdカード GOLD(ゴールド)で年間どのくらいポイントが貯まるか


この記事を書いた人
スマホのススメ編集部
スマホやケータイの最新情報や、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルに関する総合情報メディア「スマホのススメ」の制作を監修。スマホのレビューやドコモのお得クレジットカードdカード GOLDについても解説しています。スマホ関連の「分かりづらい内容を分かりやすく」することを目標に、誰でも簡単にお得にできるようにユーザー目線で記事を配信しています。