ドコモの2017年冬シリーズとして同年11月10日に発売した『AQUOS sense SH-01K』。発売から半年以上が経過した今(2018年6月21日現在)も根強い人気ぶりを見せており、高品質なスマホを安価で手に入れたいという客層から多くの支持を受けています。
ここでは”SH-01K”の人気の秘密を徹底解剖しつつ、皆様のご決断の決め手となるべく実際にはどのようなものであるのかを詳しくご紹介します!
機種 | Xperia 5 V | AQUOS sense8 | TORQUE G06 | Xiaomi 13T |
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本体 | ||||
価格 | 82,800円~ | 39,100円~ | 59,800円~ | 39,790円~ |
特徴 | 高性能チップ搭載 ハイエンドスマホ | コスパに優れた ミドルレンジスマホ | 小型&軽量な 高耐久スマホ | 高性能カメラ搭載 ハイエンドスマホ |
購入 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
AQUOS sense SH-01K のスペック一覧
OS | Android™ 7.1 ※Android 8.0へアップデート可能 |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 430(MSM8937) 1.4GHz(クアッドコア)+1.1GHz(クアッドコア)オクタコア |
サイズ | 約144mm×約72mm×約8.6mm |
本体重量 | 約148g |
ディスプレイ | 約5.0インチ IGZOディスプレイ1,920×1,080ドット |
内蔵メモリ | ROM 32GB/RAM 3GB |
外部メモリ | microSDXC 最大400GB対応 |
アウトカメラ | 有効画素数約1,310万画素 CMOS 裏面照射型F2.2 |
インカメラ | 有効画素数約500万画素 CMOS 裏面照射型 |
バッテリー容量 | 2,700mAh(内蔵電池) |
通信速度 | 受信時最大150Mbps / 送信時最大50Mbps |
インターフェース | USB Type-C USB2.0 High Speed |
おサイフケータイ | 〇 |
ワンセグ/フルセグ | -/- |
ハイレゾ | - |
カラー | Champagne Gold Silky White Velvet Black Flost Lavender |
AQUOS sense SH-01Kの気になるお値段
実質負担金(機種変更の場合)
月額1,269円x24回 / 総額30,456円
※正式な端末価格は契約内容によって前後しますので、公式サイトの料金シミュレーションでご確認ください。
AQUOS sense SH-01Kは9つのメリットを持つ
まずは『AQUOS sense SH-01K』を購入するメリットを皆様にお伝えします。
AQUOSならではの高機能なカメラが大きな魅力
画像引用元:Sharp公式サイト
当機種には新画質エンジンを搭載しており、露出やホワイトバランスの性能が従来機種より大幅に向上。青色は澄んだように青く、白色は純白の輝きをそのままに被写体の色を忠実に写します。
この新画質エンジンによって、見た目に近い色合いで撮影できる事が本機種のカメラ機能の大きな強みとなっています。また更に構図をカメラが自動で補正して、最適な一枚にしてくれるのも嬉しい機能です。
インテリジェントフレーミングカメラが構図を自動的に補正して、撮影した画像と構図補正した画像を自動保存してくれます。このように高機能なカメラを持つAQUOSなら写真の品質が、大きくアップする事に期待が出来るでしょう。
ベストショットは動画から切り出す方が簡単です。何故なら、動画にはさまざまなベストショットが隠れており、その一枚を切り取ってしまえばあなたにとって最高の一枚が何度もシャッターを切る事無く手に入ってしまうのです。
そしてこのスマートフォンでは、高画質動画から必要な部分だけ動画や静止画を切り出せてしまう特別な機能が備わっています。
夜間の自撮りでもしっかり明るく視線ばっちり!!
画像引用元:Sharp公式サイト
セルフィーフラッシュ & アイキャッチセルフィーで綺麗な自撮りが簡単に取れます!
インカメラでの撮影時に、フラッシュとして自動で画面が発光『セルフィーフラッシュ』してくれるため、夜間でも人物を明るく綺麗に撮影できます。またインカメラ周辺に視線を集める表示『アイキャッチセルフィー』も備わっており、撮影時についつい起こってしまう目線のズレを解消してくれます。
自撮りで何度も表情を作る必要が無くなるのは、嬉しい機能ですね。
高画質な動画は鮮明でスムーズな再生が可能に
一般的な普通画質の動画や自分で撮影した動画も、AQUOSにかかればHDR画質のように豊かな表示で再生が可能に。
これを可能にしたのが液晶テレビAQUOSの技術を注ぎ込んだ結果と言えるでしょう。液晶テレビAQUOSの技術の粋を集め、『AQUOS sense SH-01K』に投入、すると表現できる色域が大きくアップし、写真も動画も、驚くほどリアルになりました。
こちらのスマートフォンは実物に近い鮮やかな色味で動画や画像を再現出来ます。
IGZOのおかげで画面が濡れていても気にせず快適
水濡れに強いIGZOディスプレイ & タッチパネルが濡れ手のまま、レシピを見る事を許してくれます。お料理の最中や、雨降りの中でタッチパネルを操作するとうまく動かないと苛立つ事もあると思います。
ですが、このIGZOディスプレイは、ノイズが従来のディスプレイより非常に少なく設計されており、手が濡れたままでも快適に使えます。
このIGZOディスプレイなら、おたまを片手にレシピを見たり、お風呂でゆっくりとしながらお気に入りの曲を聴いたりと、スマートフォンライフをもっと有意義で快適なものにしてくれるはずです。
動作も操作も軽々と多くのアプリを同時に起動
TwitterやFacebook、instagram、そして楽しいゲームや気になる情報満載のブラウザなど、私達には立ち上げるべきアプリがいっぱいです!
このスマートフォンならアプリを多く立ち上げても重くならずにサクサク動く容量があります。RAM3GB / ROM32GBという大容量のメモリがアプリの同時起動を実現し、またシャープ独自のチューニング技術も使用されているため、データもアプリもたっぷり保存できてしまいます。
容量不足で泣く泣く思い出の動画を消す……なんてことは無いのです!
iPhoneに負けない!サクサク動くおすすめAndroidスマホ3選
「あ、電池が無い……!」が大きく減る電池性能
省エネ技術 & 2,700mAhバッテリーを搭載。省エネに優れたIGZOディスプレイと2,700mAhの大容量バッテリーで、電池切れを気にすることなく長時間の使用が可能になりました。
IGZOディスプレイが何故、従来の液晶ディスプレイより電池が長持ちするか、いまいちピンとこない方もいらっしゃると思います。
ですので当サイトではこちらについて説明させていただきたいと思います。液晶ディスプレイは静止画を見ている時、つまり静止している画面でも、物凄いスピードで表示を書換えている事をご存知でしょうか?
恐らくは知らない方がほとんどだと思います。従来の液晶は、1秒間に60回もの表示書換え動作を行っていました。ですのでブラウザにて静止画を見ているだけでも、どんどん電池が消耗していたわけですね。
ですが、IGZOディスプレイは静止画なら1秒間に1回、YouTubeなどの動画も従来の半分にまで電池の消耗の原因であった書換え動作を削減して、消費電力を抑えているというわけです。
プライバシーをしっかり守ってのぞき見を防止
画像引用元:AQUOS Watch様
正面からの見やすさはそのままに、周囲からののぞき見にも対応したディスプレイを採用。横目に見ると上の画像のようにしっかりとブロックするのであんしんです。
こちらの機能のことを『ベールビュー』と言い、正面から見るとほんの少しだけ模様が見える事もあります。ただ、これは当然ON/OFFできる機能ですのでこちらもあんしん!
横から見られる事を嫌って、自分が見にくくなってしまっては本末転倒ですからね、こちらの対策もしっかりとされています。
ただ、こちらの『ベールビュー』機能については、のぞき見防止の液晶保護シートを張る事で解決するのではないかと考える方もいると思います。ですが液晶保護シートを張ってしまうと常に画面が見えにくくなりますので、あまりおすすめできません。
その点、AQUOSのベールビューなら、必要に応じて、いつでもON/OFFを切り替えることができる大きなメリットがあります。電車やお店などで使用する場合はベールビュー機能をONにし、自宅や周囲に人がいない場合はOFFにする。こうすることでしっかりとプライバシーを守る事ができますね!
上品な質感とシンプルさは洗練された宝石のよう
画像引用元:Sharp公式サイト
『AQUOS sense SH-01K』では持ちやすさを追求し、柔らかなコーナーラウンドデザインを採用しています。特徴的なのは滑り落ちにくい側面のエッジ形状で、ユーザビリティを考慮したデザインとなっています。
また極限まで無駄をそぎ落とし、シンプルながらも完成されたデザインがこの機種の最も魅力的な部分と言っても良いでしょう。
カラーバリエーションも、Champagne Gold、Silky White、Velvet Black、Flost Lavenderと4種類が用意され、様々な客層に対応している事がAQUOSにかける思いが伝わってくるようです。
このデザインが何故、高く評価されているのかというと、このシンプルながらも機能性が抜群、一切の無駄を感じさせないフォルム、それらのもたらす高い携帯性が多くの支持を集めている要因の一つでしょう。
アップルの創業者でCEO(最高経営責任者)を務めたスティーブ・ジョブズもこう言っています。
「シンプルで合理的なものほど美しい」
誰にでも扱いやすく、必要十分な機能が備わっているこの”SH-01K”はこの言葉にぴったりとフィットします。デザインも実にシンプルでありながら独特の存在感を放ち、美しくあります。一度手に取ってみてもらえれば、このスマートフォンの良さがきっと皆様にも感じてもらえるはずです。
docomo with対象機種という大きな強みを持つ
画像引用元:ドコモ公式ページ
docomo withを簡単に説明すると、月々の利用料がなんと1,500円も引かれます!
こちらはdocomoが打ち出した新たなプランです。月々1,500円は大きいですね。購入をどうするか悩んでいる皆様の最後の一押しになるのは、やはり金額なのではないでしょうか。docomo with対象機種である”SH-01K”は他の機種にはない大きな強みを持っていると言ってもいいでしょう。
元々安い機種代金に加えて、このお得なプランもまた人気の秘密なのかもしれません。docomo withについて詳しく知りたい方は当サイトでも説明しておりますので、以下のリンクを参考にどうぞ。
docomo withは本当にお得?詳しい割引内容とメリット
SH-01Kの持つ3つのデメリットを辛口に紹介
ここまで良い事ばかり書きましたが、ここからが本題です。『AQUOS sense SH-01K』は良いところばかりを持っているわけではなく、多くのデメリットも兼ね備えています。ここからはデメリットの部分について、タイトルにもあるように辛口でお伝えします。
現行機種はおろか同時期の機種にも劣る部分有り
同時期に発売されたフラッグシップ機種に比べると様々な部分が貧弱です。これは価格がフラッグシップ機種に比べ、かなり安価になっていますので、仕方ないと言えば仕方ない部分もあります。ですが、その差があまりにも離れている事が少々問題です。
現在一般向けに発売されているハイエンドタイプの強力なスマホは、ベンチマークと言われる処理システムの性能を評価するための数値が20万を超える事がざらにあります。そして気になる”SH-01K“の数値はというと……。
4万5千といまいち振るわない数値、同時期に発売されたハイエンドモデルのGalaxy Note8は20万を超える事もしばしばあります。
このように高価な機種と比べると処理速度という性能の面で基本的には大きく劣っています。こちらは重いゲームをする人にとっては大きな痛手です。カクつくかもしれませんし、もしかするとまともに動かないなんてこともあります。
ただし、あなたが恐ろしく重いゲームを選ばなければ”SH-01K”は十分な働きをしますし、動物の森やポケモンGOといったゲームなら問題なく動きます。
もし非常に重いゲームをあなたがしたいと考えているならば、普段使いの”SH-01K”とゲーム専用機にもう一台、ハイエンド仕様のスマホを購入する事を検討すべきです。それくらいこの機種はゲームに向いているとは言えないのです。
インカメラの画質が極端に落ちてしまっている事
アウトカメラが有効画素数約1,310万画素に対して、有効画素数約500万画素というインカメラはどうしても見劣りします。またこれはフラッグシップ機種と比べてしまうと、かなり貧弱な装備となっています。
同時期に発売されたXperiaのフラッグシップモデルXperia XZ1がメインカメラ1,920万画素/サブカメラ1,320万画素ですので、やはり大きな差がついてしまっている印象です。
ただし、液晶の方はというとAQUOSの名を冠するだけあって非常に鮮明です。発売から半年以上がたった今でも、現行機種にも太刀打ち出来るほどの出来栄えを誇っています。
ハイレゾ再生が不可ワンセグ/フルセグ機能も無し
ハイレゾって何? そう思われた方に簡単に説明しますと、ハイレゾとは音楽CDのデジタル音源よりも、もっと高い音質を備えた音声データのことです。
こちらはヘビーユーザー向けの機能になりますが、のちのち「更にいい音質で聞きたい」と思っても、こちらの”SH-01K”ではその欲求は恐らく満たせないでしょう。
また近年では搭載するのが一般的だったワンセグ機能も付いておりません。搭載していないという事は当然、このスマートフォンでは地上デジタル放送は見られないという事です。世代の移り変わりがスマートフォンにも押し寄せてきて、少し悲しい気持ちになりますね。
これからの時代、TV機能はそれほど重要視されなくなるのかもしれません。ワンセグ機能とフルセグ機能の違いについてですが、凄く簡単に説明しますとワンセグよりもフルセグの方が高画質。
ただし、ワンセグは「携帯電話でTVを視聴する」事を前提に作られているため、移動しながらでも安定したデータ受信が可能。フルセグの場合は、少し移動してしまうと途端に映像が乱れる等、どちらも一長一短です。
AQUOS sense SH-01Kは使用用途がはっきりしているならおすすめ機種
ここまで”SH-01K”の詳しいスペック・機能を見てきました。これまで私達が紹介してきたdocomo with対象機種の中で、『AQUOS sense SH-01K』はヘビーユーザーや、多くのゲームをプレイする人でなければ、安定した性能といつまでも時代遅れにならない秀逸なデザインが魅力です。
また長い間、実用に耐えうる機種の一つとも言えるでしょう。一つの機種を2年以上使うという人は、docomo withの割引と合わせる事で、若干不安の残るコストパフォーマンスについても納得いくものとなるはずです。
使用用途がはっきりしている方にはおすすめの機種ではありますが、ゲームや写真を取る事をメインに使う方には残念ながら別の機種をおすすめします。スマートフォンの機種代も安く済むため、条件に合う人はこちらの『AQUOS sense SH-01K』について検討してみてはいかがでしょう。
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