フェイスブックやツイッター、インスタグラムのようなSNSはもちろんのこと、家族や友人との思い出を残すためにも欠かすことができないスマートフォンのカメラ。最新機種への機種変更を検討するユーザーにとっても重要なポイントです。
今持っているスマホのカメラに不満があるという方たちに向けて、2018年夏秋に登場する最新機種のカメラを中心に、スペックや特徴をチェックしていきます。
今回は大手キャリアのドコモの機種をピックアップしていきます。
(以下2018年8月現在までの情報です。)
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2023年ドコモ新機種・夏モデルまとめ|価格・スペック・機能を比較サムスン「Galaxy Note9」のカメラ
ペンが内蔵された大型のスマートフォンとして人気を集めているサムスンの「Galaxy Note」シリーズ。最新モデル「Galaxy Note9」のグローバル版が2018年8月24日に発売されます。
日本国内での発売は未定ですが、既に日本語の公式ページが公開されており、秋冬モデルとしての発売が予想されています。Noteシリーズの特徴であるSペンの進化に加え、Galaxy Note8から大幅にパワーアップしたカメラ性能も要チェックです。
機種名 | 背面カメラ画素数 | 正面カメラ画素数 |
---|---|---|
Galaxy Note9 | 1,200万画素 (予想) | 800万画素 (予想) |
Galaxy S9と同等のカメラ性能
Galaxy Note9は広角レンズと望遠レンズをそれぞれ採用したデュアルカメラを搭載。メインカメラには撮影環境に応じてF値2.4モードとF値1.5モードを自動で切り替えるデュアルアパチャー機能が備わっているなど、フラグシップモデルのGalaxy S9/S9+と同等の性能です。
そのため、画素数は判明していないものの、Galaxy S9/S9+と同じ1,200万画素と思われます。暗所でも高画質な写真が撮影できるハイエンドモデルらしいカメラ性能です。
ライブフォーカス機能でプロのような仕上がりの1枚
望遠レンズと広角レンズを同時に使用するライブフォーカスなら、暗闇でも鮮明な写真が撮影できます。背景ぼかしやエフェクトをかければ、SNS映えもばっちりな仕上がりの1枚に。
手ブレを極限まで抑えるデュアル光学手ブレ補正(OIS)、撮影対象に応じて最適なモードを選択する「Scene Optimizer」が搭載されており、シャッターを切るだけでベストショットを撮影可能です。
Bluetooth搭載のSペンで遠隔シャッター
画像引用元:Galaxy Note9 | スマートフォン – Galaxy Mobile Japan 公式サイト
Galaxy Note9の特徴でもあるSペンは、セルフィーの撮影でも活躍します。Sペンとスマホ間でBluetooth通信を行って、約10メートル先から遠隔で撮影可能です。
セルフィーで誰かに撮影してもらったような広角な1枚も撮れますので、友だちとの記念撮影などで重宝します。Sペン搭載のGalaxy Noteならではの撮影方法ですね。
撮影ミスを防ぐ高性能なAI
撮影の失敗を事前に検出して、アドバイスをくれる「Flaw Detection」によって、撮影ミスは限りなくゼロに近づきます。検出できるのは「まばたき・ブレ・レンズの汚れ・逆光」の4種類。大切な1枚が台無しになる失敗とはおさらばです。
1秒960フレームのスーパースローモーション動画も撮れる
Galaxy S9にも搭載されている機能ですが、1秒当たり960フレームのスーパースローモーション動画が撮影可能です。子どもやペットとのちょっとした遊びも、スーパースローなら印象深い動画になります。スポーツの撮影にも使えますし、アイデア次第で大いに活躍しそうな機能です。
2024年3月ドコモのスマホ最新おすすめランキング|iPhone・Android比較アップル「iPhone X」のカメラ
2017年11月3日に10周年記念モデルとして発売されたアップルのiPhone X。少し前の機種ではありますが、売り切れが続出した人気モデルということで、普段iPhone Xのカメラを利用している方も多いのではないでしょうか。スマートフォンのスタンダートだけあって、カメラ性能も優秀です。
機種名 | 背面カメラ画素数 | 正面カメラ画素数 |
---|---|---|
iPhone X | (広角)約1,200万画素 (望遠)約1,200万画素 |
約700万画素 |
縦並びに配置されたデュアルカメラ
ハイエンドモデルではもはや標準となったデュアルカメラ。iPhone Xも例に漏れずF値1.8の広角カメラと、F値2.4の望遠カメラの2基が搭載されています。画素数はいずれも約1,200万画素。
同じく2つのカメラが搭載されていたiPhone 7 PlusとiPhone 8 Plusが横並びに配置していたのに対し、iPhone Xでは縦並びに変更され、背面の見た目も新鮮な印象です。
背景ぼかしのポートレートモードがインカメラでも
デュアルカメラのメリットのひとつは、2つのカメラを同時に使うことで実現するポートレートモード。この機能をオンにするだけで、背景をぼかしたオシャレな1枚を手軽に撮影できます。
さらに、iPhone XはFace ID(顔認証)で使用するTrueDepthセンサーを使って、インカメラでもポートレートモードを利用可能。セルフィーの背景をポートレートモードでぼかせば、これまでとは違った印象の1枚になります。
ポートレートライティングで光の具合をコントロール
ポートレートライティングは、ポートレートモード時に人物のライティング(光の当たり具合)を調整することができる機能。「自然光、スタジオ照明、輪郭強調照明、ステージ照明、ステージ照明(モノ)」の5種類が用意されており、人物の写りを自在にコントロールできます。
デジタル処理を使用しているので、撮影後にライティングを加え、違った演出を施すことも可能です。
望遠レンズはより暗所に強いレンズに
望遠レンズを搭載したモデルは、これまでもiPhone 7 PlusやiPhone 8 Plusがありましたが、iPhone Xに搭載された望遠レンズは従来のものより暗所に強いレンズです。
iPhone 8 PlusのレンズのF値2.8に対し、iPhone XのレンズはF値2.4。カメラに馴染みのない方にはわかりづらいですが、F値は低い方がより明るいレンズになります。また、従来モデルにはなかった光学手ブレ補正が搭載されたことで、写真がブレやすい暗所でもブレずに撮影が可能です。
フラッシュ性能も進化
iPhone Xの世代からは、新たにスローシンクロ・フラッシュを搭載。この機能により、フラッシュを当てた撮影でも光のバランスが保たれ、白飛びしなくなりました。暗い場所でも自然なライティングの写真が撮影できます。
ビデオは60fpsの4K動画を撮影可能
iPhone Xの世代からは、ビデオエンコーダーの高速処理により、高画質で滑らかな60fpsの4K動画を撮影できます。
最近は気軽に4Kビデオが撮影できるGoProなどのアクションカメラが注目を集める中、一番身近にあるiPhoneで4K動画が撮れるのはありがたいですね。流石に容量を食うのが弱点ですが、アウトドア趣味との相性も抜群です。
【2024年3月】ドコモの機種変更キャンペーン19種類|お得な割引情報まとめアップル「iPhone 8」のカメラ
iPhone Xより一足先の2017年9月22日に発売されたiPhone 8。iPhone Xより一回り小さく軽量のため使いやすく、それでいてスペックはiPhone Xと共通する部分も多い機種です。
カメラ性能も、デュアルカメラでこそないものの、おおむねiPhone Xクラスで高性能。iPhone Xとの違いを中心にチェックしておきましょう。
機種名 | 背面カメラ画素数 | 正面カメラ画素数 |
---|---|---|
iPhone 8 | 約1,200万画素 | 約700万画素 |
デュアルカメラではなくシングルカメラ
iPhone 8とiPhone Xの違いは、まずはカメラの数。広角と望遠の2基のカメラを搭載していたiPhone Xに対し、iPhone 8は広角カメラ1基のみで、望遠レンズは非搭載です。とはいえ、これまででデュアルカメラを搭載しているのは、iPhone 7 Plus、iPhone 8 Plus、iPhone Xの3モデルのみ。iPhone 8の方がスタンダードなカメラ性能といえます。
日常的なスナップに使いやすい
iPhone XとiPhone 8の重さを比較するとiPhone Xの174gに対して、iPhone 8は148gと軽量。カメラ性能こそ劣るものの、iPhone 8は持ち運びやすく手軽に扱えるので、日常的なスナップ写真にはiPhone Xよりも使いやすいです。
望遠レンズやポートレートモードは魅力的ですが、レンズの明るさや画素数はiPhone 8も同等な性能を誇ります。
ビデオ撮影もiPhone Xと同等
iPhone 8でも、iPhone Xと同じく60fpsの4K動画を撮影可能です。iPhone 7は30fpsでしたので、映像の滑らかさが大幅に向上しています。iPhone 8はちょっとしたデジカメよりも質の良いビデオを撮影できるスマートフォンに進化しました。
2024年3月ドコモ機種変更クーポン6つの入手方法と注意点まとめアップル 2018年モデル「iPhone XS」のカメラ
新型iPhoneは毎年9月に発売されます。例年通りであれば、2018年は9月12日(水)に発表、21日(金)に発売される見通しです。
発売されるのは5.8インチのOLED(有機EL)ディスプレイを搭載したiPhone XS、ディスプレイをひと回り拡大した6.5インチOLEDディスプレイのiPhone XS Max、6.1インチLCD(液晶)ディスプレイを搭載した低価格モデルのiPhone の3モデルと予想されています。
2018年モデルのカメラ性能は?
iPhone XSとXS Maxは、iPhone X同様に背面にデュアルカメラを配置されているので、ポートレート撮影も可能。カメラに新たな機能が追加されるのかにも注目が集まります。iPhone 9はシングルカメラ搭載で、iPhone 8に近いモデルとなりそうです。
2019年にトリプルカメラ搭載の噂?
新型の噂が絶えないiPhoneシリーズですが、2019年には、シリーズ初となるトリプルカメラが搭載されたモデルの発売が噂されています。設計図からのリークということですが、信憑性の方は何とも言えません。
事実であれば、現行のスマートフォンでトップのカメラ性能を誇るHUAWEI P20 Proに迫る性能になると思われます。カメラ性能の評価が高いiPhoneだけに、2019年モデルにも期待したいところです。
ドコモの機種変更ベストタイミング7つ|違約金と契約縛りを解説ソニー「Xperia XZ2」のカメラ
画像引用元:Xperia XZ2 Premium Design – Official Website – Sony Mobile
2018年5月31日よりドコモから発売中のXperia XZ2。通常のXZ2の他、XZ2 CompactやXZ2 Premiumが用意されています。
カメラ性能の目玉となるのは、スマホで世界初となる「4K画質のHDR動画撮影」とソニー独自の「Motion Eye カメラ」。ソニーの高い技術力が生かされた両機能がユーザーに好評です。
機種名 | 背面カメラ画素数 | 正面カメラ画素数 |
---|---|---|
Xperia XZ2 Premium | (カラー)1,920万画素 (モノクロ)1,220万画素 |
1,320万画素 |
Xperia XZ2 | 1,920万画素 | 500万画素 |
Xperia XZ2 Compact | 1,920万画素 | 500万画素 |
Premiumにはソニー初の「デュアルレンズカメラ」搭載
デュアルカメラとは1枚の写真を撮影する際に、カメラレンズを2つ使うことで、被写体の情報をより高度に処理することができるようにする仕組みのことです。片方のカメラが明るさを、もう片方が色彩を、といった具合に役割を分担することで、暗所でもノイズの少ない鮮やかな写真が撮影できます。
Xperia XZ2シリーズでは、デュアルカメラが搭載されているのはPremiumのみですが、ドコモから2018年夏秋に登場する各社のハイエンドスマホはほとんど2つのカメラを搭載しており、中には3つ付いている強者も登場します。(後述するHuweiのP20 pro)
デュアルカメラはその他にも、望遠と広角の切り替えがすぐに出来る、ズーム時に起こる画質の低減を防ぐなど様々なメリットがあるので、カメラにこだわりのある方はデュアルカメラ搭載機種から選んでみてはいかがでしょうか。
世界初!4K画質のHDR動画撮影
画像引用元:Xperia (エクスペリア) XZ2 au SOV37 | ソニーモバイル公式サイト
4Kの画質はフルHDを上回る「3840×2160」の解像度。HDR動画(High Dynamic Range)は、通常よりも明るさやコントラストに優れた動画のフォーマットの1つです。
Xperia XZ2は、スマホとしては世界初となるその両方を備えた動画を撮影可能。旅行先での美しい風景も、楽しい思い出も、より鮮明に残してくれます。
スーパースローな動画もお手の物
XZ2シリーズでは960コマ/秒のスロー動画撮影が可能となっています。通常では早すぎる動きを、よりはっきりと撮影できるので動画の表現の幅が広がります。
AIが被写体を自動判別してくれる
日常生活に溶け込んでいるスマホのカメラは、撮影の際の被写体や状況が千差万別です。本来ならば、それらに合わせてカメラの調整をしなければなりませんが、XZ2に搭載された「プレミアムおまかせオート」機能なら、自動で調整してくれます。
風景や人物、料理などの被写体の種類で13パターン、更に被写体が固定されているか、動きがあるかなどで4パターン、これらを掛け合わせた52パターンの中から、XZ2が最適なパターンを選択します。
ちなみに、後ほど紹介するHUWEI P20 Proでは19種類となっています。数字としてはXZ2のほうが上ですが、果たして実際のところはどうなのか気になるところです。
カメラに慣れていたり、意図的に撮影状況を変えたい場合には、マニュアル(手動)の調整に切り替えることも可能となっています。
「インテリジェントアクティブモード」による手ブレ補正
XZ2の手ブレ補正は「インテリジェントアクティブモード」と呼ばれています。同じくソニー製のデジカメ「サイバーショット」にも搭載されている電子式手ブレ補正技術を使うことで、XZ2を持ちながら走った場合の手ブレにも対応できる、強力な手ブレ補正を実現しました。
デジカメレベルの手ブレ補正機能ともなれば、XZ2のクオリティの高さが更に際立ちますね。撮影状況に合わせて、手ブレ補正のON/OFFや強弱の変更が可能となっています。
先読み撮影機能でよりベストな写真を
XZ2シリーズには先読みで撮影をしてくれる機能が付いています。この機能は、被写体にカメラを向けた段階から自動で撮影開始され、実際にシャッターを押すまでの間、自動で4枚の写真をピックアップして、保存してくれるというものです。
ただし、この機能は被写体に動きがあることが前提となっているため、被写体に動きが無い場合には作動しません。
この先読みの機能があると、自分でシャッターを押したタイミングがベストショットではなかったとしても、XZ2がシャッター前に4枚の写真を撮影しているため、より自分が納得できる写真を撮影できる確率が上がります。
この機能は、被写体に動きがあり、撮影のやり直しができないシーンで特に力を発揮してくれるでしょう。もちろん、この機能が不要な場合にはオフにすることが可能です。
連続撮影もくっきりと綺麗に
XZ2の連続撮影では、カメラの焦点を自動で合わせてくれるオートフォーカス機能を高めているので、被写体の位置が刻一刻と変わる場合でも、より的確にとらえることが可能です。
また、本体側面に付いているボタンを長押しすることで、すぐに単発撮影から連続撮影に切り替えることができるので、いざというときにも安心です。
ドコモオンラインと店舗のメリット・デメリット比較|価格に違いはある?サムスン「Galaxy S9 / S9+」のカメラ
画像引用元:Galaxy S9 and S9+ | スマートフォン – Galaxy Mobile Japan 公式サイト
スマホの世界売り上げトップの座をかけて、毎年アップルのiPhoneと激しい競争を続けているサムスン社の看板機種がGalaxyシリーズ。
2018年5月にドコモより新登場したGalaxy S9/S9+は、その切磋琢磨の結果、果たしてどのくらいカメラの性能がパワーアップしているのでしょうか?早速チェックしていきましょう。
機種名 | 背面カメラ画素数 | 正面カメラ画素数 |
---|---|---|
Galaxy S9+ | 1,200万画素 | 800万画素 |
Galaxy S9 | 1,200万画素 | 800万画素 |
Galaxy S9+は「デュアルカメラ」
Xperia XZ2 Premiumと同様に、Galaxy S9+もデュアルカメラを搭載しています。(S9は未搭載)
GalaxyのSシリーズとしては初の「デュアルカメラ」となっていて、ワンタッチで光学2倍相当の望遠撮影が楽しめるのが特徴です。
F値を切り替えられて暗闇での撮影に強い
Galaxy S9/S9+はF値を自動で切換える「デュアルアパチャー」機能が付いていて、暗い風景では、より光を集めるF値1.5に、反対の場合にはF値2.4に自動で切り替わる仕組みになっています。(手動切り替えも可)
カメラに不慣れな人にとって、暗い状態での撮影は難易度が高いため、このような機能があるととても助かります。
ノイズを軽減する「マルチフレームノイズリダクション」
スマホを手で持って撮影するときには、どうしても手ブレの問題がつきまといます。その問題に対処すべくS9 / S9+では「マルチフレームノイズリダクション」と名付けられた仕組みを搭載しています。
この仕組みは、撮影した画像を瞬時に12枚合成することで、手ブレによる画質の低下を低減させるというものです。S8では8枚までの合成だったところを、S9では1.5倍の12枚合成まで進化させているとのことで、サムスンのカメラへのこだわりが垣間見えます。
スローモーション動画を撮影して、待ち受けで楽しめる
画像引用元:Galaxy S9 and S9+ | スマートフォン – Galaxy Mobile Japan 公式サイト
ソニーのXZ2と同じく、960コマ/秒のスローモーション動画撮影が可能です。
また、待ち受け画面に撮影したスローモーション動画を設定できるとのこと。自分の大好きな動物の動きをスローモーション動画にして待ち受けにしたりすると、眺める度に幸せな気分になれそうです。
動画を撮影したら楽しく編集
S9/S9+では編集した動画に音楽を付けたり、GIFアニメを作り出したりと、編集機能が充実しています。(ただし、GIF画像にはBGM挿入不可)
現在、手持ちの端末よりも表現の幅が広がって、今まで以上にSNS投稿が楽しくなりそうですね。
アバター撮影で「AR Emoji」を作る
S9/S9+はインカメラ(正面カメラ)で撮影した自分自身を、3Dのキャラクター(アバター)として描き出すことが可能となっています。撮影後に、専用の画面で髪型や服などを調整することで、オリジナルなアバターを作成できます。
また、完成したアバターを「AR Emoji」という機能でスタンプのように使うことができるので、友人や家族とのコミュニケーションがもっと楽しくなりそうです。
カメラで言語の翻訳ができる
自分の知らない他言語の翻訳は、グーグルやエキサイトを使う人が多いでしょう。精度も少しずつ上がっており、完璧ではありませんが、自分の意図した内容を相手に伝えるには十分なレベルに達しています。
そこで「S9/S9+」は、カメラで言語を撮影することで翻訳する機能を搭載しています。いちいちコピー&ペーストをして、サイトに入力する必要がなく、よりスピーディに翻訳することが可能です。
シャープ「AQUOS R2」のカメラ
画像引用元:主な特長|AQUOS R2|製品ラインアップ|AQUOS:シャープ
AQUOSは液晶画面の技術で世界的に有名なSHARP(シャープ)のスマホブランド。シャープが2017年はAndroid市場のシェア率第1位に輝いたことで、再び注目を集めているシリーズです。
そんなAQUOSシリーズの最新機種R2は、2018年6月8日にドコモより発売されました。果たしてカメラについてはどうなのでしょうか?チェックしてきましょう。
機種名 | 背面カメラ画素数 | 正面カメラ画素数 |
---|---|---|
AQUOS R2 | (静止画用)2,260万画素 (動画用)1,630万画素 |
1,630万画素 |
R2も「デュアルカメラ」を搭載
R2でも、やはりデュアルカメラを搭載しています。ドコモの2018年の夏秋以降に登場するスマホにおいてはあって当たり前という感じでしょうか。
カメラを高機能にする上で、スマホのサイズが小さいために技術的に難しくなるわけですが、「デュアルレンズカメラ」はその回避策でもあるので今後しばらくはその流れが変わることはないでしょう。
世界初!上は動画を、下は写真を
R2のデュアルカメラの特徴として、上のカメラを動画用、下のカメラを写真用として分けて使っています。この仕組みはスマホ業界で世界初とのこと。
この役割分担によって、動画撮影中に写真を撮影するということが可能となっています。「この瞬間だけは写真で撮影しておきたい!」場合でも、1台で解決します。
もちろん、動画撮影中の静止画撮影は手動でもできるのですが、AIに任せることができる「AIライブシャッター」という機能も搭載しています。
「ドラマティックワイドカメラ」でワイドに撮れる
画像引用元:主な特長|AQUOS R2|製品ラインアップ|AQUOS:シャープ
R2のカメラは「ドラマティックワイドカメラ」と呼ばれており、これは135°という超広角撮影ができることから名付けられたものです。
この角度が広くなる程、一度にとらえられる撮影範囲が広くなります。ただし、手ブレ補正時に多少角度が狭まる可能性があるので注意が必要です。
自撮りも背景がしっかり入る広角90°で
インカメラ(正面カメラ)での撮影は、背景があまり入らないため、使い辛いと感じる人も多いでしょう。ただ、インカメラの場合は、やはりディスプレイを見ながら撮影できるため、構図にこだわりながら撮影できるというメリットがあります。
R2では、インカメラが広角90°となっているため、より背景をしっかりと収めることができます。特に複数人の記念撮影で、ややアップで撮影したい場合には力を発揮してくれるでしょう。
AIが自動でシーンを識別して美しい写真に
その他のスマホと同じようにR2にもAIによる撮影シーンの自動識別機能が付いています。R2の中に9種類のシーンが登録されており、AIが撮影シーンを分析して、それらの中から最適なものを適用させます。
「あとからキャプチャー」でSNSをもっと楽しく
「あとからキャプチャー」は撮影した動画を前後5秒間切り出して、ショートムービーとして保存ができる機能です。(画僧としての保存も可)
最近のフェイスブックやツイッターでは動画の投稿もさかんになってきているので、これから動画にもチャレンジしていきたいという人におすすめの機能となっています。
HUAWEI「P20 Pro」のカメラ
画像引用元:HUAWEI P20 Pro スマートフォン | 携帯電話 | HUAWEI Japan
ファーウェイ(Huewi)は中国に本社を構える通信機器メーカーです。スマホだけの売り上げ規模で見ると世界で第3位、中国国内ではトップとなっています。
P20 Proはドコモからの独占販売で、2018年6月15日に発売されました。iPhoneやGalaxyと同様にハイエンド端末に位置付けられ、価格帯はiPhone Xに匹敵するものとなっています。
果たして価格に見合ったカメラが搭載されているのでしょうか?チェックしていきましょう。
機種名 | 背面カメラ画素数 | 正面カメラ画素数 |
---|---|---|
P20 Pro | (光学3倍ズーム)800万画素 (カラー)4,000万画素 (モノクロ)2,000万画素 |
2,400万画素 |
カメラが3つ「Leica Triple Camera」
画像引用元:HUAWEI P20 Pro スマートフォン | 携帯電話 | HUAWEI Japan
ドコモより2018年夏秋に登場予定の最新スマホは、カメラを2つ搭載して機能をパワーアップさせるデュアルカメラ』が主流になりつつありますが、P20 Proはその上をいく、スマホとしては世界初となる3つのカメラを搭載しています。
その名も「Leica Triple Camera(ライカトリプルカメラ)」。ドイツの世界的カメラメーカー、ライカのレンズを使用しています。
世界的に有名なカメラ比較サイトで過去最高スコアを更新
P20 Proのカメラは世界的に有名なスマホカメラの分析サイト「DxOMark」のお墨付きで、過去最高の数値をたたき出しています。
デジタルカメラの性能を試験・スコア化しているウェブサイト「DxOMark」のスマートフォン部門では、P20が102点(写真107点・動画94点)、P20 Proが109点(写真114点・動画98点)で、業界の過去最高スコアを更新した。
上記のような権威があり、かつ客観的に明確な根拠があると、カメラに馴染みがない人にとっては購入時に大きな後押しになるでしょう。
3Dモデリングで人物撮影に強い
最新のスマホを検討しているとき、インスタグラムやフェイスブックのようなSNSをたくさん使う人では、「人物の写真がいかに綺麗に撮れるか?」を重視する人が多いでしょう。
P20 Proでは被写体の顔を一度3Dで解析を行うことで、より美しい人物の撮影ができるとのこと。実機を試用する機会があれば、現在自分の手持ちのカメラと比べてどのくらいの差があるのか試してみたくなりますね。
5倍ハイブリッドズームで遠くの撮影も美しく
P20 Proでは5倍ハイブリットズームが可能となっているので、遠くの被写体をより美しく撮影することができます。
P20 Proでもスローモーション動画撮影可能
Xperia XZ2やGALAXY 9/9+にも搭載されている960コマ/秒のスローモーション動画撮影が、P20 Proでも可能となっています。
この960コマ/秒というのが、ドコモから2018年夏秋発売するスマホにおいては限界というところなのでしょうか?この点でもスマホ業界の熾烈な競争が始まりそうです。
AIの色彩調整と水平調整に自信あり
画像引用元:HUAWEI P20 Pro スマートフォン | 携帯電話 | HUAWEI Japan
どうせ撮影するならと「もっと美味しそうな料理の写真を撮影したい!」、「もっと感動的な風景の写真を撮影したい!」という気持ちは誰しも変わらないでしょう。
そこで各社のスマホはAIによって画像の調整を行っているわけですが、P20 Proにも同様に備わっている機能です。
P20 Proでは、カメラレンズにLeicaを使用していますが、色彩調整のAIにおいてもLeicaと共同で開発しているとのこと。また、撮影時には、カメラが被写体に対して水平かどうかが重要視される場合がありますが、そのアシスト機能も付いています。
AIがシーンに合わせて最適にしてくれる
P20 Proにも自動で被写体やシーンを判別して、最適な設定にしてくれる機能が搭載されています。カメラの手動調整は非常に難しく、手間もかかるので、カメラに慣れていない人にとっては嬉しい機能です。
P20 ProではAIによる自動判別を、予め用意している19種類の中から設定するようになっていますが、特徴は犬や猫、花などピンポイントな設定が多く用意されています。
(関連)https://sumaho-susume.com/inuneko-satuei
最新スマホへの機種変更を検討する際には、端末の得意不得意を見極めるため、自分が良く撮影する被写体で試し撮りすることが大切です。
(関連)https://sumaho-susume.com/1804huaweip20pro_review
ハイエンドは一眼レフカメラを喰うのか?
SNS全盛の現代、スマホユーザーのカメラへの関心が強いこともあって、各社による熾烈なカメラ競争はまだまだ続きそうです。
改めて比較してみると、スマホ業界の先頭集団であるアップルやサムスンは、「デジタルカメラを追い越してやろう!」という意気込みがありありと見えます。この調子で行くと、一眼レフカメラを趣味で楽しむ程度のライトユーザーは難なく取り込むでしょう。
一方、日本でもじわじわと認知されてきているファーウェイが発売したP20 Proは、先んじてトリプルカメラを搭載するなど未来を先取りするかのような高スペック。スマホのカメラと言えばファーウェイという立ち位置を築くことができるのか要注目です。
最新のスマホで最新のカメラをゲットしたら、ぜひインスタ映えのする注目スポットで思う存分写真を撮ってくださいね!