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シニア向け携帯電話の歴史は古く、ガラケー時代は「らくらくホン」が人気を博すなど一般的な携帯電話には及ばないながら一定数のニーズが常に存在していました。

今回ご紹介する『らくらくスマートフォン me F-01L』はそんなシニア向け携帯電話の流れを引き継ぐスマホで、従来通りシニアの方が使うことを想定して開発されています。

しかし、いくらシニア向けに作られたからといって、必ずしもシニアの方が使いやすい仕様になっているとは限りません。そこで、このページでは『らくらくスマートフォン me F-01L』が本当に使いやすいスマホなのか辛口にレビューしていきます。

シニア向けケータイはどれも一緒ってホント?


スペックを追求しないシニア向けケータイはどれも似たようなものだ」という意見を聞いたことがある方は少なくないでしょう。確かにハイスペック化が進むスマホ業界においてらくらくスマートフォンを始めとするシニア向けケータイは特殊な位置にあります。

とは言え、シニア向けケータイのすべてが同じようなものかと言われればそうではありません。例えばシニア向けケータイと呼ばれる機種でも最低限の機能しかついていないものもあれば、シニアに嬉しい機能を満載したものもあります。

つまり、シニア向けケータイというカテゴリーに分類されているスマホでも使い勝手や機能、スペックはそれぞれであるため、実際の使用者が使いやすいと感じるものを選ばなければならないのです。

シニアに配慮して作られた『F-01L』

らくらくスマートフォン me F-01L』は数あるシニア向けスマホの中でも多機能な部類に入ります。電話と簡単なメール機能のみを備えたシニア向けスマホが多い中、F-01Lは少々異質な存在と言えるでしょう。

シニア向けのスマホが多機能と聞くと使い勝手が悪いように感じられるかもしれませんが、F-01Lは認識しやすいインターフェイスに機能名を読むだけでどのようなことが出来るのか分かるよう工夫がなされているなど、シニアに配慮した作りになっています。

欠点があるとすれば、これまで携帯を一切持ったことが無い方にとっては慣れるまでに少々時間が掛かるかもしれないという点でしょう。

いくらシニアに配慮されているとはいえF-01Lはスマートフォンに分類される機器であるため、買ってすぐにすべての機能を使いこなすことが出来るほどの手軽さはありません

そのため、基本的には家族の誰かがF-01Lの使用者をサポートできるような体制を整えて運用するのがおすすめです。これまでに携帯電話を使ったことがある方がF-01Lを持つのであれば問題なく使用することが出来るでしょう。

らくらくスマートフォン me F-01Lのスペック


画像引用元:らくらくスマートフォン me(F-01L) | らくらくスマートフォン | 製品 | NTTドコモ
F-01Lはどのようなスペックをしているのでしょうか。いくらマシンパワーを追求しないシニア向けのスマホだからといって一切スペックを気にしないわけにはいきません。F-01Lのスペックを見てみましょう。

 F-01L
CPUSnapdragon 450
メモリ3GB
ストレージ32GB
ディスプレイ4.7インチ有機ELディスプレイ
バッテリー2110mAh
フロントカメラ500万画素
バックカメラ1310万画素
サイズ縦:143mm
横:70mm
厚さ:9.3mm
重さ143g

搭載するSoC『Snapdragon 450』は高い性能を持つSoCを多数開発していることで有名なクアルコム製のものとなっています。位置付けとしてはクアルコム製SoCの中でもミドルクラスに位置し、性能的には充分なものと言えるでしょう。

またメモリが3GBあるのも嬉しいポイントです。F-01Lは機能の充実を図ったスマホであるため、メモリ数が多ければ多いほど複数の機能を安定して動かすことが出来ます。

特にシニアの方の中には一度使った機能やアプリをそのまま待機状態にしておく方も少なくないため、メモリ数が多いのは大きなメリットと言えるでしょう。

一方でストレージ容量は32GBと控えめです。昨今のスマホは大抵64GB以上の容量を確保していますから、この点はF-01Lの欠点と言えるでしょう。とは言え、アプリを大量にインストールしたり、写真をたくさん撮ったりしない限りストレージ不足に陥ることはありません。

バッテリーが2110mAhと控えめなのも気になる点です。そもそもシニア向けスマホには「行方が分からなくなった時の緊急連絡手段」としての側面があるにも関わらずバッテリーが少ないというのは懸念要素となり得るでしょう。

サイズは大型化が進む最近のスマホにしては控えめですが、有機ELディスプレイを搭載し見やすさを確保するなど、シニアには嬉しい仕様となっています。小型であるため重さが気にならないという点も見逃せません。

カメラ性能もバックカメラが1310万画素、フロントカメラが500万画素と必要充分です。旅先でのちょっとした撮影くらいであれば余裕を持って行えるでしょう。

出先でスマホの機能をフルに活用し、日中ブラウジングやアプリを楽しみたいという方が使うのであれば、バッテリー容量の少ないF-01Lはあまりおすすめとは言えません。

しかし、外出先ではあまりスマホを使わないという方や、電話やメール、F-01L独自の便利機能をメインにスマホを使いたいという方が使うのであればF-01Lは有力な選択肢のひとつとなるでしょう。

らくらくスマートフォン me F-01Lの機能


画像引用元:らくらくスマートフォン me F-01L – FMWORLD.NET(個人) : 富士通
ガラケー時代のらくらくホンはシニア向けを謳いながらも内実は「簡素化した携帯電話」と言うべきもので、特別シニアに優しい仕様の携帯電話とは言えませんでした。

一方でF-01Lはシニア向けの機能を多数備え、通常のスマホとはまったく別の進化を遂げています。具体的にはどのような機能が搭載されているのでしょうか。F-01Lのシニア向け機能を見ていきましょう。

シニア向けとして高い完成度を誇るカメラ機能


スペックの項でも少し触れましたが、F-01Lはシニア向けスマホとしては珍しくハイスペックなカメラを備えています。シニア向けスマホに搭載されるカメラと言えば性能の低いものが多かったため、スペック表を見て疑問に思った方も少なくないでしょう。

これにはF-01Lに搭載されたカメラ機能が深く関係しています。というのも、F-01Lには顔認識自動ズーム機能や、手ブレ補正などのAIカメラ機能が搭載されているのです。

そして、それらの機能を低性能なカメラでフル活用することは出来ないため、高性能なカメラが搭載されることとなりました。

スマホで写真をよく撮る方にとって高性能なカメラを搭載していることはそれだけで充分なメリットを持ちますが、F-01Lにはシニアの方が撮影する被写体の中で最も人気のあるに関する面白い機能が備えられています。

それは「撮影しただけで花の名前がわかる」という機能です。シニアの方にとって綺麗な花を撮影することは出来ても、形や色を元にネットで検索をすることは困難でしょう。しかし、この機能があれば難しい検索機能を使うことなく撮影した花の名前が瞬時に分かります

この点からもF-01Lが単なる簡素化されたスマホではなく、シニア向けのスマホとして独自進化を遂げていることが見て取れるでしょう。

水洗いに対応した高い耐水性

シニアの方のスマホトラブルでよくあるのが「水濡れ」です。炊事や洗濯の際にうっかり水に落としてしまったり、コップを倒してしまった際に飲み物がスマホに掛かってしまったりと、日常生活の中に水濡れのリスクは常に潜んでいます。

F-01Lではそんな水濡れトラブルによる故障を防ぐために高い耐水性が付与されました。耐水性を持つスマホは一般的なスマホでも珍しくありませんが、F-01Lはハンドソープで丸洗いしても問題ない程の耐水性を備えています。

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