d払い/ドコモ払いの支払方法をよく見てみると、中に「電話料金合算払い」というものがあります。
電話料金合算払いとは名前の通り、d払い/ドコモ払いの利用代金を電話料金と合わせて支払う方法です。
利用できるのはドコモ回線ユーザーのみですが、基本的には誰でも利用できる簡単な決済方法です。
今回はd払い/ドコモ払いの電話料金合算払いの概要や条件、さらにメリットや設定方法についても解説します。
またd払いについて詳しく知りたい方は、d払いの基本情報とメリット・デメリットも併せてご覧ください!
- d払い/ドコモ払いの利用代金を電話料金と合わせて支払う方法
- ドコモ回線ユーザーのみ利用できる
- 設定をする必要がなく、すぐに利用可能
- お得感はdカード/クレジットカード払いの方が高い
d払い/ドコモ払いの電話料金合算払いとは
画像引用元:知ってる!? d払いとドコモ払いの特徴 | おしえて! d払い
d払い/ドコモ払いの支払い方法の中には、「電話料金合算払い」というものがあります。
電話料金合算払いという名前から何となく想像はつくかもしれませんが、実際にはどのような支払い方法なのか気になりますよね。
この章ではd払い/ドコモ払いの電話料金合算払いについて、詳しく解説します。
d払い/ドコモ払いの電話料金合算払いって何?
電話料金合算払いとは、オンラインショップなどで利用した料金と携帯の利用料金を合わせて支払うことができる決済方法です。
携帯の利用料金と合算できる料金は、以下の通りです。
- ドコモ払い
①ドコモ払い対応のオンラインショップでの購入代金
②ゲームに課金した代金 - d払い
①d払い対応のオンラインショップでの購入代金
②d払い対応の街のお店での購入代金
③ゲームに課金した代金
ドコモ払いはオンラインショップのみ、d払いは街のお店でも利用できるのが特徴です。
電話料金合算払いをすることで、携帯の利用料金と買い物の代金などを1つにまとめて支払うことができます。
電話料金合算払いの条件
電話料金合算払いの条件は以下のとおりです。
項目 | 内容 |
---|---|
利用対象者 | ドコモの回線契約をお持ちの方(個人名義/法人名義) |
契約種別 | FOMA/Xi(クロッシィ) |
ISP契約 | spモード、またはiモードのどちらかの契約が必要 (利用サイトの提供形態により異なる) |
支払い方法 | 携帯電話料金の支払い方法にかかわらず利用可能 |
1回の購入可能金額 | 1円~利用限度額 |
利用限度額 | 1契約回線ごと 1ヶ月の設定あり |
請求方法 | 月々の携帯電話料金に合算して請求 |
法人名義の方は、初期設定で「電話料金合算払い」が利用拒否になっているため、別途申し込みが必要です。
また、申し込んだとしてもd払いアプリは街のお店で利用できないので注意が必要です。
個人名義の方であれば、条件を満たしている場合がほとんどなので、誰でも気軽に利用できる支払い方法と言えます。
電話料金合算払いのメリット
電話料金合算払いのメリットは、以下の通りです。
- 特に設定する必要なくすぐに利用できる
- 支払いを1つにまとめることができる
ドコモ払いの場合、電話料金合算払いとドコモ口座残高充当という2つの支払方法しか選べません。
必然的に、ドコモ口座を利用していない人が選択するケースが多いです。
d払いの場合は、dアプリをインストールすればそのまま電話料金合算払いが利用できるようになります。
複雑な設定をすることなく利用できるというメリットがあります。
電話料金合算払いがおすすめな人
電話料金合算払いがおすすめな人は、以下の通りです。
- わずらわしい設定をしたくない人
- 頻繁にチャージするのが面倒な人
- 未成年のドコモユーザー
- クレジットカード、ドコモ口座を持っていない人
電話料金合算払いはdカード/クレジットカード払いのようにカード情報などを設定する必要がありません。
そのため、いろいろと設定するのが面倒な人、設定方法がよくわからない人には便利です。
上限金額までなら、チャージする手間なく利用できるというのも強みです。
また、未成年のドコモユーザーがゲームで利用した料金を、保護者が携帯料金と一緒に支払いたいときにもおすすめです。
クレジットカード、ドコモ口座を持っていない人も電話料金合算払いが向いているでしょう。
電話料金合算払いの限度額
ここで、注意しておかなければならないことがあります。
それは、電話料金合算払い限度額があるということです。
年齢や契約期間に応じて利用限度額が異なりますので、しっかりチェックしておきましょう。
年齢 | 契約期間 | 設定可能利用限度額 |
---|---|---|
~19歳 | - | 10,000円/月 |
20歳以上 | 1~3ヶ月目 | 10,000円/月 |
4~24ヶ月目 | 30,000円/月 | |
25ヶ月目以降 | 50,000円/月 80,000円/月 100,000円/月 |
まず、19歳未満の方は、契約期間に関係なく月10,000円という限度額に設定されています。
20歳以上の方は、契約期間に応じて毎月の限度額がアップしていきます。
利用限度額が変わる場合は、ドコモからメッセージRまたはspモードで連絡がくるようになっています。
電話料金合算払いの限度額設定・変更方法
利用限度額は、0円~1,000円単位で設定・変更することが可能です。
未成年の方は上限が月10,000円に設定されていますが、利用させたくないという方は0円に変更することができます。
- dメニューを開く
- My docomo(お客様サポート)を開く
- [料金]をタップ
- 決済サービスご利用明細を[確認する]をタップ
- 電話料金合算払いの[限度額設定変更]をタップ
この手順で、設定・変更ができます。
またマイメニュー、d払いアプリからも設定・変更ができますので、詳しくはこちらから確認してみてください。
d払い/ドコモ払いとは
画像引用元:知ってる!? d払いとドコモ払いの特徴 | おしえて! d払い
ここまで電話料金合算払いについて解説しましたが、ここでd払いとドコモ払いの違いについて確認しておきましょう。
d払いとドコモ払いは似たようなサービスですが、詳しく見てみると内容が異なるのです。
ここでは、d払いとドコモ払いの違いや特徴についてご紹介します。
d払い/ドコモ払いの違い
まずはd払い/ドコモ払いの違いについて見ていきましょう。
- ドコモ払い
①ドコモユーザーのみ利用できる支払い方法
①オンラインショップやゲーム課金などのオンライン決済限定
②アプリをインストールするなど特別な設定が不要 - d払い
①QRコード決済サービスの1つ
②dアカウントを持っていればドコモユーザー以外も使える
③オンラインショップと街のお店の両方で利用可能
d払い/ドコモ払いの主な違いは、上記の通りです。
ドコモ払いはドコモユーザー限定、d払いはドコモユーザー以外も利用可能というのが大きな違いです。
ただしすでに解説した通り、電話料金合算払いはドコモユーザのみ利用可能ですので注意しましょう。
またd払いの場合は街のお店でも利用できるので使える幅が広く、dポイントを使う・貯めることができる点もメリットです。
d払いとドコモ払いの違いを表にまとめました。
項目 | d払い | ドコモ払い |
---|---|---|
初期設定 | 必要 | 不要 |
利用できる人 | 誰でも | ドコモユーザーのみ |
利用できる場所 | 対象ネットショップ 対象店舗 | 対象ネットショップ |
dポイント | 貯まる・使える | キャンペーン時のみ貯められる |
支払方法 | 電話料金合算 クレジットカード | 電話料金合算 ドコモ口座 |
d払い/ドコモ払いの支払方法
d払いとドコモ払いで選択できる支払い方法を見てみましょう。
サービス名 | 支払方法 |
---|---|
d払い | 電話料金合算払い dカード/クレジットカード払い dポイント充当 ドコモ口座残高充当 |
ドコモ払い | 電話料金合算払い ドコモ口座残高充当 |
d払いでは、電話料金合算払いのほか、dカード/クレジットカード払い、dポイント充当、ドコモ口座残高充当が選べます。
ドコモ払いでは、電話料金合算払いと、ドコモ口座残高充当のみです。
d払いのその他の支払い方法
電話料金合算払いは、買い物やゲーム課金の料金と携帯料金を合わせて支払うことができる方法です。
d払いでは、ほかにもdカード/クレジットカード払い、dポイント充当、ドコモ口座残高充当が選択できます。
また、iD払いというものもあるので、違いについてわかりやすく解説します。
dカード/クレジットカード払い
d払いの中には電話料金合算払いのほかに、「dカード/クレジットカード払い」という支払方法があります。
dカード/クレジットカード払いというのは、d払いのアプリにdカード/クレジットカードを設定して支払う方法です。
dカード/クレジットカード払いなら、dポイントだけでなく、クレジットカード会社のポイントも貯まるのでお得です。
dポイント充当
dポイント充当というのは、貯まったdポイントを支払いに利用する方法です。
普段の買い物、ゲームで使った料金、携帯料金の支払いで貯まったdポイントを、毎月の支払いに充てることができます。
ドコモ口座残高充当
ドコモ口座残高充当とは、ドコモ口座残高から料金を支払う方法です。
クレジットカードを持っていない方、何らかの理由で使いたくない方には向いていますが、あまりメリットはありません。
d払いとiD払いの違い
d払いとiD払いは、どちらもドコモが提供しているスマホ決済サービスです。
名前も似ているため混同しがちですが、似て非なるものなので覚えておきましょう。
- d払い
①QRコードやバーコードを読み取ることで決済できる
②スマホを開いた状態で利用する - iD払い
①店舗にある専用端末にかざすと決済できる
②スマホを閉じた状態で利用できる
d払いとiD払いの違いは上記の通りです。
d払いとはいわゆるQRコード決済とよばれるもので、iD払いは電子マネーと呼ばれるものです。
d払いはPayPay、iD払いはSuicaと同じ種類のものと考えるとわかりやすいかと思います。
しかし実は、d払いでもiDを使うことができます。
「d払い(iD)」と呼ばれ、d払いアプリで決済方法をiD払いにする設定をすれば、電子マネーiDマークのある店舗で使えます。
d払いの支払い方法で一番お得なのはどれ?
最後にd払いの支払方法4つのうち、一番お得な支払方法はどれなのかを解説します。
結論から言うと、dカード/クレジットカード払いでdカード GOLDを設定するのが一番お得です。
その理由を早速見ていきましょう!
dカード/クレジットカード払いが一番お得
画像引用元:【dカード】d払いのお支払い方法をdカードに設定!dポイントがWでもらえる!
調査した結果、まずdカード/クレジットカード払いが、一番お得でおすすめの支払方法だとわかりました。
そしてd払いを利用するのはドコモユーザーが多いことを考慮すると、設定するクレジットカードはdカード GOLDが一番お得です。
まずd払いにdカード GOLDを設定して支払いすると、ポイント還元率は下記になります。
- 街のお店:1.5%還元
- ネットのお店:2%還元
さらにドコモユーザーであれば、ドコモのケータイ料金・ドコモ光の料金をdカード GOLDで支払うと、1,000円につき10%のdポイントが還元されます。
そのため毎月10,000円のドコモ利用料金を払っているとすると、年間12,000ポイントも貯まり年会費分を簡単にペイできます。
dカード GOLDはポイントがたくさん貯まるだけでなく、さまざまな特典があるので、ドコモユーザーなら持っておくと大変便利です。

d払い×dカード GOLD×dポイントカードで3重取りも可能!
d払いとdカード GOLD、さらにdポイントカードを利用すると、dポイントの3重取りも可能です。
dポイントを3重取りする手順は以下の通りです。
- 対象店舗にて、決済時にdポイントカードを提示する
- dカード GOLDを設定したd払いで決済する
上記の2ステップで、簡単にdポイントを3重取りできます。
ポイントの3重取りは、d払い対応店舗・dポイントが貯まる店舗は対象となります。
まだdカード GOLDを持っていない方は、是非この機会に入会しましょう。

電話料金合算払いは気軽に使えておすすめ!
今回はd払い/ドコモ払いの電話料金合算払いについて解説しました。
- d払い/ドコモ払いの利用代金を電話料金と合わせて支払う方法
- ドコモ回線ユーザーのみ利用できる
- 設定をする必要がなく、すぐに利用可能
- お得感はdカード/クレジットカード払いの方が高い
電話料金合算払いは、d払い/ドコモ払いの両方に含まれる支払方法で、難しい設定をせずに気軽に利用できます。
アプリに不慣れな方、設定が大変だと感じる方は、この方法が適しているでしょう。
また、未成年の方やクレジットカードをお持ちでない方にとっても便利な支払方法です。
しかしお得かどうかでいえば話は別で、dカード/クレジットカード払いを選択した方がdポイントがたくさん貯まります。
よく考えて、ご自身に合った支払い方法を選ぶようにしましょう。