iPhoneXSMax
Huawei(ファーウェイ) iPhone Xs Max
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スマホのハイスペック化はとどまるところを知りません。2018年秋冬には、最高峰モデルとされる「Huawei Mate 20 Pro」と「iPhone XS Max」が発売されました。そこで今回は、「Huawei Mate 20 pro」と「iPhone XS Max」を徹底比較し、乗り換えるならどっちにすべきかをみていきましょう。

画像引用元:iPhone XSまたはiPhone XS Maxを購入する – Apple(日本)

「Huawei Mate 20 pro」VS「iPhone XS Max」を徹底比較!

「Huawei Mate 20 pro」と「iPhone XS Max」のスペックは、現状ではいずれもスマホの最高峰に位置する端末で、甲乙つけがたいものとなっています。そこで、どちらを選べばよいかを考える前に、まずは「Huawei Mate 20 pro」と「iPhone XS Max」のスペックをじっくりと比較してみましょう。

Huawei Mate 20 Pro iPhone XS Max
SoC Kirin 980 Apple A12 Bionic
OS Android 9 (Pie) iOS 12
RAM容量 6GB/8GB 4GB
ストレージ(ROM) 128GB/256GB
※NMカード対応
64GB/256GB/512GB
※外部メモリ非対応
ディスプレイ解像度 3,120 x 1,440 2,688 x 1,242
ディスプレイサイズ 6.39インチ(OLED) 6.5インチ(OLED)
Super Retina HD
バッテリー容量 4,200 mAh 3,430 mAh
本体サイズ
(縦×横×高さ)
157.8×72.3×8.6mm 157.5×77.4×7.7mm
本体重量 189g 208g
アウトカメラ 40MP(広角)
20MP(超広角)
8MP(テレフォト)
※トリプルレンズ
12MP+12MP
f/1.8(広角)
f/2.4(望遠)
インカメラ 24MP 7MP
f/2.2

当然ながらOSが異なる


画像引用元:iPhone XS – Apple(日本)
一口にスマホといっても、AndroidとiPhoneは全く別のOSで動いています。iPhoneのOSはappleが開発して独占使用しているiOS、AndroidはGoogleが提供しているAndroidを搭載しているからです。

iOSは動作の安定性とセキュリティの高さに定評があり、iPhone XS MaxではiOS 12 が搭載されています。Androidは設定の自由度が高く、スマホのカスタマイズを楽しめます。また、アプリの種類が多い点もメリットで、さまざまなアプリをどんどん試すことができます。

Huawei Mate 20 Pro には最新バージョンのAndroid 9 (Pie)が搭載されていますが、ユーザーインターフェースはEMUI 9.0というHUAWEI独自のものがインストールされています。標準のAndroidとはかなり異なった仕様になっているため、慣れるまで少し使いづらいかもしれません。

搭載SoCはどちらも自社開発の最高性能品

Huawei Mate 20 Proと iPhone XS Maxは、それぞれ自社開発したSoCを搭載しています。SoCとは「System-on-a-Chip」の略で、CPUも含めて制御に必要な複数のシステムを1つのチップにまとめたものです。

現在出回っている多くのスマホに搭載されているSoCはQualcomm製のSnapdragonで、最新バージョンはSnapdragon 845ですが、「Huawei Mate 20 Pro」にはHiSiliconが開発したKirin 980が、「iPhone XS Max」にはAppleが開発したA12 Bionicが搭載されています。

SoCの性能としては、A12 Bionic > Kirin 980 > Snapdragon 845となっており、いずれのSoCもハイスペックを搭載した端末にふさわしいものです。

RAM容量が大きい「Huawei Mate 20 Pro」


画像引用元:HUAWEI Mate 20 Pro,HUAWEI Kirin 980, Leicaトリプルレンズカメラ, AI | HUAWEI Japan
RAM容量を比較すると、「Huawei Mate 20 Pro」が「iPhone XS Max」を大きく上回っています。一般的にiPhoneに比べるとAndroidは多くのRAM容量が必要とされ、ハイスペックAndroidであるHuawei Mate 20 Proの機能を充分に発揮させるためには、よりたくさんのRAM容量が必須となるのです。

一方、iPhoneではAndroidほどのRAM容量がなくても高速動作が可能となっています。この理由は、アプリを動かす仕組みの違いによるもので、Androidが使用しているjavaに比べてiPhoneが使用しているObjective-Cは、メモリの効率が高くなっています

そのためiPhoneのRAM容量は4GBで充分となっていますが、Androidを4GBで動かすことには無理があり、Huawei Mate 20 Pro での6GB/8GB搭載は必然のものなのです。

「iPhone XS Max」は外部ストレージ非対応


画像引用元:
iPhone XS – Apple(日本)
ストレージ(ROM)容量は、スマホに音楽や動画などをたくさん保管している方にとっては見落とせない項目です。

また、写真や動画を撮影する方にとってカメラの性能がアップすることはとても嬉しいことですが、同時にファイルサイズも大きくなり、ストレージ容量を圧迫しないかどうかは気になるところでしょう。

iPhone XS Maxのストレージ(ROM)容量は64GB/256GB/512GBの3種類が用意されていますが、外部メモリには対応していません。とはいえ、容量不足が気になる場合にはiCloudDriveを活用すれば大丈夫です。

Huawei Mate 20 Proのストレージ(ROM)容量は128GB/256GBの2種類となっており、外部メモリとしてNMカードに対応しています。なお、NMカードはHUAWEI独自の外部メモリで一般的なmicroSDと同じように使えますが、microSDに比べるとかなり高額です。

たとえば128GBのものでみてみると、NMカードはUSBリーダー付きで2万円を超えており、現在のところ国内での入手先は限られています。一方、MicroSDの場合なら4,000円程度で入手可能です。なお、NMカードのスロットはワントレータイプで、排他的ではあるもののデュアルSIMに対応することもできます。

ディスプレイは甲乙つけ難い


画像引用元:HUAWEI Mate 20 Pro,HUAWEI Kirin 980, Leicaトリプルレンズカメラ, AI | HUAWEI Japan
ディスプレイに関しては、「Huawei Mate 20 Pro」「iPhone XS Max」のいずれもOLED(有機ELディスプレイ)を搭載しており、美しい映像が楽しめます。ディスプレイサイズには大きな違いはありませんが、「HUAWEI Mate 20 Pro」はディスプレイ両側がカーブしたエッジディスプレイとなっています。

エッジディスプレイに対しては、「スタイリッシュでカッコいい」というポジティブな声がある反面、「エッジ部が見づらい」「誤作動しやすい」というネガティブな声もありますが、好みの問題かもしれません。なお、「iPhone XS Max」は下部のベゼル幅がこれまでより狭くなっています。

カメラの性能は「Huawei Mate 20 Pro」が優秀


画像引用元:HUAWEI Mate 20 Pro,HUAWEI Kirin 980, Leicaトリプルレンズカメラ, AI | HUAWEI Japan
Huaweiのスマホではどのクラスにおいてもカメラの性能に定評があり、キレイな写真を取りたい方の人気を集めてきました。「Huawei Mate 20 Pro」では、「0.6倍超広角カメラ+広角カメラ+3倍望遠カメラ」が搭載されていて、これまで以上に素敵な写真を簡単に撮ることができるようになっています。

「Huawei Mate 20 Pro」のアウトカメラレンズは40メガピクセルの広角レンズ・20メガピクセルの超広角レンズ・8メガピクセルのテレフォトレンズからなるトリプルレンズカメラ仕様、一方「iPhone XS Max」のアウトカメラは12メガピクセルの広角+望遠レンズ搭載のデュアルレンズカメラ仕様です。

iPhoneで人気のポートレートモードがさらに進化し、背景のぼかしを調整することができるようになりました。とはいえ、「Huawei Mate 20 Pro」は解像度においても「iPhone XS Max」に勝っており、カメラに関しては「Huawei Mate 20 Pro」のほうが優秀だといえます。

バッテリー容量は単純に比較できない


画像引用元:HUAWEI Mate 20 Pro,HUAWEI Kirin 980, Leicaトリプルレンズカメラ, AI | HUAWEI Japan
バッテリー容量に関しては、「Huawei Mate 20 Pro」が4,200 mAhとかなりの大容量となっており、1日充分に使えます。とはいえ、RAMをたくさん積めば積むほど消費電力が高くなるため、バッテリー容量も大きくならざるを得ないという事情もあるのですが。

なお、TÜV安全急速充電システムの認証を取得した、独自の充電規格である「HUAWEI SuperCharge」を使えば、30分でバッテリーの最大70%まで充電することが可能です。ただしこの点については、USB PowerDeliveryによる急速充電が標準化されつつある昨今の情勢を考えると、やや懸念されるところでしょう。

一方、「iPhone XS Max」が3,430 mAhとなっています。数値だけを見ると「Huawei Mate 20 Pro」の80%ちょっとで少々頼りないように感じられますが、こちらも電池はしっかりと1日持ちます。

ユニークな「Huawei Mate 20 Pro」のワイヤレス給電


画像引用元:HUAWEI Mate 20 Pro,HUAWEI Kirin 980, Leicaトリプルレンズカメラ, AI | HUAWEI Japan

「Huawei Mate 20 Pro」の特筆すべきユニークな機能として、ワイヤレス給電があります。これは「Huawei Mate 20 Pro」をモバイルバッテリーのように使うことができるという機能です。

設定→電池からワイヤレス給電をオンにしたら、充電したいスマホと背中合わせに置くだけでOKです。充電速度はあまり速くはありませんが、緊急時の助っ人としては充分に役立ちます。

「Huawei Mate 20 pro」がいいのはこんな人

ここまで「Huawei Mate 20 pro」と「iPhone XS Max」を徹底比較してきましたが、実力伯仲といったところでしょう。どちらを選ぶかは、ユーザーの好みや使用環境に合わせて考えると間違いありません。

動画や映画をよく見る人

実力伯仲の両機ですが、ディスプレイ解像度でやや「Huawei Mate 20 pro」がリードしています。静止画像では気にならない程度の差ですが、こと動画となるとこの小さな差が大きく感じられるものです。

動画や映画をスマホでよく見るという方は、「Huawei Mate 20 pro」を選択されることをおすすめします。

写真にこだわるなら断然「Huawei Mate 20 pro」


画像引用元:HUAWEI Mate 20 Pro,HUAWEI Kirin 980, Leicaトリプルレンズカメラ, AI | HUAWEI Japan

最近のスマホカメラは、通常のカメラよりキレイな写真がとれるようになっています。そのなかでも特にカメラ機能で大きくリードしているのは、やはり「Huawei Mate 20 pro」です。

「Huawei Mate 20 pro」のカメラ機能は、単にキレイな写真が取れるだけではありません。超広角レンズを活かした広がりのある写真は、実際に目で見た光景より存在感があります。また、被写体から2.5cmの超接写も可能で、写真好きな方なら病みつきになる楽しさを味わえるでしょう。

スマホに音楽や動画を保存したい人

最近ではWi-Fiスポットが増えてきたとはいえ、やはり自宅外の通信環境には不安があるものです。そのため、スマホに音楽や動画データを保存して視聴しているという方は、まだまだ多くおられます。

そんな方には、外部メモリを利用できる「Huawei Mate 20 pro」がおすすめです。なお、外部メモリを利用できないiPhone XS Maxでもクラウドストレージサービスを利用すれば大丈夫ですが、通信量がかさんでしまうデメリットがある点にご注意ください。

指紋認証がないと困る方


画像引用元:HUAWEI Mate 20 Pro,HUAWEI Kirin 980, Leicaトリプルレンズカメラ, AI | HUAWEI Japan
顔をスマホ画面に向けるだけでロック解除できる顔認証は、確かに便利な機能です。けれども暗い場所や逆光下ではうまく認証できず、結局パスワードを入力しなければならなくなることも。

そのため、顔認証だけではなく指紋認証もないと困るという方も少なからずおられます。「Huawei Mate 20 Pro」なら顔認証に加えてディスプレイ上での指紋認証にも対応しています。

懐具合が気になる方/SIMフリーで使いたい方

「Huawei Mate 20 pro」と「iPhone XS Max」の性能差はそんなに大きくはなく、どちらを選ぶかは好みで決めて差し支えない程度のものです。けれどもお値段には大きな差があるのです。

「Huawei Mate 20 pro」の端末本体は11~12万円で手に入りますが、「iPhone XS Max」は15万円前後します。キャリアで機種変更すれば実質価格はかなり抑えられますが、SIMフリーで使いたいなら「Huawei Mate 20 pro」がおすすめです。

「iPhone XS Max」がいいのはこんな人

価格の安いAndroidがたくさん出回っていますが、「iPhoneは高い!でもやっぱりいい!」という声が多く、iPhone一筋というユーザーもおられるように、iPhoneの人気はまだまだ衰えません。「iPhone XS Max」をおすすめできるのは、以下のような方です。

キャリアで買いたい


画像引用元:ソフトバンク
2年縛りがないことや維持費の安さから、SIMフリーでスマホを利用する方が増えています。けれども、初期設定を自分でしなければならないことやアフターサービスへの不安から、やはりキャリアでスマホを購入したいという方も多くおられるようです。

そんな方には3大キャリアで購入できる「iPhone XS Max」がおすすめです。なお、「Huawei Mate 20 pro」はソフトバンクからも購入できますが、ドコモやauでは手に入りません。

簡単に入手したい方


「iPhone XS Max」は3大キャリア以外にも、全国にあるアップルストアなどで簡単に手に入ります。端末本体だけでなく、アクセサリーの豊富さや故障・修理に対応してくれる場所もたくさんあるため、イザという時に困ることはありません。

いずれも実店舗だけでなくオンラインショップでもOKです。また、amazonや楽天、Yahooショッピングからでも簡単に入手できます。

セキュリティを重視したい方


AndroidよりiPhoneの方が、以下の理由からセキュリティにおいて優れています。

  • iPhoneのOSのコードは非公開になっているため、不正にコードを改変されるリスクが少ない
  • アプリが「App Store」からでしかダウンロードできない
  • ソフトウェアとハードウェアの両方をApple1社のみで製造している
  • 古い機種でも、最新のiOSがサポートされている

Appleの製品がセキュリティ面において優れていることは、パソコンでのWindowsとの比較からも分かります。「Huawei Mate 20 pro」の性能は確かに素晴らしいものですが、セキュリティにおける信頼度では「iPhone XS Max」にかなうものではありません

お財布代わりにスマホを使いたい方


最近はお財布を持ち歩かずにスマホで買い物をすませている方が増えています。スマホで決済するためには、FeliCaに対応している必要がありますが、「iPhone XS Max」ではApple Payを利用してスマホをお財布代わりに使うことができます

Apple Payは「Suica」「QUICPay」「ID」に対応しているので、たいていのお買い物はこれで事足りますね。

「Huawei Mate 20 pro」と「iPhone XS Max」のお得な乗り換え方法は?

「Huawei Mate 20 pro」はSIMフリーが一般的

もともとHuaweiは格安のSIMフリー端末として人気に火が付いた経緯があり、これまでHuaweiの端末をSIMフリーで利用してきたという方も数多くおられます。まずは「Huawei Mate 20 pro」の価格をみてみましょう。

機種代金(一括) 実質負担金(合計)
SIMフリー 120,830円
ソフトバンク 120,960円 60,480円

ハイスペックゆえ格安とは言い難い価格となった「Huawei Mate 20 pro」は、ソフトバンクからも購入可能ですが、やはりSIMフリーでの購入がおすすめです。

ソフトバンクの半額サポートに加入して25ヶ月目に機種変更した場合、60,480円の実質負担金だけを見ればソフトバンクの方がお得に感じられますが、次回機種変更するときに、端末は回収されてしまいます

おすすめはHUAWEIの公式webサイトからSIMフリー版を購入し、お好きなMVNOでSIMカードを契約することです。

すでにSIMフリースマホを愛用中でカードサイズがnano SIMであれば、SIMカードを差し替えるだけでOKとなり、さらにお手軽ですね。なお、キャリアのSIMでもカードサイズがnano SIMなら、 SIMロックを解除することで基本的に流用は可能です。

「iPhone XS Max」でもSIMフリーが最安

「iPhone XS Max」の価格は以下のとおりで、上から64GB・256GB・512GBとなっています。

機種代金(一括) 実質負担金(合計)
ドコモ 136,728円
154,872円
179,496円
77,760円
95,904円
120,528円
au 141,600円
159,840円
184,800円
70,800円
79,920円
92,400円
ソフトバンク 149,760円
168,000円
192,960円
74,880円
84,000円
96,480円
SIMフリー 134,784円
153,144円
177,984円

「iPhone XS Max」は外部メモリが使えないため、できれば256GB以上の端末を選択したいところです。3大キャリアのなかではドコモがもっともお得に購入できますが、ランニングコストまで考慮するならSIMフリーがおすすめです。

この場合はApple Storeで端末を購入してから、お好きなMVNOでSIMカードを契約します。現在利用中の端末のSIMカードがnano SIMであれば、SIMカードを差し替えるだけでOKとなり、キャリアのSIMでもカードサイズがnano SIMなら、 SIMロックを解除することで基本的に流用できます

「Huawei Mate 20 pro」「iPhone XS Max」乗り換えるならどっち?

以前のようなキャリア乗り換えでの優遇措置はなくなったため、機種変更・新規・乗り換えのいずれで契約しても価格面での差はみられなくなりました。さらに行政指導により、かつてのような実質負担金0円というような過激なサービスもなくなり、SIMフリーでの乗り換えが最安となります。

「Huawei Mate 20 pro」と「iPhone XS Max」はスペック面において互角であるため、どちらを選んでもそんなに大きな違いはありません。端末代金の差額は数万円ですが、ブランドとしての価値はiPhoneのほうがかなり高く、この点に数万円分の価値を認めるという方なら迷わず「iPhone XS Max」を選択されるでしょう

けれども、スマホ1台に15万円はさすがに厳しいものがあります。最終的に「Huawei Mate 20 pro」と「iPhone XS Max」のどちらを選ぶかは、個人の好みによるものと結論づけることが妥当といえます。

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