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「格安SIMって通信速度が不安定だって聞くけどどうなの?」「格安SIMに変えてから時々通信速度が遅すぎて使い物にならないけどどうして?」格安SIMを使っている方も格安SIMの使用を検討されている方も意外と格安SIMについて知らないことが多いのではないでしょうか?このページでは格安SIMの通信速度について優しく解説していきます。

格安SIMはなんで格安なの?


節約。この世界には色々な節約があります。地球のためのエネルギー節約、一日を有意義に過ごすための時間節約、身体を酷使しすぎてバタンキューしないための体力節約、などなど、私たちの人生と節約は切っても切れない関係にあるのではないでしょうか。

その中でも多くの人が関心をもっているのが、お金の節約です。裕福な人でも贅沢にお金を使ったり潤沢な資金を運用するためには、必ずどこかでお金を節約しているものです。考えもなしに使っていたらすぐ無くなってしまうのがお金ですからね。

極力無駄遣いはしたくない。でもどうしても必要な支出ってありますよね。いまや生活の必需品となったスマホの通信料もそのどうしても必要な支出の中の一つですよね。

月々支払わなければいかないスマホの通信料が安くなったらどれほどいいことか。そんな悩みの解決手段の一つに格安SIMという選択肢があります。実際に使っている方も多いのではないでしょうか?

SIMロック解除が法律によって可能になり、格安SIMという選択肢は以前より身近なものになりました。それでも格安SIMについてまだよくわからないという方も多いです。

実際に格安SIMを使っている方にもまだ格安SIMを使ったことが無い方にも、格安SIMについてもっと知ってもらいたい。メリットもデメリットも知ることで皆様にあった選択をするお手伝いをさせていただきたい。

そんな一心でまずは格安SIMについて簡単に説明していきたいと思います。

キャリアとMVNO

まずは格安SIMについて知るうえで重要な知識から確認していこうと思います。皆様はキャリアMVNOという言葉を聞いたことがあるでしょうか?

聞いたことがあってもよくわからない、おぼろげにはわかるけど上手くは説明できない、そんな方もいらっしゃるかもしれませんね。

ちょっと専門用語っぽくて難しい言葉で敬遠してしまうかもしれませんが、この二つの違いが分かれば格安SIMについて、そしてそのメリットとデメリットについても自然に理解していけること間違いなしです。

キャリア

まずはキャリアについてです。キャリアとは言い換えると大手通信会社と言えます。すなわち、au、ドコモ、ソフトバンクの3大通信会社を指します。日本ではこの3つの通信会社のことをキャリアというんですね。

この3大通信会社は自らの基地局や設備をもち、自ら電波を飛ばして私たちのような契約者たちが電波を使用して通信ができるようにサービスを提供しています。この10年の間にも通信環境は劇的に変わりましたよね。

それもこれらの大手通信会社が基地局を開設したり設備を整えたりして使用者のニーズにこたえようと努力してきた結果なのです。本当に少し前からは考えられないほど快適な通信環境ですよね。

MVNO

次はMVNOについてです。MVNOとは、Mobile Virtual Network Operatorの略で、日本語だと仮想移動体通信業者となります。いやいや全然簡単じゃないじゃんと思ったそこのあなた。

確かに言葉だけだと難しく感じるかもしれません。
簡単に言うと、MVNOはキャリアの電波を借りてサービスを提供している業者のことです。

キャリアのように基地局や自らの電波をもたずに、キャリアの電波を借りて事業を行なっている通信会社なんですね。どのキャリアの電波を借りているのか、どれくらい電波を借りているのか、というのも各MVNOで違ってきます。

このようにキャリアやMVNOなど、どの通信会社が提供するサービスを利用するのかということは私たちの通信環境や通信料を左右する大きな要素となっています。

そしてSIMカードを使ってどのサービス、電波を利用するかを識別しているのです。

格安SIMが格安な理由

既に少し感づいている方もいるかもしれませんが、格安SIMがキャリアに比べて安くサービスを提供することができる理由も、前項で説明した、MVNOの特徴にあるのです。

MVNOはキャリアの電波を借りて使っているんでしたね。ということは、基地局開設などのコスト無しで通信を提供することができるということなのです。なのでその分、通信料も格安で提供するということが可能なんですね。

基地局といった大きな設備に投資する必要が無いということは、通信を提供する上でも大きな違いが生まれてきます。価格の安さはその違いのなかでも大きなメリットだと言えるのではないでしょうか。

また、一から基地局を開設したり設備を整えることは新しい会社には不可能でも、MVNOのように電波を借りてプランやサービスを提供するという業務形態によって、新規業者も参入しやすいといったメリットもあげることができます。

新規業者が参入しやすいということはつまり、サービスの多様化や、競争によりサービスの質が向上したり価格がより安価になりやすいということなのです。SIMロック解除を可能にすることが義務付けられたことが大きな後押しとなりました。

これからも引き続き変化が起こっていきそうだということも知っておいてもらいたいポイントの一つです。

格安SIMのデメリット

さて、読んで字のごとく、格安SIMの代表的なメリットは格安だということですよね。そのメリットの理由はMVNOはキャリアの電波を借りていて費用を抑えられるからだということでした。

そしてその理由はまた、デメリットの理由でもあるのです。格安SIMのデメリットとは、通信速度が不安定になりやすいということです。

MVNOは大手通信会社の電波を借り、通信事業を運営しています。もちろん無料で借りているわけではありません。言い換えれば電波を買っているということですね。

買っているということはもちろん、電波を多く買えば買うほど費用はかさんでいきます。なのでより安くサービスを提供するためには、キャリアから借りる電波の量を極力抑えなければいけませんよね。

ですが、電波は一度に多くの利用者が集中すると速度が遅くなってしまいます。
その理屈は、電波を糸、電波によって伝達される情報を水だと考えるとわかりやすいかもしれません。

細い糸でも大量に束なって太い状態だと大量の水を吸って運ぶことができますよね。でもその束を大勢で分け合うとひとりあたりが使用できる糸は非常に細いものになってしまします。そうするともちろん、吸収して運ぶことのできる水の量も少なくなりますよね。

それと同じで、電波の帯を大勢で分け合って使用するとひとりあたりの伝達できる情報の量も少なくなってしまうのです。

格安SIMの話に戻りましょう。

格安SIMを取り扱うMVNOはキャリアから電波を借りてサービスを提供しています。もちろん会社によってまちまちではありますが格安で提供すべく借りる電波の量もできるだけ抑えているはずです。

すなわち、契約者が使える電波の絶対量が比較的少ないということです。そういう理由があって通信が遅くなりやすいデメリットが生まれてしまうのです。

格安SIMに乗り換えた際のデメリット|こんな人には格安SIMは向かない

格安SIMの通信速度が遅くなったらどうしたらいいの?


ここまで、格安SIMについて、そしてそのメリット、デメリットについて見てきました。メリットとデメリットはまさしく表裏一体で、キャリア電波を借りて使っているから格安でサービスが提供できる反面、通信速度が不安定になりやすいというものでしたね。

格安SIMを提供しているMVNOの立場で考えると、借りる電波の量を減らせば安価な通信料というニーズを満たせるけど安価な通信料のおかげで契約者が増えると今度は通信速度が遅くなってしまうというある種のジレンマが生じているのです。

一定のバランスをとるということが業者にも必要ですし、私たち利用者にも必要なのかもしれません。
格安と引き換えに通信速度の不安定さが生まれてしまう…。ただ、中にはそのどちらもうまく両立しているサービスも存在します。

後半では格安SIMの通信速度が遅くなりやすい状況や、遅くなったときの対処法について説明していきたいと思います。

格安SIMの通信速度が遅くなる要因と状況

先ほどは格安SIMの通信速度が不安定になりやすい理由について説明しました。ではここでは具体的にどのような要因、シチュエーションで格安SIMの通信速度が不安定になりやすいのかということを見ていきましょう。

大勢の人が使う時間帯

ひとつ目の要因は、時間帯です。ほぼ8割の人がスマホを使っている現在、多くのひとがスマホを携帯電話として、仕事上のツールとして、そして情報収集や暇つぶしの道具として使っています。

目的はさまざまでも多くのひとが休憩時間にスマホをチェックしますよね。その中でもお昼時間は非常に大勢の人が一斉にスマホを使用するので通信速度が不安定になりがちです。

キャリアのSIMを使っている場合は、キャリアの提供する多くの電波によって時間帯で通信速度が遅くなるといったことはあまり起きません。

ですが電波量が少ない格安SIMだと、お昼時間以外にも退勤時間である17時から18時などの時間帯は、通信速度が遅くなる傾向にあるようです。

逆に、15時など、あまり多くの人が使用していない時間帯では、格安SIMを使っていても非常に高速で通信することができる場合もあります。もちろん通信会社によって差はあります。

大勢の人が密集する場所

二つ目の要因は、大勢の人がひとつの基地局の電波を使用するということです。駅などの人が密集する場所で通信速度が遅くなる場合は位置が問題になってきます。

ひとつの基地局がカバーするエリアは決まっているのですが、そのエリアの中であまりにも多くの人が通信すると電波が情報を運ぶ速度に影響が出てしまうのです。

端末の問題

スマホを使用しているとたまに通信が全然できなかったり、正常に使用できないような状態に陥ることがあります。これは格安SIMを使っている端末以外でも考えられる症状です。すなわち、格安SIMを使用していることが原因ではないということですね。

スマホなどの端末を使用しているとどうしても不必要なデータなどが端末内に積み重なっていきます。それが時々端末に不具合をもたらすのです。これは格安SIMの使用による通信速度の不安定さとは関係ありません。

ですが、不具合の要因をきちんと知るということは不具合に対処したり解決したりする上で一番大切なポイントなので、もし自分の使用している端末の通信が極端に遅くなることがあったら疑ってみてもいいかもしれません。

通信速度が遅くなったときの対処法

格安SIMを使用する場合のデメリットである通信速度の不安定さについてひととおりみてきました。要因を知ることで、解決法も変わってきます。

また、完璧に解決できなくても問題を改善するために対処することによって、メリットとデメリットのバランスをとることができるはずです。

自分にとって一番必要なものはなんなのか、自分が求めているものはなんなのかということをすこし整理してみるのもいいかもしれません。それによって対処法も変わってきますよね。

では実際に上にあげた通信速度が遅くなる要因に対しての対処法を見ていきましょう。

使用する時間帯を変える

一番はじめにあげた混雑する時間帯の通信速度の低下が一番ありがちな問題ですよね。この問題の対処法としてあげられるのは使用する時間帯を変えるということです。

設定や使用法によって混雑する時間帯も劇的に通信速度が向上するということは残念ながらありません。利用しているMVNOが使用できる絶対的な電波量の問題ですからね。ですので混雑する時間帯を避けて使用することを推奨したいです。

確かに解決はできませんが、一度自分の生活スタイルや、スマホを使用するタイミング、頻度を見直してみるのもいいかもしれません。意外とスマホを使う必要のない時間なのになんとなく使用しているな、ということもあるのではないでしょうか。

場所を移動してみる

二つ目の要因は、位置的な問題でした。駅など、大勢の人が集まる場所では電波の量が不足しやすいというものでしたね。推奨される対処法は、場所を移動してみるということです。

さきほども少し説明しましたが、電波を送受信している基地局は一定の範囲を担当しあっています。ひとつの基地局がカバーできるエリアにあまりにも大勢の人が集まり通信すると速度が遅くなってしまうんです。

ですので、違う基地局がカバーするエリアに入れば通信速度も改善されるはずです。とはいっても、どこからどこまでがどの基地局がカバーするエリアなのかということはなかなかわからないものなので、これはあまり有用な対処法ではないかもしれませんね。

再起動してみる

三つ目の要因は端末の問題でした。継続して使用することによって端末に小さな不具合が積み重なり、それが表面化して通信が不安定になるというものです。こういった問題が起きたときにまず初めに考えられる対処法は、再起動をするということです。

一番初めに考えられる対処法であるだけでなく、大げさに言うならば大体の問題はこの対処法で解決してしまいます。困ったら再起動してみるというのは一つの手ですね。
なにか端末が実行中の作業があるときに再起動をするとやり直しになってしまったり保存できていデータが消えてしまったりするので、なんでもかんでも再起動したほうがいいということではありませんよ。

用法用量はよく守る。鉄則ですね。

速い格安SIMに乗り換える

そして色々な問題を解決してくれるであろう最善の策がこれです。早い格安SIMに乗り換えるということです。通信業者によって電波を借りている量が違うということは話しましたね。

正確には電波の量だけでなく、処理能力や各種設備なども関わってくるのですが、どちらにしろ通信環境を向上させるには費用がつきものです。ですので、格安SIMのなかでも比較的安価でない格安SIMは、通信速度が安定して速い傾向にあります。

ですが、それでももちろんキャリアの通信料と比べると安価であり、提供するサービスの低価格と通信環境の良さのバランスを上手くとって価格と質のジレンマを感じさせないような事業を展開している通信会社も存在します。

ですが、通信速度の速さは利用者数によって影響を受けるので、いままで遅かった格安SIMがこれかれも遅いと決まったわけではありませんし、その逆もまた然りです。
自分に合った通信会社をいつも探すという努力も必要なのかもしれません。

格安SIMのデメリットと上手く付き合あって快適に暮らそう


このページでは格安SIMの通信速度が遅くなってしまう理由や対処法について説明してきましたが、最後に重要なところだけおさらいしてみましょう。

  • ―格安SIMはキャリアから電波を借りているから安い
  • 電波量と使用者数によって通信速度は変わる
  • 通信速度が遅くなる一番の要因は混雑する時間帯に使うということ
  • 通信会社によって通信環境は変わってくる
  • 自分に合った通信会社をみつけよう

では、皆様の安価かつ快適な通信生活を願いながら説明を終わりたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。

自分に合った格安SIMを見つけるには

格安SIMは2018年6月現在、会社数は10を超えており、それぞれが独自のプランや特徴を展開し、大手キャリアを選ぶより困難になりました。こちらの記事では、選ぶべきポイントとおすすめする格安SIMを紹介しています。
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