ここでは2024年現在、大手キャリアで販売されている最新スマホの中から評判の悪い機種をご紹介しています。
大手キャリアでは国内メーカーはもちろん、国外メーカーも含めて多種多様なスマホを販売しています。
近年のスマホはミドルスペックであっても動画視聴やカメラ撮影に強い機種が多く、低価格な点もメリットです。
しかし、実際に使い始めてみると機能・スペックの面で悪い点があったり、使いにくさのせいで評判が悪くなってしまうスマホもあるようです。
【2024年最新】評判の悪いスマホ3選
ここでは2021年後半から2022年中に発売された機種から、評判の悪いスマホ3選をご紹介します。
ハード・ソフト面で安定しているiPhoneと比較すると、Android端末の方が評判の悪いスマホが多い傾向にあります。
致命的な欠陥があるスマホは少ないものの、ユーザーによっては購入後に使いにくさや価格の面で期待外れだと思うこともあるようです。
例えば2021年にソフトバンクから発売されたBALMUDA Phoneは、価格に見合った性能がないと多くのユーザーから低い評価を受けていました。
AQUOS R7(ドコモ・ソフトバンク)
AQUOS R7のスペック・価格(2023年2月時点・税込) | |
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カラー | シルバー ブラック |
本体サイズ | 約161mm×約77mm×約9.3mm(突起部除く) |
重量 | 約208g |
ディスプレイ | 約6.6インチ Pro IGZO OLED WUXGA+(1,260 × 2,730) |
SIM | nanoSIM/eSIM |
CPU | Snapdragon 8 Gen 1 Mobile Platform 2.9GHz + 1.7GHz オクタコア |
RAM/ROM | 12GB/256GB |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
カメラ | メイン:約4,720万画素+約190万画素 サブ:1,260万画素 |
生体認証 | 指紋・顔 |
その他 | 防水・防塵 おサイフケータイ ワイヤレス充電(Qi) |
価格 | ・ドコモ:198,000円 (いつでもカエドキプログラム:114,840円〜) ・ソフトバンク:189,360円 (新トクするサポート:94,680円〜) |
前モデル「AQUOS R6」で採用された大型一眼レンズに約190万画素の測距用センサーを加え、さらに撮影機能を強化しているのが大きな特徴です。
- 前モデルで問題だったAF速度が改善、より簡単に綺麗な写真が撮れる
- ディスプレイが綺麗で撮った写真を詳細に確認できる
- 前モデルでは非対応だったワイヤレス充電に対応した
AQUOS R7 15分タッチレビュー
・画面は相変わらずとても綺麗(タッチバグは要検証)
・カメラのAF速度が劇的に改善、流石IMX989
・スピーカー音質が劇的に改善(対R6)
・無線充電うれしい試作機みが強かったR6からの進化が目覚ましい。
これはお値段がバカ高くなるの仕方ない気もする。— しばもん@初心者🦈 (@monsivamon) January 28, 2023
前モデルで問題になっていた「AF(オートフォーカス)の遅さ」が改善されており、設定を突き詰めることで一眼クラスの写真撮影も可能です。
また、ディスプレイの綺麗さやワイヤレス充電への対応など、特にハード面の進化を評価するユーザーが多いようでした。
一方で、ソフト面での評判を中心に期待外れだとするユーザーも多かったようです。
- 不具合が多く、アップデートの対応も遅い
- 発熱がある、バッテリーの減りが早い
- 重い、独特の形状で使いにくさを感じる
22日に破損修理でリフレッシュ品にしてしばらく使えてて木曜日くらいから充電やいきなり再起動とかなってたのこれなのね。今日初期不良の交換でまたリフレッシュ品にしてんけど。
シャープ、AQUOS R7へのアプデで盛大にやらかす… 不具合発生により配信中断 回避策を案内 https://t.co/CudQf0RDzX
— YURIRI (@YURINAZUNA) January 29, 2023
ハード面では、独特の形状を使いにくさとして挙げるユーザーが少なくありませんし、価格が高額なのも悪い評判につながっているようです。
マニア向けの仕様ともいえるので「ライカ社監修のカメラを試したい」「人とは違うスマホが欲しい」など特定の理由がないと使いこなすのは難しそうですね。
AQUOS R7の評価レビュー|コンデジレベルの優秀カメラAQUOS sense6(ドコモ・au・楽天モバイル)
AQUOS sense6のスペック・価格(2023年2月時点・税込) | |
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カラー | ライトカッパー シルバー ブラック ブルーメタリック(ドコモオンラインショップ限定) |
本体サイズ | 約152mm×約70mm×約7.9mm |
重量 | 約156g |
ディスプレイ | 約6.1インチ IGZO OLED フルHD+(1,080 × 2,432) |
SIM | nanoSIM/eSIM |
CPU | Qualcomm Snapdragon 695 5G Mobile Platform 2.0GHz+1.7GHz オクタコア |
RAM/ROM | 4GB/64GB |
バッテリー容量 | 4,570mAh |
カメラ | メイン:約800万画素+約4,800万画素+約800万画素 サブ:約800万画素 |
生体認証 | 指紋・顔 |
その他 | 防水・防塵 おサイフケータイ |
価格 | ・ドコモ:57,024円 (オンラインショップ購入:31,724円) +(いつでもカエドキプログラム:14,564円〜) ・楽天モバイル:30,980円 (プランセット値引き、ポイント還元:実質11,980円〜) ・au:オンラインショップでの取り扱い終了 |
2021年11月にドコモ・au・楽天モバイルから発売された機種で、SIMフリー版も販売されています。
- 前モデルよりディスプレイサイズは大型化したが軽量コンパクト
- カメラ機能を含めた各種性能アップ
- 手ごろな価格で購入しやすい
AQUOS sense6と7良いなぁ。電池長持ちと3年たっても電池容量90%維持が特に素晴らしい👏✨
— 和@株と模型と婚活と (@nsFrancois) January 21, 2023
AQUOS senseシリーズとしては初めて有機ELディスプレイを採用し、カメラの画素数をアップするなど基本性能が向上しました。
防水・防塵やMIL規格に準拠した耐衝撃性能など、日常使いに最適な性能が大きな魅力です。
また価格と性能のバランスが素晴らしく、安定性を求めて購入した方も多いようでした。特にバッテリー持ちに関して他スマホの追随を許さないほどの性能を持っています。
- レスポンスが悪い
- 指紋認証の精度が悪い
- 負荷が高いと発熱する
sense6で同SoC使用の他社製スマホと比べて明らかに熱暴走するって酷評されてた記憶
そもそもAQUOSシリーズ自体そこら辺のチューニングが歴代下手くそだから…— 変態さん@ゆづきとろ♪ (@SO_03L) September 27, 2022
AQUOS sense6はハード面での評価が高い一方、ソフト面での評価が低いようでした。
レスポンスの悪さ、指紋認証の精度や発熱などが特に問題点として挙げられています。
同じCPUを搭載した他社製スマホと比較すると、価格に性能が見合っていない微妙な機種となっているようです。
致命的な欠陥は存在しないので、それほど性能を求めていないなら割引目当てで購入するのもありかもしれません。
AQUOS sense6の評価レビュー|価格と機能のバランス良好
Xperia 1 IV(ドコモ・au・ソフトバンク)
Xperia 1 IVのスペック・価格(2023年2月時点・税込) | |
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カラー | ブラック アイスホワイト(ドコモ・auのみ) パープル(ドコモのみ) |
本体サイズ | 約71mm×約165mm×約8.2mm(最厚部 約9.7mm) |
重量 | 約187g |
ディスプレイ | 約6.5インチ/21:9ワイドディスプレイ/有機EL/4K/HDR対応 最大120Hz駆動 |
SIM | nanoSIM/eSIM(デュアルSIM仕様:DSDS/DSDV) |
CPU | Snapdragon 8 Gen 1 Mobile Platform |
RAM/ROM | 12GB/256GB |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
カメラ | メイン:約1,220万画素+約1,220万画素+約1,220万画素 3D iToFセンサー サブ:約1,220万画素 |
生体認証 | 指紋 |
その他 | 防水・防塵 おサイフケータイ ワイヤレス充電 |
価格 | ・ドコモ:190,872円 (いつでもカエドキプログラム:110,352円〜) ・au:148,645円 (スマホトクするプログラム:89,125円〜) ・ソフトバンク:188,640円 (新トクするサポート:94,320円〜) |
- 最高クラスのスペックで長時間のゲームも安心
- 独自アプリの設定次第で作品作りも可能なカメラ
- 本体デザイン・質感が良い
Xperia1 Ⅳって19万するけど、スマホ機能付きの一眼レフカメラと捉えたらお得に思えてきた。
— えぬわんころ(カッツン) (@katsu_na2) January 28, 2023
CPUを含めた各種スペックはAndroidスマホ最高峰で、ゲームやアプリの機能など各種レスポンスは良好。
また、光学望遠ズームレンズを含めた3眼レンズカメラは「Photography Pro」などを利用して作品作りにも活かせます。
約6.5インチの大画面ながら、比較的軽量で片手でも持ちやすいことも良い評価として挙がっているようでした。
- 搭載CPUのせいか発熱がひどい
- カメラアプリなどの設定が難しい
- 発熱のせいかバッテリーは思ったより持たない
ただXperia1 ⅣはCPUの所為でゲーミングアプリのそのライブ配信とかかなり負荷が掛かったり、カメラの機能を使うとスマホの本体がかなり爆熱になってしまうみたいで、
ただ本体が暑くなるだけなら良いのですが強制的にそれらのアプリケーションが落ちてしまうみたいな話を最初の内は良く聞きましたね
— オーマ (@yuugio_ma) January 28, 2023
Xperia 1 IVに搭載されているSnapdragon 8 Gen 1 のせいか、本体の発熱を問題点として挙げるユーザーが多いようです。
また、カメラアプリの設定の難しさやバッテリー性能などが悪い評判として挙げられていました。
Xperia 1 IVはカメラ・ゲームなど特にエンタメに強い機種とされていますが、購入後に期待外れだったと感じるユーザーもいるようでした。
機能・性能が詰め込まれているだけに、若干扱いづらい機種であることは事実のようです。
ちなみに発熱などの問題は、今後ソフトウェアのアップデートで改善されていくと思われます。
Xperia 1 IVの評価レビュー|買う理由・買わない理由
評判の悪いスマホのポイント
- メーカーが宣伝する強みが期待以下だった
- 使ってみたらバッテリー持ちが悪かった
- 初期不良など致命的な不具合があった
評判の悪いスマホのポイントとしては、スペックや機能に関するものが多いようです。
続いては評判の悪いスマホのポイントについてご紹介していきたいと思います。
メーカーが宣伝する強みが期待以下だった
他社との差別化を図るため、特にハイスペックAndroidスマホは独自性を打ち出した機種が多いようです。
カメラ性能やゲーム性能など、メーカーの宣伝ページなどを見るとハイスペックスマホの強みがよく分かります。
一方「発熱がひどくゲームがまともにできない」「カメラの設定が難しい」など購入してから気づくデメリットもあるようです。
カメラ性能やゲーム性能に期待する場合は、購入前に評判などをよく確認しておくのがおすすめです。
使ってみたらバッテリー持ちが悪かった
2022年に発売されているスマホは、4,000mAh以上の大容量バッテリーが定番となっています。
しかしシステムやディスプレイ性能との兼ね合いで、バッテリーの減りが早い機種もあるようです。
電池や内部ストレージ・動作などについても自分の期待より低ければ、当然評価が下がってしまいます。
初期不良など致命的な不具合があった
数は少ないものの、発売以降に初期不良が多数発生した機種もあります。
例えば今回ご紹介したAQUOS sense6は、発売初期の段階でディスプレイの初期不良が相次いでいたようです。
修理受付は行ってくれるものの、返品や交換対応が難しいため不具合が出た時期に評判が悪くなってしまいました。
ただし初期不良等の不具合は、いくら信頼性が高いメーカーでも発生しうるため、一概にこのメーカーだから悪いというわけではありません。
初期不良や不具合については公式ホームページや口コミ等から確認できますので、購入前に調べておくとある程度回避できるでしょう。
評判の良いスマホのポイント
- バッテリーが長持ちする
- サクサクスムーズに動くし画面表示も綺麗
- 特定のメーカーが気に入っている
評判の悪いスマホは、期待していた機能が期待以下という特徴がありました。
これと反対に、ユーザーが求めていた性能が期待以上だった場合には評価が高くなります。それでは一つひとつご紹介していきます。
バッテリーが長持ちする
仕事で必要最低限LINEのやり取りをしたり、長時間充電ができない環境にいるユーザーからするとバッテリーが長持ちするかどうかは重要なポイントです。
実は、カメラ撮影やアプリの利用が少なく、大容量ストレージも求めていないライトユーザーは多くいます。
こういったユーザーから見れば、バッテリーが長持ちするという点だけで評価が高くなるでしょう。
サクサクスムーズに動くし画面表示も綺麗
スマホでゲームをするような高スペック重視のユーザーからすれば、サクサク動くという点は外せません。
この時スマホが自身の期待通りおの動きをすれば、評価が高くなる傾向です。
ハイスペックスマホは処理能力が高くまとまっていますが、中にはゲームプレイや動画視聴の快適さを強みとして押し出している機種もあります。
メーカーがプッシュする強みが期待通りなら、必然的にスマホの評価は高くなります。
特定のメーカーや特定のモデルが気に入っている
2022年に発売されているスマホは、基本的な動作性能はもちろん撮影能力・携帯性などスマホに求められるポイントを網羅しています。
しかし、メーカーによっては徹底的にオンリーワンを目指したスマホを作っていることもあります。
例えば大型センサーを採用したAQUOS R7は、他社とは違うコンセプトを打ち出したスマホであることがよく分かります。
操作性やデザイン面は好みが分かれるところですが、一眼レフに近い写真が撮れるカメラというのは間違いない事実でしょう。
電池や性能、デザイン、自分がどの部分を重視したいかを明確にしてからスマホを探すことが、評判の良いスマホにたどり着くポイントです。
スマホ選びでよくある質問4選
評判の悪いスマホが全く使い物にならないのかといえば、決してそんなことはありません。
ユーザー自身が求める機能性やデザイン性を満たしていれば、ある程度欠点があったとしても特別気になるものではありません。
最後にスマホを選ぶうえで実際によくある質問についてご紹介していきます。
とりあえず値段が高ければ良いの?
スマホに自身が求める性能がしっかりと備わっているかが重要です。不要な機能や必要以上のスペックが備わっていないか確認をするといいでしょう。
10万円を超えるようなハイスペック機種は、日常生活であまり利用しない機能を搭載していることもよくあります。
下記に該当する方は値段の高い機種を買う必要はないかもしれません。
- タブレットも所持していてスマホの大画面に魅力を感じない
- カメラの画質やストレージ容量にこわだりがない
- ある程度動けばいい
こういう方には高額スマホはいわゆるオーバースペックになってしまいます。日常生活で快適に利用できるスペックを備えた機種を選ぶようにしましょう。
高性能スマホをできるだけ安価に購入する方法は?
最新機種を求めるなら高額になってしまいますが、高性能スマホが欲しいだけでなら旧モデルでも十分です。
高性能スマホは定期的にモデルチェンジするため、1世代前の機種でもスペックは見劣りしません。
また機種変更ユーザーが増える3月末~4月前半はキャリアでのキャンペーンが豊富になるので、最新機種が安く購入できておすすめです。
AndroidとiPhoneってどっちがおすすめ?
iPhoneとAndroidはそれぞれに魅力があるので、どちらかが優れているということはありません。
Androidは機種によって機能や利便性が異なるため事前の下調べは必要ですが、自分が重視する機能を徹底的に優先できるのは大きなメリットです。
「カメラの画質よりもこういう機能が欲しい」といったこだわりがあればAndroidの方が向いています。
iPhoneについては数年前に発売された旧モデルであっても、その利便性から評価があまり落ちないため期待を裏切られることは滅多にありません。
自分が一番納得する機種を購入するには、スペック・デザイン・操作性からどれを優先するか、どれが自分に合うのかで決めるのがベストでしょう。
よく分からないから店員のおすすめでもいい?
ですが何も調べずにスマホ選びをスタッフに丸投げすると、店頭の在庫状況や販売目標などの関係で、自分には何の魅力もない機種をおすすめされるリスクがあります。
また店舗スタッフの説明では簡単に感じた機能でも、実際に使うと苦戦を強いられてサポートセンターに問い合わせるという事例も多くあるようです。
こうした問題をなくすためには、SNSや口コミサイトなどで実際に利用している方の評判を確認することが重要です。
また店舗に足を運んで実機に触れたり、知り合いのスマホを触らせてもらったりなど、シミュレーションを入念にすると失敗が少なくなるでしょう。
評判の悪いスマホを見極めて自分に合ったスマホを選ぼう!
評判の悪いスマホとユーザーの口コミ・評判などについて調査・ご紹介しました。
結論としては、自分が求めていたスペックや機能性を下回ったり、価格と機能が見合わなかったりすると悪い評価につながることが分かりました。
実際に利用している人の口コミや評価を参考にして、自分が最低限スマホに求める性能・機能が備わっているか確認してから購入しましょう。
この記事を参考にして、心から満足できるスマホが見つかることを祈っています。