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MNPでauから乗り換えるときには、auだけでなくこれから契約するキャリアやMVNOの、それぞれに手数料を支払う必要があります。けれどもその金額は、解約するタイミングによって大きく変わってくるのです。

ここからはauからのMNP転出に必要な費用と、オトクに乗り換えるための最適なタイミングについてみていきましょう。

auからのMNP転出にかかる費用はいくら?

auから他社にMNPするときには、どのような費用がいくらくらい必要となるのかをみてみましょう。その上で、必須ではないものを抑えることはできないのかを考えます。

MNP転出で必要な費用とは


auから他社にMNP転出するときに必要となる費用は、次のようなものです。

  1. 契約事務手数料
  2. MNP転出手数料
  3. 契約解除料(違約金)※更新月以外の解約時の場合など
  4. 端末代金 ※端末代金の支払いが残っている場合

これらのなかで誰もが必ず支払わなければいけないのは1の契約事務手数料と2のMNP転出手数料です。

3の契約解除料は更新月以外に解約するとき、4の端末代金は分割で支払っていた端末代金の未払い金があるときに必要となります。3の契約解除料は、タイミングさえ間違えなければ1円たりとも支払わなくてすむ費用です。

4の端末代金はどうしたって支払わなければならない費用ですが、毎月割を利用して端末を分割払いしている場合には、注意する必要があるものです。

どうしても必要な金額はどれ?


一部の格安スマホ以外と契約するときの契約事務手数料とMNP転出手数料は、どう頑張っても抑えることができないものです。

契約事務手数料

契約事務手数料とは、新規契約や機種変更、MNPなどを行うときに支払う手数料で、初回の電話料金と合わせて請求されるものです。auからMNPする場合だと、契約事務手数料はauではなく転出先のキャリアかMVNOに支払います。

金額はドコモ・ソフトバンクとも3,000円で、格安スマホへの乗り換えでは、キャンペーンなどで無料となるケースもあります。

MNP転出手数料

auからMNP転出するときにauに支払うものです。金額は3,000円で、解約するときに請求されます。

auの契約解除料(違約金)を抑えたいなら


auで契約する際には、ほとんどの方が2年契約を選択しているはずです。いわゆる「2年縛り」と呼ばれるものですが、これにより各種割引を受けることができるため、多くの方が2年間の利用を前提として契約しています。

契約が更新される月(更新月)以外に解約すると、契約解除料が発生してしまうので、費用を抑えてオトクにMNPするにはタイミングをしっかり見計らう必要があるのです。

端末代金の支払いが残っている場合


毎月割を利用して端末を分割払いしている場合、解約した時点で毎月割は適用されなくなります

毎月割は、新規契約・機種変更 (端末増設) 時に対象機種を購入し、指定されたパケット定額サービスに加入することで、購入の翌月以降に毎月の月額使用料金から最大24カ月間にわたって 割り引きを受けられるサービスです。

たとえばiPhone 7 32GBを購入して毎月割を受けていた場合、購入月の翌月から24ヶ月目まで2,250円が毎月割り引かれています。

けれども、最初の更新月を待たずに18ヶ月目に解約した場合、それ以降の毎月割がなくなってしまうため、端末の残金は「割引なしの本来の分割支払い金✕残りの6回分」となるのです。

つまり、2,250円✕6ヶ月分=13,500円の割引がフイになってしまうというわけ。これは無視するわけにはいかない金額なので、端末代金の支払いが遺っている場合の乗り換えは、慎重に行う必要がありますね。

auからMNP予約番号を取得。発行に必要な費用と手順

乗り換えは更新月を外さずに

計画的にMNPすれば、契約解除料は1円たりとも支払わずにすみます。そのためには、auの更新月をしっかりチェックして見落とさないようにしなければなりません。

auの更新月はいつになるの?


auの更新月はいつになるのでしょうか?auでは契約した日の翌月から月単位でカウントが始まります。そして、25ヶ月目と26ヶ月目の2ヶ月間が更新月となるのです。

この期間なら契約解除料を支払わずに解約できます。たとえば2018年7月25日に契約したケースだと、契約した月の翌月にあたる8月の1日から25ヶ月後の2020年8月1日から9月30日の2ヶ月間が更新月となるのです。

2年後ならいつでも解約できる新プランも


2016年6月1日から「新2年契約プラン」が提供されています。

このプランなら2年を過ぎたあとはいつでも契約解除料なしで解約できるのです。上記のケースに当てはめると、初回の更新月を迎えた2020年8月1日以降はいつでも違約金なしに解約できることになります。

ただし、「新2年契約プラン」は新規契約のときか、その後の更新月しか契約できないことになっており、さらに通常のプランよりも300円高い月額使用料が請求されるのです。

乗り換えのタイミングで費用はこんなに違う

ここまでお読みいただき、auの更新月を確認できたと思います。ところでMNPするタイミングを誤るとどのくらいの契約解除料を請求されるのかご存知でしょうか。

契約解除料が通常より高くなるケース


auの契約解除料は通常9,500円となっています。けれども、MNP au購入サポートを利用した方が規定の利用期間(12ヶ月)以内に解約する場合は、以下の表で示すとおり高額な契約解除料が請求されてしまうので注意が必要です。

【iPhoneの場合】

経過月数 iPhone 6s iPhone 6s Plus iPhone 6 iPhone 6 Plus
1カ月目 ¥20,000 ¥20,000 ¥20,000 ¥20,000
2カ月目 ¥19,170 ¥19,170 ¥19,170 ¥19,170
3カ月目 ¥18,340 ¥18,340 ¥18,340 ¥18,340
4カ月目 ¥17,510 ¥17,510 ¥17,510 ¥17,510
5カ月目 ¥16,680 ¥16,680 ¥16,680 ¥16,680
6カ月目 ¥15,850 ¥15,850 ¥15,850 ¥15,850
7カ月目 ¥15,020 ¥15,020 ¥15,020 ¥15,020
8カ月目 ¥14,190 ¥14,190 ¥14,190 ¥14,190
9カ月目 ¥13,360 ¥13,360 ¥13,360 ¥13,360
10カ月目 ¥12,530 ¥12,530 ¥12,530 ¥12,530
11カ月目 ¥11,700 ¥11,700 ¥11,700 ¥11,700
12カ月目 ¥10,870 ¥10,870 ¥10,870 ¥10,870

【スマートフォンの場合】

経過月数 Xperia XZ Xperia X
Performance
SOV33
Xperia Z4
SOV31
GALAXY S6
edge SCV31
HTC J
butterfly
HTV31
HTC10 HTV32
1カ月目 ¥20,000 ¥15,000 ¥20,000 ¥20,000 ¥15,000 ¥15,000
2カ月目 ¥19,170 ¥14,370 ¥19,170 ¥19,170 ¥14,370 ¥14,370
3カ月目 ¥18,340 ¥13,740 ¥18,340 ¥18,340 ¥13,740 ¥13,740
4カ月目 ¥17,510 ¥13,110 ¥17,510 ¥17,510 ¥13,110 ¥13,110
5カ月目 ¥16,680 ¥12,480 ¥16,680 ¥16,680 ¥12,480 ¥12,480
6カ月目 ¥15,850 ¥11,850 ¥15,850 ¥15,850 ¥11,850 ¥11,850
7カ月目 ¥15,020 ¥11,220 ¥15,020 ¥15,020 ¥11,220 ¥11,220
8カ月目 ¥14,190 ¥10,590 ¥14,190 ¥14,190 ¥10,590 ¥10,590
9カ月目 ¥13,360 ¥9,960 ¥13,360 ¥13,360 ¥9,960 ¥9,960
10カ月目 ¥12,530 ¥9,330 ¥12,530 ¥12,530 ¥9,330 ¥9,330
11カ月目 ¥11,700 ¥8,700 ¥11,700 ¥11,700 ¥8,700 ¥8,700
12カ月目 ¥10,870 ¥8,070 ¥10,870 ¥10,870 ¥8,070 ¥8,070

契約解除料が3,000円でOKの人も?


通常、auで更新月以外に解約した場合は9,500円の請求を受けることになります。けれども

  • auに10年以上加入している
  • 「2年契約 (誰でも割)」と「家族割 (または「法人割」)」をセットで加入している

この2つを満たしている場合、通常だと9,500円の契約解除料が3,000円に割引かれるのです。

ただし、更新期間以外で解約・一時休止・「2年契約(誰でも割)」を廃止した場合には、「2年契約 (誰でも割)」の加入年数に関わらず、契約解除料は9,500円となります。もちろん更新期間に解約した場合には、契約解除料はかかりません。

auユーザーのほとんどは2年契約に加入していると思われるので、家族と一緒に家族割でauを利用しているなら、10年目以降の契約解除料は3,000円ですむことを記憶に留め置かれることをおすすめします。

最もおトクに解約できるタイミングは?

auで契約解除料を支払わずにすむのは更新月の2ヶ月間です。ところで月初めに解約する場合と月末に解約する場合では、月額使用料に違いはあるのでしょうか。

1日解約ルールは変更に


少し前までauでは1日に解約するとその月の月額使用料は請求されませんでした。しかし2016年末にこのルールは変更され、1日に解約してもその月の丸々1ヶ月分が請求されるようになったのです。

この変更をうっかり見落として1日に解約すると、たった1日のことで1ヶ月分の金額を支払う羽目になるので注意が必要です。

ベストな解約日は更新月の末日


何日使用しても1ヶ月分の金額が請求されるなら、最もおトクな解約日は更新月の末日ということになります。

ただし他社へMNPする場合、MNP予約番号を発行した日が解約日になるわけではありません。auを解約したことになるのは、乗り換え先に転入した時点です。

早めにauでMNP予約番号を取得していても、乗り換え先への転入が遅れてしまうと月が変わってしまったり、更新月を過ぎてしまったりすることもありえます。この点には充分気を付けていただきたいと思います。

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