ソフトバンクの2019年夏モデルとして、富士通製の「arrows U」が6月下旬より発売を予定しています。
ソフトバンクからarrowsシリーズが発売されるのは「ARROWS A 301F」以来となる5年半ぶり。
ライトユーザーが使いやすいスペック・機能が備わったミドルレンジ機で、従来のarrowsにはない新たな機能も搭載されます。
本記事では、そんな「arrows U」のスペック・価格など最新情報をまとめましたので、ぜひチェックしてみてください。
トップ画像引用元:「arrows U」を6月14日より予約受付開始 | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
機種 | Xperia 5 V | AQUOS sense8 | TORQUE G06 | Xiaomi 13T |
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本体 | ||||
価格 | 82,800円~ | 39,100円~ | 59,800円~ | 39,790円~ |
特徴 | 高性能チップ搭載 ハイエンドスマホ | コスパに優れた ミドルレンジスマホ | 小型&軽量な 高耐久スマホ | 高性能カメラ搭載 ハイエンドスマホ |
購入 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
富士通 arrows Uのスペック・発売時期は?
画像引用元:arrows U デザイン – スマートフォン – FMWORLD.NET(個人) : 富士通
arrows Uの基本スペックをまとめると以下の通りです。
arrows U | |
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発売日 | 2019年6月下旬発売予定 |
サイズ(高さ×幅×厚さ) | 約 72 × 149 × 8.8 mm |
重さ | 約166g |
ディスプレイ | 約5.8インチ(液晶) |
解像度 | フルHD+(2,280 × 1,080) |
OS | Android 9.0 |
CPU | Snapdragon 450 |
メモリ(RAM) | 3GB |
ストレージ(ROM) | 32GB |
外部メモリ | microSDXC(最大400GB) |
バッテリー | 2,880mAh |
連続通話時間 | 4G LTE:約1,560分 3G:約1,690分 GSM:約910分 |
連続待受時間 | 4G LTE:約580時間 3G:約650時間 GSM:約600時間 |
アウトカメラ | 約1,310万画素 約500万画素 |
インカメラ | 約800万画素 |
Bluetooth | Bluetooth 4.2 |
生体認証 | – |
おサイフケータイ | 〇 |
ワイヤレス充電(Qi) | – |
防水・防塵 | IP68 |
接続端子 | USB Type-C / 3.5mmイヤホンジャック |
カラー | ブルー / ホワイト / ブラック |
スペック面で特筆すべき点はないですが、arrowsシリーズ初となるデュアルカメラ構成や、シリーズ独自機能のExlider(エクスライダー)廃止は注目すべきポイント。
ドコモから2019年夏モデルとしてリリースされる「arrows Be3 F-02L」とは、CPUのSnapdragon 450、メモリ3GB、ストレージ32GBなどメインスペックが共通しており、兄弟機といえそうです。
「arrows U」の発売日は2019年6月下旬予定で、6月14日より予約受付が開始されます。
ソフトバンク夏モデル「arrows U」の魅力は?
画像引用元:arrows U デザイン – スマートフォン – FMWORLD.NET(個人) : 富士通
ここでは、arrows Uの具体的な魅力についてみていきましょう。
arrows Uの「U」は、Universal(普遍性)とUseful(使いやすい)の意味が込められているとのことで、全体的に使いやすいスペック・機能が備わっています。
〇リーズナブルな価格で購入しやすい
総務省主導で進められた「分離プラン」導入によって、各キャリアでは基本料金と紐づいた機種代金割引が廃止されました。
現在、各キャリアで機種代金割引として利用できるのは、購入機種の下取りを条件とした割引(ソフトバンク「半額サポート」など)が主となっており、ユーザーからは機種代金の実質値上がりが懸念されています。
今後は使いやすく購入しやすいミドルレンジ機の需要が高まると目されており、今夏ソフトバンクから発売されるarrows Uもスペックと価格のバランスの良いミドルレンジ機に仕上がっています。
本体価格は3万円前後となる見通し
arrows Uの価格は現時点では未発表ですが、同じ富士通製でスペックが近いドコモの2019夏モデル「arrows Be3 F-02L」の価格が3万3,048円であることからも、3万円前後での発売となるでしょう。
3万円台であれば、「半額サポート」を利用しない24回払いでも月額1,200円~1500円程度と、機種変更しやすい価格帯です。
〇ディスプレイが大型化、丸みのあるデザインを採用
これまでのarrowsシリーズといえば、上下のベゼル(額縁)を広く取っているイメージがありますが、arrows Uは上部をノッチ型にしたベゼルの狭いデザインを採用。
画面占有率が高く、見た目もハイエンド機のようなクールな印象を受けます。
ディスプレイは約5.8インチと従来機より大型化。フルHD+(2,280 × 1,080)の高画質で動画視聴やアプリゲームを楽しめます。
また、本体の四隅や側面の丸みのある形状があらゆるユーザーの手にフィット。ミドルレンジ機らしい誰でも使いやすいデザインといえるでしょう。
arrows Uの評価レビュー|買う理由と買わない理由〇シリーズ初となるデュアルカメラ搭載
arrows Uは、シリーズ初となる1,310万画素センサーと500万画素センサーのデュアルカメラ構成。
これにより、背景をぼかす「ポートレートモード」も新たに備わりました。
カメラの使いやすさに直結するユーザーインターフェース(UI)も大幅に進化し、誰でも気軽に高品質な写真・動画を撮影できます。
ソフトバンク2019年夏モデル「Xperia 1」の最新情報・スペックと発売時期〇スマホ初心者でも使いやすい機能が満載
arrows Uが、Universal=誰でも使えるの意味があることはすでに述べましたが、とくにスマホの操作になれていないユーザー向けの機能が充実しています。
本体の左側面には、電源ボタン、音量キーに加え、アシスタントキーを装備。ユーザーの操作をサポートする「Google アシスタント」をワンタッチで呼び出すことができます。
アシスタントキーには、「カメラ起動」、「背面LEDの点灯」、「おサイフケータイアプリ起動」、「画面ズーム」のいずれかを割り当てることも可能です。
ホーム画面から「シンプルモード」を有効にすれば、アイコンや文字が大きくなり、画面が見やすく、文字が読みやすくなります。
相手の声が聞き取りやすくなる「はっきりボイス」、相手の話し声のスピードを落とす「ゆっくりボイス」など、中高年向けの機能も備わっています。
そのほか、本体機能の使い方を解説した「使いこなしガイド」を搭載。プリインストールされている「@Fケータイ応援団」から、キーワード検索すれば、そのときわからないことをすぐに解消できます。
スマホ初心者や中高年のユーザーをサポートする機能が充実していますので、初めてのスマホでも安心です。
スマホデビュー向けのプランは?
ソフトバンクでは、2019年6月12日より、他社からの乗り換え(MNP)を含めたケータイからスマホへの機種変更向けに「スマホデビュープラン」の受付を開始しました。
「データ容量1GB+5分以内の通話無料」が付いて、1年目は月額980円から利用できるプランで、arrows Uでのスマホデビューとも相性が良いです。
スマホデビュープランの料金は以下の通り。
スマホデビュープラン | |
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データ定額スマホデビュー (1GB) |
980円 / 月 |
通話基本プラン (2年契約) |
1,200円 / 月 |
ウェブ使用料 | 300円 / 月 |
準定額オプション | 500円 / 月 |
1年おトク割 (12ヵ月) |
-1,000円 / 月 |
スマホデビュー専用割引 | -1,000円 / 月 |
月額利用料 | 980円 / 月 14ヵ月目以降:1,980円 |
この料金にarrows Uの機種代金を加えた額が毎月の利用料金になります。
arrows Uは本体価格が3万円前後となる見通しですので、+1,200円~1,500円といったところでしょうか。
プランの詳細は以下の公式サイトからも確認できます。
スマホデビュープラン | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
〇防水・防塵・耐衝撃機能で安心して使える
arrows UはIPX5/8等級の防水性能、IP6X等級の防塵性能に加え、耐衝撃性ではMIL規格(MIL-STD-810G)をクリアしています。
お風呂やキッチンなどの水回りや、庭やベランダでのガーデニング時など、日常のあらゆる場面でスマホを活用可能です。
耐衝撃性にも優れていますので、思いがけない落下でも、故障せずに済む可能性があります。
△生体認証、Exliderは非搭載
arrowsシリーズ独自の機能としては、背面の指紋センサーをなぞって画面を操作する「Exlider(エクスライダー)」機能がありますが、arrows UではExliderが非搭載。
そもそも指紋センサーも搭載されておらず、生体認証機能は利用することができません。
そのため画面ロック機能を使うには、数字を入力するパスワードロックか、一定のパターンでスライド入力するパターンロックを利用することになります。
個人情報の詰まったスマホを画面ロックなしで使うのは不安がありますので、ロック解除に入力が必要になるのはデメリットといえるでしょう。
- arrows Uは2019年6月下旬発売予定、6月14日より予約受付開始。本体価格は3万円前後となる見込み
- 〇CPUのSnapdragon 450、メモリ3GB、ストレージ32GBはドコモ夏モデルのarrows Be3 F-02Lと共通。普段使いには十分な処理性能
- 〇シリーズ初となるノッチ型ディスプレイ。約5.8インチまで大型化
- 〇シリーズ初のデュアルカメラ採用。背景をぼかす「ポートレートモード」も搭載
- △シリーズ独自のExlider(エクスライダー)、生体認証は非搭載。画面ロックに生体認証が使えない点はデメリット
「arrows U」は欠点の少ない使いやすいミドルレンジ機
2019年6月14日より予約受付開始となる富士通「arrows U」は、誰もが使いやすい機能・スペックが備わったミドルレンジ機。
シリーズ独自のExliderが廃止され、生体認証、ワイヤレス充電といった機能がない点は残念ですが、シリーズ初となるデュアルカメラが搭載され、カメラは大幅に性能がアップしました。
さらにスマホ初心者向けの機能を充実させることで、初めてのスマホでも安心して使える機種に仕上がっています。
CPUのSnapdragon 450をはじめ、普段使いには十分な処理性能が備わっており、インカメラをノッチ型に配置し、ディスプレイを大型化するなど、スマホ初心者に限らず満足させられる機種でもあります。
出来るだけコスパよく機種変更したいというスマホユーザーもシンプルかつ使いやすいarrows Uを検討してみてください。