ahamo(アハモ)とは、2021年から運用が開始されるNTTドコモの新しい料金プランのこと。
月20GBのデータ通信が月額2,970円から利用できるなど、非常にお得な通信サービスですが、利用できるスマホの制限はあるのでしょうか。
この記事では、ahamo(アハモ)で使えるiPhone、Androidの対象機種一覧について解説します。
ahamo(アハモ)のサイトで購入できる3機種以外の機種を購入される方は、ドコモオンラインショップで機種を購入する必要があります。
ahamo(アハモ)契約には注意点がいくつかあるためahamo(アハモ)の最新情報まとめ!デメリット・対応機種・キャンペーン・評判を確認しておいてください。
ahamo(アハモ)でiPhoneは使える?

ahamoでもiPhoneは対象機種に含まれています。
ただし、ahamoでは音声通話をVoLTEで行うため、利用できる端末はVoLTEに対応したiPhoneとなります。
つまりahamoで使えるiPhoneはiPhone6以降の機種になります。これらの製品なら安心して利用することができます。
ちなみに新しくiPhoneを購入する場合は、下記の3つの方法があります。
これらの方法について、それぞれ解説していきますね。
ahamoから購入する場合
ahamoの契約と同時にiPhoneを購入する場合は、契約の手続きと同時にahamoからの購入が一番簡単です。
ただし2021年3月現在、ahamoで購入できるiPhoneはiPhone11のみとなっています。
これ以外の機種を購入したい場合は、ドコモオンラインショップなどから購入する必要があります。
ドコモオンラインショップで購入する
ahamoで取り扱っていない種類のiPhoneを購入したい場合はドコモオンラインショップから購入をするという方法があります。
現在ドコモオンラインショップで取り扱っているiPhoneは下記の5種類となります。
- iPhone 12
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12 mini
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone SE
続いての購入手順については、少し複雑になるため必ずチェックをしておいてください。
ドコモオンラインショップでiPhoneを購入し、ahamoで利用する手順
- 料金プランに「5Gギガライト」または「ギガライト2」を選択の上、ドコモオンラインショップ商品を購入する。
- ahamo提供開始後、①で選択した料金プランから、ahamoへプラン変更手続きを行う。
※「5Gギガライト」または「ギガライト2」を選択することで、ahamoにプラン変更した月についてもahamoの月額料金が適用されます。
上記の方法を利用することで、ドコモの「5Gギガライト」または「ギガライト2」を選択してもその通信料金が取られることなくahamoへのプラン変更が行なえます。
少し手続きが面倒ですが、この方法を使うことでドコモオンラインショップで販売されているiPhoneもahamoで利用可能になります。
ただドコモ側も2021年6月(予定)からはahamo契約のまま機種変更手続きができるようにするとのことなので、今後は手続きも簡単になるでしょう。
SIMフリー端末を購入する
ahamoでは格安SIMのようにSIMカードのみの契約も可能なので、SIMフリーのiPhoneを用意してSIMカードだけahamoで契約するという方法もあります。
この場合はドコモオンラインショップでのキャンペーンを受けることはもちろんできませんが、複雑な手順を踏まずにahamoを利用できるのはメリットと言えるでしょう。
SIMフリーのiPhoneは近くのアップルストアや、アップルの公式サイトなどで購入ができます。
非対応端末のiPhone4s/5/5s/5cは利用できる?
iPhone4s/5/5s/5cはVoLTEに非対応の端末ですが、4G LTEには対応しています。
ahamoは3G回線は利用しませんが、4G、5Gの回線を利用するのでiPhone4s/5/5s/5cでもデータ通信だけなら行えるのでしょうか。
これは筆者の予想ですが、おそらくデータ通信も行えないと思います。
というのも現状「VoLTEが使えるSIM」と「VoLTEが使えないSIM」に分かれているauでは「VoLTEが使えるSIM」をVoLTE非対応の端末に挿してもデータ通信が行えないからです。
ahamoはSIM自体はVoLTEのみに対応しているタイプではないものの、VoLTEを利用しない音声通話は行えないのでauのようにデータ通信も行えないのではないかと思います。
ドコモ公式でも「対象機種以外の機種は保証できない」と明記されています。
そのため現状iPhone4s/5/5s/5cを現役で利用している方でahamoの利用を考えている方は、この機会に端末の買い替えをおすすめします。
ドコモ契約者がahamo(アハモ)へ変更する方法はこちらで確認できます。
ahamo(アハモ)契約するならドコモオンライショップで機種変更をしておきましょう!
ahamo(アハモ)で使えるiPhoneの対象機種一覧

ここではahamoで使えるiPhoneの対象機種一覧について解説します。
iPhoneの対象機種については以下の通りです。
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
- iPhone 11 Pro Max
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11
- iPhone XS Max
- iPhone XS
- iPhone XR
- iPhone X
- iPhone 8 Plus
- iPhone 8
- iPhone 7 Plus
- iPhone 7
- iPhone 6s Plus
- iPhone 6s
- iPhone 6 Plus
- iPhone 6
- iPhone SE(第2世代)
- iPhone SE(第1世代)
ahamoでは4G/5G両方の回線が利用できるので、Volteに対応しているiPhone 6以降のiPhoneであればすべての機種が利用できます。
ただし、iPhone 6とiPhone 6 Plusについてはネットワークサービス(発信者番号通知・着信通知 等)の設定ができないので、その点だけ注意してくださいね。
他社製のiPhoneは利用できるの?
ahamoのサービスでは、他社製のiPhoneは利用できるのでしょうか。
これを解説するために、まずは「SIMロック」についてお話します。
「SIMロック」と「SIMロックの解除」について
ソフトバンクやauなど、大手携帯電話会社で購入したスマホは、基本的に「SIMロック」がかけられています。
SIMロックがかけられている端末に他のメーカーのSIMを差し込んでも、データ通信は行なえません。
例えるとauで購入したiPhoneにドコモのSIMカードを入れても通話やデータ通信は行えない、ということです。
ただし、そういった端末の制限を無くし、自由にさまざまな通信会社のSIMカードを利用できるようにする方法があります。
それが「SIMロックの解除」です。
日本では2015年5月、総務省によるSIMロック解除を求めるガイドラインの発表が行われたため、2015年以降に発売されたスマホであれば、基本的にはSIMロックを解除することが可能なのです。
情報元:総務省公式サイト
結局他社製のiPhoneは利用できるの?
本題に話を戻すと、au、ソフトバンクで購入したiPhoneは、SIMロックの解除を行うことでドコモで購入したiPhoneと同じように使うことができると思われます。
ただし、iPhone 6、iPhone 6 PlusについてはそもそもSIMロックの解除対象外の機種なのでドコモで購入したものか、SIMフリーのモデルのみが利用できます。
また、ahamoが正式に使えると保証した機種ではないので、その点は注意してくださいね。
ahamo(アハモ)の機種変更がお得になるキャンペーンまとめはこちらで確認できます。
ahamo(アハモ)契約するならドコモオンライショップで機種変更をしておきましょう!
ahamo(アハモ)で使えるAndroidの対象機種一覧

ahamoが現状、動作を保証しているAndroid端末は以下の機種です。
ただし、利用にあたって一定の制約がある機種も存在するので注意してください。
- (※1)ネットワークサービス(発信者番号通知・着信通知 等)の設定が
できません。 - (※2)緊急通報(110、118、119)時の高精度な位置情報測位が
できません。 - (※3)セルフモード(機内モードなど)時に緊急通報(110、118、119)が
できません。
富士通製の対象機種
富士通製端末の該当機種は以下の7機種です。
- arrows NX9 F-52A
- arrows 5G F-51A
- arrows Be4 F-41A
- arrows Be3 F-02L
- arrows Be F-04K ※3
- arrows NX F-01K(Android 8.1以降) ※3
- arrows NX F-01J(Android 8.1以降) ※3
LG製の対象機種
LG製端末の該当機種は以下の6機種です。
- LG VELVET L-52A
- LG V60 ThinQ 5G L-51A
- LG style3 L-41A
- LG style2 L-01L
- LG style L-03K ※3
- V30+ L-01K(Android 9以降) ※3
Samsung製の対象機種
Samsung製端末の該当機種は以下の19機種です。
- Galaxy A51 5G SC-54A
- Galaxy Note20 Ultra 5G SC-53A
- Galaxy S20+ 5G SC-52A
- Galaxy S20 5G SC-51A
- Galaxy A21 SC-42A
- Galaxy A41 SC-41A
- Galaxy A20 SC-02M
- Galaxy Note10+ Star Wars Special Edition SC-01M
- Galaxy Note10+ SC-01M
- Galaxy S10+ Olympic Edition SC-05L
- Galaxy S10+ SC-04L
- Galaxy S10 SC-03L
- Galaxy Feel2 SC-02L ※3
- Galaxy Note9 SC-01L ※3
- Galaxy S9+ SC-03K ※3
- Galaxy S9 SC-02K ※3
- Galaxy Note8 SC-01K(Android 9以降) ※3
- Galaxy S8+ SC-03J(Android 9以降) ※3
- Galaxy S8 SC-02J(Android 9以降) ※3
SHARP製の対象機種
SHARP製端末の該当機種は以下の19機種です。
- AQUOS sense5G SH-53A
- AQUOS R5G SH-51A
- AQUOS sense4 SH-41A
- AQUOS sense3 SH-02M
- AQUOS zero2 SH-01M
- AQUOS R3 SH-04L
- AQUOS sense2 SH-01L ※3
- AQUOS R2 SH-03K ※3
- AQUOS sense SH-01K(Android 9以降) ※3
- AQUOS R SH-03J(Android 9以降) ※3
Sony製の対象機種
Sony製端末の該当機種は以下の24機種です。
- Xperia 5 II SO-52A
- Xperia 1 II SO-51A
- Xperia 10 II SO-41A
- Xperia 5 SO-01M
- Xperia 1 SO-03L
- Xperia Ace SO-02L
- Xperia XZ3 SO-01L ※3
- Xperia XZ2 Compact SO-05K ※3
- Xperia XZ2 Premium SO-04K ※3
- Xperia XZ2 SO-03K ※3
- Xperia XZ1 Compact SO-02K ※3
- Xperia XZ1 SO-01K ※3
- Xperia XZs SO-03J ※3
- Xperia X Compact SO-02J ※3
- Xperia XZ SO-01J ※3
- Xperia X Performance SO-04H ※3
- Xperia Z5 Premium SO-03H ※3
- Xperia Z5 Compact SO-02H ※3
- Xperia Z5 SO-01H ※3
- Xperia A4 SO-04G ※1 ※2 ※3
- Xperia Z4 SO-03G ※1 ※2 ※3
- Xperia(TM) Z3 Compact SO-02G ※1 ※2 ※3
- Xperia Z3 SO-01G ※1 ※2 ※3
- Xperia Z2 SO-03F ※1 ※2 ※3
Huawei製の対象機種
Huawei製端末の該当機種は以下の2機種です。
- HUAWEI P30 Pro HW-02L
- HUAWEI P20 Pro HW-01K ※3
GooglePixel製の対象機種
Huawei製端末の該当機種は以下の3機種です。
- Google Pixel 3a ※1
- Google Pixel 3XL ※1
- Google Pixel 3 ※1
その他の機種
その他のメーカーで動作保証がされている端末は「MZ-01K(Android 8.1 OSV以降) ※3」のみとなります。
他社キャリアからahamo(アハモ)へ乗り換える全手順はこちらでまとめています。ぜひ確認をしておいてください。
対象機種以外のAndroid端末は利用できない?
今回ahamoが対象機種として記載した端末は、全てドコモが販売している端末になります。
では他のソフトバンクやauから販売されている機種は果たして利用できるのでしょうか。
これも筆者の予測となってしまいますが、VoLTE対応端末であれば基本的には利用できると考えています。
というのも実際に筆者はau系の格安SIMでOnePlus7T Proという動作保証対象外の端末を、VoLTEを有効にすることで問題なく使用できているからです。
またドコモのSIMでSIMロック解除を行ったスマホを利用しているという人もインターネット上では数多く存在しています。
そのため日本で市販されており、VoLTE対応のAndroid端末であればSIMロックが解除されていれば問題なく利用できると思います。
もちろん、公式にサポートされた端末ではないので、利用の際は注意してくださいね。
ahamo(アハモ)を契約するならdカード GOLDとセットでお得になる方法があります!こちらの記事でまとめているので、必ずチェックしておいてください。
ahamo(アハモ)契約するならドコモオンライショップで機種変更をしておきましょう!
ドコモが発行しているクレジットカード「dカード GOLD」は、ドコモユーザーがお得になる特典が充実しています。
ドコモユーザーにdカード GOLDを本当におすすめしたい理由をまとめたので、ぜひ一度目を通してみてください!
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- 1枚無料で発行できる家族カードがお得すぎる
dカード GOLDは10,000円(税抜)の年会費がかかかりますが、ドコモユーザーであればポイント還元で十分に回収できる仕組みになっています。
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ドコモユーザーの方はこの機会にぜひ入会を検討してみてください!

ahamo(アハモ)ではiPhoneを含む多くの機種が利用できる
この記事ではahamoで利用できる機種について解説しました。
この記事で紹介したiPhoneを含む約70機種については、公式でサポートされているので安心して使用することができます。
またそれ以外の機種についても、保証はできませんがVoLTE対応でSIMフリー、もしくはSIMロック解除済みの製品であれば基本的には使用できると思います。
ahamo自体は非常にお得なサービスなので、自分の端末が利用できるか確認してみてくださいね。