ahamo(アハモ)は海外利用がお得!追加料金や注意点まとめ

ahamo(アハモ)は海外利用がお得なドコモの料金プランです。外国で使う場合の手続きや利用制限などは有るのか解説していきます。また、パケットの追加料金や注意点もまとめていきます。他社の料金プランで海外利用するケースと比較もしているので、ぜひ参考にしてみてください。

  • 22.07.21
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  • ※本記事は22.07.21に作成された記事です。最新情報は公式ページをご確認ください。
ahamo(アハモ)は海外利用がお得!追加料金や注意点まとめ

ドコモが提供するブランド「ahamo」では、おトクな月額料金で20GBを利用できます。

更に、海外でスマホを利用する際はahamoを使うとおトクなんです。

今回はahamoの海外利用について、追加料金や手続き・注意点についてまとめてみました。

これから海外出張や旅行の機会にスマホを使いたい方も、ぜひ参考にしてみてください。

アハモを海外で利用する際の料金

ドコモの新プラン「ahamo(アハモ)」
ahamo

ahamoでは契約すると月20GBのデータ通信を基本料金内で利用できます。

ahamo(アハモ)
月額料金2,970円(税込)
※ユニバーサルサービス料別途
月間利用可能データ容量20GB
利用可能データ容量超過後速度送受信時最大1Mbps
音声通話1回あたり5分以内の国内通話無料
SMS(1通あたり3円)、(0570)(0180)などの他社接続サービス、(188)の特番、番号案内、衛星電話などへの発信は対象外
5分をこえる国内通話は22円/30秒
ネットワークドコモの4G/5G
利用可能データ容量の追加1GBあたり550円(税込)で利用可能データ容量の追加が可能
かけ放題オプション月額1,100円(税込)で国内通話無料

なんと海外でデータ通信を利用する際も追加料金は発生せず月20GBを利用できるんです。

そのため、ahamoを海外利用する際の料金はゼロ円です。

また、基本の20GBを超えて追加データを購入したい場合も、国内と同じ550円/GBで利用できます。

アハモが使える海外82カ国の地域・エリア

ahamoのデータ通信は82の国・地域で利用できます。

主要国はしっかり抑えられ、日本人の渡航先約95%をカバーできているので安心です。

ahamo 海外のデータ通信対応エリア
北米エリアアメリカ(本土)
アラスカ
カナダ
グアム
サイパン
ハワイ
アジアエリアインド
インドネシア
カンボジア
シンガポール
タイ
フィリピン
ブルネイ
ベトナム
マカオ
マレーシア
ミャンマー
ラオス
韓国
香港
台湾
中国
バングラデシュ
オセアニアエリアオーストラリア
ニュージーランド
フィジー
ナウル
ヨーロッパエリアアイルランド
アゾレス諸島
アンドラ
イギリス
イタリア
エストニア
オーストリア
オランダ
カナリア諸島
キプロス
ギリシャ
クロアチア
サンマリノ
スイス
スウェーデン
スペイン
スペイン領北アフリカ
スロバキア
チェコ
デンマーク
ドイツ
トルコ
ノルウェー
バチカン
ハンガリー
フィンランド
フランス
ブルガリア
ベルギー
ポーランド
ポルトガル
マディラ諸島
モナコ
ラトビア
リトアニア
リヒテンシュタイン
ルーマニア
ルクセンブルク
ロシア
中南米エリア米領バージン諸島
プエルトリコ
ブラジル
ペルー
メキシコ
チリ
エクアドル
中東エリアカタール
オマーン
イスラエル
ヨルダン
サウジアラビア
アフリカエリアエジプト
モロッコ
南アフリカ
レソト
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アハモを海外で使うための手続き

ahamo
ahamo

ahamoの海外データ通信サービスはユーザー全員が利用でき、申し込みの手続きは不要です。

海外へ渡航する前にahamoで特別な申請をせずに、そのままスマホを持ち込むだけでOKです。

スマホの設定でデータローミングがオンになっていると海外データ通信が発生します。

ホテルや空港など無料Wi-Fiが使える場所では、Wi-Fi接続に切り替えておくとデータ量が消費されません。

ただし、無料Wi-Fiに接続しているつもりでも、データローミングがオンの状態だとデータ量が使用されてしまいます。

Wi-Fiに切り替える際はデータローミングをオフにしておくことをおすすめします。

アハモを海外で使う際の注意点

注意点
注意点
アハモを海外で使う際の注意点

簡単にahamoを海外で使えるのが魅力的ですが、使う際には次の注意点に気をつけておきましょう。

それぞれについて詳しくみていきましょう。

ドコモの国際サービスと対応エリアが違う

ahamoが利用できる海外エリアとドコモの国際サービスが対応しているエリアは違います。

やはりドコモの方が国際サービスのエリアも広く、今後も拡大していく方針が発表されています。

ahamoも82カ国に対応しているのでほとんど心配ありません。

とはいえ以前ドコモで使えたエリアでahamoが使えない可能性もあるので、出国前に対応エリアは確認しておきましょう。

大盛りオプションの加入者も使えるのは20GBまで

ahamo(アハモ)の大盛りオプション
ahamo(アハモ)を海外利用する注意点

ahamoのオプションで月80GBが追加できる「大盛りオプション」というものがあります。

しかし海外で利用する際は、大盛りオプションに加入中の方も使えるのは月20GBまでです。

20GBを超えると、国内利用と同様に通信速度制限になります。

ahamoでは最大1Mbpsの速度まで制限されるので、LINEやウェブページ閲覧は問題ないでしょうが、画像や動画の多いSNSは微妙なところです。

解決策も国内同様に追加データを購入することで速度制限は解除となりますが、大盛りオプション加入の方はこの解決策が使えません。

大盛りオプションに加入していると速度制限は当月末まで解除できないので、長期間滞在の場合は事前にオプションを外しておきましょう

海外での通信速度制限について

先ほど20GBを超えると通信速度制限になるとお伝えしましたが、海外利用時は別の場合でも通信速度制限にかかります。

海外で最初にデータを利用した日(日本時間)から制限なく使えるのは15日間のみです。

15日経過後の日本時間0時以降に、送受信最大128kbpsになります。

この制限以降はデータ量を追加購入しても、日本に帰国するまでは制限を解除できません。

そのため、ahamoで無料の海外データ利用ができるのは最大15日間のみと考えておきましょう。

15日以上滞在する機会がある方は、長期契約ができるモバイルWi-Fiなどを利用することをおすすめします。

海外での電話とSMSの月間利用額に注意

上記の注意事項で、①20GBを超える・②15日以上海外で利用するのいずれかになると速度制限になると伝えました。

実は最後でお伝えしたいこの注意事項でも、守らなければ海外データ通信の利用が停止してしまうものです。

海外でスマホを利用する際、データ通信だけでなく電話やSMSも利用しますよね。

海外での電話・SMSの月間利用額が5万円を超過した場合は、当月末まで海外データ通信が停止されます。

これは速度制限ではなく利用停止になるので、Wi-Fi環境下以外ではネットにつながりません。

これは利用可能なデータ量を追加購入しても解除できないので、最大限注意が必要です。

アハモとドコモの他料金プランで海外利用の違いを比較

ドコモのロゴ

ここまでahamoの海外利用についてお伝えしましたが、実はドコモでは海外専用プランもあります。

ここからはドコモの海外向けプランとahamoで海外利用に関する違いを比較していきましょう。

海外データ利用時の違いahamoドコモ①
海外パケ・ホーダイ
ドコモ②
パケットパック海外オプション
料金無料
(基本プランにコミコミ)
最大2,980円/日
(約24.4MBまで1,980円/日、以降はどれだけ使っても料金変わらず)
200円/1時間
980円/24時間
2,480円/3日間
3,980円/5日間
5,280円/7日間

※国・地域によって料金の違いあり
申し込み不要不要必要
(一度申し込めば次回以降は不要)
国内契約のデータ量使用ありなしあり
速度制限/使用可能データ量あり/月20GB

<制限条件>
・20GB以上使用の場合
・15日以上使用の場合
なしあり/基本月30GB

<制限条件>
・30GB以上使用の場合
・2020年2月以前のプラン契約の場合は、契約中のプランのデータ量を超過した場合
利用停止目安額5万円
変更不可
5万円
変更相談可
なし
利用エリア82の国と地域200以上の国と地域200以上の国と地域
備考-日本時間を基準とした課金(日本時間0時から23時59分59秒までを1日とする)データローミングがオンの状態でも利用開始操作がなければ通信は発生しない

ドコモはタイプの異なるプランが2つある

ahamoは基本プランの中に海外利用サービスも含まれていますが、ドコモはオプションが2つ用意されています。

1つは通信速度制限もなく使える「海外パケ・ホーダイ」です。

1日に24.4MBまで使用すると1,980円ですが、以降1日にどれだけ使っても料金は最大2,980円/日です。

操作などにより変わりますが、たとえばYoutubeで4分程度の動画を低画質で見ても10MBほど消費します。

海外旅行などで写真をSNSに投稿する頻度が高いと、それだけでも1日最大料金までかかりそうです。

4日程度海外で使うとなると、最大11,920円とかなり料金が高めです。

もう1つは利用時間の制限を設定できる「パケットパック海外オプション」です。

Wi-Fiを使うけど、どうしても海外データ通信が必要な場面もありますよね。

そんな時はこのプランで1時間や24時間・5日間といった利用期間が決まっている方が分かりやすいです。

最初に利用期間を選んで利用設定開始をおせば、後は国内契約のデータ量が消費されます。

料金は利用期間で決まるので使いすぎの心配もないコスパのいいサービスです。

こちらは5日間使っても3,980円なので比較的安価ですが、30GBを超えると速度制限にかかるので注意してください。

ahamoは気楽に使いやすい+使いすぎの心配がない

ドコモのオプションと比べると、ahamoは追加料金や申し込みも不要で使えるため気楽に使いやすいです。

また、消費されるデータは国内契約の20GBで、超過すると速度制限になります。

使った分だけ料金が発生するわけではないので、使いすぎの心配もありません

ただし、ahamoの場合は15日以上利用で制限になったり利用停止額が変更できなかったり注意点もあります。

使える地域もドコモに比べるとまだまだですが、海外旅行先くらいであれば問題なく使えるサービスです。

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アハモと他キャリアの海外データ利用の違いを比較

ahamoはドコモが展開する格安ブランドですが、他大手キャリアも格安ブランドを展開しています。

では、それぞれのブランドでも海外でデータ利用ができるのでしょうか。

最後はahamoとpovo/LINEMO/楽天モバイルの3つを比較してみました。

povo

povoのバナー
アハモと他キャリアの海外データ利用の違い
海外データ利用時の違いahamopovo
料金無料
(基本プランにコミコミ)
現時点で海外ローミングに対応していない
申し込み不要
国内契約のデータ量使用あり
速度制限/使用可能データ量あり/月20GB

<制限条件>
・20GB以上使用の場合
・15日以上使用の場合
利用停止目安額5万円
変更不可
利用エリア82の国と地域
備考-

まずはauが展開しているpovo2.0です。

povoでは現時点で海外ローミングサービスを提供していません

しかし、今後は実装される可能性が高いといえます。

実装される場合はahamoのように追加料金や申し込み不要が望ましいですね。

LINEMO

linemoなら2プランから選べる
アハモと他キャリアの海外データ利用の違い
海外データ利用時の違いahamoLINEMO①
海外あんしん定額
LINEMO②
海外パケットし放題
料金無料
(基本プランにコミコミ)
・定額国Lの場合
980円/3GB(24時間)
2,940円/9GB(72時間)

・定額国S
1,980円/1MB(24時間)
9,800円/5MB(24時間)
19,600円/10MB(24時間)

※その他飛行機・船での利用プランもあり
最大2,980円/日
(約25MBまで1,980円/日、以降はどれだけ使っても料金変わらず)
申し込み不要必要必要
国内契約のデータ量使用ありなしなし
速度制限/使用可能データ量あり/月20GB

<制限条件>
・20GB以上使用の場合
・15日以上使用の場合
なしなし
利用停止目安額5万円
変更不可
なしなし
利用エリア82の国と地域200以上の国と地域200以上の国と地域
備考-新規契約の場合、4カ月目まではオプション加入不可新規契約の場合、4カ月目まではオプション加入不可

続いてはソフトバンクが展開するLINEMOです。

LINEMOではドコモのようにパケット放題タイプのオプションプランがあります。

それとは別のMB選択タイプのプランですが、こちらは料金が高額です。

24時間利用限定とはいえ利用するタイミングはよく検討した方がいいでしょう。

ahamoに比べるとどちらのプランも事前申し込みが必要ですが、対象地域は広いのが利点と言えます。

楽天モバイル

Rakuten UN-LIMIT VII
アハモと他キャリアの海外データ利用の違い
海外データ利用時の違いahamo楽天モバイル
料金無料
(基本プランにコミコミ)
無料
(基本プランにコミコミ)
申し込み不要不要
国内契約のデータ量使用ありあり
速度制限/使用可能データ量あり/月20GB

<制限条件>
・20GB以上使用の場合
・15日以上使用の場合
あり/2GB

<制限条件>
・2GB以上使用の場合
利用停止目安額5万円
変更不可
なし
利用エリア82の国と地域66の国と地域
備考-渡航前にRakuten Linkの認証が必要

楽天モバイルはahamoと同様に、基本プランの料金内で海外データ通信を利用できます。

異なる点とすると対象地域が若干楽天モバイルが少ない点と、楽天モバイルは2GBまでしか使えない点です。

2GBを超過すると最大128kbpsまで制限されてしまうので、短時間の利用でない限り使いづらいです。

同じ無料のサービスとはいえ、対応エリアやデータ量に関してはahamoが使いやすいと言えます。

ahamoと他キャリアの海外利用 違いまとめ
  • ahamo:無料で20GBまたは15日以内まで制限なしに使える
  • ドコモ:有料プラン2種を申し込みできる(やや高額)
  • povo:利用サービスなし
  • LINEMO:有料プラン2種を申し込みできる(やや高額)
  • 楽天モバイル:無料で2GBまで制限なしに使える

ahamoで海外利用は無料!ただし注意も必要

海外
ahamoで海外利用まとめ

ここまでahamoの海外利用について、料金や使い方・注意事項を解説しました。

基本プランに海外データ通信も20GBまで使えるようになっているので、追加料金はありません。

ちょっとした海外旅行でも複雑な申請なしにスマホをそのまま使えるので、大変便利なサービスです。

しかし長期滞在やWi-Fi環境下がないエリアなどは注意が必要なので、渡航前にチェックしてみてくださいね。


※ahamo(アハモ)に関する公式の注意事項はこちら
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※ご利用料金1,000円(税抜)につき100ポイント
※端末等代金分割支払金・各種手数料など一部の料金はポイント進呈の対象外となります。
※ahamoをご契約の方は、「ドコモ光」ご利用料金のみ10%ポイント還元いたします。
この記事を書いた人
Sakura_Ooh
大手3キャリアでのイベントスタッフの経験を活かし、料金プランの選び方やおすすめスマホをどんどん紹介していきます。家やジムでも常に映画やドラマを見ていて、1日たりともスマホが手放せません。愛用スマホはiPhone12です。