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dカードには「iD」と呼ばれる電子マネーが付属しています。

iDは電子マネーの中でもQUICPaySuicaなどと並び特に人気の高いものですが、なぜdカードにはクレジットカード機能があるにも関わらず電子マネー機能が付属しているのでしょうか。

今回はそんなiD払いに着目しつつ、iD払いとクレジットカード払いの違いやiDと他の電子マネーとの違い、dカードでiD払いをする際の注意点をご紹介していきます。

iD払いを上手く使えるようになるとdカードの使い勝手はグンと向上するので、dカードを愛用している方は是非目を通して見て下さい。

今さら聞けないスマホ決済|iDって何?iDで支払う時にどうすればいいの?

再注目されつつある電子マネー


画像引用元:電子マネーのお取扱い | クレジットカード(MasterCard・Visa・JCB)なら三菱UFJニコス

近年再注目されつつある電子マネーですが、その歴史は古く90年代後半くらいから一般への普及が始まりました。

しかし、クレジットカードほど普及することは無く、一般的に認知され始めたのは2000年代の後半になってからのことです。

電子マネーにとって大きな転機となったのはスマホの登場でしょう。

様々な機能を搭載するスマホにはガラケー時代からの機能である「おサイフケータイ」を始め様々な決済方法が搭載されています。

特に人気が高いのはApple Payなどのクレジットカードや電子マネーを一括管理できるサービスで、財布を持つ必要がなくなったことから最近ではスマホひとつで買い物へ出かける人も少なくありません。

iDってどんなもの?


画像引用元:かざしてお支払い iD

iD払いとクレジットカード払いの違いを知る前にまずはiDについておさらいしておきましょう。

iDはポストペイ型と呼ばれる後払い型の電子マネーで、使う前にチャージしておく必要が無いというメリットを持っています。

これは非常に便利な仕組みで、電子マネーを使うためにわざわざコンビニなどのチャージできる場所へ行く必要がありません。

しかし、前払い型の電子マネーが持つ「お金の管理がしやすい」という利点が損なわれているのもまた事実です。

そのため、お金を使いすぎてしまう傾向にある方がiDを使う際は、こまめにどれくらい決済を行ったかをチェックしておき、使いすぎてしまわないような工夫をすることが重要になるでしょう。

また、これはお店側の事情ですが、iDにはクレジットカードに比べて導入コストが低く、手数料が安いというメリットがあります。

というのも、クレジットカード払いを導入するためにはカードリーダー等を購入する費用に加えて1回の支払いにつき会計の1%から10%程度の手数料が掛かるのです。

これはお店にとっては大きな負担となるため、クレジットカードに対応していないお店も少なくありません。

しかし、iDであれば導入コストを低く抑えられ、手数料もないのでお店側としても導入しやすいのです。

実際にクレジットカード加盟店ではないiD払い対応店は年々増えつつあり、その傾向は今後も続くと予想されます。

そうなれば、消費者側としてもクレジットカードに対応していないお店でもiDを使えばキャッシュレス決済できるメリットを享受出来るようになるでしょう。

クレジットカードとの併用が便利


画像引用元:dカード | dカード 家族カードのご紹介

iDは単体で使っても非常に便利な電子マネーですが、真価が発揮されるのはクレジットカードと組み合わせた時でしょう。というのも、iDとクレジットカードはお互いのデメリットを補い合う性質を持っているのです。

前述の通り『クレジットカード非対応のiD対応店』の数は非常に多いのですが、同時に『iD非対応のクレジットカード対応店』もまた少なくありません。

特にハイブランド店や高級レストランなどは決済できる金額に制限のあるiDを好まない傾向にあり、ほとんどの店舗がiDを始めとする電子マネー決済を導入していないのです。

しかし、この問題はクレジットカードとiDを併用することで解決することが出来ます。

特にdカードのようなクレジットカードとiDの機能が合わさったカードを使えば、コンビニから高級店までどんな場所でもキャッシュレス決済することが可能となるのです。

iD払いとクレジットカード払いの違い


iD払いとクレジットカード払いにはどのような違いがあるのでしょうか。

双方のメリットを上手く引き出すためにも、iD払いとクレジットカード払いの違いをしっかり把握しておきましょう。

支払い方法の違い

iD払いとクレジットカード払いの違いを語るなら支払い方法の違いをご紹介しないわけにはいきません。

まずは両方の支払い方法を確認してみましょう。

クレジットカード払いをする際は少額でない限り原則契約者のサイン及び暗証番号の入力が必要になります。

一方でiD払いの場合はお店にあるFelica端末にスマホやdカードをかざして決済するのです。

一見、iDの方が僅かに手間がない程度で支払い方法にそこまでの差はないように思えますが、iD払いはクレジットカード払いに比べて非常にスムーズな決済を行うことが出来ます。

実際にやってみると分かりますが、iD払いは数秒で決済が完了するにも関わらず、クレジットカード払いでは決済完了までに3~5分程度掛かります。

その点を考えると、日常的な買い物はiD払いで済ませた方が手軽だと言えるでしょう。

また、支払い後すぐにどのくらいお金を使ったのか把握できるのもiDならではの魅力です。

使える場所の違い


前項でも少し触れましたが、クレジットカードとiDとでは支払いできる場所に若干の違いがあります。

例えばクレジットカードが得意とするのは高級なお店が中心です。

一方でiDが得意とするのは個人商店などのクレジットカードを導入していないお店で、本来ならばクレジットカードが使えないお店でもiDを経由することでクレジットカードが使えるようになるという強みを持っています。

利用限度額の違い

iDの利用限度額は紐付けているクレジットカードに準拠します。iDのようなポストペイ型の電子マネーは支払い情報を登録しているクレジットカードに送信した後決済を行う仕組みとなっているため、クレジットカードの限度額が実質的なiDの限度額になるのです。

分かりやすくするならば「毎月のiD利用限度額はクレジットカードと同じ」と覚えておくと良いでしょう。

しかし、これはあくまで毎月の利用限度額が同じなだけであって、一度の支払いに利用できる限度額は別のものとなります。

というのも、iDは原則一回の決済につき3万円までの支払いしか行えないのです。

したがって、3万円以上の支払いをする際はクレジットカード、もしくは現金での支払いをしなければいけません。

しかし、最近はiDでの高額決済を認めるお店が増えてきており、中には決済可能額が10万円以上となっているお店もあります。

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