Huawei(ファーウェイ) 機種の評価・レビュー
読了時間:約 2

独自のスマホ作りをしていることで有名なHuaweiはカメラやディスプレイの性能を求める方コストパフォーマンスに優れるスマホを求める方を中心に人気の高いメーカーです。

ただ、ラインナップが他社に比べて多過ぎるため、漠然と選んでいては『結局どのスマホを選べば良いの?』と悩んでしまいかねません。

今回はそんな人気の高いHuaweiのスマホが気になっていつつも、どう選べば良いのか分からないという方のために、Huaweiのシリーズ別ラインナップの解説や、おすすめの機種を解説していきます。

大人気のHuaweiのスマホ


画像引用元:ファーウェイ – Wikipedia
P20に搭載されたトリプルカメラが代表的ですが、Huaweiは斬新で先進的なアイディアをスマホに搭載させるメーカーです。それ故にガジェット好きからの注目度が高いメーカーとして認知されており、実際に新しいモデルが発売されると多くのレビューが出回ります。

とは言え、Huaweiは技術一辺倒のメーカーという訳ではなく、最近はライトユーザーにも優しいスマホ作りをすることでも有名になりつつあります。

特に今回ご紹介する3つのシリーズ全てにラインナップされている『lite』と呼ばれる低価格帯のスマホは、同価格帯のスマホより高い性能と使いやすさを両立させており、格安SIMを利用している方や安くて性能の良いスマホが欲しいという方に人気です。

格安simで人気の機種|Huawei の評判と気になる月額料金は?

他社とは異なるシリーズ設定

他社のスマホを見てみると、『低価格帯は○○シリーズ』というようにシリーズによって性能や価格を区分けしていますが、例外はあるもののHuaweiはシリーズ毎にエントリーモデルからフラッグシップモデルまでの3機種を設定しています。

現在HuaweiがラインナップしているシリーズはMate、Nova、Pの3機種でそれぞれが独自の色を持っているのが特徴的です。とは言え、シリーズの色は時代と共に少しずつ変化しているので、最新作が前作の特徴を必ずしも踏襲しているわけではありません。

詳しい特徴やシリーズ間の違いに関しては後程詳しくご紹介しますが、Huaweiのスマホを購入する際はシリーズの中から選ぶのではなく、すべてのラインナップを見た上で購入するスマホをどれにするか検討した方が良いでしょう。

発売時期によって性能が異なる


Mate、nova、Pの3シリーズはそれぞれ異なる特徴を持っていますが、発売時期によってはシリーズの持ち味を他のシリーズのスマホに奪われてしまうこともあります。

例えば一眼レフカメラに匹敵する性能を持つP20 Proは発売当時こそ話題となりましたが、現在はMate 20 Proにカメラ性能で僅かに後れを取っています。このように、各シリーズの特色は確かに存在するものの、だからといって他のシリーズより優れているとは限りません

エントリー~ミドルスペックのものを購入する際は多少の妥協をしても良いかもしれませんが、トップクラスの処理性能やカメラ性能を求めるのなら、自分に合ったシリーズだけを見るのではなく最新モデルのスペックも確認しておいた方が良いでしょう。

選び方のコツ

Huaweiのスマホはハイエンドモデルだけでなくミドルクラス、エントリークラスのものも非常に魅力的です。特にミドルクラスのスマホは一昔前のハイエンドモデルに匹敵するほどのスペックを誇るため、コスパを優先してスマホ選びをする方には最適です。

ただ、見方を変えれば魅力的なモデルが複数あるというのは些か考え物と言えるでしょう。というのも、購買欲が湧くモデルが多ければ多いほどスマホ選びは難しくなるからです。

Huaweiのスマホを選ぶ際にはまず『どんな機能・特徴を重視するか』を決めてから検討し始めることをおすすめします。例えばカメラ機能を最優先するのなら少々スペックを犠牲にしてもP20 Proを選ぶべきで、スペックを最優先するならMate 20 Proが最適です。

しかし、キャリアによっては対応する端末が限られていることもあります。例えばdocomoの場合、日本国内では唯一のP20 Pro取り扱いキャリアとなりますが、逆にそれ以外のHuawei機種を取り扱っていません。

このように、契約しているキャリアの取り扱いの問題で自分に最も合ったスマホを選ぶことが出来ないということはしばしばあります。

我慢して他の機種やお目当ての機種ではないスマホで妥協するというのもひとつの手ですが、スマホと一緒にキャリアも乗り換えるという選択肢を検討してみるのもおすすめです。

Huawei Pシリーズ


画像引用元:HUAWEI P20 Pro HW-01K | スマートフォン | 製品 | NTTドコモ

Pシリーズの特徴

Pシリーズはディスプレイ性能カメラ性能に優れるデザイン性の高いものが多く、単純な処理性能だけでなくスマホを使ったアクティビティのすべてを楽しみたいという方におすすめのシリーズとなっています。

例えば2018年春・夏モデルとして発売されたP20 Proはその最たるものを言えるでしょう。スマホ初のトリプルカメラを搭載したP20 Proはドイツの老舗カメラメーカーであるライカの監修によって作られたレンズを装備しており、一眼レフカメラに匹敵する性能を持っています。

廉価版に当たるP20、P20 liteもP20 Pro程では無いにせよ優れたカメラを搭載し、同価格帯のスマホの中では他の追随を許さないカメラ特化モデルとして完成しました。

このように、Pシリーズのスマホは性能こそハイエンドモデルに及ばないものの、その他の機能に特化させているのが特徴です。処理性能よりもカメラやディスプレイのスペックを重視するという方はPシリーズを選ぶと良いでしょう。

Pシリーズの最新作

 Huawei P20 ProHuawei P20Huawei P20
OSAndroid 8.0Android 8.0Android 8.0
SoCKirin 970Kirin 970Kirin 659
メモリ6GB4GB4GB
ストレージ128GB128GB32GB
ディスプレイ6.1インチ 有機ELディスプレイ5.8インチ 液晶ディスプレイ5.84インチ 液晶ディスプレイ
バッテリー4,000mAh3,400mAh3,000mAh
フロントカメラ2,480万画素2,480万画素1,600万画素
バックカメラトリプルカメラ(4,000万画素+2,000万画素+800万画素)デュアルカメラ(2,000万画素+1,200万画素)デュアルカメラ(1,600万画素+200万画素)
サイズ縦:155mm
横:73.9mm
厚み:7.8mm
縦:149mm
横:70.8mm
厚み:7.65mm
縦:148.6mm
横:71.2mm
厚み:7.4mm
重さ180g165g145g
価格103,680円(税抜)69,800円(税抜)31,980円(税抜)

PシリーズはHuaweiのラインナップの中ではポピュラーなエントリー、ミドル、ハイエンドモデルの3種類をラインナップしています。

流石にP20 ProとP20 liteとでは価格に大きな差があるだけあって性能もまったくの別物となっていますが、P20 ProとP20とでは処理性能の差にほぼ違いが無く、電話やメール、LINEをする程度であればスペックの差は気になりません

ただ、カメラ性能には大きな違いがあります。P20に搭載されたデュアルカメラも他社のハイエンドモデルに勝るとも劣らない優秀なカメラですが、P20 Proのトリプルカメラはまさに『モンスター』と表現できるほどのスペックを誇ります。

ドイツの老舗カメラメーカー『ライカ』の監修で設計されたトリプルカメラは素人が使えば持て余してしまう程の性能を持っていますが、P20 Proには撮影補助機能『Master AI』が搭載されているため、誰が使ってもプロ並みの撮影を行えます

Pシリーズの特色である高いカメラ性能を体感したいのならP20 ProもしくはP20がおすすめです。P20 liteも価格を考えれば優秀なカメラを搭載していますが、せっかくカメラ性能に優れるPシリーズを選ぶのなら上位モデルを選んだ方が良いでしょう。

HUAWEI P20・P20 Lite・P20 Proを徹底比較|用途・価格別おすすめ機種

Huawei novaシリーズ


画像引用元:HUAWEI Nova 3 – Mobile Phone | Alzashop.com

novaシリーズの特徴

前述の通りHuaweiはどちらかと言えば何かに特化したスマホ作りを得意としており、汎用的なスマホは作らないメーカーでした。NovaシリーズはそんなHuaweiには珍しく、特化した機能を持たせない代わりにすべての性能を高水準でまとめています

もちろん持ち味であったカメラ性能の高さや独自開発のSoCなどは健在で、特化モデルではないからといって性能不足を感じさせるようなことは無いでしょう。

ただ、処理性能に優れるMateシリーズに配慮してか、novaシリーズには最上位モデルであるProが設定されていません。シリーズ内のモデルはミドルクラスの『nova』、エントリークラスの『nova lite』となっています。

過度な性能や特化した機能は必要ないけれど、安くてそこそこ性能の高いスマホが欲しいという方にはnovaシリーズがおすすめです。

novaシリーズの最新作

 Huawei nova 3Huawei nova lite 3
OSAndroid 8.1Android 9.0
SoCKirin 970Kirin 710
メモリ4GB4GB
ストレージ128GB+256GB(SDカード)64GB/128GB+512GB(SDカード)
ディスプレイ6.3インチ 液晶ディスプレイ6.21インチ 液晶ディスプレイ
バッテリー3,750mAh3,400mAh
フロントカメラデュアルカメラ(2,400万画素+200万画素)2,400万画素
バックカメラデュアルカメラ(2,400万画素+1,600万画素)デュアルカメラ(1,300万画素+200万画素)
サイズ縦:157mm
横:73.7mm
厚み:7.3mm
縦:157mm
横:73.7mm
厚み:7.3mm
重さ166g162g
価格54,800円(税抜)未定

フラッグシップモデルこそ存在しないものの、nova 3は一昔前のハイエンドモデルに匹敵するスペックを持っています。特に現行SoCの中では最高峰の性能を誇るSnapdragon 845に迫るスペックであるKirin 970を搭載している点は見逃せません。

メモリはiPhone XsやPixel 3などの高級機種と同等の4GBを装備、本体ストレージは128GB、SDカードは256GBにまで対応しています。ゲームアプリをがっつりやるという方でもこれだけの処理性能があれば充分快適にゲームをプレイできるでしょう。

nova lite 3は日本ではまだ正式にアナウンスがされていませんが、中国で発表された『Huawei Honor 10 lite』がnova lite 3として発売されるとの見方が有力で、実際にスペックは前モデルであるnova lite 2を踏襲したものとなっています。

価格は未定であるものの、中国国内の価格が23,000円程度であることを考えれば3万円を超える価格になることはないでしょう。

高性能なスマホに搭載されるKirin 710を搭載、4GBのメモリを装備したnova lite 3が本当に3万円以下で発売されるなら既存のエントリーモデルのほとんどは対抗出来ません。『低価格帯のスマホを買うならnova lite 3一択』という時代が来てもおかしくはないでしょう。

Huawei Mateシリーズ


画像引用元:HUAWEI Mate 20 Pro,HUAWEI Kirin 980, Leicaトリプルレンズカメラ, AI | HUAWEI Japan

Mateシリーズの特徴

MateシリーズはHuaweiの持てる技術のすべてを使って作られるハイスペックなスマホが揃うシリーズです。特に最上位モデルのMate 20 Proは並のハイエンドモデルでは太刀打ちできない性能を有しています。

ただ、その分価格設定は高めで、物によっては割高に感じてしまうモデルも存在します。スペックを追い求めるならmateシリーズをおすすめしますが、購入する際は「他社のスマホと比べてコストパフォーマンスは良いか?」と考えてみると良いでしょう。

Huawei Mate 20 Proは買いか?本体スペックとカメラ性能から辛口レビュー

Proは高性能かつ高価格でなかなか手を出しにくいものの、中間モデルやエントリーモデルであれば4-7万円くらいで購入出来ます。

コストパフォーマンスもそこそこ良く、同価格帯のスマホと比べると性能が高い割に安価であることが多いです。『最高スペックは必要ないけれどそこそこスペックが高く割安なスマホが欲しい』という方にはProではなくミドルモデル、エントリーモデルをおすすめします。

Mateシリーズの最新作

 Huawei Mate 20 ProHuawei Mate 20Huawei Mate 20 lite
OSAndroid 9.0Android 9.0Android 8.1
SoCKirin 980Kirin 980Kirin 710
メモリ6GB6GB6GB
ストレージ128GB+256GB(SDカード)128GB+256GB(SDカード)64GB+256GB(SDカード)
ディスプレイ6.39インチ 有機ELディスプレイ6.53インチ 有機ELディスプレイ6.3インチ 液晶ディスプレイ
バッテリー4,200mAh4,000mAh3,750mAh
フロントカメラ2,400万画素2,400万画素デュアルカメラ(2,400万画素+200万画素)
バックカメラトリプルカメラ(4,000万画素+2,000万画素+800万画素)トリプルカメラ(1,600万画素+1,200万画素+800万画素)デュアルカメラ(2,000万画素+200万画素)
サイズ縦:157.8mm
横:72.3mm
厚み:8.6mm
縦:158.2mm
横:77.2mm
厚み:8.3mm
縦:158.3mm
横:75.3mm
厚み:7.6mm
重さ189g188g172g
価格111,180円(税抜)未定39,800円(税抜)

処理性能、カメラ、ディスプレイ、バッテリー容量など、Mate 20 Proはあらゆる点が高水準にまとまった超高性能スマホです。とにかくスペックの高いスマホが欲しいのなら最適なスマホと言えるでしょう。

前モデルであるKirin 970より75%性能がアップしたKirin 9806GBのメモリを搭載するなど、Mate 20 Proは他社のフラッグシップモデルと比べても頭一つ抜けた性能をしています。

ただ、ストレージは本体容量こそハイエンドモデルにふさわしい容量であるものの、SDカードは256GBまでしか対応していないため、カメラを大量に保存したりアプリをたくさんインストールしたりしたい方は注意が必要です。

中間モデルのMate 20はMate 20 Proの廉価版に位置する機種で、ほとんどの性能をMate 20 Proから引き継いでいます。異なるのはディスプレイが僅かに大きい点と、トリプルカメラの画素数、バッテリー容量くらいです。

中国での販売価格が約64,000円であることを踏まえると、『カメラ性能は重視したいけれどMate 20 Proは高過ぎる』という方向けのモデルと言えるでしょう。

エントリーモデルであるMate 20 liteはビッグカメラの専売品で、全国のビッグカメラグループのお店もしくはネットショップにて購入出来ます。

Mate 20やMate 20 Proはどちらもトリプルカメラを搭載していましたが、Mate 20 liteには4万円を切る価格ということもあってトリプルカメラは搭載されていません

しかし、上位モデル2機種には無い特色としてフロントカメラがデュアル仕様になっています。バックカメラではなくフロントカメラを多用するという方や、安価にカメラ性能の高いスマホが欲しいという方にMate 20 liteはおすすめです。

Huaweiのスマホおすすめランキング

1位:Huawei Mate 20 Pro


画像引用元:Huawei Mate 20 Pro Skins and Wraps | Custom Phone Skins | XtremeSkins
Huaweiのスマホの中で今最も注目度が高いのはやはりMate 20 Proでしょう。Mate 20 ProはKirin 9806GBのメモリによる圧倒的な処理性能ライカ監修のトリプルカメラ有機ELディスプレイなどどこを取っても非の打ち所が無いスマホです。

特にP20 Proの専売特許であったトリプルカメラを搭載している点は非常に評価が高く、デュアルカメラの搭載がハイエンドモデルの必須条件となったように、次の時代はトリプルカメラがハイエンドモデルのスタンダードになる予感を感じさせます。

Mate 20 Proに搭載されたカメラの画素数はP20 Proとまったく同じですが、処理性能が高まったことによるAI撮影補助機能の進化などを加味すれば総合的なカメラ性能はP20 proを超えたと言っても過言では無いでしょう。

カメラ機能に拘りがある方はもちろんのこと、処理性能が高いスマホを探している方や、バッテリー持ちを気にする方にもMate 20 Proはおすすめです。10万円を超えるスマホではありますが、買って後悔するということはまずないでしょう。

2位:Huawei nova 3


画像引用元:HUAWEI nova 3 スマートフォン | 携帯電話 | HUAWEI JAPAN
購入しやすい価格帯のスマホを多数発売してきたnovaシリーズですが、今回発売されたnova 3は歴代novaシリーズの中でも傑作と言える完成度を誇ります。

というのも、nova 3は54,800円という価格にも関わらず、発売当時税込で70,000円を超えていたP20よりもあらゆる性能が同等かそれ以上なのです。

例えば処理性能の面では搭載するSoC、メモリ共にnova 3はP20と同じパーツを使っており、カメラ性能に至ってはP20が2,000万画素+1,200万画素なのに対し、nova 3は2,400万画素+1,600万画素と大幅に上回っています。

今買うのならばコストパフォーマンスの高いスマホを探している方も、カメラ性能の高いスマホを探している方も、P20ではなくnova 3を購入するべきでしょう。

3位:Huawei Mate 20 lite


画像引用元:HUAWEI Mate 20 lite Smartphone | HUAWEI Schweiz
Mate 20 lite4万円を切る安価な価格設定にも関わらず、本来ミドル~ミドルハイモデルに搭載されるKirin 710を搭載する、フロント/バックの両方にデュアルカメラを装備するなど、コストパフォーマンスに優れているのが特徴のスマホです。

特にエントリーモデルのスマホにありがちなバッテリーが低容量ですぐに充電が切れるという問題をクリアしている点は見逃せないでしょう。

4万円前後のスマホのバッテリーは2,000mAh台であることも珍しくありませんが、Mate 20 liteのバッテリー容量は3,750mAhとハイエンド機に匹敵するほどの大容量です。

とにかく安くて性能の高いスマホが欲しいのならMate 20 liteを検討してみて下さい。Y!mobileやUQ Mobileなどの回線速度に優れるMVNOと組み合わせれば、端末価格だけでなく毎月の料金を大きく引き下げることも可能となるでしょう。

コスパやカメラを重視するならHuaweiがおすすめ!


超高性能なスマホやカメラ機能特化のスマホを作るメーカーとしてのイメージが強いHuaweiですが、最近はコストパフォーマンスの高いスマホ作りにおいてもユーザーの高い評価を勝ち取っています

特にランキングにてご紹介した3機種はどれも処理性能、カメラ性能、そしてコストパフォーマンスに優れた機種です。求める性能を可能な限り安価に手に入れたいという方にとってHuaweiのスマホは最適な選択となるでしょう。

そろそろ機種変更しようかな、と考えている方は是非Huaweiのスマホに目を向けてみて下さい。また、格安SIMに移ろうかと考えている方にもHuaweiのスマホはおすすめです。

2018年|HUAWEI最新シリーズのレビュー・おすすめ購入方法まとめ

Pocket