ドコモの携帯料金を支払う・ドコモが発行しているdカードを使って買い物をするなど、ドコモユーザーなら誰でも簡単に貯めることのできるdポイント。
その用途は様々に広がっており、携帯料金の支払い、買い物、さらにはポイントを使って投資することもできます。
しかし、dポイントの中には期間・用途限定となっているポイントもあります。
本記事では通常ポイントの違いを解説したのち、期間・用途限定ポイントのお得な使い方と使えるお店について説明していきます。
画像引用元:dポイント20%増量キャンペーン | d POINT CLUB
dカードのポイント還元率|最大5%還元にする方法期間・用途限定dポイントと通常dポイントとの違い
期間・用途限定dポイントとは何か、また何で貯められるかについて見ていきます。
期間・用途限定ポイントの使い道
通常のdポイントは有効期限が48ヶ月(4年間)で幅広く使用可能です。
しかし期間・用途限定ポイントの場合は有効期限が通常より短く、さらに用途も限定されています。
例をあげると以下のようになります。
サービス名 | 通常ポイント | 期間・用途限定ポイント |
---|---|---|
街のお店 | ◯ | ◯ |
ネットのお店 | ◯ | ◯ |
dマーケット | ◯ | ◯ |
d払い | ◯ | ◯ |
ドコモ商品 | ◯ | ◯ |
料金の支払い | ◯ | × |
データ量の追加 | ◯ | × |
スゴ得のクーポン | ◯ | × |
賞品が当たる抽選 | ◯ | × |
寄付につかう | ◯ | ◯ |
交換商品につかう | ◯ | × |
チケットの優待購入 (4THステージ以上) | ◯ | ◯ |
期間・用途限定ポイントはどこで貯まる?
期間・用途限定dポイントはどこで貯まるのかわからない、という方もいらっしゃるかと思います。
通常のdポイントは毎月のドコモの料金や、dカードを使って支払いをすることで貯めることができます。
それに対して、期間・用途限定dポイントは以下のようなケースで付与されます。
- ドコモ提供のコンテンツを契約
- ドコモを継続して使用してもらえるボーナス
ドコモ提供のコンテンツにはdマガジンやdアニメストアといったサービスがあります。
また、継続してドコモを使用している場合に付与されるずっとドコモ割プラスや更新ありがとうポイントでも貯めることができます。
これらを全て合算すると意外と多くの期間・用途限定ポイントを獲得していることがあります。
継続してドコモを使用していることで獲得できる期間・用途限定ポイントの有効期限は12ヶ月ほどと意外と期間があります。
ただし、コンテンツを利用することで獲得できるポイントは有効期限が非常に短く設定されているケースがあります。
このポイントを失効させることなく、お得に使いたいところです。
- 料金の支払いには使えない
- データ量追加の支払いは不可
- ステージ制度の計算の対象外
dポイントの使い道として、ドコモの料金支払いに当てたいという方も多いと思います。
しかし、期間・用途限定ポイントでは残念ながらそれができないことに注意が必要です。
またデータ量の追加など、日常的に使いたいという方も多いであろう用途にも使用できないことにも気をつける必要があります。
またdポイントクラブにはステージ制度といって、ドコモの継続使用年数または直近6ヶ月間のdポイント獲得実績に応じて優待が受けられるサービスがあります。
この場合、dポイント獲得実績として計算の対象になるのは通常のdポイントのみとなっていて、期間・用途限定dポイントは対象外となっている点にも注意が必要です。
そんな期間・用途限定のdポイントをお得に使う6つの手段を次の項目から解説していきます。
期間・用途限定dポイントをAmazonで使う
画像引用元:街のお店で使う|d払い – dポイントがたまる!かんたん、便利なスマホ決済
Amazonでどのように期間・用途限定dポイントを使うかについて解説していきます。
d払いに充当する
2018年12月1日よりAmazonでd払いを使って買い物が可能になりました。
上の表にも記載の通り、d払いは通常ポイント、期間・用途限定ポイント両方に対応しています。
そのため、期間・用途限定ポイントの使い道として使えるということになります。
Amazonでdポイントを使う前に、dアカウントでd払いの充当方法を設定する必要があります。
設定画面にアクセス後、dポイントを通常、期間・用途限定の全てを使うか、期間・用途限定ポイントだけを使うか選ぶだけです。
- Amazonギフト券には交換できない
- ドコモの回線を契約している必要がある
一部ではAmazonギフト券に交換してから買い物をすることでギフト券交換分のdポイント(5%)を同時に獲得するという技も一部で広まっているようです。
しかしこちらのやり方は通常のdポイントでしか行えないことにご注意ください。
ドコモユーザーでなくてもdポイントクラブに入会でき、dポイントを貯めることも可能です。
しかし、Amazonでのdポイントの使用はドコモの回線を契約している方でないと行えない点にご注意ください。
期間・用途限定dポイントをメルカリで使う
中古品・限定品が豊富なメルカリでもdポイントを活用できます。
この購入方法にはd払いアプリを使用するため、まだd払いアプリをご利用でない方はこちらの記事を参考にしてみてください。
d払いアプリの使い方と設定方法|dポイントが貯まるお得な情報を紹介メルカリで期間・用途限定ポイントを活用するには
期間・用途限定ポイントはメルカリでの支払いにも使用することができます。
使用方法は以下の通りです。
- dポイントアプリ開き、「使う」をタップしてメルカリを選択
- 「詳しくはこちら」をタップ
- 「メルカリサイトはこちら」をタップ
- メルカリで商品を選び、購入ボタンを押す
- 支払い方法でドコモ払いを選択
- ドコモサイトに移動
- アカウント・パスワードを入力後、使いたいdポイント数を入力
- 決定ボタンをタップし、購入
なおdポイントではメルカリの商品購入時にかかる各種手数料も支払うことができます。
もちろん期間・用途限定ポイントでも可能です。
メルカリはAmazonなどの通販サイトよりも中古品や限定品を安く買うことができます。
また古着のラインアップも非常に豊富なので、そのような用途で普段買い物をするという方にオススメできます。
期間・用途限定dポイントを機種変更に使う
機種変更など、ドコモ商品の購入にも活用する事ができます。
この項目では、実店舗でも期間・用途限定dポイントを活用する方法を解説していきます。
高額スマホをdポイントでお得に!
ご紹介する方法は機種変更に期間・用途限定dポイントを使用するという方法です。
上記の表にもある通り、期間・用途限定dポイントであっても機種変更などのドコモ商品に使用することが可能です。
近年のスマートフォン上位機種では本体価格が10万円を超えるのも珍しくなくなりました。
dポイントを機種変更の代金に充当することで、少しでも費用を抑えたいという方は必見です。
基本的にドコモで販売しているスマートフォンは全てdポイントを支払いに充てる事ができます。
ただし、貸出機や代替機の賠償金など一部で使えない用途もあるのでご注意ください。
また、本体代金の分割と毎月の料金の支払いがセットになっているプランがあります。
その場合、本体代金は実際の代金から支払いに使ったdポイントを差し引いた額がベースになり、毎月の分割料金が減額されるという仕組みになっています。
- 毎月の料金には使用できない
- ドコモの回線契約が必須
あくまで使えるのは本体の購入にかかる代金のみとなります。
毎月の料金には期間・用途限定ポイントは使えないという点にご注意ください。
またもう一つの注意点として、ドコモ商品の購入はドコモの回線契約者でないとできないという点があります。
dポイントクラブ自体はドコモユーザーでなくても入会でき、dポイントを貯めることもできます。
ただし、機種変更をdポイントでする場合はドコモユーザーでないとできません。
ドコモを解約する予定があるという方は必ず解約前に行う必要があります。
期間・用途限定dポイントを現金化する
少々手間はかかりますが、現金化することもできます。
中古ショップを活用して現金化
先ほどの項目でも解説したとおり、期間・用途限定ポイントであってもAmazonでの買い物に使うことができます。
これを利用して、例えばiPadなどの換金率の高い商品を購入します。
その後、その商品を中古ショップなどで売却することで期間・用途限定dポイントの現金化ができます。
また、メルカリで期間・用途限定ポイントを使用して出品されている商品券を金券ショップなどで売ることでも現金化が可能です。
期間が迫って使い切れないときなどはひと手間かけて現金化もできる裏技です。
- ドコモの利用料1,000円に付き10%還元
- 最大10万円のケータイ補償などメリットが豊富
- 1枚無料で発行できる家族カードがお得
- 全国・ハワイの空港ラウンジが無料
- マツモトキヨシなどでポイント最大4%還元
dポイントを使う方法アレコレ
ネットショッピングやドコモの機種変更など、期間・用途限定dポイントの使い方をいくつか説明してきました。
ここからは通常dポイントの使い方について、便利かつお得にdポイントがたまる支払い方法を紹介していきます。
iD払いで使う方法
ドコモが発行しているクレジットカードであるdカード/dカード GOLD。
ドコモ料金の支払いだけではなく通常のお買い物などでもdポイントが貯まる非常にお得なカードとして有名です。
そしてこのカードにはiDというタッチ決済機能がついています。
iDで支払った場合、通常のクレジット払いと同様後払いでの決済になります。
iDキャッシュバックと呼ばれるサービスを使うと、通常のdポイントをiDでの支払いに充当することができます。
例えば1000ポイントの通常dポイントをiDキャッシュバックに充当し、1000円の支払いをiDで行ったとします。
その場合請求額は1000円からiDキャッシュバック分の額が引かれるため、0円となります。
dカードはドコモユーザー以外でも発行することができます。
ただし、iDキャッシュバックはドコモの回線契約者でないとできない点にご注意ください。
d払いで使う方法
近年日本でもキャッシュレス化が進むようになってきました。
その支払い手段として、QRコードを読み取ることで支払いをするコード決済が注目されています。
d払いはドコモが提供するコード決済システムで、Amazonなどのネットショップのみならず、ローソンなどのコンビニといった実店舗でも使えてとても便利です。
期間・用途限定dポイントでもd払いで使うことができます。
そのため先ほど解説したとおり、Amazonでもコンビニなどの実店舗でもポイントを無駄なく使うことができます。
d払い+iD払いでますます便利に
さらに、2019年11月19日からd払いとiDが統合されることになりました。
これによりd払いは今まで通りのコード決済の他にiDタッチ決済の両方を扱うことができるようになりました。
さらにApple Pay対応端末をお持ちの方はApple Payでもd払いを使うことができるようになりました。
現時点では期間・用途限定dポイントをiDでのキャッシュバックに充当することはできません。今後可能になることを期待します。
d払い、iD払いどちらもdカード/dカード GOLDと合わせて使うことで還元率UPなどお得な特典が多くなります。
更にお得に買い物をしたい方は是非こちらの記事もチェックしてみてください。ドコモユーザーなら必ず!
dカードとdカード GOLDの違いを比較!シルバーvsゴールドでお得なのは?期間・用途限定dポイントをお得に使おう
以上で期間・用途限定dポイントのお得な使い方についての解説を終わりにします。
冒頭でも申し上げたとおり、期間・用途限定ポイントは意外と貯まっているものです。
せっかく貯めたポイントを失効させることなく、上手に活用する手助けになれたら幸いです。